ビモータ DB2SR【1994~96年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ビモータ DB2SR【1994~96年】 に関するこのページの内容
ビモータ DB2SR【1994~96年】 買取査定に役立つ豆知識

高価な日本製スポーツバイクではなく、同じイタリアに本拠を置くドゥカティからエンジン供給を受けることに成功し、エントリーモデル的位置付けでリリースされたDB2でユーザー層を広げることに成功したビモータ。その勢いに乗じ、TDDとの共同開発を行った燃料噴射システム(FI)を採用してリファインしたのが1994年登場のDB2SRです。
車体そのものは前年のDB2と全く同じですが、搭載されるドゥカティ・900SSのパワーユニットに独自のFIを採用し、吸排気系の見直しで最高出力を89.4PS/7,000rpmへと引き上げているのが最大の特徴。数値上はDB2と比べわずか3.7PSアップに過ぎないものの、デスモエンジンならではの鼓動感はそのままに中速域での力強さとピークパワーを強化しつつ、DB2の泣き所であった低回転域での脆弱さを解消。DB2は4,000rpm以下ではあっさりとエンストしてしまうほど頼りない出力特性でしたが、自社開発のFIと入念なチューニングによって非常にバランスが取れた出力特性へ変化しており、3,000rpmも回せば十分なトルクとパワーを発揮する頼もしいものに。ローギアで4,000rpmを超えると即座にウイリーしてしまうほど瞬発力が強化され、パンチ力に磨きをかけたアップデートだと言えるでしょう。
クロムモリブデン鋼製パイプを主材とするラダーフレーム、シート下から真っ直ぐ後方へと伸びるサイレンサー、パイオリ製41mm径RWU正立フォークにオーリンズ製シングルリアショックという車体構成はDB2と共通ですが、真紅に彩られたフレームはパープルへと変わっており、外装類も従来のビモータ車にはなかった紫/白/赤という斬新なカラーリングが採用されました。遠めに見るとビモータ製マシンとは思えないほど様変わりした一方、エンジンとクロモリ製パイプの美しさを見せるスタイルに変わりはなく、ピエルルイジ・マルコーニ時代最後のクロモリ製フレーム採用モデルとして、1996年に生産を終えるまで欧州市場を中心に「世界最高峰のコーナリングマシン」として好評を博しました。この翌年である1995年、本機と同じドゥカティ・900SSのエンジンを搭載したDB3マントラがリリースされましたが、カワサキ・ゼファーに代表されるネイキッドマシンを参考とした独創的なスタイリングから直系とはせず、1999年登場のフルカウルマシン・DB4こそが正統後継モデルだという声も多く、意見が分かれております。
現在の中古バイク市場においては、日本市場でのセールスがFI化による出力強化以外は広く喧伝されなかったことなどが影響し、欧州市場ほど販売台数を伸ばせなかったためDB2以上に玉数は少なめ。年間20万台におよぶ中古バイクが取引される業者間オークションの場でも、2014年から2021年まで7年間出品が途絶えていたほどですが、2022年秋に走行距離2万km強の実動車1台が出品され、エンジンコンディションに若干の難あるも専門店を中心に入札競争が繰り広げられ、103万7000円にて落札されました。この1事を以て相場を語るわけには参りませんが、ベースモデルのDB2も翌年の2023年春に同程度の状態で100万円を超える価格で成約に至っており、実動状態であれば一定以上の高値がつく公算大だと言えるでしょう。また、2023年暮れごろより顕著になり始めた円安情勢により、為替レート差による有利な取引ができることに目をつけた海外業者が絶版車、ホモロゲーションモデルなどの入札に絡んでくるケースが増加。本機DB2SRは日本市場ではそこまで販売台数を伸ばせなかったものの、欧州を始めとする諸外国では高評価を博しただけに、品薄状態の現在は過去最高評価額に期待が持てる状況。日本国内では「色使いが国産バイクみたい」などと評された一方、海外市場で評価の高かった本機は大化けする可能性を秘めており、高額での売却を希望されるオーナー様にとっては絶好のチャンスとなっております。
ビモータ独自のFIを採用しクロモリ製パイプフレームを採用したマルコーニ時代最後のマシンであるビモータ・DB2SRで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、職人による手作業で組立てされた車体に関する造詣の深さ、FI化でDB2よりも引き上げられた最高出力を誇るチューンドエンジンなどへの理解、生粋のコーナリングマシンという性質ゆえにハードな乗り込まれ方をするケースが多かった車両状態を的確に見抜ける目利き力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
ビモータ・DB2SRの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は希少な海外モデルの価値にも精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | DB2/DB2型/1993年モデル |
---|---|
発売年月 | 1994年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長1,990×全幅760×全高1,150mm・乾燥重量168kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高790mm・最低地上高--mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークSOHC2バルブV型2気筒(デスモドロミック)・89.4PS/7,000rpm・16.66km/L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・16リットル |
ジャンル | プレミアム旧車 絶版車 | フルカウルスポーツ |

【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ビモータ DB2SR【1994~96年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年2月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年 vs 2025年】



【2022年 vs 2025年】
取引台数

過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2025年02月07日

【状態別の取引額】 ビモータ DB2SR【1994~96年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年2月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
103.5万円
103.5万円
2台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

※データ更新:2025年02月07日

【走行距離別の取引額】 ビモータ DB2SR【1994~96年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年2月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
2〜3万km | 最高 | 103.5万円 | 2台 |
平均 | 103.5万円 | ||
最低 | 103.5万円 | ||
![]() |
※データ更新:2025年02月07日

【カラー別の取引額】 ビモータ DB2SR【1994~96年】
- ■ ■ ■

買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年2月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
■ / ■ / ■ | 103.5 万円 | 2台 | ![]() |
※データ更新:2025年02月07日

【実働車の取引価格帯】 ビモータ DB2SR【1994~96年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年2月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年02月07日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

ビモータ DB2SR【1994~96年】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年02月07日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | ビモータ DB2SR【1994~96年】 | 103.7万円 | 4.5点 | DB2-004 | 24,322km | ■ / ■ / ■ |
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2 | ビモータ DB2SR【1994~96年】 | 103.7万円 | 4.5点 | DB2-004 | 24,322km | ■ / ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
