BMW R80シリーズ|全8車種|上限買取額の高い順

BMW R80シリーズいくらで売れる?
2026年07月31日更新 BMW R80シリーズ|全8車種 の買取査定相場は、 25.6万円が平均で、上限は141万円です。
現在、最も高く売れる車種は上限金額でR80G/S。 中古の取引台数が最も多い車種はR80です。
BMW R80シリーズ|全8車種|8台(直近12ヵ月間の業者間取引)の落札額から算出
  • No 1
    R 80 G/S【1980~87年式】
    R 80 G/S【1980~87年式】

    買取上限

    141 万円

    相場平均

    97.2~119 万円
    年間取引台数
    3
    1980年に発売されたR 80 G/S アドベンチャーバイクの始祖として...
  • No 2
    BMW R80 【1981~94年式】
    BMW R80 【1981~94年式】

    買取上限

    76.7 万円

    相場平均

    45.2~56.9 万円
    年間取引台数
    3
    1980年代前半、市販車レースを席巻し、公道でも圧倒的なスペック...
  • No 3
    R80RT【1982~95年式】
    R80RT【1982~95年式】

    買取上限

    45.3 万円

    相場平均

    38.6~41.1 万円
    年間取引台数
    2
    R100RS(1976年)、R80RT(1982年)に続く3代目フルカウルツアラ...
  • No 4
    no img
    BMW R80サイドカー

    買取上限

    N/A 万円

    相場平均

    N/A 万円
    年間取引台数
    0
  • No 5
    R80/7【1977~83年式】
    R80/7【1977~83年式】

    買取上限

    N/A 万円

    相場平均

    N/A 万円
    年間取引台数
    0
    1977年、BMWの伝統的な「スラッシュ・シリーズ」の最終世代とな...
  • No 6
    R80GS Basic【1996~97年】
    R80GS Basic【1996~97年】

    買取上限

    N/A 万円

    相場平均

    N/A 万円
    年間取引台数
    0
    1996~97年に製造販売されたR 80 GS BASIC(ベーシック)はR 80...
  • No 7
    R80GS パリダカール【1985~87年】
    R80GS パリダカール【1985~87年】

    買取上限

    N/A 万円

    相場平均

    N/A 万円
    年間取引台数
    0
    アドベンチャーバイクの始祖として有名なBMW R 80 G/Sは1980年に...
  • No 8
    R80ST【1982~84年】
    R80ST【1982~84年】

    買取上限

    N/A 万円

    相場平均

    N/A 万円
    年間取引台数
    0
    伝説の初代アドベンチャー「R 80 G/S」を、ストリート向けに寄せ...
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BMW R80シリーズの歴史と進化
登場年 モデル名と系譜(R80シリーズの進化)
1977年 R80/7(ツインショック)
・/7シリーズの中核を担う、伝統的な2本サスのベースモデル。
1980年 R80G/S(モノレバー革命)
・片持ちスイングアームを初採用。アドベンチャー市場を創出した伝説の起点。
1982年 R80ST(オンロード仕様)
・G/Sの軽量モノレバー車体をオンロード向けに最適化したストリート版。

R80RT(ミドルツアラー)
・巨大な防風カウルを備えた極上の長距離ツアラー仕様。
1984年 無印 R80(モノレバー・ロード)
・G/S譲りのモノレバーとY字キャストホイールを備えた生粋の純ロードスター。
1987年 R80GS(パラレバー)
・シャフトのクセを打ち消す進化型「パラレバー」を搭載したG/Sの後継機。
1991年 R80R(ロードスター)
・パラレバーとクロススポークホイールを備えたクラシカルなネイキッド。
1994年 R80 Mystic(ミスティック)
・空冷OHVボクサーの歴史の最後を飾る、流麗なデザインの最終スワンソング。

最後のスラッシュ「R80/7」|1977年~

  • R80/7【1977~83年式】|アブス・ブラック 1977年
    R80/7(ツインショック)
    1977年
    797.5cc 空冷OHVボクサーツイン
    50-55馬力 コンベンショナル2本サス
  • 1923年の初号機「R32」から連綿と続くBMWの空冷OHV水平対向2気筒(エアヘッド・ボクサー)。R80シリーズの原点である「R80/7」を紐解くには、先代であるスラッシュシリーズの機構的変遷を知る必要があります。

    1969年、BMWは「/5(スラッシュ・ファイブ)」シリーズを投入し、12V電装やセルモーターを採用してボクサーを一気に近代化させました。続く1973年の「/6」シリーズでは900cc化や5速ミッション、ディスクブレーキが導入され、ツアラーとしての基本機構が確立されます。

    しかし1970年代に入り、ホンダ・CB750 Fourやカワサキ・Z1(900 Super4:82PS)といった日本勢の大排気量マルチ(直4)が台頭すると事態は急変します。BMWも対抗してパワーを上げ続けた結果、旧来のフレーム設計が出力に負け、シャフトドライブ特有の挙動も相まって「グミクー(ゴムの牛)」と揶揄される限界を露呈してしまったのです。

    この限界を打ち破るべく、フレーム剛性を強化して1976年に投入されたのが最後のスラッシュ「/7」シリーズであり、その中で救世主として誕生したのが「R80/7」でした。上位機種特有の振動を持たず、歴代で最も滑らかに回る797ccエンジン。R80は馬力競争を降り、「長距離を疲労なく駆け抜ける」というBMW本来の哲学における究極の黄金比(スイートスポット)を証明したのです。R80/7は古き良き世代の集大成であると同時に、以後のBMWの屋台骨を支える伝説の始まりでした。

元祖アドベンチャー「R80G/S」|1980年~

  • R80GS パリダカール【1985~87年】
    R80G/S(モノレバー)
    1980年
    797.5cc 空冷OHVボクサーツイン
    50馬力 片持ち式スイングアーム
  • R80の素性の良さは、オンロードだけに留まりませんでした。BMWを倒産の危機から救った車体の革命児、1980年登場の「R80G/S」です。

    当時、重いボクサーはオフロード界で駆逐されていました。しかしヘルベルト・シェックやラズロ・ペレスら熱狂的エンジニア達が、自らの手で130kg台まで軽量化した800ccのプロトタイプを製作。ISDT(インターナショナル・シックス・デイズ・トライアル)等で「ボクサーはオフロードでも勝てる」という下地(レーサーとしての血統)を培っていたのです。

    この純レーサーのDNAを公道へと昇華させたR80G/Sの最大の武器が、世界初の片持ち式スイングアーム「モノレバー(Monolever)」でした。大幅な軽量化と剛性アップを果たし、過酷なパリ・ダカールラリーを見事に制覇。「アドベンチャー」という巨大市場を単独で創出しました。

派生モデルと現在の狂騒|1982年~

  • R80RT 【1982~95年式】|ミスティック・レッド 1984年
    R80RT(ミドルツアラー)
    1982年~
    797.5cc 空冷OHVボクサーツイン
    50馬力 大型フルカウル装備
  • R80G/Sによるモノレバー機構の成功は、オンロードモデルのハンドリングも劇的に近代化させました。フロント19インチの「R80ST」やフルカウルの「R80RT」、そして1984年にはロードモデルの「R80(モノレバー)」へと展開されます。このモノレバー車体の完成度は極めて高く、後に生産終了の危機にあった上位機種「R100」を復活させる際のベース車両(前身)にも選ばれました。
    その後もシャフト特有のテールリフトを打ち消した「パラレバー(R80GS、R80R)」へと進化し、2バルブ最後の特別仕様「Mystic」に至るまで多様な派生を生み出します。

    長らくBMWを支えた2バルブ・エアヘッドエンジンは1990年代半ば、次世代の4バルブ・オイルヘッド(R850R/GS)へバトンを渡し歴史の幕を下ろしました。

    しかし現代、R80シリーズは「単なる旧車」という枠を完全に越えています。フルオリジナルで価値が上がる「/7」や初代「G/S」はもちろん、無骨な空冷エンジンとスカスカのモノレバーが生み出す造形美から、「カフェレーサー」や「ボバー」への至高のカスタムベースとして世界中で激しい奪い合いとなっているのです。
    BMWの危機を救い、今なお愛され続けるR80シリーズ。その気になる「現在のリアルな買取相場」は、上段のリストからご確認ください。
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