1993年12月に先代モデルのYG50 JOGからフルモデルチェンジを行い発売されたアプリオ。
JOGシリーズとしては5代目となり、4代目であるYG50及び3代目CY50と併売される形で登場。
スポーツモデルなどの派生系が熟成を重ねていたYG50に対し、スクーターとしては初めてキー操作でメットインの開閉を可能にし、給油口をシート後部に設置することで給油時のメットイン開閉を不要に、またフロントラックやフルフェイスが余裕で入るメットインなどファミリースクーターといったよ装いで登場した本車。新型のエンジンは最高出力6.8PS、燃費は68km/L(30km/h)となっていた。
宣伝キャラクターに選ばれたゴン中山もさることながら話題を読んだのが当時の50ccクラストップレベルだった6Lの燃料タンクだった。カタログの数値上は一回の給油で約408km航続可能となっており、これは1回の給油でバイクパッション横浜本店から新潟へ、そしてフェリーに乗って佐渡島までたどり着くことになる。
また、スポーツタイプとしてJOG Zと同型で最高出力7.2PSのエンジンを積んだアプリオEXとアプリオ タイプ2が発売。
以降はカラーチェンジを行いながら1998年に車名を変更、ボディの素材を変更した廉価版のアプリオ ナチュラルが発売、’99年9月には排ガス規制をクリアした2000年モデルを発売し、最終型となった2001年モデルではG車名を従来のアプリオに戻し、Gロックを採用、フロントディスクブレーキの大径化を行っている。その後ジョグシリーズとしては後継モデルとして2001年からリモコンジョグが発売された。
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解説記事更新日：2021年04月30日

1993年12月に先代モデルのYG50 JOGからフルモデルチェンジを行い発売されたアプリオ初期型の’94年モデル。
JOGシリーズとしては5代目となり、4代目であるYG50と併売される形で登場。新型エンジンを搭載し、最高出力は6.8PS、燃費は68km/L(30km/h)だった。燃料タンクの容量を6Lに大容量化し、数値上は一回の給油で約408km走行が可能となっており、大体バイクパッション大阪支店からスタートして島根県の出雲大社までは1回の給油で到着できるイメージだ。まさに当時50ccではトップクラスの航続距離だったと言えるだろう。
カラーバリエーションにはブラック2、シルキーホワイト、ダークグレイッシュシアンメタリック1、ダークパープリッシュレッドカクテル2、ダークグレイッシュブルーメタリック8の5色を設定。
また、同年8月にはJリーグチーム、ジュビロ磐田のユニフォームと同色のブルーを施したアプリオ サマーバージョンを5,000台限定で発売。宣伝キャラクターにゴン中山を起用し話題を呼んだ。
新車販売価格はスタンダードモデル、サマーバージョンどちらも14.2万円。
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解説記事更新日：2021年04月29日

1995年には、上位モデルなどを含め3回のモデルチェンジを行ったアプリオ。
2月に強化スイッチを新たに搭載し防犯性を向上。新車販売価格は先代から据え置きの14.2万円だった。
そして、翌3月には7.2PSのエンジンにフロントディスクブレーキを採用したスポーツタイプのJOGアプリオタイプⅡを発売(14.9万円)
7月にはメッキ加工を施した前後キャリアーに加えて立体エンブレムを採用したJOGアプリオ Specialを受注期間限定で発売している(14.6万円)。
5代目JOGとされながらも先代モデルと併売され、車名の違いもああったことからことからついついバリエーションモデルに見られがちだが、その中でもこの年のアプリオ タイプⅡは中々のキワモノだったと言えるだろう。アプリオらしい万人受けする「普通」フォルムにメーカー自主規制値MAXの7.2PSのエンジンを搭載。その見た目からは想像のつかない加速から、アプリオ タイプⅡで街中をグングン飛ばすマダムがよく見られた。
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解説記事更新日：2021年04月30日

1996年2月にマイナーモデルチェンジを行い発売されたA-4JP5型 ‘96年モデルのアプリオ。
新型キャブレターの採用で始動性を向上、また従来の30Wから36.5/35Wに向上したハロゲンヘッドランプを搭載した。
カラーバリエーションにはブラック2、ブルーイッシュブラックカクテル1、レッドスパークル、ソルトレイクシルバー、ダークパープリッシュブルーメタリック2の色を設定。新車販売価格は先代から据え置きの14.2万円だった。
6月にはミスティブルーをスペシャルカラーモデルとして追加。
8月にはスポーツモデルのアプリオ タイプⅡの 4LV4型 ‘96年スペシャルカラーモデルとして艶消しブラックを採用。カタログでは「シブクロ(シブいクロ)」と紹介されていた。(14.9万円)
11月には、スタンダードモデルのリアキャリアを変更、また、前後にメッキ加工を施したキャリアを装備したAprio Specialを5,000代限定で発売している。(14.6万円)
併売された3代目JOG、JOGZRなどのジョグシリーズに負けず劣らず毎年仕様変更や派生モデルの追加を行うアプリオ。当時のJOGの勢いは凄かった。そして90年代後半になると日本の景気と共に緩やかにその勢いは下り坂になっていく。
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解説記事更新日：2021年04月30日

1997年1月にカラーチェンジを行い発売されたA-4JP7型 97年モデルのアプリオ。
カラーバリエーションには新色としてセラミックアイボリーとダークパープリッシュレッドカクテル3を追加。既存色からはブラック2、ブルーイッシュブラックカクテル1、ダークパープリッシュブルーメタリック2ソルトレイクシルバーが継続採用された。新車販売価格は14.2m万円だった。
また、スポーツモデルのアプリオ タイプⅡはリアキャリアの形状を変更。
カラーバリエーションにはブラック2、コンペティションシルバー、ビビッドレッドカクテル1、ダークブルーカクテル2の計4色を設定。そしてタイプⅡは本モデルを最後にその後の仕様変更はなく、JOGシリーズのスポーツモデルとしては当時売り出されていたスーパージョグZRや翌’98年に年発売されるZⅡなどが受け継いでいく形となる。
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解説記事更新日：2021年04月30日

1998年6月、車名を変更して発売されたA-4JP8型 ‘98年モデルのアプリオ ナチュラル。
変更点としては、外装の素材を着色樹脂に変更してコストを抑えることでエントリーモデルとしてさらなる低価格化を実現。また、新たに左のミラーを搭載した。
カラーバリエーションはコンペティションシルバー、ブラック2、ダークパープリッシュレッドカクテル3、ダークパープリッシュブルーメタリック2の4色を設定。
新車販売価格は13.9万円で、先代のスタンダードモデルからは3千円安となった。
また、兄弟車であるJOGも、先駆けて同年1月に同様の変更で低価格化したJOG-Cを発売。80年代に比べるとホンダヤマハ間のリリースラッシュは無くなり、それまでに無数に発売されたモデルからふるいにかけられて残ったロングセラーモデルがジワジワと熟成していった。
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解説記事更新日：2021年04月30日

1999年12月にマイナーモデルチェンジを行い発売された4JP9型 2000年モデルのアプリオ ナチュラル。
新たに’99年の国内排ガス規制に対応し、カラーバリエーションにはシルバーメタリック1、ブラック2、ダークパープリッシュレッドカクテル3、ダークパープリッシュブルーメタリック2の4色を設定。
新車販売価格は13.4万円だった。
外装の素材を変更した廉価版のアプリオナチュラルとなって2年目。ナチュラルも定着してきたところだったが、翌2001年モデルでは再びナチュラルから車名を変更した’01年モデル、最終型アプリオが発売される。
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解説記事更新日：2021年04月30日

2000年12月にマイナーモデルチェンジを行い発売された4JPA型’01年モデルのアプリオ。
新たにスズキ独自の盗難防止機構 Gロックを搭載、また、フロントブレーキを95mmから110mmに大経化した。
カラーバリエーションに新色の設定は無く、既存色からダークパープリッシュレッドカクテル3、シルバーメタリック1、ブラック2の3色を継続採用した。
新車販売価格は14.4万円で、先代モデルから2千円高でほぼ据え置きだった。
1993年の発売から約8年、本2001年モデルで最終型となったJOG アプリオ。以降は代わって現れたヨベバ・コタエル・スクーターことリモコンジョグがジョグシリーズのメインとして売り出されることとなる。
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解説記事更新日：2021年04月30日

Jog アプリオ(Aprio) 4JP型は、Jogの派生モデルとして1993年に初登場しました。
それまでのスタイリッシュなデザインから一変した可愛らしいフォルムと、デジタル制御点火装置、シリーズ最大の6L燃料タンク（1993年当時）、20Lのシート下トランクによって、走行性能よりも、実用性と汎用性を兼ね備えた使い勝手の良いモデルとなりました。
1994年には126mmのフロントブレーキを装備したアプリオEX、1995年にはJogZR系エンジンを搭載したアプリオタイプ2、同年、豪華パーツを装備したアプリオスペシャルを発売するなど、数種類のモデル展開を行っています。
1996年には新型キャブレターと、36.5w/36.5wのハロゲンヘッドライトを採用することで始動性と視認性の向上に貢献しています。
Jog アプリオ(Aprio) 4JP型は1998年まで製造され、13.9万円~15.5万円の価格で販売されていました。
20年以上前の原付スクーターながら実働車はもとより不動車でも買取対象となることが多い車種！売る際の買取査定はパッションに！

解説記事更新日：2021年01月25日