【2024年式】EC350F毎週更新の買取査定相場
【2024年式】EC350F 買取査定に役立つ車両解説
2024年モデルのGASGAS EC350Fは、単なる色替えや細かな改良ではなく、大幅なフルモデルチェンジを受けて市場へ送り出された。
外見上はGASGASらしさを保ちつつも中身はほぼ全て刷新され、フレーム、サブフレーム、スイングアーム、サスペンション、ブレーキ、エレクトロニクス、さらにエンジンの取り回しや位置まで再設計された。開発陣は「扱いやすさと信頼性を高めながらライダーにより一層の操縦性と疲労低減をもたらす」ことを設計目標に掲げ、その結果として生まれたのがこの新世代のECである。
まずシャシーだが、新型はモーターの取り付け位置を変更し、エンジンマスをより中央に寄せることで慣性モーメントを低減、旋回初期の機敏さと路面追従性を両立させている。この変更は単に数ミリ位置を変えたという話ではなく、フレーム断面やステアリングステムの剛性設計も見直され、旧来型の「尖った」挙動を和らげつつコーナーでの正確性を高めるという設計哲学が貫かれている。
サスペンションはフロント/リヤともにWP XACTの新世代ユニットへと一新され、フロントフォークはオープンカートリッジ構造を採ることで初期の粘りと制御性を両立し、ストローク量は競技特性に合わせて最適化された。リアショックはリンク比の見直しを伴いながらも300mm前後のトラベルを確保し、接地感と衝撃吸収を高めている。これに合わせて鍛造トリプルクランプや微妙に柔軟性を残すステアリングステムが採用され、荒れた路面でのハンドリングが格段に安定した。
ブレーキ周りも改められ、GASGAS専用にチューニングされたBraktec(ブレーキテック)製のシステムが用いられている。これは繊細なレバータッチから強烈な制動までを安定してコントロールできるよう設計されたもので、特に山岳区間での速度調整や急停止時のフィーリングが向上、加えてニュータイプの大径ローターや改良されたキャリパーの採用により、ブレーキのフェード耐性も向上した。
エンジンは排気量は350ccクラスのままだが、内部のマスの集中化、吸排気の最適化、燃料マップの刷新により実用トルクが太くなり、扱いやすさが増している。さらに電子制御の面でも進化が見られ、オプションでマップ切替やクイックシフター対応、ローンチコントロール、トラクションコントロールといった機能が設定可能となり、用途やライディングレベルに合わせた柔軟なセッティングが可能になった点は現代のエンデューロマシンとして重要なアップデートであった。
外装と人間工学にも細かな気配りが行き届いており、燃料タンクは軽量で透明なポリエチレン製に変更され残量確認が容易になったほか、シートの取外し工数が減り整備性が向上している。サイドパネルはより薄くスリムにまとめられ、ライダーがタイトなセクションで動きやすくなった。チェーンガイドやスプロケットプロテクターの強化、フットペグの大型化、ネーケン製ハンドルの専用ベンド採用といった実戦的な改良も積み重ねられ、フィールドでの信頼性も確保した。
「EC」というネーミングは何を意味するのか。GASGASにおいてECはEnduro Competitionの略とされ、ECシリーズはオフロード競技やハードエンデューロでの戦闘力と汎用性を両立した。したがってEC350Fは“350ccクラスの競技志向エンデューロ”を象徴するネームであり、ラインナップの中では中軸的存在だ。軽快性とトルクのバランスに優れる350はエンデューロ界で「万能選手」として高く評価され、2ストローク250や4ストローク450との使い分けで最も汎用性が高い排気量帯である。また、GASGASブランド内でのEC350Fの立ち位置は明確だ。KTM/Husqvarnaと同じグループ内で技術を共有しながらも、ECシリーズはGASGASらしい“赤のアイデンティティ”とコストパフォーマンスで差別化を図っている。トップレンジの競技モデルほど過激ではなく、かつ日常的な林道ツーリングからエンデューロ競技まで幅広くカバーできるオールラウンダーとして、それぞれのエンデューロライフに溶け込みやすい。プロのライダーがレースで培ったフィードバックを落とし込みつつ、一般ユーザーのメンテナンス性や扱いやすさにも配慮したバランス設計が、EC350Fをブランドの心臓部たらしめていた。
総じて、2024年のEC350Fはフルモデルチェンジで実戦的な進化を果たしたモデルであった。単なる世代交代ではなく、設計思想の再構築と細部の実用性向上を同時に達成しており、初心者からエキスパートまで幅広い層へ訴求力を高めた。
| 車名/型式/年式 | EC350F / 2024年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2024年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | フルモデルチェンジ |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (ホイールベース)1,489(重さ)110.2 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)956 (最低地上高)354 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク単気筒 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・9L |
| 新車販売価格 | (税込)1,428,000 |
実働車【型式・年式別】平均買取相場 【2024年式】EC350F
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【年式別】平均買取額の目安
※データ更新:2026年03月06日
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 【2024年式】EC350F
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年03月06日
実働車【型式・年式別|買取相場の推移】 【2024年式】EC350F
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
| 対前年比 | 対10年前比 | 10年間の取引台数 |
※データ更新:2026年03月06日
【状態別の買取相場】 【2024年式】EC350F
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
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※データ更新:2026年03月06日
【走行距離別の買取相場】 【2024年式】EC350F
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
※データ更新:2026年03月06日
【カラー別の買取相場】 【2024年式】EC350F
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
※データ更新:2026年03月06日
【実働車の取引価格帯】 【2024年式】EC350F
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年03月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
【2024年式】EC350F 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





03月10日〜03月16日