ハスクバーナ TC 85【2014~現行】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 型式別 平均取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 に関するこのページの内容
ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 買取査定に役立つ豆知識
スエェーデンはストックホルムに本拠を構え、そのルーツを辿ればなんと1689年の農林・造園・建設機械製造販売に至る歴史の長さを誇るハスクバーナ。1903年にオートバイ事業を開始して以降は、 MVアグスタ・カジバ・BMWといった欧州メーカー傘下入りといった過程を経て2013年にはオーストリアのKTM傘下に。この際、主力モデルに小排気量クラスを設けるファン層を拡大する攻めの姿勢に入り、その中で生み出されたのが本機・TC85です。
車名の「TC」が示す通り、TC250を始めとする水冷2ストロークエンジン搭載モトクロッサーTCシリーズの末弟となるモデルで、高負荷耐性と粘り強さに定評のあるクロムモリブデン鋼製セントラルチューブとフレームを基本骨格とし、タフさと軽さが要求されるモトクロッサーとしては最上級。兄貴分たちに採用された複合カーボンファイバー製サブフレームこそ与えられなかったものの、白地に鮮やかなイエローと深みのあるブルーで彩りを添えたスウェディシュカラーの外装類など、ビジュアルに関してはしっかりと継承。競技専用モデルという性質上、車体サイズは公表されていませんが、1,290mmという超ショートホイールベースが示す通り乗り手の意思と動きを瞬時に反映する俊敏さが持ち味。逆の見方をすると乗り手がサボると途端に動かなくなる車両特性ですが、ミニモトクロッサーとしては優秀そのもの。乾燥重量わずか69kgという軽さを実現しつつ、クロモリ製フレームによって高剛性をも両立したことによる強靭さはミニモトクラスでは他に類を見ないほど優れており、転倒などでのダメージも皆無に等しいレベルにまで軽減化できるのは特筆に値するほど。前後サスにはWP製の43mm径倒立式フロントフォーク、優れたダンピング性能を有するリアサスペンションを採用し、エントリーモデルながら手を入れる余地がないほどで、成人男子を背にジャンプを決めるにはやや頼りなさを感じさせるものの、それ以外の面では100点満点。剛柔のよさを併せ持った運動性能の高さに関しては、同クラスにおけるライバルとなるカワサキ・KX85シリーズと比べても遜色なし。むしろ乾燥重量にして8kgも勝る軽さは大きなアドバンテージで、キッズライダーにとっては理想を具現化した完成度の高いボディの持ち主だと言えるでしょう。
今となっては数少ない2ストロークエンジンを搭載するモデルらしく、ボア47×ストローク48.95mmとコンパクトながら、高回転域ではスパッと鋭い加速力を発揮するやんちゃな出力特性。ただしこれはホンダ・NSRやヤマハ・TZといった往年の2ストスポーツマシンとは異なり、ギアレシオ比など駆動系を緻密に設計することで低速でも意外にエンストの不安なし。半クラッチをしっかり覚えれば何一つ不安なく乗りこなせてしまうのはさすがオフロードバイク界の名門と言ってもよく、競技専用車としてはもちろん「速くて安全に楽しめるオートバイ」としての完成度も十分に高い水準にあります。この完成度の高さと2ストロークエンジンが生み出す高回転域の瞬発力、乗り手の行動に敏感な反応を見せる特性など、ベテランライダーが乗っても楽しめるほどレベルが高く、旋回動作やライディングフォームの改善などの面でも乗り手に良い導き手となってくれる模範的マシンです。
KTM・85SXとは車体とエンジンを共有しており、両者は言わば双子の兄弟と呼べる関係。外装類が違うことは一目瞭然ですが、フロント19・リア16インチホイールであった85SXと本機TC85の違いはホイールサイズが異なる2モデル体制で展開されたことにあり、前19・後16インチ仕様車と前17・後14インチ仕様車が設定されていたのが最大の相違点。これはライダーの体格や年齢に合わせるという販売戦略の一環ですが、年少のエントリーライダーやキッズライダーに向けオフロード競技に親しみやすいよう間口を広げる狙いあってのもので、この点がKTMとの戦略面での大きな違いとなっている点もなかなかに面白いポイント。2014年当時の日本国内向け新車販売価格は税込み57万1000円となかなかのプライスタグでしたが、その値段に見合うだけの実力と性能の高さが際立ったミニモトクロッサーだと言えるでしょう。
2014年から2016年モデルまではキャリーオーバーの形で販売を継続していたものの、2017年にはオフロード全モデルを対象とした大規模改修が実施され、以降は細かいアップデートを繰り返し継投中。同年には弟分となる純粋なキッズレーサーのTC50とTC65がシリーズに加わり、2025年モデルではシリーズ3度目となる大規模改修を実施することがアナウンスされたことで新旧ファンの注目を集めており、今後のさらなる飛躍が期待されるミニモトクロッサーのひとつです。以下、2017年・2021年・2024年のモデルイヤーにて行われたマイナーチェンジにおける主要な変更点を挙げさせていただきます。
・2017年…フレーム刷新(ねじれ剛性&軽量化など)/ハイグリップシートカバー採用/ブレーキペダルサイズ拡大/高強度複合素材によるエンジンプロテクター装着等
・2021年…フロントブレーキシステム変更(Formula製キャリパーにGalfer製ディスク)/新型スロットルアセンブリー導入等
・2025年…新設計フレーム&新型WP製XACT前後サスペンション導入・低中速域での出力特性を見直した新型エンジン&新型エキゾースト導入/Miba製油圧クラッチシステム等
途中、2019年モデルではホワイトであったフレームカラーがネイビーに置き換わり、以降のイヤーモデルにもそのまま定着し現在に至ります。
現在の中古バイク市場においては、デビューから10年の歳月が流れたことでミニモト界での実力の高さが広く知られることとなり、競技専用モデルという少数派に属する立ち位置ながらもそれなりの流通台数あり。年間で20万台におよぶ中古バイクが取引され、名実ともに中古バイク業界最大のマーケットである「業者間オークション」の取引記録を見てみますと、2019年から2024年までにかけての集計では実動車13件のデータがあることを確認。大規模な改修が入ったモデルイヤー毎に大きく評価額が変動しており、MY2025専用競技モデルとしてリニューアルが実施された2025年を除くと、2021年から2024年までのイヤーモデルが現状ではもっとも高い水準を記録しており、平均取引価格は71万円台。次いでは2017年から2020年までにかけてのイヤーモデルで、こちらは2020年式の52万9000円という最終落札価格を筆頭に下は22万円台と幅広いレンジを記録し、その平均価格は31万円。1回目の大規模改修が実施される前の最初期モデルは最終取引価格が20万円台を下回るケースが目立ち、イヤーモデル毎にかなり大きな格差が生じるようになりました。これは年次改良でさらにスポーツ性能を高めるスポーツモデルではよくある傾向ですが、小排気量クラスでこの傾向となるのは少数派で、それだけ競技界隈でハスクバーナ・TC85というマシンが注目を集めている証左だと言えるでしょう。2025年モデルでの刷新が予告されたことにより、2024年モデルが今後の下落を嫌って早売りされたことで極端になっている感はするものの、今後2025年モデルが中古バイク市場に流通し始めることを踏まえると旧イヤーモデルは一気に相場が下がる公算が極めて高く、新型への買い替え・乗り換えなどを検討されておられるオーナー様は、2025年モデルが中古車として流通していない今こそが高値で売れる最後のチャンスで、早いうちに買取査定だけでも受けておくことをおすすめいたします。
KTM・85SXのプラットフォームを用いた双子の姉妹車でありつつも、前後ホイールのサイズが異なるふたつのモデルによってレース参入のハードルを引き下げたハスクバーナ・TC85で高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、3度に渡って行われた改修の内容に関する正しい知識と理解、小排気量ながらも今となっては希少種の水冷2スト単気筒エンジンの改良の歴史と内容への理解にコンディションを的確に見抜ける目利き力、目まぐるしく変動するスポーツモデル市場を始めとする最新の相場事情への精通、並びにそれらを反映した買取価格を提示できる誠実さ、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にKTM製オフロードモデルなど、海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
ハスクバーナ・TC85の買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外モデルの価値にも精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | TC85/UXC型/2014年モデル(※画像・スペック共) |
---|---|
発売年月 | 2014年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | ホイールベース1,290mm(※車体寸法は全てNA)・乾燥重量69kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高890mm・最低地上高377mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストローク単気筒・--PS/--rpm(※競技専用モデルのためNA)・--km/L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブレター・5リットル |
新車販売価格 | 57.1万円(2017年当時・税込) |
ジャンル | オフロード コンペ競技用 | 2スト |
【2014年式】ハスクバーナ TC 85毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
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【2016年式】ハスクバーナ TC 85毎週更新の買取査定相場
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【2021年式】ハスクバーナ TC 85毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
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【2023年式】ハスクバーナ TC 85毎週更新の買取査定相場
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実働車【年式別 平均取引額】 ハスクバーナ TC 85【2014~現行】
【実働車|過去5年間の買取相場の推移】 ハスクバーナ TC 85【2014~現行】
【平均買取相場の変動】
取引台数
実働車【年式別|買取相場の推移】 ハスクバーナ TC 85【2014~現行】
-
2024年式 -
2022年式 -
2019年式 -
2017年式 -
2014年式
【状態別の取引額】 ハスクバーナ TC 85【2014~現行】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
71.0万円
68.4万円
5台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
52.8万円
52.8万円
1台
平均
最低
取引
24.3万円
18.6万円
7台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
【走行距離別の取引額】 ハスクバーナ TC 85【2014~現行】
【走行距離別買取額の目安】
不明 メーター改 |
最高 | 52.8万円 | 8台 |
平均 | 27.9万円 | ||
最低 | 18.6万円 | ||
【カラー別の取引額】 ハスクバーナ TC 85【2014~現行】
- ■
- ■
- ■ ■
- ■ ■
【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 38.9 万円 | 8台 | |||
■ | 71.2 万円 | 3台 | |||
■ / ■ | 30.0 万円 | 1台 | |||
■ / ■ | 23.0 万円 | 1台 |
【実働車の取引価格帯】 ハスクバーナ TC 85【2014~現行】
【取引価格帯と構成比】
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年09月27日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 | 72.8万円 | 7.7点 | UXC236RM | 0km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 | 72.7万円 | 9.0点 | UXC23XRM | 0km | ■ |
3 | ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 | 72.6万円 | 8.0点 | UXC233NM | 0km | ■ |
4 | ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 | 69.2万円 | 7.8点 | UXC23XRM | 0km | ■ |
5 | ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 | 68.6万円 | 7.7点 | UXC23XRM | 0km | ■ |
6 | ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 | 52.9万円 | 4.8点 | UXC238RM | 0km | ■ |
7 | ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 | 31.1万円 | 4.0点 | UXC230LM | 0km | ■ |
8 | ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 | 30.1万円 | 4.2点 | UXC232LM | 0km | ■ / ■ |
9 | ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 | 25.1万円 | 3.8点 | UXC234KM | 0km | ■ |
10 | ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 | 24.1万円 | 3.7点 | UXC237KM | 0km | ■ |
11 | ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 | 22.9万円 | 3.7点 | UXC232JM | 0km | ■ / ■ |
12 | ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 | 18.5万円 | 4.0点 | UXC233HM | 0km | ■ |
13 | ハスクバーナ TC 85【2014~現行】 | 18.5万円 | 4.0点 | UXC233HM | 0km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています