V-MAXサイドカー毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
V-MAXサイドカー に関するこのページの内容
V-MAXサイドカー 買取査定に役立つ豆知識
V-MAXは1985年に初代の1200ccモデルが発売されました。
他にライバルがないとも言える唯一無二の存在で、「ストリートドラッガー」として分類されます。ドラッグレース用に作られたかのような高トルクエンジンで、V型エンジン、その中央のエアインテーク(実際はダミー)、極太リアタイヤ、全体的にファットなデザインなど、いかにも力強さを感じさせるデザインが特徴です。
最大出力は、輸出仕様で145馬力/9000回転、国内仕様は97馬力/9000回転です。
それから24年経過した2009年、イメージを継承しつつ、V型4気筒水冷エンジンを新設計し排気量が1700ccに拡大された二代目が発売されました。最大出力は、輸出仕様で驚きの200馬力、国内仕様では145馬力です。
これに「側車」「舟」「カー」と呼ばれる車輪付き乗用構造をつけたのがV-MAXサイドカーです。つまりV-MAX自体はバイクメーカー・ヤマハの製造、側車は「ビルダー」と呼ばれるサイドカー専門の製作会社の製造となります。したがって、側車の形はさまざまです。
側車がバイクの右にあるのは「右カー」、左にあるのは「左カー」と呼ばれ、日本国内では左カーの方が走りやすく前方見通しもききます。
バイクと側車は、それぞれのフレーム間にさらにアーム状のフレームをつけ足して連結されます。側車のタイヤにはサスペンション、ブレーキ、駐車ブレーキが装着されます。側車はバイクと同じカラーリングを塗装され、スクリーン、1人用座席が設置されます。
こうして完成したV-MAXサイドカーは、アクション映画に出てきそうな乗り物となります。止まっているだけでも非常な迫力があります。
改造費用ですが、側車および追加フレーム制作費で約120万円、取付調整費で25万円、構造変更・届出費用で約30万円、合計175万円ほどかかります。これは最低費用とも言え、側車を豪華にすればもっとコストは上がります。
V-MAXサイドカーを運転するには大型自動二輪免許が必要です。ライダー+タンデムライダー+パッセンジャー(側車)と最大3人が乗車できますが、ヘルメットは法定上義務となります。
加えて、サイドカー特有の挙動は前もって知っていかねばなりません。
加速減速について言えば、左カーでは加速時に側車の摩擦力・抵抗力によって、バイクは左を向こうとします。減速時には側車に慣性がついているため、右に押されます。
またコーナーリングにおいては、左コーナーでは側車が浮かないよう十分に減速しなければなりません。右コーナーにオーバースピードで進入すると、極端な場合は側車が浮いてしまい危険な状態になります。
サイドカーオーナーは、こうした特性を楽しみながら走っています。癖はあっても、解放した空間を3人で走れる乗り物はサイドカー以外にありません。
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なお下記のスペックは、ビルダーによって多少の違いがあります。
車名/型式/年式 | V-MAXサイドカー / -型 / 1985年モデル |
---|---|
発売年月 | 1985年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2640 (幅)1830 (高さ)1220 (重さ)380 |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)775 (最低地上高)120 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークV型DOHC4気筒・97PS(9,000rpm)・-km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ・インジェクション・15リットル |
新車販売価格 | 新車価格データなし |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 V-MAXサイドカー
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 V-MAXサイドカー
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 V-MAXサイドカー
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
36.1万円
21.6万円
3台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 V-MAXサイドカー
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 V-MAXサイドカー
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
V-MAXサイドカー 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月12日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | V-MAXサイドカー | 46.6万円 | 3.5点 | 2WEE01JA | 6,210km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | V-MAXサイドカー | 40.6万円 | 3.3点 | 1FK009FA | 76,876km | ■ |
3 | V-MAXサイドカー | 21.8万円 | 3.2点 | 3UF-001 | 55,745km | ■ |
【事故 不動 故障車】 V-MAXサイドカー 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月12日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています