K75RT【1989~96年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
K75RT【1989~96年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングはガンメタとなっています。
K75RT【1989~96年】 買取査定に役立つ車両解説
公道向け市販車として世界初の4気筒バイクとしてデビューしたCB750FOURから遅れること14年。BMWが次世代を担う存在として開発したのがメーカー初の4気筒 Kシリーズは1983年にラインナップを果たしましたが、CBに加えて1971年の世界最速機Z1をルーツとする日本の4気筒機が市場を席捲。この文脈の中で、1923年のBMW Motorrad 1号機R32から脈絡と継承されてきた伝統のボクサーのレイアウトを引き継いだ進化版ともいえる縦置き4気筒のKシリーズが誕生。
このKシリーズの中で、ミドルクラスの純血ツアラーとしてラインナップされたモデルがK75RTです。1989年に登場し1996年に生産終了となるまで、本物を知るライダーに向けて販売されました。もともとK75シリーズは、メーカーの象徴であった伝統の水平対向ボクサーエンジンから脱却し、水冷直列縦置きエンジンという新アーキテクチャを採用した上位機種「K100」をベースに開発されたモデルです。警察当局のパトロール車両として第一線で活躍していた「R80RT」の後継機を求める声に応える形で、「K100RT」譲りの優れた防風性を持つ大型フルフェアリングを装備。狙い通り各国の警察機関から歓迎され、良好な需要を生み出した実績があります。上位機種に比べて日本国内への正規導入数は少なめでしたが、ボクサーエンジンの限界を見据えて近代的な性能を追求したメーカーの意欲作であり、その卓越した機動性と実用性から、現在でも色褪せない魅力を持つ希少な名車としての立ち位置を確立しています。
K75RTのスペックでは、排気量740ccの水冷4ストロークDOHC直列3気筒エンジンを搭載し、最高出力75ps(8,500rpm)、最大トルク68N・m(6,750rpm)を発揮します。上位の「K100」から排気量を下げただけでなく、「4気筒のフロントシリンダーを一つ切り落とす」という合理的な設計により、ボア×ストロークはそのままに3気筒化。これにより車体の軽量化と重い部品を車体中心に集めるマスの集中化を果たしました。さらに、クランクシャフトと逆回転するバランスシャフトを組み込むことで、「K100」以上に不快な振動を打ち消すことに成功。結果として、ライダーの疲労を劇的に軽減するシルキーで滑らかな回転フィールを獲得しました。22Lの大容量燃料タンクと、90km/h定速走行時で22.2km/Lという優れた燃費性能が組み合わさることで、長距離ツーリングにおける実用性は極めて高くなっています。外観上も、車体左側から伸びる3本のエキゾーストパイプや3角断面のショートサイレンサー、フロントホイール後方に生まれたシリンダー1つ分のクリアランスなどが、独自の個性を主張しています。K75RTは登場時からリアディスクブレーキと17インチのリアホイールを備え、メーカーオプションとして急ブレーキ時にタイヤがロックして滑るのを防ぐABSも選択可能であるなど、ツアラーとしての安全性と足回りの完成度が高められていました。
同シリーズには、ネイキッド仕様のベースモデルやビキニカウル装着の「K75C」、スポーツフェアリングを備えた「K75S」といった兄弟車が存在し、4気筒の「K100」シリーズとともに併売されていました。同年代のライバル機には、カワサキ「1000GTR」や、ホンダ「ST1100パンヨーロピアン」など、1000cc前後の大排気量モデルがひしめき合っていました。1990年に欧州向けに登場した「ST1100パンヨーロピアン」は、1084ccの縦置きV型4気筒で100馬力を発揮するハイエンド機であり、約250万円という超高級路線でした。大排気量による怒涛のパワーと300kg前後の車重を持つライバル勢に対し、「K75RT」の強みは258kg(装備重量)の車体に75馬力という、過剰すぎない「ライダーが手の内で扱える絶妙なバランス」にあります。新車価格も161万円とライバルより抑えられており、街中での軽快な取り回しから高速巡航までを素直なハンドリングでこなせる点が、巨大なツアラーにはない唯一無二の魅力です。
中古市場におけるK75RTの評価は、日本国内への流通量が限られているため希少価値が高くなっています。K75RTの相場はありませんが、ベースモデルであるK75の直近5年間の業者間オークションの取引データでは、平均買取相場は10.7万〜14.8万円、最高買取額は19.2万円を記録しています。カラーリング別では、直近10年間の集計において精悍なブラックの車体が最も高く売れる傾向にあります(なお直近5年間では水色系が最高平均額を記録しています)。直近5年間の走行距離別では3万km〜5万kmの適度に走行している個体が最高18.8万円と相場を牽引しています。また、車両状態の評価点においては、新車同然の車両よりも「4点(軽い難あり)」とされる、ルーティン整備や軽整備で再販に回せる実用的なコンディションの車両が最も高い平均額(16.7万円)をつけている点が特徴的です。なお、事故車や不動車の場合、直近5年間では0.1万〜3.5万円で取引されています。直近10年間のデータまで範囲を広げた場合、状態によっては処分費用等の持ち出し(-0.7万円)となるケースもありますが、最大で3.6万円の買取額がつくこともあり、事故や不動という理由だけで一律に無価値となるわけではありません。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格の換算は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
長年にわたりお客様が大切に維持されてきた愛車には、これまでのツーリングの思い出や、丁寧にメンテナンスを重ねてきた時間が刻まれていることでしょう。しかし、乗る機会が減ってガレージに眠らせているのであれば、次のライダーへと受け継ぐこともご検討ください。K75RTは旧車でありながらも実用的なツアラーとしての需要があり、市場においても確かな買取価値を有しています。ご自身の愛車が現在どれほどの価値を持っているのか、客観的な数字として把握してみることは、新しいバイクライフに向けた前向きな選択肢となるはずです。バイクパッションでは、旧車のメカニズムや歴史的背景に精通した専門スタッフが、お客様の愛車の価値を正確かつ丁寧に見極めます。売却をご検討の際は、ぜひ一度お気軽に無料査定をご相談くださいませ。
| 車名/型式/年式 | BMW K75RT / - / 1989-1996 |
|---|---|
| 発売年月 | 1989年(日本国内) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 1989-1996年式共通: 全長2,230mm 全幅916mm 全高1,460mm・乾燥重量 不明 装備重量258kg |
| シート高・最低地上高(mm) | 1989-1996年式共通: 810mm・最低地上高 不明 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 1989-1996年式共通: 水冷4ストロークDOHC2バルブ水平直列3気筒・55kW (75ps) @ 8,500rpm・22.2km/L(90km/h定速走行時) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 1989-1996年式共通: セルスターター式・電子制御式燃料噴射 (LE-ジェトロニック)・22L |
| 新車販売価格 | 1989年式: 発売時価格 161万円(税抜, 日本国内仕様)16,900 DM(約124.0万円, ドイツ仕様) |
| ジャンル | 水冷3気筒 | ツアラー |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 K75RT【1989~96年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年04月17日
【状態別の買取相場】 K75RT【1989~96年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
14.8万円
14.8万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年04月17日
【走行距離別の買取相場】 K75RT【1989~96年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 5万km〜 | 最高 | 14.8万円 | 1台 |
| 平均 | 14.8万円 | ||
| 最低 | 14.8万円 | ||
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※データ更新:2026年04月17日
【カラー別の買取相場】 K75RT【1989~96年】
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 14.8 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年04月17日
【実働車の取引価格帯】 K75RT【1989~96年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年04月17日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
K75RT【1989~96年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年04月17日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | K75RT【1989~96年】 | 15.0万円 | 3.8点 | 8558K75R | 65,244km | ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





04月23日〜04月29日