R80RT【1982~95年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
R80RT【1982~95年式】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で60%上昇。対3年前比で20%下落しています。
最も高く売れるカラーリングはワインとなっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて4.0~19.0万円です。
R80RT【1982~95年式】 買取査定に役立つ車両解説

- ミスティック・レッド 1984年
- 当時の新車価格
- 12,690 DM (約105万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
36.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
35.6万円
- 上限参考買取率
- 34.3%
- 平均参考買取率
- 33.9%
R100RS(1976年)、R80RT(1982年)に続く3代目フルカウルツアラーR 80 RTは、1982年モデルでR80シリーズの最上級グレードとしてラインナップに加わりました。
1978年、BMWは風洞実験を経て開発された巨大なフルフェアリング(カウル)を標準装備する、究極の長距離ツアラー「R100RT」を世に送り出しました。(※当時、MVアグスタの350BなどがGPレーサー風のフルカウルを「オプション」で用意していた例はありましたが、市販の公道モデルとして量産フルカウルを【標準装備】したのは、1976年登場の兄弟機R100RSから続くこのシリーズが世界初でした)。しかし、フラッグシップである1000ccのボクサーエンジンは力強い反面、特有の微振動があり、長時間の高速巡航ではそれがライダーの疲労に繋がるという声もありました。
そこで1982年、R100RTの誇る「完璧な防風性能を持つカウリング」はそのままに、ボクサーラインナップの中で最も振動が少なく、シルキー(滑らか)に回ると定評のあった800cc(50馬力)エンジンを搭載して誕生したのが「R80RT」です。
「圧倒的なパワーよりも、疲労のない滑らかな巡航性能」を求める熟練のツーリングライダーたちから、R80RTは『最もバランスの取れた最高の旅バイク』として絶賛をもって迎えられました。
事実、その完璧な防風性能と信頼性の高さから、欧州をはじめとする世界中の警察車両(白バイ)や公用車としても大量採用された結果、ツインショック期とモノレバー期を合わせた累計生産台数は約29,380台を記録。これは、あのアドベンチャー市場を創出した伝説の「R80G/S(累計約21,860台)」をも大きく凌ぐセールスであり、名実ともにR80シリーズを牽引する「最大のトップセラーモデル」となったのです。
■スタンダード(無印R80)から派生した「特化型ツアラー」としての差別化ポイント
【パワートレイン】
無印R80と同じ50馬力のエンジンですが、巨大なフェアリングの重量と空気抵抗を押し進めるため、ネイキッドのような「俊敏な加速感」は削がれています。その代わり、高速道路を一定の速度で巡航した際の「どこまでも滑らかで振動のないフィーリング」こそが、RT(Reise-Tourer=トラベルツアラー)の真骨頂です。
【シャシー&足回り】
・フェアリングの重量による、圧倒的な直進安定性
カウルがフロント周りに架装されているため、歩くような極低速域では無印R80よりもハンドリングに重さを感じます。しかし、ひとたび速度に乗ればその重さが「矢のような直進安定性」へと変わり、横風や路面のギャップをものともしないクルーザーへと変貌します。
【外装】
・風洞実験から生まれた、巨大なウインドスクリーン一体型フルフェアリング
ライダーの全身を走行風から完全に守り抜き、小雨程度なら濡れることすらありません。カウル内側には小物を入れるグローブボックスや、風の流れを調整できるエアベンチレーションが統合されており、無印R80の「風を感じるクラシカルな美しさ」とは対極にある「実用機能の極致」を体現しています。
【電装】
電圧計や時計といった追加メーターがカウル内側のパネルに標準装備され、グリップヒーターなどのツーリング向けオプションが選ばれることが多いのもRTならではの差別化ポイントです。
■スペックには表れない「疲労度ゼロ」の絶対的優位性
1980年代中盤のモーターサイクル市場は、日本のメーカーが水冷4気筒で100馬力超えを叩き出し、カウリングの空力性能で「最高速」を競い合うスペック至上主義の時代でした。
そんな熱狂の中にあって、R80RTの「最高出力50馬力・巨大なツアラーカウル」というスペックは、いかにも鈍重で時代遅れに見えました。デビュー当時の本国価格も決して安くはない最高級車です。
しかし、RTのフェアリングは「最高速を出すため」ではなく「ライダーを疲労させないため」の空力設計でした。無振動のボクサーエンジン、雨でもチェーン注油が不要なシャフトドライブ、そして完全に無風状態となるコックピット。過剰なスペック競争に疲れ果て、「とにかく遠くへ、快適に旅をしたい」と願う世界中のベテランライダーたちにとって、R80RTはまさに「アガリの旅バイク」として絶対的な価値を誇っていました。
■モデルライフの熟成と「モノレバー」への大進化(期中のアップデート)
1982年のデビュー後、R80RTは(無印R80と同様に)1995年までという非常に長い生産期間を誇りました。そのモデルライフにおける最大の転換点が、1984年に実施された車体のフルモデルチェンジ(モノレバー化)です。
・モノレバーの採用とバネ下重量の軽減: 従来の両持ちスイングアーム(ツインショック)から、片持ち式スイングアーム「モノレバー」を新採用。巨大なカウルを支える車体剛性が向上するとともに、シャフトドライブ特有の癖が消え、ツアラーとしてのコーナリングの安定感が劇的に増しました。
・足回りの一新: 前後18インチのY字型キャストホイールを標準装備。ツインショック時代に約234kgあった装備重量は、モノレバー化に伴い約227kgへと軽量化され、取り回しの重さも改善されています。
■実用ツアラーとして、そして「隠れたカスタムベース」として高騰する現在の価値
生産終了から長い年月が経った現在、クラシック市場におけるR80RTは二つの理由で価格が高騰しています。
ひとつは、当時のままの姿で優雅なレトロ・ツーリングを楽しむ「実用クラシック」としての需要。そしてもうひとつが、世界中のカスタムビルダーによる「カフェレーサーのベース車両」としての強烈な需要です。
実は巨大なカウルを取り払ってしまえば、中身は人気の無印R80(モノレバー)と全く同じ美しい車体とエンジンが隠れています。そのため「外装が傷んだRTを安く仕入れて、カウルを剥がしてスタイリッシュなネイキッドにカスタムする」という手法が世界中で大流行しました。これにより、オリジナルのRTも、カスタム素材としてのRTも市場から急速に姿を消し、価格が押し上げられています。
ツアラーとしてもカスタムベースとしても引く手あまたのR80RT。その気になる国内の最新買取査定相場(業者間市場の取引データ)については、ページ上段の相場表にてリアルタイムで公開しております。世界的な需要過多により価格が底堅く推移している現状を、ぜひ上記の海外の潮流とも比較しながらご自身の愛車の価値をご確認ください!
| 車名/型式/年式 | BMW R80RT / R80型 / 1984年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1984年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,175x全幅800x全高1,435mm・装備重量227kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高810mm・最低地上高140mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV2バルブ水平対向2気筒・50PS/6,500rpm・約17〜19km/L(当時の実用燃費目安) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルスターター・キャブレター(ビング製CV)・22リットル |
| 新車販売価格 | 12,690 DM~ (当時のレートで約105万円相当) |
| ジャンル | BMW R80シリーズ | ツアラー |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 R80RT
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年09月04日
【状態別の買取相場】 R80RT
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
48.5万円
36.0万円
3台
平均
最低
取引
41.2万円
31.0万円
3台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
12.3万円
6.0万円
2台
※データ更新:2026年09月04日
【走行距離別の買取相場】 R80RT
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 65.2万円 | 2台 |
| 平均 | 50.2万円 | ||
| 最低 | 35.2万円 | ||
| 1〜2万km | 最高 | 31.0万円 | 1台 |
| 平均 | 31.0万円 | ||
| 最低 | 31.0万円 | ||
| 3〜5万km | 最高 | 57.4万円 | 1台 |
| 平均 | 57.4万円 | ||
| 最低 | 57.4万円 | ||
| 5万km〜 | 最高 | 44.4万円 | 2台 |
| 平均 | 40.2万円 | ||
| 最低 | 36.0万円 | ||
※データ更新:2026年09月04日
【カラー別の買取相場】 R80RT
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年9月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 35.6 万円 | 2台 | |||
| ■ | 57.4 万円 | 1台 | |||
| ■ | 31.0 万円 | 1台 | |||
| ■ | 65.2 万円 | 1台 | |||
| ■ | 44.4 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年09月04日
【実働車の取引価格帯】 R80RT
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年9月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年09月04日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
R80RT【1982~95年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年09月04日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | R80RT【1982~95年式】 | 65.4万円 | 3.5点 | 0368R80R | 2,083km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | R80RT【1982~95年式】 | 57.6万円 | 3.3点 | 2959R80R | 33,844km | ■ |
| 3 | R80RT【1982~95年式】 | 44.6万円 | 3.7点 | 3326R80R | 92,673km | ■ |
| 4 | R80RT【1982~95年式】 | 36.2万円 | 3.8点 | 3243R80R | 61,521km | ■ |
| 5 | R80RT【1982~95年式】 | 35.4万円 | 3.3点 | 2972R80R | 3,336km | ■ |
| 6 | R80RT【1982~95年式】 | 31.1万円 | 3.2点 | 1253R80R | 18,001km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています






