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【Z1】買取査定事例を一挙公開!

現在まで続くカワサキの看板モデル・Zシリーズ。
この大人気シリーズの始まりは、1972年に販売を開始したZ1を原点とするシリーズです。
正式なカタログ名称は900 SuperFourでしたが、型式番号のZ1の方があまりにも有名になり、この名称を知っているのはかなりのバイク通と言ってもよいでしょう。

このZ1から始まったZシリーズは、750ccの国内仕様Z2から現在のZ1000やZRX1200 DAEGなどに至るまで、ハイパフォーマンスを誇る金字塔となっています。
その冠名であるアルファベット最後の文字であるZは、「それ以上先がない究極」を意味しています。
Z1を始めとするZシリーズは、そのイメージ通り常に時代の最先端であり続けたシリーズとも言えます。

そんなZ1買取の価格事例と相場。
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Z1 (900 SuperFour)買取査定実例

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Z1 (900 SuperFour)事故車・不動車

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ユニークな名称のコンセプト「ニューヨークステーキ」~Z1/Z1A/Z1B/Z900&KZ900

現在からは少々想像しにくいかと思いますが、カワサキは1960年代の時点では4ストロークエンジンのスポーツモデルは手がけていませんでした。
最大排気量車としては4ストロークエンジン搭載の650-W1を擁していましたが、BSAシューティングスターを超えない模倣止まりと比喩され、世界戦略上のニューマシンが早急に求められていました。
そこで構想に上がったのは、国内メーカーのいずれも成し遂げていなかった750cc以上の4ストローク4気筒エンジン開発です。
その「N600計画」と命名されたプロジェクトは、妥協せず黙々と開発を続けたことが裏目に出てしまいました。
リリース予定の1969年を目前にした1968年に開催された東京モーターショーで、カワサキ同様に4ストローク4気筒エンジン構想を暖めていたホンダに、ドリームCB750Fourで出し抜かれていまいました。
もはやただの4ストローク4気筒エンジンでは、プロジェクト「ZAPPER」(ザッパー)の目指した究極ではない。
そう考えたカワサキは、さらに3年半という歳月をかけてより熟成を重ねた研究を続けることを決意します。
方向転換となった新開発コンセプト名は「ニューヨークステーキ」というユニークなもので、ニューヨークはアメリカ市場を意識したものとなっていました。
川崎重工本社がある兵庫県・神戸市は神戸牛のうまさが有名でしたが、それ以上にうまい!と本場アメリカの人間に言わせたいという願いが込められていたそうです。

そして1972年、大々的なメディア戦略と合わせて発表した900 Super FourことZ1は、世界最高レベルのハイスペックマシンとして公の場に姿を現しました。
空冷4ストロークDOHC4気筒エンジンは、これまでバイクでは世界でも指折り数えられるほどでしかありませんでしたが、それを量販車レベルで実現。
ドリームCB750Fourより後発となったことで足つき性を見直し、最高出力82psという異例のハイスペックエンジンで北米市場の台風の目となりました。
カワサキ栄光のフラッグシップモデルが誕生し、後に「Z伝説」と呼ばれたのはバイクファンの多くが知るところです。

Z1のセールスは非常に好調で、ライバルであるホンダCB750Fourを上回る記録を続けましたが、それに満足することなくカワサキはマイナーチェンジでより高い完成度を追求。
生産終了までの4年間、毎年カラーリングを含むマイナーチェンジが行われ続けていたのは、世界に「カワサキ」の名を轟かせた矜持と言うべきでしょうか。
ヨシムラ・モリワキといった有名メーカーも積極的にZ1をレース車両として用い、優れた耐久性とハイスペックなエンジンで絶賛されました。

1977年に後継モデル・Z1000へバトンを託す形でその生産を終了しましたが、後の日本製バイクに与えた影響は非常に大きく、現在でも伝説的な名車として世界中で語り継がれる一台となっています。
Z1のカラーリング・仕様変更点は以下の通りとなっています。

Z1カラーリング・仕様変更点

年式 カラーバリエーション/型番 仕様変更点
1972年
(73年モデル兼用)
マルーン&オレンジ

Z1F
Zシリーズのファーストモデルとして大々的に発表。
世界最高水準の出力と量販車初のDOHCエンジンを搭載。
カラーリングは「火の玉カラー」として知られ、Z1&Z2の代名詞として知られる。
この初年度モデルのみエンジンの空冷フィンが黒塗りである。
1974年 ダークブラウン&オレンジ

Z1F
カラーリングが火の玉カラーから太いラインのものへと変更。
エンジンの空冷フィンがシルバーとなり、初期型モデルの黒塗りは廃止に。
カムカバーにはOリングが採用され、オイル漏れ対策に2分割ヘッドガスケットが採用された。
Z1Aという通称は、この75年モデルのZ1を指す。
1975年 ブラウン&ゴールド

Z1F
カラーリングの変更と外装のマイナーチェンジ。
テールのラインが上へ回り込む形になり、「900」のエンブレムが強調。
チェーン給油装置廃止と同時にシールチェーンが採用され、メンテナンス性が高められた。
Z1Bという通称は、この75年モデルのZ1を指す。
1976年 メタリックグリーン&ホワイト

Z1F
Z1の最終モデルとしてZ900/KZ900という名称に変更。
欧州仕様社は前後がダブルディスク化し、より制動性能に磨きがかけられる。キャブ系が28mmから26㎜に変更となり、燃費向上と扱いやすさが図られた。マフラー内の構造が変更となり、静音性もUPする。 最高出力が1psダウンし81psに。このカラーリングは通称玉虫カラーと呼ばれる。

カワサキ Z1 900 Super Four (1972年モデル)

全長×全幅×全高 2,200mm×865mm×1,170mm
エンジン形式 空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒
総排気量 903cc
最高出力 82ps/8,500rpm
最大トルク 7.5kgf・m/7,000rpm
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現在の水冷Z1000への礎に 大きな貢献を果たした過渡期のZ1~Z1000/Z1000A~

Z1が76年のZ900/KZ900をもって生産終了となり、次世代Z1として生まれたのがZ1000です。
Z1000はZ900をベースに1,015ccまでボアアップし、トルク重視の仕様によってややマイルドな出力に変更となりました。
最大の特徴は左右一本出しのマフラーに変更されたことで、これによって旧モデルであるZ1の4本出しスタイルの人気が再燃。
扱いやすさ重視であるZ1000に比べ、Z1の方が速いという噂があったことと、Z1の4本出しマフラーがブランド化していたことを物語るエピソードとなっています。

Z1000は前年の欧州仕様のZ1が前後ダブルディスク化したのと同様、制動性能に磨きをかけるため前後ディスク化しました。
そのためか初代Z1ほど荒々しさがなくなった、と評されることもあり、モデルとしては過小評価されてしまった面もあります。
このZ1000をもって初代Z1から続く美しいティアドロップ形タンクデザインは一旦姿を消し、後継モデルのZ1000MK2からは直線の効いた精悍なデザインに変更。
無骨で男くさいゴツゴツとしたデザインにより、「男カワサキ」のイメージが定着しました。
派生モデルとしてはクルーザー仕様のKZ1000LTD、ポリス仕様車Z1000POLICEがありますが、こちらは全くの別モデルと認識されています。

生産期間は2年のみと短かったものの、数々の試行錯誤が見られ後継モデルの躍進の原動力となりました。
Z1000のカラーリング・仕様変更点は以下の通りとなっています。

Z1000カラーリング・仕様変更点

年式 カラーバリエーション/型番 仕様変更点
1977年 ワインレッド
ダイヤモンドスカイブルー

KZT00
Z900/KZ900をベースとしたマイナーチェンジモデルとして誕生。
ボアアップを始め、クランクシャフト・クランクケース・フレームの見直しが図られた。
Z1とは異なり、左右一本出しのマフラーに。
この為、セールス面ではZ1にやや劣る形に。
扱いやすさ・中速を重視した仕様となっており、乗りやすさが評価されZ1000POLICEなどの派生モデルが誕生。
エンジン形式がZ1と同じZ1Eのため、注意が必要。
1978年 ルミナスレッド
ダークグリーン
ブラック

KZT00
カラーリング変更・マイナーチェンジ。
フロントブレーキのリザーバータンクの形状が変更となる。
フロントブレーキキャリパーのマウントがフォーク後部に変わり、ハンドル周りをシンプルにする試みがなされた。
翌年、後継モデルのZ1000MK2が登場し、現在でも高い人気を誇る旧車として知られている。

カワサキ Z1000 (1978年モデル)

全長×全幅×全高 2,240mm x 875mm x 1,180mm
エンジン形式 空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒
総排気量 1,015cc
最高出力 83ps/8,000rpm
最大トルク 8.1kgf・m/6,500rpm
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