R80ST【1982~84年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
R80ST【1982~84年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
R80ST【1982~84年】 買取査定に役立つ車両解説

- レッド・メタリック
- 当時の新車価格
- 9,490 DM + (約80万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
59.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
59.2万円
- 上限参考買取率
- 74.0%
- 平均参考買取率
- 74.0%

- ミッテル・シルバー
- 当時の新車価格
- 9,490 DM (約80万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
49.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
49.2万円
- 上限参考買取率
- 61.5%
- 平均参考買取率
- 61.5%
伝説の初代アドベンチャー「R 80 G/S」を、ストリート向けに寄せたスピンオフモデルが本機R80STです。
1980年に登場した「R80G/S」は、既存の軽量なデュアルパーパス(単気筒オフロード車)とは根本的に異なり、「大型ロードバイク並みの高速巡航性能(ツアラーとしての快適性)」と「本格的なダート走破性」を高い次元で融合させた新ジャンル(現在のアドベンチャー市場)を創出し、世界的な大ヒットを記録しました。しかし同時に、G/Sを購入した多くのライダーが「実際にはオフロードを全く走らず、片持ちスイングアーム(モノレバー)による軽快なオンロード走行だけを楽しんでいる」という事実も判明しました。
そこでBMWは「G/Sの画期的な軽さとモノレバーの恩恵を、100%オンロード(ストリート)に振り切って味わえるモデル」の製作を決定。こうして1982年に誕生したのが、ドイツ語でストリート(Straße)を意味する「ST」の名を冠した派生モデル、R80STです。
■R80シリーズの中での位置づけ。G/Sや純ロードスター(無印R80)に対する「特異」な差別化ポイント
【シャシー&足回り】
・G/S譲りのモノレバーと、オンロードに最適化された19インチホイール
G/Sのオフロード用21インチフロントホイールを、オンロード向けの19インチスポークホイールへと小径化し、ロードタイヤを装着。さらにサスペンションのストローク量を短く設定したことで、G/Sの「腰高なフワフワ感」が消え去り、極めてシャープで路面に吸い付くようなハンドリングを獲得しました。
ここで「ベースのロードモデル(R80/7)に先祖返りしただけではないのか?」という疑問が湧くかもしれませんが、決定的な違いがあります。伝統的な2本サスで装備重量215kgあった重厚なR80/7に対し、STはG/S由来の軽量フレームと片持ち式「モノレバー」をそのまま受け継いでいるため、装備重量はわずか198kgに抑えられています。この「モノレバー車として最軽量の車体」こそが最大の武器であり、「当時のBMWラインナップの中で、タイトなワインディングを最も速く駆け抜けられる1台」とモーターサイクルジャーナリスト達から絶賛されました。 (※ちなみに、本流のベース機である無印R80がモノレバー化を果たして近代化されるのは、このST登場のさらに後、1984年のことでした。つまり1982年当時、オンロードで最先端のモノレバーの恩恵を味わえる唯一のストリートモデルが、このSTだったのです)
【外装とデザイン】
・オフロードとオンロードの「ハイブリッド」という実験的スタイル
アドベンチャー(ADV)の象徴的なアイコンといえば、記念モデル「パリ・ダカール(およそ32L)」に見られるような、砂漠を走破するための「ラリー用ビッグタンク」ですが、STはG/Sと共通の標準タンク(19リットル)を採用。そこにオンロード仕様のフェンダーを組み合わせ、マフラーは無骨なつや消しブラックから輝くクロームメッキへと変更。メーター周りはR65系から流用されるなど、良く言えば「機能主義的なクロスオーバー」、悪く言えば「既存パーツの寄せ集め」のような独特のルックスを持っていました。
■短命の「不人気車」から、現代の「超希少なお宝」への大逆転劇(現在の価値)
STの「軽快なコーナリング性能」は一級品でしたが、セールス的には完全な失敗に終わりました。当時はまだモタードやクロスオーバーという概念が浸透しておらず、「オフ車なのかオンロード車なのか分からない中途半端なデザイン」として市場から敬遠されてしまったのです。多くのストリート派ライダーは、数年後(1984年)に登場する、伝統的で重厚なルックスを持った「無印R80(モノレバー)」を好みました。その結果、R80STはわずか2年(1982〜1984年)、総生産台数にして6,000台未満という短命で姿を消すことになります。
しかし、生産終了から数十年が経過した現在のクラシック・カスタム市場において、R80STの価値は凄まじい大逆転(価格の高騰)を起こしています。
その最大の理由は、「超高額化したR80G/Sと(足回り以外)中身が全く同じだから」です。現在、オリジナルのG/Sは世界的なコレクターズアイテムとなり、もはや気軽にカスタムできる価格帯ではなくなりました。そこで世界中のビルダーたちが目をつけたのが、G/Sと同じフレーム、同じタンク、そして待望のモノレバーを備えながらも(当時は)安価だったSTでした。STをベースにして「G/Sレプリカ」を製作したり、極軽量な「ストリート・スクランブラー」を仕立てる手法が世界中で大流行したのです。
ただでさえ5,900台余りしか存在しない希少車がカスタムドナーとして世界中で狩り尽くされた結果、現在ではオリジナルのR80STは「見つけることすら困難な幻のモノレバー車」として異常なほどのプレミア価格で取引されています。
その気になる国内の最新買取査定相場(業者間市場の取引データ)については、ページ上段の相場表にてリアルタイムで公開しております。「不人気車が時を超えて最高級のお宝に化けた」という歴史的ロマンを、ぜひ上記の海外相場とも比較しながらご自身の愛車の価値と照らし合わせてご確認ください!
| 車名/型式/年式 | R80ST / R80S型 / 1982年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1982年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,180x全幅790x全高1,150mm・装備重量198kg(※モノレバー車として最軽量クラス) |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高820mm・最低地上高165mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV2バルブ水平対向2気筒・50PS/6,500rpm・約17〜20km/L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルスターター・キャブレター(ビング製CV)・19リットル(※G/Sと同型の標準タンク) |
| 新車販売価格 | 9,490 DM (当時のレートで約80万円相当) |
| ジャンル | BMW R80シリーズ | ネイキッド |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 R80ST
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年07月31日
【状態別の買取相場】 R80ST
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
54.2万円
49.2万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年07月31日
【走行距離別の買取相場】 R80ST
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 3〜5万km | 最高 | 59.2万円 | 2台 |
| 平均 | 54.2万円 | ||
| 最低 | 49.2万円 | ||
※データ更新:2026年07月31日
【カラー別の買取相場】 R80ST
- ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 59.2 万円 | 1台 | |||
| ■ | 49.2 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年07月31日
【実働車の取引価格帯】 R80ST
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年07月31日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
R80ST【1982~84年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月31日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | R80ST【1982~84年】 | 59.4万円 | 3.3点 | 6228R80S | 31,930km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | R80ST【1982~84年】 | 49.4万円 | 3.2点 | 6182R80S | 33,954km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています




