TY250R【1984~91年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
TY250R【1984~91年式】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて-0.6~8.2万円です。
TY250R【1984~91年式】 買取査定に役立つ車両解説
障害物越えの技術を競うオフロード競技であるトライアル。その国内ブームを牽引した名車たちの系譜を受け継ぎ、競技専用モデルとして誕生したのがYAMAHA TY250Rです。YAMAHAは1972年に「トライアルの魔術師」と呼ばれた世界的第一人者のミック・アンドリュウス氏を迎え入れ、1974年に初の本格派マシンTY250Jを発売して国内のブームを牽引しました。諸般の事情により1980年に一度TYシリーズの販売は中断されますが、加藤文博氏、畑山和裕氏、木村治男氏、工藤靖幸氏らの手によってYAMAHAは全日本選手権などの国内競技会への出場とマシンの改良を継続。トライアル競技の盛り上がりと復活を望む熱烈な声に応える形で、こうした活動をベースに開発されたニューモデルが1983年8月に国内発売されました。世界の頂点を目指すエキスパートから初心者まで、誰もが思いのままにコントロールできる懐の深さが最大の魅力です。1987年に外観のマイナーチェンジを実施し、1991年モデルではフロントブレーキがディスク化されるなど着実な進化を遂げました。そして1992年をもって世界規模での生産を終了し、翌1993年に発売される水冷エンジンの後継機TYZ250へその座を譲るまで、トライアル界の進化に大きく貢献した名機です。
心臓部には、新開発された空冷2ストローク単気筒ピストンリードバルブ246ccエンジンを搭載。最高出力は16PSを5,000rpmで、最大トルクは2.45kg-mを2,500rpmで発揮します。始動はキック式で、燃料供給にはY26Pキャブレターを採用し、燃料タンク容量は3.5L。独自の燃焼室やポート形状により、極低速から高速域までフラットで粘り強いパワーを生み出します。車体サイズは全長2,025mm×全幅805mm×全高1,085mm、シート高は745mmに抑えられ、スリムな車体構成によりトライアルライディングに不可欠な頻繁なポジション変更を極めてスムーズに行うことができます。マグネシウム製のケースカバーやブレーキプレートをはじめ、各部にアルミパーツを多用し、メインシャフトまで肉抜きして達成した驚異の乾燥重量81kgという軽さも大きな魅力。サスペンションはトライアル車初のリンク式モノクロスサスペンションをリアに装備し、フロントには36mm径のセミエア式フォークを採用。フロントブレーキには独自のカムレバー内蔵式130mmドラムを採用し、岩や泥によるトラブルを防ぐ工夫が凝らされていました。足回りのタイヤは前21インチ、後18インチのZスポークホイール。「魔法のアライメント」と称賛されたキャスター角23度の素直なステアリング特性と、1〜4速をセクション用、5〜6速をコース間移動用とした6速ミッションが圧倒的な走破性を約束します。なお、公道走行を可能にしたグレード違いとしてTY250 Scottishが1984年に登場しています。こちらは保安部品を備え、車両重量90kg、最高出力10.3kW(14PS)を発揮し、当時の販売価格は39.8万円でした。
最大のライバルとして立ちはだかったのが1985年登場のHonda「RTL250S」です。あえて4ストロークエンジンで挑んだ意欲作であり、1989年モデルの販売価格は62.0万円と高額な設定でした。最高出力12.1kW(16.5PS)、半乾燥重量85kg(1989年式)のRTL250Sに対し、TY250Rは2ストローク特有の瞬発力と圧倒的な軽快さ、そして52.0万円(1983年発売当時)という価格でアドバンテージを築いていました。海外のライバルであるBeta「TR34」に対し、TY250Rの車体はやや大柄に感じられるものの、斜めに配置されたショックアブソーバーが難所でのトラクションを助け、非常に素直で滑らかなエンジンの特性により安定した走行性能を誇りました。同時期の空冷モノショック車両として、1986年に登場したGas Gas初の量産モデル「Halley 325 PXC」も市場を競い合いました。また、トップクラスのライダーの要望に応える兄弟車として1985年にTY350Rも発売されています。車体はTY250Rと共通ながら、排気量を341ccに拡大し、最高出力20PS、最大トルク3.2kg-mのゆとりあるパワーを発揮し、価格は57.0万円に設定されました。
名機として歴史に名を刻むTY250Rは、現在の中古車市場でも空冷モノショック車両を対象とする競技カテゴリーであるポストクラシックで高い人気を誇ります。直近5年間における業者間での取引台数はわずか8台にとどまっており、流通数が非常に少なく希少価値が高い車両です。買取査定の平均相場はおおむね約5.5万〜8.4万円の範囲で推移しています。特に白/赤系の評価が高く、評価点3.7点、走行距離表示0kmの車両において最高13.0万円での取引実績も確認できます。さらに、長年の過酷な競技使用によって傷みが激しい車両や不動車、事故車の場合、修理工数に応じて-0.6万〜8.2万円程度の買取査定相場となります。比較的軽微な修繕で再販可能なコンディションであれば平均して9.2万円前後となり、実際の取引のボリュームゾーンとしては約12万〜13万円に集中しています。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格の換算は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
軽量スリムな車体と魔法のハンドリングで一時代を築いた、YAMAHA TY250R。オーナー様が所有してきたその愛車は、ただの古いオフロードバイクにとどまらず、トライアル競技の進化を支えたかけがえのない歴史的資産としての価値を持っています。もし、この名機を手放すことをお考えでしたら、ぜひバイクパッションへご相談ください。豊富な知識と愛情を持った専門スタッフが、オーナー様が注いできた情熱とマシンの真の価値を適正に評価し、次なるライダーへと繋ぐための最適な買取査定をご提案いたします。
| 車名/型式/年式 | YAMAHA TY250R / 38V / 1983-1992年 |
|---|---|
| 発売年月 | 1983年8月(日本国内) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全年式共通:全長2,025mm 全幅805mm 全高1,085mm・81kg(乾燥) |
| シート高・最低地上高(mm) | 全年式共通:745mm・325mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 全年式共通:空冷2ストローク単気筒ピストンリードバルブ246cc・16PS @ 5,000rpm・燃費不明 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 全年式共通:キック式・キャブレター(Y26P)・3.5L |
| 新車販売価格 | 1983年式:520,000円(日本国内仕様)※海外価格不明 |
| ジャンル | 2スト | オフロード コンペ競技用 | トライアル バイク |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 TY250R【1984~91年式】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年04月24日
【状態別の買取相場】 TY250R【1984~91年式】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年4月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
9.2万円
3.2万円
4台
平均
最低
取引
5.5万円
4.6万円
4台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
3.9万円
0.2万円
40台
※データ更新:2026年04月24日
【走行距離別の買取相場】 TY250R【1984~91年式】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年4月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
|
不明 メーター改 |
最高 | 12.8万円 | 8台 |
| 平均 | 7.3万円 | ||
| 最低 | 3.2万円 | ||
![]() |
|||
※データ更新:2026年04月24日
【カラー別の買取相場】 TY250R【1984~91年式】
- ■
- ■ ■
- ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年4月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 7.3 万円 | 5台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 9.5 万円 | 2台 | ![]() |
||
| ■ / ■ | 3.2 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年04月24日
【実働車の取引価格帯】 TY250R【1984~91年式】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年4月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年04月24日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
TY250R【1984~91年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年04月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | TY250R【1984~91年式】 | 13.0万円 | 3.7点 | 38V-001 | 0km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | TY250R【1984~91年式】 | 12.4万円 | 4.0点 | 38V-005 | 0km | ■ |
| 3 | TY250R【1984~91年式】 | 8.7万円 | 3.8点 | 38V-005 | 0km | ■ |
| 4 | TY250R【1984~91年式】 | 6.4万円 | 3.0点 | 38V-008 | 0km | ■ / ■ |
| 5 | TY250R【1984~91年式】 | 5.8万円 | 3.0点 | 38V-000 | 0km | ■ |
| 6 | TY250R【1984~91年式】 | 5.7万円 | 3.0点 | 38V-001 | 0km | ■ |
| 7 | TY250R【1984~91年式】 | 4.7万円 | 3.3点 | 3BB-000 | 0km | ■ |
| 8 | TY250R【1984~91年式】 | 3.3万円 | 3.5点 | 4AJ-000 | 0km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





04月26日〜05月02日