R65LS【1981~84年】毎週更新の買取査定相場
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- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
R65LS【1981~84年】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で21%下落。対3年前比で15%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは銀となっています。
R65LS【1981~84年】 買取査定に役立つ車両解説

- ポラリスシルバー 1982
- 当時の新車価格
- 8,955DEM (約57.8万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
80.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
52.8万円
- 上限参考買取率
- 138.4%
- 平均参考買取率
- 91.3%
1970年代末、それまで保守的な空冷水平対向2気筒エンジンを搭載する高級ツアラーのイメージが強かったBMWは、急拡大する中型スポーツバイク市場と若年層ユーザーの獲得を目指し、従来のフレーム構造や足回りを再設計した軽量ボクサー「R45/R65」シリーズを1978年に投入した。しかし、これらのモデルは堅実ではあったものの、刺激や斬新さに欠けるという評価を一部の市場で受けていた。
そこで、新世代BMWの持つスポーツ性を鮮烈にアピールすべく企画されたのが、1981年に登場した「R65LS」である。LSは「ラグジュアリー・スポーツ」を意味し、伝統的なツアラースタイルからの脱却を図り、空力特性と近未来的デザインを融合させた純粋なスポーツモデルとして位置づけられた。デザインを担当したのは、伝説的なデザイナーであるハンス・ムート率いる「ターゲット・デザイン」である。当時、彼らはスズキのGSX1100S KATANAを手掛けたことでバイク界に激震を走らせていたが、R65LSにおいてもその鋭利かつ独創的な造形美が見事に結実している。先行する通常モデルのR65が保守的でスタンダードなネイキッドバイクであったのに対し、R65LSは先鋭的なスタイリングと実用的なパフォーマンスのアップグレードを引っ提げ、全く新しい個性を備えたフラッグシップとして登場したのである。
R65LSの最大の特徴は、ハンス・ムートの手によるビキニカウルと、リアへと流れる先鋭的なスタイリングにある。カウルは単なる飾りではなく、風洞実験を経て設計されており、フロント荷重の増加と高速走行時の空気抵抗削減、操縦安定性の向上に大きく寄与していた。車体構成においては、ベースとなるR65から多岐にわたる変更が加えられた。
エンジンはベースのR65が1981年に出力向上を行なった同型エンジンを搭載。649ccの空冷OHV水平対向2気筒で、最高出力は50PS/7250rpmを発揮した。シリンダーには低摩耗と軽量化を実現するニカジッキ処理が施され、高回転域まで滑らかに吹け上がる特性を獲得している。足回りにおいては、前輪ブレーキにブレンボ製のダブルディスクを標準装備し、高い制動力を確保した。ホイールには独自のホワイト(またはシルバー)塗装が施されたキャストホイールが採用され、後輪のドラムブレーキと相まって走行性能を一段と引き上げていた。さらに、ブラックアウトされたエキゾーストシステムや、独特の三角形状を描くリアシート下部のセクションなど、機能性と視覚的インパクトをハイレベルで融合させた車体構成が貫かれていた。
1981年に発売が開始された初期型モデルは、鮮烈な「ヘナ・レッド(Henna Red)」および「ポラリス・シルバー(Polaris Silver)」の2色が設定され、市場に強い衝撃を与えた。1981年型では、点火系にトランジスタ点火(電子点火)が採用され、冷間始動性やメンテナンス性が飛躍的に向上した点がトピックである。翌1982年モデルでは、クラッチの操作感が改善され、ギアチェンジの円滑化が図られた。
1983年モデルになると、エンジンの細部調整やキャブレターの設定変更が行われ、全域におけるレスポンスの平滑化が進められた。カラーリングにおいてもブラックベースのシックなグラフィックが追加されるなど、成熟期を迎えた。また、このモデルライフの過程で、派生車種や同系フレームを用いたモデルとの相乗効果も生み出された。オフロード志向の「R80G/S」や、よりオンロードツアラーに特化した「R65RT」といった兄弟車が存在する中で、R65LSはその独特なカウリングとコンパクトなシャーシによって、最もピュアなオンロードスポーツという独自のポジションを堅守し続けたのである。最終年式となる1984年モデルでは、翌年からのモノレバー(片持ちスイングアーム)世代への移行を控え、最高レベルの品質安定性を備えた完成型としてラインナップを締めくくった。
約4年間のモデルライフにおいて、R65LSは大きな構造的フルモデルチェンジを経ることなく、年式ごとの確実な熟成を重ねた。そして1985年、BMWの2バルブボクサーシリーズは、リアサスペンションに片持ちスイングアームである「モノレバー」を採用する新世代へと引き継がれることとなる。R65LS自体は1984年をもって生産を終了したが、その軽量な車体にスポーツ性の高いエンジンを積み、空力カウルで固めるというコンセプトは、後に登場する「R80RT」や「R100RS」の派生スポーツモデル、ひいてはKシリーズのスポーツバイクへと脈々と受け継がれていったのである。
当時の市場において、R65LSのライバルとして存在していたのは、日本の「ナナハン」や中型ミドルスポーツたちであった。代表格としては、ホンダのCB750FやCB900F、ヤマハのXJ650、スズキのGS650Gなどが挙げられる。価格面では、BMWという高級ブランドの輸入車であったため、国産の750ccクラスと同等あるいはそれ以上の高価格帯に設定されていた。絶対的な動力性能や最高速度、最高出力のスペック値においては、4気筒DOHCエンジンを搭載する国産ライバル勢に対してR65LSの50PSという数値は見劣りするものであった。
しかし、R65LSとライバル車種との決定的な差異は「運動性の質」と「実用上のバランス」にあった。空冷ボクサーエンジン特有の低重心設計と、強固なダブルクレードルフレーム、そして優れた前後重量配分は、ワインディングでの軽快かつ圧倒的にニュートラルなハンドリングを生み出した。長距離走行においてもライダーを疲労させない完璧なエルゴノミクスと高い風防効果、軸駆動(シャフトドライブ)によるメンテナンスフリー性など、単なるスピード競争とは一線を画す「走る楽しさとツーリング性能の融合」こそが、R65LSがライバルに対して誇る最大の強みであった。
1981年から1984年というわずか4年間のみ製造されたBMW R65LSは、製造台数こそ約6,389台と決して多くはなかったものの、BMWの歴史において極めて強い光彩を放つモデルである。保守的であったブランドイメージをハンス・ムートのエキセントリックかつ緻密なデザインによって一新し、「軽量・俊敏なスポーツボクサー」という新たな地平を切り拓いた功績は計り知れない。絶対的な馬力数値では語れない、低重心が生み出す絶妙なハンドリングと時代を超越したスタイリングは、現代のネオクラシック・カスタムシーンにおいても高く評価され続けている。R65LSは、機能主義のドイツ流エンジニアリングと前衛的なデザイナーの情熱が奇跡的に融合した、80年代バイクトレンドにおける至高の名車である。
買替や売る際の買取査定は1981〜1984年式 BMW R65LSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R65LS/R65L型/1981〜1984年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1981年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2110mm 幅688mm 高さ1080mm 装備重量207kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高810mm 最低地上高130mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストローク水平対抗2気筒4バルブ649.6cc・50馬力(7250回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・22リットル |
| ジャンル | プレミアム旧車 絶版車 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 R65LS
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年08月07日
【状態別の買取相場】 R65LS
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
54.0万円
41.0万円
7台
平均
最低
取引
35.8万円
35.8万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年08月07日
【走行距離別の買取相場】 R65LS
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 1〜2万km | 最高 | 80.0万円 | 2台 |
| 平均 | 61.5万円 | ||
| 最低 | 43.0万円 | ||
| 3〜5万km | 最高 | 41.2万円 | 1台 |
| 平均 | 41.2万円 | ||
| 最低 | 41.2万円 | ||
| 5万km〜 | 最高 | 70.2万円 | 5台 |
| 平均 | 50.0万円 | ||
| 最低 | 35.8万円 | ||
※データ更新:2026年08月07日
【カラー別の買取相場】 R65LS
- ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 52.8 万円 | 7台 | |||
| ■ | 44.6 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年08月07日
【実働車の取引価格帯】 R65LS
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年08月07日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
R65LS【1981~84年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年08月07日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | R65LS【1981~84年】 | 80.2万円 | 4.2点 | 3311R65L | 16,980km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | R65LS【1981~84年】 | 70.4万円 | 3.8点 | 3625R65L | 73,606km | ■ |
| 3 | R65LS【1981~84年】 | 58.4万円 | 4.0点 | 3296R65L | 59,534km | ■ |
| 4 | R65LS【1981~84年】 | 44.8万円 | 3.8点 | 3889R65L | 61,516km | ■ |
| 5 | R65LS【1981~84年】 | 43.2万円 | 4.2点 | 3311R65L | 17,292km | ■ |
| 6 | R65LS【1981~84年】 | 41.3万円 | 3.8点 | 17151ヒロ | 35,887km | ■ |
| 7 | R65LS【1981~84年】 | 41.1万円 | 3.7点 | 1499R65L | 62,324km | ■ |
| 8 | R65LS【1981~84年】 | 35.9万円 | 3.2点 | 3274R65L | 77,169km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





