R80/7【1977~83年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
R80/7【1977~83年式】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは茶となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて7.9~27.9万円です。
R80/7【1977~83年式】 買取査定に役立つ車両解説

- メタリックオレンジ 1979年
- 当時の新車価格
- 8,200 DM (約94.4万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
45.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
38.2万円
- 上限参考買取率
- 48.1%
- 平均参考買取率
- 40.5%

- ダークブルー・メタリック
- 当時の新車価格
- 8,800 DM (約101.3万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
33.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
33.4万円
- 上限参考買取率
- 33.0%
- 平均参考買取率
- 33.0%
1977年、BMWの伝統的な「スラッシュ・シリーズ」の最終世代となる「/7」のミドルクラスを担うモデルとして登場したのがR80/7です。
先代にあたる「/6」シリーズの時代、BMWは600cc、750cc、そしてフラッグシップの900cc(R90S等)というラインナップを展開していました。しかし1970年代後半、ホンダ・CB750 Fourやカワサキ・Z1(900 Super4)といった「日本勢の大排気量マルチ(直4)」による激しいパワーウォーズが勃発します。
この脅威に対抗するため、BMWは世代を「/7」へと刷新する際、フラッグシップを1000cc(R100/7等)へと巨大化させました。それに伴い、トップとボトム(600cc)の間に生じてしまった大きなギャップを埋めるべく、従来の中間モデルであった「R75/6(750cc)」を排気量アップして誕生させたのがR80/7です。
フラッグシップの巨大化に伴うボクサー特有の振動増大を嫌う本質的なツアラー(長距離ツアラー)層に向け、R60のようなアンダーパワー感もなく、R100のような振動もない、「歴代エアヘッドで最も滑らかに回る(Laufruhigste)究極のスイートスポット」として完璧なポジショニングを与えられました。
■先代(R75/6)から全方位へ及んだ各部のアップデート
【パワートレイン】
・直接のベースとなったR75/6(745cc)から、シリンダーボアを82mmから84.8mmへと拡大し、排気量を797.5ccへとスケールアップ
・ビング製CV(負圧式)キャブレターを装備
日本勢のパワーウォーズに対抗しつつも、1000ccのような振動の増大を嫌う層に向け、全域でトルクフルかつ「歴代エアヘッドで最も滑らかに回る」回転特性を実現したのが最大の特徴です。
【シャシー】
・伝統の鋼管ダブルクレードルフレームを踏襲
・メインフレームのトップチューブ剛性を強化
・各部の補強チューブの配置を見直し
/5や/6時代に「グミクー(ゴムの牛)」と揶揄された、高出力化による高速巡航時のフレームのヨレやシャフトドライブ特有の挙動に対し、剛性バランスを見直すことで直進安定性を底上げしています。
【足回り】
・リアにコンベンショナルな2本サス(ツインショック)を採用
・フロントにシングルディスクブレーキを標準装備
・オプションでフロントのダブルディスク化が可能
発売初期はクラシカルなスポークホイールでしたが、後に高剛性なアルミキャストホイールへと移行し、ツインショックの足回りとして完成形へと熟成されました。
【外装】
・新形状のフラットトップタンク(24L)を採用
・テールカウルと一体化した段付きの新型ダブルシートを装備
・より洗練された塗装とピンストライプデザイン
/6までの丸みを帯びた形状から、上面が平らでニーグリップしやすいタンク形状へと刷新され、70年代後半のモダンなグランドツアラーに相応しいスタイリッシュなフォルムへと進化しました。
【電装】
・メーターパネルのデザイン変更(インジケーターランプのタコメーター内蔵)
・左右ハンドルスイッチボックスの操作性向上・近代化
メーター周りの近代化により、ライダーへのインフォメーションの視認性が向上し、長距離走行時のストレス軽減に寄与しています。
■プレミアム・モーターサイクルとして確立された絶対的優位性
当時の世界最大の激戦区であった北米市場の新車価格(MSRP)を比較すると、R80/7の特異な立ち位置が浮き彫りになります。
1977〜78年当時、ホンダ・CB750やカワサキ・KZ1000といった日本勢の大排気量マルチが約2,500〜3,000ドル(当時の為替レート1ドル≒268円換算で約67万〜80万円)で販売されていたのに対し、R80/7は約3,600〜3,800ドル(同換算で約96万〜100万円超)という強気な価格設定でした。
日本勢が軒並み70〜80馬力オーバーを叩き出し、安価な価格設定で世界を席巻していたのに対し、R80/7は最高出力わずか50馬力(輸出仕様で55馬力)でありながら遥かに高額な「プレミアム・モーターサイクル」だったのです。
しかし、R80/7の真の価値はスペック表の数字にはありません。メンテナンスフリーのシャフトドライブ、水平対向エンジン特有の極めて低い重心による安定したコーナリング、そして「1日1,000kmを走っても疲れない」と言われた圧倒的なエンジンの滑らかさと乗車姿勢。ゼロヨン加速や最高速(直線番長)で競う日本勢とは全く異なる、「大人のグランドツアラー」として明確な差異と優位性を確立していました。
■モデルライフの熟成と「モノレバー」へと受け継がれるR80伝説
1977年のデビュー後、R80/7は1984年まで生産されるロングセラーとなりました。その約7年間にわたるモデルライフの中で、R80/7はツインショックの完成形に向けて着実なアップデートを受けています。
・1978年〜:剛性の高いアルミキャストホイール(通称スノーフレーク・ホイール)の導入。
・1981年〜:従来のポイント点火式からトランジスタ点火(無接点式フルトラ)へと電装系をアップグレード。エンジンの始動性とメンテナンスフリー化が劇的に向上。
・同時期:フロントブレーキキャリパーをブレンボ製へと変更し、ストッピングパワーとコントロール性を強化。
度重なるアップデートで熟成を極めたR80/7は、1984年をもってその役目を終えます。
後継機に引き継がれたのはエンジンのみならず、「R80」というブランドそのものでした。スラッシュ(/7)の呼称が外された後継の純ロードモデル「R80」は、R80G/Sで世界的な大成功を収めた片持ち式スイングアーム「モノレバー」を車体に引き継ぎ、ここにツインショックの時代は終止符を打ちます。現代のカスタムベースとしても世界中で奪い合いになっている「モノレバー以降のR80伝説」は、この/7から全てが始まったのです。
■投機対象ではない「一生モノの実用クラシック」としての現在の価値
現在、R80/7は「一生モノの実用クラシック」として日欧米で安定した人気を誇っています。
派生モデルである「R80G/S」、とりわけ工場生産証明書付きの真正な「パリ・ダカール仕様」が数百万単位という歴史的プレミアムで取引されるコレクターズアイテム化しているのに対し、R80/7は過度な「投機対象」としてではなく、「リアルなライディング・ツール」として現在も国境を越えて熱狂的な愛好家たちに買い支えられているのが最大の特徴です。
海外(欧米)のクラシック市場に目を向けると、コンディションの良い実働車(Good〜Riderクラス)が3,500〜4,500ドル(約50万〜65万円)、フルオリジナルの極上車(Excellentクラス)や欧州での評価額は6,000ドル〜8,000ユーロ(約90万〜120万円)を超えるケースも珍しくありません。
海を越えて愛され続けるR80/7。その気になる国内の最新買取査定相場(業者間市場の取引データ)については、ページ上段の相場表にてリアルタイムで公開しております。ぜひ、上記の海外相場とも比較しながらご自身の愛車の価値をご確認ください!
| 車名/型式/年式 | BMW R80/7 / R80型 / 1977年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 発売年月 1977年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,210x全幅746x全高1,080mm・装備重量215kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高810mm・最低地上高165mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV2バルブ水平対向2気筒・50PS/7,250rpm(※輸出仕様は55PS)・約17〜20km/L(当時の実用燃費目安) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルスターター(キック併用仕様あり)・キャブレター(ビング製CV)・24リットル |
| 新車販売価格 | 7,990 DM (当時のレートで約92万円相当) |
| ジャンル | BMW R80シリーズ | プレミアム旧車 絶版車 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 R80/7
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年08月21日
【状態別の買取相場】 R80/7
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
51.3万円
31.0万円
6台
平均
最低
取引
34.2万円
34.2万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
19.0万円
9.9万円
5台
※データ更新:2026年08月21日
【走行距離別の買取相場】 R80/7
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 1〜2万km | 最高 | 33.4万円 | 2台 |
| 平均 | 32.2万円 | ||
| 最低 | 31.0万円 | ||
| 3〜5万km | 最高 | 87.4万円 | 4台 |
| 平均 | 58.0万円 | ||
| 最低 | 34.2万円 | ||
| 5万km〜 | 最高 | 45.4万円 | 1台 |
| 平均 | 45.4万円 | ||
| 最低 | 45.4万円 | ||
※データ更新:2026年08月21日
【カラー別の買取相場】 R80/7
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 38.2 万円 | 2台 | |||
| ■ | 49.9 万円 | 2台 | |||
| ■ | 33.4 万円 | 1台 | |||
| ■ | 45.0 万円 | 1台 | |||
| ■ | 87.4 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年08月21日
【実働車の取引価格帯】 R80/7
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年08月21日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
R80/7【1977~83年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年08月21日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | R80/7【1977~83年式】 | 87.6万円 | 3.8点 | 7593R80/ | 41,493km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | R80/7【1977~83年式】 | 65.7万円 | 3.5点 | 1178 | 34,098km | ■ |
| 3 | R80/7【1977~83年式】 | 45.6万円 | 3.7点 | 6026854R80-7 | 86,834km | ■ |
| 4 | R80/7【1977~83年式】 | 45.2万円 | 3.7点 | 1178 | 30,795km | ■ |
| 5 | R80/7【1977~83年式】 | 34.4万円 | 3.5点 | 976 | 36,929km | ■ |
| 6 | R80/7【1977~83年式】 | 33.5万円 | 3.5点 | 191457オオ | 14,312km | ■ |
| 7 | R80/7【1977~83年式】 | 31.1万円 | 3.7点 | 1164 | 11,230km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





