BMW R80 【1981~94年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
BMW R80 【1981~94年式】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で8%下落。対3年前比で5%下落し、対前年比では13%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは黒となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて3.4~38.8万円です。
BMW R80 【1981~94年式】 買取査定に役立つ車両解説

- アブス・ブラック 1984年
- 当時の新車価格
- 10,440 DM (約86万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
75.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
54.1万円
- 上限参考買取率
- 87.4%
- 平均参考買取率
- 62.9%

- ポラリス・シルバー 1986年
- 当時の新車価格
- 10,440 DM (約86万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
91.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
66.7万円
- 上限参考買取率
- 106.3%
- 平均参考買取率
- 77.6%
1980年代前半、市販車レースを席巻し、公道でも圧倒的なスペックで君臨していた日本勢のフラッグシップに対抗すべく、BMWは全く新しい水冷直列エンジンを搭載した「Kシリーズ(K100/K75)」を投入しました。
BMWは新次元のハイテクマシンである「K」を新たな主軸に据えつつも、古くからの熱狂的なBMWファンのために、伝統の空冷ボクサー(Rシリーズ)を「補完的なラインナップ」として併売する道を選びます。そのボクサー存続の要として、従来の中間モデルであった「R80/7」から/7の呼称を外し、1981年にエンジンを大刷新して再スタートを切ったのが、純ロードモデルの「R80」です。
扱いやすい50馬力のエンジンとオーソドックスなネイキッドスタイルの組み合わせは、「最もベーシックで完成されたボクサー」として熱烈な支持を集め、Kシリーズへの完全移行という世間の予想を覆し、1995年まで生産される異例のロングセラーモデルとなりました。
■先代「R80/7」からの飛躍(1981年の主要アップデート)
/7の呼称が外れた1981年モデルは、単なる名称変更ではなく、その後のR80シリーズ(G/SやRTを含む)の礎となる、エンジン内部を中心とした劇的な近代化が行われました。
・ニカシル・シリンダーの採用: 従来の重い鋳鉄ライナーから、ポルシェなどでも使われるニカシル(ニッケル・シリコンカーバイド)メッキシリンダーへ変更。軽量化、放熱性の向上、オイル消費の低減を達成しました。
・フライホイールの大幅な軽量化: 従来のもっさりとした重いフライホイールとクラッチアッセンブリーが約40%も軽量化され、ギアチェンジ時のショックが激減。エンジンが別物のように軽快に吹け上がるようになりました。
・フルトラ点火とブレンボキャリパー: ポイント点火から無接点式の電子制御点火(フルトラ)へ移行して完全なメンテナンスフリー化を実現。また、フロントブレーキキャリパーが旧式のATE製から近代的なブレンボ製へと変更され、制動力も強化されています。
・外観と装備のモダン化: エンジン内部だけでなく外装も変化。伝統的なスポークから「スノーフレーク(雪の結晶)」と呼ばれる星型キャストホイールが標準化され、エアクリーナーボックスは金属製の丸型から樹脂製の角型へ。さらにリアカウル付きのシートが採用されるなど、70年代のクラシカルな装いから80年代の近代的なスタイルへと脱皮しました。
■多彩な派生モデル(G/SやRT)の「基準点(スタンダード)」となるピュアな乗り味
【パワートレイン】
同じ50馬力の空冷ボクサーエンジンを搭載しながらも、G/Sのようなオフロード向けの特殊なギア比設定や、RTのように巨大なフルカウルの重量を引っ張る重厚感とは異なります。シリーズの「原点(スタンダード)」である無駄を削ぎ落とした軽量なネイキッド車体ゆえに、最もダイレクトでスポーティな加速感とスロットルレスポンスをオンロードで味わえるのが特徴です。
【シャシー&足回り】
・ロード専用のオンロードタイヤと、より低い重心設定
派生モデルであるG/Sの腰高なディメンションや、サスペンションストローク量の違いとは対照的に、舗装路に特化した低いシート高とシャープなハンドリング(オンロード性能)が純ロードスターとしての最大の魅力です。
【外装】
・RTのような大型フェアリング(カウル)を持たない純粋なネイキッドスタイル
風防効果を極めたRTとは異なり、ボクサーエンジンの造形美をダイレクトに楽しめるクラシカルかつ軽快なスタイリングが、市街地を中心とするライダーから強く支持されました。
■モデルライフの熟成と「モノレバー」への大進化(期中のアップデート)
1981年のデビュー後、R80は1995年までという非常に長い生産期間を誇りました。そのモデルライフにおける最大の転換点が、1984年に実施された車体のフルモデルチェンジ(モノレバー化)です。
・1984年の大改革(モノレバーの採用): 従来の両持ちスイングアーム(ツインショック)から、R80G/Sで先行採用されていた片持ち式スイングアーム「モノレバー」をロードモデルとして新採用。バネ下重量が劇的に軽減され、シャフトドライブ特有のトルクリアクションが穏やかになり、コーナリング性能が飛躍的に向上しました。
・足回りと外装の近代化: モノレバー化と同時に、前後18インチのY字型キャストホイールを標準装備。テールカウルとサイドカバーがシームレスに繋がるモダンなデザインへと外装も刷新され、後期のR80(モノレバー世代)として究極の完成形を迎えました。
カフェレーサー・カスタムのベースとして世界中で奪い合いとなる現在の価値
■Kシリーズの台頭という逆風の中で生まれながら、熱烈なファンの支持により1995年まで生き延びたR80。現在、その価値は当時とは全く新しい形で高騰しています。
現代のクラシック市場におけるR80(特に1984年以降のモノレバー車)は、そのまま乗る実用クラシックとしてはもちろん、世界中のカスタムビルダーが探し求める「カフェレーサーやスクランブラーの最高のベース車両」として異常な人気を誇っています。
その理由は、片持ち式のモノレバー特有の「右側から見るとリアホイールが完全に露出する美しい造形」と、ボルトオンで簡単に外してループフレーム化できるリアサブフレームの構造にあります。そのため、ノーマルの極上車はもちろんのこと、欧米のオークションでは著名ビルダーによってセンス良くフルカスタムされた車両が15,000〜25,000ドル(約220万〜370万円)を超える高値で落札されることも珍しくありません。
時代に流されない「アガリのバイク」として、そして現代のカスタムシーンを牽引する「極上のベース車両」として、二つの顔で世界中を魅了し続けるR80。その気になる国内の最新買取査定相場(業者間市場の取引データ)については、ページ上段の相場表にてリアルタイムで公開しております。カスタムベースとしての強烈な世界需要により価格が底堅く推移している現状を、ぜひ上記の海外の潮流とも比較しながらご自身の愛車の価値をご確認ください!
| 車名/型式/年式 | BMW R80 / R80型 / 1984年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1984年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,175x全幅800x全高1,106mm・装備重量210kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高810mm・最低地上高140mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV2バルブ水平対向2気筒・50PS/6,500rpm・約17〜20km/L(当時の実用燃費目安) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルスターター・キャブレター(ビング製CV)・22リットル |
| 新車販売価格 | 10,440 DM (当時のレートで約86万円相当) |
| ジャンル | BMW R80シリーズ |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 R80
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年08月21日
【状態別の買取相場】 R80
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 2 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
60.0万円
60.0万円
1台
平均
最低
取引
54.2万円
36.2万円
10台
平均
最低
取引
63.0万円
63.0万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
21.7万円
4.4万円
5台
※データ更新:2026年08月21日
【走行距離別の買取相場】 R80
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 2 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 2〜3万km | 最高 | 46.8万円 | 1台 |
| 平均 | 46.8万円 | ||
| 最低 | 46.8万円 | ||
| 3〜5万km | 最高 | 75.2万円 | 5台 |
| 平均 | 54.4万円 | ||
| 最低 | 42.0万円 | ||
| 5万km〜 | 最高 | 51.4万円 | 1台 |
| 平均 | 51.4万円 | ||
| 最低 | 51.4万円 | ||
|
不明 メーター改 |
最高 | 91.4万円 | 5台 |
| 平均 | 58.9万円 | ||
| 最低 | 36.2万円 | ||
※データ更新:2026年08月21日
【カラー別の買取相場】 R80
- ■
- ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 2 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 54.1 万円 | 9台 | |||
| ■ | 66.7 万円 | 2台 | |||
| ■ | 44.2 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年08月21日
【実働車の取引価格帯】 R80
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年8月時点から 2 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年08月21日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
BMW R80 【1981~94年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年08月21日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | BMW R80 【1981~94年式】 | 91.6万円 | 3.5点 | 3183R80 | 45,534km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | BMW R80 【1981~94年式】 | 75.4万円 | 4.3点 | 8112R80 | 44,531km | ■ |
| 3 | BMW R80 【1981~94年式】 | 63.2万円 | 3.0点 | 8176R80 | 2,278km | ■ |
| 4 | BMW R80 【1981~94年式】 | 61.0万円 | 3.7点 | 8357R80C | 86,314km | ■ |
| 5 | BMW R80 【1981~94年式】 | 60.2万円 | 4.5点 | 6248R80C | 37,240km | ■ |
| 6 | BMW R80 【1981~94年式】 | 51.5万円 | 3.7点 | 7224R80 | 57,906km | ■ |
| 7 | BMW R80 【1981~94年式】 | 50.9万円 | 4.0点 | 3441R80C | 45,037km | ■ |
| 8 | BMW R80 【1981~94年式】 | 46.9万円 | 3.5点 | 6406R80C | 27,456km | ■ |
| 9 | BMW R80 【1981~94年式】 | 44.3万円 | 3.5点 | 3259R80C | 46,673km | ■ |
| 10 | BMW R80 【1981~94年式】 | 43.1万円 | 3.7点 | 1802 | 47,765km | ■ |
| 11 | BMW R80 【1981~94年式】 | 41.9万円 | 4.0点 | 3243R80 | 49,225km | ■ |
| 12 | BMW R80 【1981~94年式】 | 36.1万円 | 4.0点 | 8786R80C | 55,839km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています






