ビモータ YB6 /Tuatara /Exup【1988~90年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
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- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ビモータ YB6 /Tuatara /Exup【1988~90年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて62.1~69.2万円です。
ビモータ YB6 /Tuatara /Exup【1988~90年】 買取査定に役立つ車両解説
現在のSBKの前身であるTT-F1の大舞台で1987年にデビューイヤーながら優勝を飾り、今なお伝説的なマシンとして知られるYB4。そのYB4の車体に2GM型FZR1000のエンジンを搭載してスーパーバイク化したのが、1988年から1990年にかけて登場したYB6 Folgore(ビモータ YB6フォルゴレ。通称・YB6)シリーズです。
1987年当時に優勝を決めたファクトリーライダーのヴァージニオ・フェラーリが駆ったのはFZ750エンジンにFIを組み合わせた仕様のYB4E.I(エレクトリック・インジェクション)でしたが、本機はミクニ製38mm径BDSTキャブレターを採用し、GENESIS(ジェネシス)エンジンとしては3代目にあたるFZR1000 2GMの強心臓との組み合わせ。1シリンダーあたり5バルブというセッティングの難しい仕様へ配慮した形となっており、オリジナルの最高出力135PS/10,000rpmに対し、103Kw(138.1PS相当)/9,000rpmと中速域を強化したチューニングを施しているのがポイントで、コーナーからの立ち上がりや短いストレートで一気に弾ける加速力を追求した出力特性だと言えるでしょう。
車体に関してはマッシモ・タンブリーニが去った後、ビモータ製マシンを手がけることとなったフェデリコ・マルティーニの手によるツインスパーフレームを基本骨子とし、FZR1000がクランク軸45度でマウントしていたエンジンを38度でマウントするというYB4と同じ手法を採用。ただしフレーム素材には単なるアルミ合金ではなく、宇宙開発事業や航空事業で用いられる高剛性と軽さが特徴のアルミ合金「アンチコロダル」を用い、スーパーバイクとしては理想的なしなりに強靭さ、軽さを兼ね備えた素晴らしいボディを実現しました。鉄パイプフレームを採用したdb1がやや廉価路線であったのとは異なり、ハイスペックを追求したモデルとなっているのがYB6シリーズの特色と言ってもいいでしょう。それだけに足回りにも妥協はなく、フロントには左側にアンチダイブ機構を、右側には油圧ブレーキを備えたマルゾッキ製42mm径フォーク、リアには同じくマルゾッキ製シングルショックを採用。どちらも圧縮とリバウンド調整機構を備えたもので、アグレッシブな走りを可能とするに十分なものがマッチングされました。前120-70後180-55と太めの17インチホイールにはミシュラン製ラジアルタイヤが装着され、ヤマハ車よりも軽快でニュートラルなハンドリングと優れた路面追従性、ブレンボ製4ポットキャリパーによる制動力の素晴らしさも相まり、YBシリーズの中でも屈指の戦闘力を誇るモデルとして大きな話題となりました。
こうしてフェデリコ・マルティーニの手により、鉄パイプフレームのdb1とアンチコロダル製フレームのYB6で息を吹き返したビモータは、さらなる高みを目指すべく強化モデルの開発に着手。1989年には新設計排気デバイス『EXUP』を採用し3GM型へとモデルチェンジしたFZR1000の心臓を移植した『YB6 EXUP』がラインナップに加わることに。従来のYB6よりもハイパワーとなったベースエンジンに加え、当時の規制をギリギリでクリアできるオリジナルのエキゾーストシステムとを組み合わせ、最高出力145PS/10,000rpmにまで引き上げることに成功。最高速度も1988年のYB6が260km/hであったのに対し、274km/hにまで更新するという離れ業を成し遂げ、世界最速かつ世界最高加速を誇るマシンとして海外メディアを大いに沸かせました。また、同年には旧式のFZR1000 2GM型のエンジンながら、ウェバー・マレリ製FIに従来モデルとは逆タイプのマルゾッキ製フロントフォーク、超軽量のマグネシウムホイールにデジタルメーターなどの専用装備を付与した特別モデルの『YB6 Tuatara(YB6 トゥアタラ)』を60台のみ生産。ニュージーランドに生息する世界最古のトカゲを意味する名称に反し、ビモータによる公称最高時速は290km/hという途方もないもので、世界一ノロマな名前なのに世界一速いバイクとして世界中のレーサー達の血を熱く滾られることになりました。
ちなみにこのFZR1000 3GM型のエンジンを採用したYB6 EXUPは『YB8』として後々まで生き続け、1992年にはフェラ-リF40に対抗して作られたという逸話が有名な『YB8 FURANO(フラノ)』を輩出。イタリア語で「アドリア海の風」を意味する優美な名前ながら、数々の豪華装備が与えられたスペシャルマシンとなっており、生産台数はわずか152台のみ。1992年当時、世界最高値の二輪車であったホンダ・NR750(RC40)の520万円という価格に肉薄する490万円という高額設定でしたが、現在の物価では2000万円以上を注ぎ込んでようやく作れるかどうか、と言われているほどで、まさにイタリア製バイク界のレジェンドマシンだと言えるでしょう。
海外におけるビモータ研究家として名高いジョルジオ・サルティ著『ビモータ: 25 年間の卓越性』によると、YB6とYB6 トゥアタラを合わせての総生産台数は570台とされており、一説にはもう3台を加えた573台だと言われておりますが、いずれにしても世界的にも希少なマシンであることは異論を待たないところ。ただし、日本ではまだ大型自動二輪免許はいわゆる「一発試験」による限定解除しか許されていなかった時期のモデルであったため、日本国内における認知度が極めて低かったことが非常に惜しまれます。
現在の中古バイク市場においては、前述の大型二輪の免許に関する制度などの関係により、日本国内での販売台数がごくごく僅かであったこともあり、数年に一度出てくるかどうか、というレアモデルといった扱い。年間で20万台に及ぶ中古バイクが取引され、名実ともに日本国内の中古バイク業界最大のマーケットである業者間オークションでも。2024年初夏時点から過去10年間の範囲でわずか3件の取引記録が残されている程度で、なまなかなことではお目にかかれないマシンと化しているのが実情。取引価格の方を見てみますと、2014年に出品された車両は48万2000円でしたが、2017年に出品された車両は68万円、最後に確認された2022年の車両では80万6000円と大きく上昇しており、昨今の絶版車ブーム等によって大きく相場が上昇していることが伺えます。この傾向はYB5など、その他のビモータ・YBシリーズなどにも言えることですが、新型コロナウイルスの世界的流行により、新車の供給体制が著しく悪化した2020年から2021年にかけての「コロナショック」が引き金となり、絶版車の再評価が進んだことに起因するものだと考えてもいいでしょう。現行モデルの新車ですら、プレミア価格が上乗せされて売られるくらいなら当時憧れたあのマシンを…というバイク好きの心情が原動力となり、海外メーカー製の絶版バイクも再評価が進んだ結果、相場が高騰したと考えて差し支えございません。また、2023年暮れごろから顕著になった円安により、2024年からはその為替レートの差による有利な取引ができることに目をつけた海外業者が業者間オークションの入札に絡んでくるケースも増加しており、イタリアバイク界における名門・ビモータ製バイクには多くの関心が寄せられています。こうした状況は、高額での売却を希望されている現有オーナー様にとってはまたとない好機であり、業者間オークションなどの中古バイク市場への流通が途絶えている現在は過去最高値が期待できる絶好のチャンスだと言えるでしょう。手放すか否かの判断はさておき、大事に保有してきた愛車の価値がどうなっているのか把握する上でも、この機会に買取査定だけでも受けてみることをおすすめいたします。
フェデリコ・マルティーニが手がけ、1980年代後半のビモータの業績回復に大きく貢献した名車・YB6シリーズで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、世界全体でわずか570台のみが製造されたという希少性はもちろんのこと、職人による手作業で組立てされた特殊性に伴う車両に関する造詣の深さ、チューナーの手による搭載エンジンの性質への理解とコンディションを見極める能力の高さなど、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
ビモータ・YB6の買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は希少な海外モデルの価値にも精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | YB6&YB6 Tuatara(YB6 トゥアタラ)&YB6 Exup(YB6 エグザップ)/YB6型/1988年モデル(※画像・スペックはYB6 1988年モデル) |
|---|---|
| 発売年月 | 1988年~1990年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,100×全幅700×全高1,100mm・乾燥重量180kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高--mm・最低地上高130mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒・103Kw(138.1PS相当)/9,000rpm・18.6km/L(公称値) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・20リットル |
| 新車販売価格 | 277万円(1988年当時・輸入代理店価格) |
| ジャンル | 歴代の世界最速バイク |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ビモータ YB6 /Tuatara /Exup【1988~90年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年03月06日
【状態別の買取相場】 ビモータ YB6 /Tuatara /Exup【1988~90年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
74.1万円
67.8万円
2台
平均
最低
取引
48.0万円
48.0万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
66.5万円
65.1万円
2台
※データ更新:2026年03月06日
【走行距離別の買取相場】 ビモータ YB6 /Tuatara /Exup【1988~90年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 67.8万円 | 1台 |
| 平均 | 67.8万円 | ||
| 最低 | 67.8万円 | ||
![]() |
|||
| 1〜2万km | 最高 | 80.4万円 | 2台 |
| 平均 | 64.2万円 | ||
| 最低 | 48.0万円 | ||
![]() |
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※データ更新:2026年03月06日
【カラー別の買取相場】 ビモータ YB6 /Tuatara /Exup【1988~90年】
- ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 65.4 万円 | 3台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年03月06日
【実働車の取引価格帯】 ビモータ YB6 /Tuatara /Exup【1988~90年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年03月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ビモータ YB6 /Tuatara /Exup【1988~90年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ビモータ YB6 /Tuatara /Exup【1988~90年】 | 80.6万円 | 4.2点 | YB6-002 | 10,764km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ビモータ YB6 /Tuatara /Exup【1988~90年】 | 68.0万円 | 4.2点 | 280 | 466km | ■ / ■ |
| 3 | ビモータ YB6 /Tuatara /Exup【1988~90年】 | 48.2万円 | 3.3点 | 66 | 17,588km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





03月11日〜03月17日