BMW R45【1978~85年】毎週更新の買取査定相場
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- 上位20台の取引額
BMW R45【1978~85年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは茶となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて13.4~43.6万円です。
BMW R45【1978~85年】 買取査定に役立つ車両解説
BMWの近代エントリーモデルとして、1978年にラインナップに加わったのがR45である。 1969年の/5シリーズ以降、BMWモトラッドは生産効率を高めるために全排気量を一つのフレームでカバーする「共通プラットフォーム(Type 247)」を採用してきた。しかし世代を追うごとに車体は大排気量化へと突き進み、/7シリーズ(1976年)でフラッグシップがリッター化(1000cc)に至った反面、多様化する市場ニーズ、即ちボリュームゾーンであるエントリー層にリーチできないという負の側面が露呈した。 そこで、肥大化したType 247モジュールの外に出て、全く新しい小型軽量な専用規格「Type 248」として産み落とされたのが、スモールブロックと呼ばれる本作R45およびR65である。
■ BMWのエントリーモデルの変遷
BMWのエントリーモデルの歴史は古く、戦前にはR2(1931〜1936年の198ccシングル)などの単気筒モデルが既に存在していた。敗戦後の排気量規制下においては、R24〜R26等(1948〜1960年)の250cc単気筒シリーズが大ヒットを記録し、大衆の足としてBMWの戦後復興を力強く支え続けた。 しかし、1969年の/5シリーズの登場と同期して単気筒(R2系)は終焉を迎え、BMWは純粋なエントリーモデルを一度ラインナップから切り捨てることとなる。/5〜/6時代は500cc(R50/5等)や600cc(R60/6)が実質的なボトムエンドを担っていたが、これらは上位機種と全く同じ大柄なフレームを共有していたため、手軽な入門機とは言い難かった。 R45の登場は、かつて戦後復興を支えたR2系以来となる、「専用の小型軽量フレームを与えられた純粋なエントリー機」の約10年ぶりとなる復活劇であった。ただし、戦後のR2系シリーズがサイドカー牽引(運搬)にも特化した質実剛健な実用車であったのに対し、本機R45は市街地を軽快に駆け抜ける純粋なロードモデルであり、この「空白の10年間」でBMWにおけるエントリーモデルの性格も大きく変貌を遂げたと言える。
■ 市場環境と登場背景
1970年代後半の西ドイツでは、初心者や若年層に対して「最高出力27馬力(27PS)以下」のバイクを優遇する新しい免許・保険区分が施行されていた。ホンダCX500など、本来は50馬力クラスの性能を持つ日本のミドルクラスが「西ドイツ向けの27馬力制限キット(吸気絞り等)」を装着して欧州市場を席巻しつつある中、BMWも自国の若きライダーを取り込むための戦略車を急遽投入する必要に迫られた。 日本車のように既存の高出力エンジンを無理やり吸気制限するのではなく、伝統のボクサーツイン構造と豊かなトルク特性を維持したまま、最初から「最高出力27馬力」という上限値に美しくアジャストさせるべく逆算して新設計された結果が、この473ccという中途半端な排気量なのである。
※ちなみに、この西ドイツの法規制に完全最適化された「473cc」という排気量は、ローカルな日本市場においては数奇な運命を辿るトリガーとなった。当時の日本では排気量400ccを境とする厳格な免許区分(中型限定免許)が存在しており、わずか73ccオーバーであるR45に乗るためには、合格率数パーセントと言われた超難関の「限定解除(現在の大型二輪免許)」が必要であった。血のにじむような努力で大型免許を手にした日本のライダーが、あえて27馬力のエントリー機を選ぶケースは稀であり、当時の国内販売は極めて低迷した。これは各国の免許制度改正にメーカーが翻弄された時代のコントラストである。
■ 本機の特徴と市場での立ち位置
同時代に販売されていたフラッグシップ群(/7シリーズ)と比較することで、本機がいかに特殊で戦略的な立ち位置であったかが明確に浮かび上がる。
●/7シリーズとの共通要素
BMW伝統の空冷水平対向2気筒レイアウトや、駆動系のシャフトドライブ、乾式単板クラッチ、Bing製負圧式キャブレター、そしてこの時代(モノレバー以前)のアイコンである「ツインショック(2本サス)」式のリアサスペンションといった基本構造はそのまま踏襲された。エントリーモデルであってもメカニズムに妥協はなく、長距離走行での耐久性やメンテナンスフリー性は上位機種譲りであった。
●Type 248(スモールブロック)の固有要素
エンジン幅が意図的に狭く設計され、/7系(Type 247)とは寸法から異なる短寸・軽量の専用フレームを採用。また、/7系のフロント19インチに対し、前後とも18インチのキャストホイールを標準装備した。これに合わせてフロントのテレスコピックフォークも上位機種より大幅に短い専用品が組み込まれており、大柄な/7系とは比較にならない足着き性と市街地での軽快な取り回しを実現。さらに/7系が全排気量で「ストローク量70.6mm」を共有していたのに対し、Type 248は「ストローク量61.5mm」を採用しており、重厚なドコドコ感を持たない代わり、ヒュンヒュンと高回転まで回るモダンな特性を獲得している。
●R45の固有要素
兄弟機のR65(650cc)に対し、R45は西ドイツの保険区分に適合させるため「473cc / 27馬力」に意図的にアジャストされた。この絶対的なパワー不足を補うため、ファイナルギア(最終減速比)はローギヤード化され、キャブレター口径も26mm(R65は32mm)へと小径化。最高速を捨てて「市街地での日常域の加速と扱いやすさ」に極振りした専用セッティングが施されている。
●/7シリーズにおける売価比較
完全な専用設計の塊でありながら、新車価格(初年度)は5,880 DMに抑えられた。同年のR100RSが10,000 DMを優に超え、スタンダードなR80/7であっても約7,500 DMであったことを踏まえれば、R45がいかに若年層へ向けた戦略的かつ破格のプライスダウンを実現していたかが分かる。
これら「市街地向けへの徹底した最適化」と「戦略的プライス」の組み合わせにより、ホンダCB400FourやヤマハRD400といった絶対的なパワーを誇る日本製ミドルクラスを前にしても、R45は「シャフトドライブの堅牢さ」と「BMWステータス」を武器に独自のポジションを確立した。 結果として、BMWの目論見通り日常ユースの若年層やエントリー層を大挙して取り込むことに成功し、発売翌年の1979年には「西ドイツ国内における年間ベストセラー(販売台数1位)」の座を獲得。1985年の生産終了までにシリーズ累計28,158台を売り上げ、スモールブロック戦略は見事に大成功を収めたのである。
■ 期中のアップデートと後継機
デビュー翌年の1979年には、27馬力仕様に加えて、本来のポテンシャルを解放した35馬力仕様(Nモデル等)が追加された。1981年のマイナーチェンジでは、シリンダーへのニカシルメッキ採用による耐久性向上や、クラッチの軽量化、チョーク機構の改良、点火系のトランジスタ化など、細部の熟成が図られている。 その後、1985年をもって生産を終了。この時代の日本の400ccクラスは、1979年のZ400FXの登場をきっかけに4気筒化競争に突入し、さらには84年のFZ400Rなどから水冷・レーサーレプリカ化へと急速に先鋭化していく狂乱の時代であったが、R45はそうしたスペック至上主義に流されることなく「スタンダードなミドルクラス」としての確固たる役割を保ったまま生涯を全うした。 スモールブロックの系譜は、後継機であるモノレバー世代のR65へと引き継がれるが、450ccクラスのボクサーはこのR45を最後に現在に至るまで作られていない。
■ 買取相場と査定の核心:再評価が進むスモールブロック
本機はその軽快な取り回しから近年急速に再評価が進んでおり、コレクターの本拠地である欧米での取引相場は2026年時点で概ね8,000〜10,000 USD(約120万〜150万円相当)という立派なプレミアム相場を形成し始めている(※日本国内の買取相場=業者間取引額は本項に余すことなくデータが記載されているのでご参照いただきたい)。
高額査定を引き出すためのポイントは以下の通りである。
・機関の好調さと電装系の状態
R45は「回して乗る」キャラクターであるため、エンジンの吹け上がりの軽快さや、Bing製キャブレター(26mm)の同調が取れていたり、純正構成の電装系を維持したまま始動性の良い個体は良い査定額が出やすい。
・スノーフレーク・キャストの美観
標準装備された18インチのスノーフレーク・キャストホイールはR45のアイコンの一つである。この純正ホイールが綺麗な状態で嵌っていれば当然プラス評価だ。
・外装のコンディション(
高額査定の基本線はメーカー塗装を維持し純正パーツで構成されたフルオリジナルである(カフェレーサー仕様などテーマを絞ったフルカスタムは製作ビルダーやクオリティーによって価格が大きく跳ねることもあるが)。純正のポラリスシルバーやクラシックブラックの塗装(手描きのピンストライプ含む)が残っているか、純正シートやサイドカバーに灯火類など車体の純正度とコンディションは価値に直結しやすい。
バイクパッションでは、この「スモールブロック」が持つ現代の日本市場での特異な需要と、その軽快な乗り味が持つ真の価値を熟知している。ガレージに眠るR45の売却をご検討の際は、その歴史的背景と現代のニーズをどこよりも正確に評価できる、我々バイクパッションへぜひ買取査定をご依頼いただきたい。
| 車名/型式/年式 | R45 / 1978年 〜 1985年 (※Nモデル等含む)下記スペックは78年モデル |
|---|---|
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 2,210 mm × 688 mm × 1,080 mm・装備重量205kg |
| シート高・最低地上高(mm) | 770 mm ・ 130 mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 473cc 空冷4ストローク OHV 2バルブ 水平対向2気筒 (Type 248 スモールブロック)・27 または 35馬力 / 7,250 rpm (※仕様地や年式により異なる) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・Bing製 CV(負圧式)キャブレター (26mm)・22L |
| 新車販売価格 | 5,880 DM (約65万円相当) |
| ジャンル | BMW /2 /3 /5 /6 /7シリーズ |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 R45
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年10月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年10月09日
【状態別の買取相場】 R45
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年10月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
41.1万円
40.2万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
26.2万円
15.9万円
3台
※データ更新:2026年10月09日
【走行距離別の買取相場】 R45
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年10月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 2〜3万km | 最高 | 40.2万円 | 1台 |
| 平均 | 40.2万円 | ||
| 最低 | 40.2万円 | ||
| 3〜5万km | 最高 | 42.0万円 | 1台 |
| 平均 | 42.0万円 | ||
| 最低 | 42.0万円 | ||
※データ更新:2026年10月09日
【カラー別の買取相場】 R45
- ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年10月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 42.0 万円 | 1台 | |||
| ■ | 40.2 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年10月09日
【実働車の取引価格帯】 R45
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年10月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年10月09日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
BMW R45【1978~85年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年10月09日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | BMW R45【1978~85年】 | 42.2万円 | 3.5点 | 5750 | 32,750km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | BMW R45【1978~85年】 | 40.4万円 | 3.3点 | 3845 | 22,723km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています






