WRE 125【2008~12年】毎週更新の買取査定相場
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- 上位20台の取引額
WRE 125【2008~12年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/赤/黒、最も高く売れる年式は2012年式となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は10.1万円が平均です。
WRE 125【2008~12年】 買取査定に役立つ車両解説

- レッド・ホワイト 2008年式
- 当時の新車価格
- 4,499 EUR (約74.3万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
32.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
26.5万円
- 上限参考買取率
- 43.1%
- 平均参考買取率
- 35.6%
ハスクバーナWRE 125は、1994年から2013年までの19年間にわたって生産された、欧州A1免許対応の124cc 2ストローク水冷単気筒エンデューロである。「WRE」のEはEnduro(エンデューロ)の意で、Cagiva/MVアグスタ・グループ傘下時代に確立された姉妹車WR 125(CR 125モトクロッサー派生の本格コンペティション仕様)と並んで、ハスクバーナの125ccエンデューロ・ラインアップを構成する二本柱の一方を担った。WR 125がCRから派生した競技志向の出力フル発揮型(34馬力相当)であるのに対し、WRE 125は出力をA1免許枠の15馬力/10,500rpmに抑制し、より大容量の燃料タンク、より快適なシート、より静かな排気系を備えた「公道トレーニング・林道ツーリング両用の本格125ccエンデューロ」として位置づけられていた。2008-2012年の5年間は、WRE 125の歴史の中でBMW傘下時代を中心とする最終世代にあたる。BMWがハスクバーナ・モーターサイクルズをMVアグスタ・グループから買収(2007年7月)した直後の2008年型でラインアップの大規模刷新を実施し、新フレーム(重要応力領域での補強)、新プラスチック外装、LEDテールランプ採用のリアフェンダー、新エキゾーストパイプ、Arrow製サイレンサーといった機構と装備の全面アップデートが投入された。続く2010年型ではEuropean Motocross/Enduro選手権の競技現場経験を反映した第二次大型更新が行われ、新型ナンバープレート・プロテクション、ハンドルバー・ガード、新クラッチハウジング、新マフラー、新デジタル・ディスプレイ、サーモスタット、新Kayaba 48mmフロントフォーク、新ホイール、新ブレーキディスクが投入された。2011-2012年型はこれらの仕様を継承する成熟最終期であり、2013年でシリーズ生産終了、2014年KTM買収以降の新世代TE 125(KTMプラットフォーム由来)へとバトンを渡した。WRE 125の本質的なポジションは、A1免許(満16歳から取得可能、最高出力11kW=15馬力に制限)に基づく欧州若年層市場をターゲットに、ハスクバーナの本格2ストロークエンデューロ文化を入門ライダーに開放する役割にある。シャシーとサスペンションは姉妹車WR 125と共通の本格仕様(Marzocchi倒立フォーク、Sachs製モノショック、Brembo製ブレーキ)を維持しつつ、エンジンチューンの抑制と装備の充実化により「初心者でも扱える本格エンデューロ」という独特の立ち位置を確立した。日本国内市場には限定的に並行輸入を通じて流通し、原付二種免許(小型自動二輪AT/MT)に対応する希少な欧州製本格125ccエンデューロとして、特定の愛好家層に支持された。カラーリングはハスクバーナ伝統のレッド/ホワイト基調のレーシング・グラフィックを採用し、白塗装フレームと黒アノダイズドリムを組み合わせる構成。フォルムは姉妹車WR 125と共通の典型的なヨーロピアン・エンデューロ・スタイルで、ハイマウントのフロントフェンダー、シングルシート、右側ハイマウント・サイレンサー、小型カウル一体のヘッドライト、エンジンが外部から見えるミニマルな構成を継承する。
エンジンは124cc 水冷2ストローク単気筒、ボア×ストローク54.0×54.5mm(ほぼ完全スクエア寸法)の構成を継承する。これは姉妹車WR 125の56×50.6mmオーバースクエア寸法とは異なるWRE 125専用のエンジン仕様で、低中速回転域でのトルクを重視した特性に振った設計となっている。圧縮比8.8:1(A1免許対応の抑制値)、リード・バルブ吸気、湿式多板クラッチ、6速ミッション、ファイナルチェーン駆動、潤滑は2ストローク混合給油(オイルポンプ式)、点火はデジタル制御CDI、始動はキック単独(電気始動なし、シリーズ全期間共通)。最高出力15馬力(11kW)/10,500rpm、EU A1免許の上限値に合わせた抑制チューン仕様。燃料供給方式はDell'Orto製28mmキャブレターを採用するが、世代により細部仕様が異なる。前期型(2007-2009年頃)はDell'Orto PHBH 28 BSの伝統的なキャブレター、後期型(2009-2012年頃)はDell'Orto VHST 28-CSへと移行する記録があり、いずれもイタリアン・メーカーの定番キャブレター選択肢で、スロットルレスポンスと低中速回転域でのトルク特性を両立する。シャシーは丸断面スチール単管ダブルチューブ・クレードルフレームに、角断面スチール製リアサブフレームを組み合わせる構成。2008年BMW期初年式でフレームが重要応力領域を中心に補強された設計刷新を経た。フロントサスペンションは年式により変遷した。前期型(2008-2009年頃)はMarzocchi製40mm倒立式テレスコピック油圧フォーク(アドバンスト・アクスル仕様、トラベル260mm)を採用、ただし一部資料では50mmと記載される個体差・市場差もある。後期型(2010年以降)は新Kayaba製48mm倒立フォークへと変更され、剛性向上と路面追従性の改善を実現した。リアサスペンションは全期間を通じてSachs製プログレッシブ「Soft Damp」型油圧シングルショック(プリロード調整、リンケージ式、ホイールトラベル290mm)を継承する。ブレーキはBrembo製油圧キャリパー作動、フロント260mm(4ピストン・キャリパー)/リア220mm(2ピストン・キャリパー)シングルディスクの組み合わせ。ホイールは前後21インチ/18インチのスポーク、リムは黒アノダイズド、タイヤは90/90-21フロント/120/90-18または140/80-18リアのオフロード用ノビーを標準装着する。装備重量約111kg(乾燥重量、姉妹車WR 125の99kgより重い設定)、シート高890mm前後、燃料タンク容量11.5L(同クラス最大級)、ホイールベース1,450mm前後。公道装備として全年式でフルライト(ヘッドライト、テールランプ、ウインカー)、小型スピードメーター(2010年以降はデジタル・ディスプレイへ刷新)、ホーン、イグニッションキー、サイドスタンドを標準装備し、欧州市場の公道型式認証を取得する。WR 125と比較すると、WRE 125は「より静かなマフラー」「より大容量の燃料タンク」「より快適なシート」「フル公道装備」を備える点で差別化され、林道ツーリングや日常の公道走行を視野に入れた用途に最適化されている。
WRE 125の最大の兄弟車は姉妹モデルWR 125で、両車は同じ車体プラットフォーム(フレーム、サスペンション、ブレーキ、ホイール)を共有しながら、エンジンとチューン、装備充実度で性格を分担する関係にある。WR 125がCR 125モトクロッサー派生の競技志向版(56×50.6mmボア×ストローク、Mikuni TMX 38mm/41mm、最高34馬力、スパルタンな公道装備)であるのに対し、WRE 125は同じ124cc 2ストロークでも54×54.5mmスクエア寸法の専用エンジン、Dell'Orto 28mmキャブレター、A1免許対応の15馬力抑制チューン、より充実した公道装備という形で差別化される。さらに北米市場版WXE 125/WXC 125、上位排気量のWR 250/WRE 250、競技用CR 125/TC 125なども同じシリーズ家族に属する。ライバル筆頭は欧州市場でA1免許対応の125cc 2スト本格エンデューロを供給していたメーカー群である。KTM 125 EXC(最大の競合、姉妹企業の同じピエラー圏内ではない独立競合期、オーストリア製の本格125コンペティション・エンデューロ、A1版あり)、Beta RR 125(イタリアン・スモールメーカー、Beta独自設計の2ストロークエンデューロ)、Sherco SE 125-R(フランス系、独自設計)、TM Racing EN 125(イタリアン・ニッチメーカー)、Yamaha DT 125 R/DT 125 RE(よりカジュアル、生産終了世代)、Aprilia RX 125(より下位ライト・デューティ)。これらは全て「125cc 2ストローク・水冷・A1免許対応エンデューロ」という同じカテゴリーで競合し、シャシー剛性配分、装備充実度、エンジン特性、価格帯、ブランド・ロイヤリティで差別化されていた。日本国内市場における直接的競合は実質的に存在しなかった。国産125ccエンデューロは2008-2012年時点で限定的で、ホンダXR125L(インド・タイ製の並行輸入扱い、空冷4スト)、ヤマハDT125R(生産終了後の中古中心)、カワサキKDX125SR(より低スペック、生産終了後の中古)、スズキTS125R(古い世代)が主な選択肢だった。WRE 125の「124cc 2ストローク水冷・A1対応15馬力・Marzocchi倒立フォーク・Brembo製ブレーキ・本格エンデューロ装備」という仕様セットに対する完全な国産対抗馬は皆無であり、WRE 125は日本国内市場では「並行輸入を含む欧州製125エンデューロの中でも入門ライダー向け最良の選択肢の一つ」として、限られた愛好家層に支持される存在となった。
モデルの変遷
2008年(BMW期初年式・大規模刷新年式):BMWがハスクバーナ・モーターサイクルズをMVアグスタ・グループから買収(2007年7月)した直後の最初の大規模アップデート年式。具体的には、新フレーム(重要応力領域での補強)、新プラスチック外装、LEDテールランプ採用のリアフェンダー、新エキゾーストパイプ、Arrow製サイレンサー(低回転域でのレスポンス改善)が同時投入された。エンジンは124cc 2ストローク水冷単気筒(54×54.5mmボア×ストローク)、Dell'Orto 28mmキャブレター、6速ミッション、15馬力/10,500rpm、Marzocchi製40mm(一部仕様で50mm)倒立フォーク、Sachs Soft Dampリアショック、Brembo製ブレーキ、装備重量約111kgという基本仕様を継承。
2009年(細部熟成年式):2008年型の基本仕様を踏襲する継続生産年式。視覚的・性能的・技術的特性は前年型と変わらず、新シャシーの初期使用フィードバックを反映した細部最適化が中心。欧州A1免許市場での販売基盤確立期。
2010年(第二次大型更新年式):European Motocross/Enduro選手権の競技現場経験を反映した第二次大型更新が投入される。具体的内容は、新ナンバープレート・プロテクション・システム(ヘッドライト周り)、新ハンドルバー・ガード、新クラッチハウジング、新マフラー、新デジタル・ディスプレイ(コントロールパネル)、サーモスタット採用(冷却系の安定化)、Marzocchi 40mm(または50mm)からKayaba 48mm新型フロントフォークへの変更(剛性向上と路面追従性の改善)、新ホイール、新ブレーキディスク。視覚的には2008年型を踏襲しつつ、機構面では大幅進化を遂げた節目年式となる。エンジン側は2008-2009年型の124cc 2スト水冷・Dell'Orto 28mmキャブ・15馬力/10,500rpm仕様を継承。
2011年(成熟継続年式):2010年型の基本仕様を踏襲する継続生産年式。Kayaba 48mm新フォークの初期使用フィードバックを反映した細部セッティング調整、外装グラフィックの更新が中心。欧州エンデューロ選手権・モトクロス選手権でハスクバーナ・ファクトリー・チームが活躍を続けた時期で、それを反映したマーケティング展開も継続。
2012年(WRE 125最終生産期入り):2010-2011年型の継続生産。基本仕様は大きく変わらず、細部のセッティング調整とカラーリングの微修正のみ。シリーズの戦闘力と完成度が頂点に達した時期で、次年度2013年での生産終了に向けた最終期にあたる。
2013年(WRE 125シリーズ生産終了年):WRE 125の最終生産年式。基本仕様は2010-2012年型を踏襲。同年末、KTM(ピエラー・モビリティ・グループ)がBMWからハスクバーナを買収する歴史的取引が成立し、WRE 125を含むBMW期ハスクバーナの全125cc 2ストローク・ラインアップは事実上ここで生産を終える。姉妹車WR 125もこの年で生産終了。2014年以降(後継への移行):KTM買収以降、ハスクバーナのラインアップはKTMプラットフォーム共通化の方向に大きく舵を切る。125cc 2ストロークの直接後継はTE 125(KTM 125 EXCプラットフォーム由来、2014年以降)として再構成される。「WRE 125」「WR 125」というCagiva/BMW期独自の命名規則はここで完全に終焉し、KTM共通プラットフォームに基づくTE 125名義での新世代125ccエンデューロが後継ポジションを担うこととなった。
市場動向と中古車としての価値
中古車選びにおける最大の判断要素は年式によるサスペンション世代の違いである。第一に、2008-2009年BMW期初期型:新シャシー、Marzocchi 40mmまたは50mm倒立フォーク、Arrow製サイレンサー、LEDテールランプという、BMW期初期の象徴的な仕様セット。整備性の素朴さと、Cagiva期最終世代に最も近い装備構成という文脈的価値を持つ。第二に、2010-2012年Kayaba化最終世代:Kayaba 48mmフォークの上級足回り、デジタル・ディスプレイ、新クラッチハウジング、新サーモスタット冷却系という、BMW期成熟仕様。WRE 125シリーズの最終仕上げ形を体現する世代。維持上のリスク要素は3点に集約される。第一に、ハスクバーナ純正パーツの新品供給の困難化。2014年のKTM買収以降、旧BMW期ハスクバーナ・パーツの正規流通優先度が低下し、HTSパワーバルブ部品(ただしWRE 125は出力抑制のためHTSパワーバルブ非搭載または機能限定の場合あり)、ピストン、シリンダーなどの主要内部部品の新品入手は専門輸入業者経由に限られる。第二に、Dell'Orto 28mmキャブレターのオーバーホール対応工房の確保。Dell'Ortoキャブレターは独自仕様が多く、対応工房が限定される傾向にある。第三に、Marzocchi倒立フォーク(前期)またはKayaba 48mmフォーク(2010年以降)の専門整備対応工房の限定性。これらをクリアできる輸入車対応工房とのリレーションが、長期所有可能性を直接的に左右する。
WRE 125 2008-2012年式の本質的価値は、ハスクバーナがBMW傘下に入って最初の大規模刷新を実施した直後から、KTM買収による系統終焉に至る前の最後の5年間という、ブランド史的に極めて特殊な時期に生産された「欧州A1免許対応の本格125cc 2ストエンデューロ」という歴史的位置づけにある。同期間中に、WRE 125は2008年の新フレーム+BMW期初期更新と、2010年のKayaba化+デジタル・ディスプレイ採用という二度の大型アップデートを経て、ハスクバーナの125ccエンデューロ路線の最も洗練された最終形に到達した。後継となるKTM共通プラットフォーム由来のTE 125(2014年以降)が「KTM 125 EXCのHusqvarna版」として展開される構図に対し、WRE 125は「Cagiva/MVアグスタ期から続くハスクバーナ独自設計の125cc 2スト・エンデューロ系統の最後の世代」という独自の文化的位置づけを保持する。WRE 125 2008-2012年式は、性能数値や絶対的な合理性ではなく、「BMW期ハスクバーナがCagiva/MVアグスタ期から続く独自設計125cc 2ストエンデューロ路線を最終的に磨き上げた、KTM買収前の最後の世代」「A1免許対応の本格欧州製125エンデューロという特殊カテゴリーの完成形」「Marzocchi 40mm→Kayaba 48mmと進化した足回りの世代記録」という、複数の歴史的・技術的文脈の交差点を所有するためのバイクである。それを正確に理解した上で選ぶならば、KTM買収以降のラインアップ統合・現代化の流れの中では決して再現できない、独自路線時代のハスクバーナ・エンデューロ125の入門〜中級者向け完成形を体験できる希少な選択肢となる。
| 車名/型式/年式 | ハスクバーナ WRE 125 / H200A型、2H01A型 / 2008-2012年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2008~2012年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)−− (幅)−− (高さ)−− (重さ)約111kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)890mm (最低地上高)−− |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストローク単気筒・15馬力(10,500rpm) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック始動・キャブレター/11.5L |
| 新車販売価格 | 新車価格 598,000円(税込):2011年 |
| ジャンル | オフロード |
【2008年式】 WRE 125毎週更新の買取査定相場
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【2008年式】 WRE 125 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/黒となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は10.1万円が平均です。
【2008年式】 WRE 125 買取査定に役立つ車両解説
2008年型ハスクバーナWRE 125は、1994年から続くWRE 125シリーズの中期重要刷新年式にあたるモデルで、生産はCagiva/MVアグスタ・グループ傘下のヴァレーゼ/カッシネッタ・ディ・ビアンドロンノ新工場で行われた。前年2007年7月のBMWによるハスクバーナ・モーターサイクルズ買収を受けて、新生BMW期Husqvarnaの125ccオフロード路線の最初の大規模アップデート年式として位置づけられる。WRE 125は、姉妹車WR 125(競技用CR 125派生の本格コンペティション・エンデューロ、フル出力34馬力チューン)に対し、より公道ツーリング志向で大衆向けに調整されたバリエーション(A1免許対応15馬力出力、より大容量タンク、より快適なシート、より静かなエキゾースト)として明確に差別化された存在である。
エンジンは124cc 水冷2ストローク単気筒、ボア×ストローク56.0×50.6mm(スクエア寄り)の構成を継承する。電子制御エキゾースト・バルブ(HTSパワーバルブ、Husqvarna Two-stroke Systemの略)を装備し、低中速回転域から高回転域まで連続的に出力特性を最適化する設計。圧縮比は15:1前後、リード・バルブ吸気、湿式多板クラッチ、6速ミッション、ファイナルチェーン駆動、潤滑は2ストローク混合給油、点火はデジタルCDI、始動はキック単独(電気始動なし)。最高出力は本国仕様で15馬力/10,500rpmと公称され、EU A1免許制度(最大15馬力/11kW、満16歳から取得可能)の上限値に合わせたチューンが施されている。姉妹車WR 125のフル出力34馬力チューンとは明確に差別化された、より穏当な性格付けとなる。燃料供給は2008年型でDell'Orto製VHST 28-CSキャブレター(Variable Hi-Speed Throttle、可変高速スロットル)を採用する。これはWRE 125シリーズの伝統的な選択肢で、低中速回転域での扱いやすさとオーバーホール時の整備性を両立する設計。姉妹車WR 125がMikuni TMXフラットスライド・キャブレターを採用するのに対し、WRE 125はDell'Orto系を継承することで、より穏当なスロットルレスポンスと公道走行への配慮を体現する。
2008年型WRE 125の本質的価値は、ハスクバーナ・モーターサイクルズが「Cagiva/MVアグスタ期からBMW期へと所有権が移行した直後の最初の刷新年式」という歴史的に重要な節目に位置するモデルという点に集約される。Cagiva期最終年式(2007年)の基本骨格を継承しつつ、BMW傘下入りに伴う製品の現代化方針(新フレーム、新外装、新エキゾースト、Arrow製サイレンサー、LEDテールライト等)を最初に反映した世代として、シリーズ史における「BMW期初年式」という象徴性を持つ。後年の2010年型Kayaba化(フロントフォークをMarzocchi 50mmから新Kayaba 48mmへ変更)、2013年シリーズ生産終了(KTM買収による)といった節目を経るまでの「BMW期前期」の起点を担う年式である。WRE 125 2008年型は、性能数値や絶対的な競技性能ではなく「BMW期初年式の刷新内容を体験できる、Cagiva期から新生BMW期への過渡期のHusqvarna 125ccオフロードの完成形」という、シリーズ史における明確な節目年式として価値を持つ一台である。
| 車名/型式/年式 | ハスクバーナ WRE 125 / 2H01A型 / 2008年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2008年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 大きな変更なし |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)−− (幅)−− (高さ)−− (重さ)約100kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)890mm (最低地上高)約325mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストローク単気筒(HTSパワーバルブ)・15馬力(10,500rpm) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック始動・Dell'Orto VHST 28-CSキャブレター/約8L |
【2012年式】WRE 125毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2012年式】WRE 125 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/赤/黒となっています。
【2012年式】WRE 125 買取査定に役立つ車両解説

- レッド・ホワイト
- 当時の新車価格
- 税抜 57万円 (税込59.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
32.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
26.5万円
- 上限参考買取率
- 56.2%
- 平均参考買取率
- 46.5%
2012年型ハスクバーナWRE 125は、1994年から続く小排気量2ストローク・公道エンデューロのロングセラー・モデルWRE 125シリーズの晩期生産年式である。Cagiva/MVアグスタ・グループ傘下の独立期(1994-2007年)からBMW傘下時代(2007-2013年)を跨いで18年間継続生産されたWREシリーズの中でも、2012年型は翌2013年のシリーズ最終生産年式の直前にあたる、BMW期Husqvarna 125 2ストロークの成熟最終期にあたるモデルである。同年は2013年末のKTMによるハスクバーナ買収成立を翌年に控えた、独立期Husqvarna 125 2ストロークの実質的なフィナーレを飾る年式という性格を持つ。
WRE 125の本質的な性格は、姉妹車WR 125(本格コンペティション・エンデューロ、34馬力フル出力チューン)との明確な使い分けによって規定される。WR 125がCR 125モトクロッサー派生の競技寄り設計だったのに対し、WRE 125は同一エンジン・基本骨格を共有しつつ、A1免許対応の15馬力に出力抑制、より大容量の燃料タンク、より快適なシート、より静音なエキゾースト、より穏当なブレーキ・セッティングといった「公道ツーリング寄り」の調整を施した大衆向けバリエーションとして位置づけられた。「同じシャシーで違う性格」というアプローチで、本格競技志向の上級者層をWR 125に、入門〜中級層をWRE 125に振り分ける2モデル展開を欧州市場で確立していた。
メカニズム構成は前年2011年型から実質的な変更なし。エンジンは124cc 水冷2ストローク単気筒、Husqvarnaの125cc系列共通のロングストローク寄りボア・ストローク寸法(56.0×50.6mm前後)、HTSパワーバルブ(電子制御排気バルブ)を装備する構成を継承する。最高出力15馬力(10.9kW)/10,500rpmは、EU A1免許制度(最大15馬力/11kW、満16歳から取得可能)に合わせた抑制値で、姉妹車WR 125の34馬力フル出力チューンとは明確に異なる「大衆寄り穏当設定」を維持する。
燃料供給はDell'Orto製VHST 28-CSキャブレターを採用する。これはWR 125(Mikuni TMX 38mmフラットスライド採用)との明確な差別化点で、Dell'Orto VHSTの素朴で予測可能なアナログ燃料供給特性が、入門層・中級層にとって扱いやすいスロットルレスポンスを提供する。同時に、低中速回転域でのトルク特性を重視したジェッティング設定により、市街地通勤から林道ツーリングまでをカバーする汎用性を実現する。
2012年型WRE 125の本質的価値は、ハスクバーナ・モーターサイクルズが1994年から18年間継続してきた「125cc 2ストローク・公道ツーリング寄りエンデューロ」というカテゴリーの、BMW期最後の安定生産年式という歴史的位置づけにある。翌2013年のシリーズ最終生産年式と機械的にほぼ等価でありながら、2012年型は「BMW期Husqvarna 125 2ストの成熟形が市場で安定流通していた最後のシーズン」という独特の文脈的位置を担う。2014年以降のKTM共通プラットフォーム由来TE 125(KTM 125 EXCベース)への移行を経た現在から見ると、WRE 125は「ハスクバーナがKTM買収前の独立期に最後に設計・販売した125cc 2ストローク・大衆寄り公道エンデューロ」という、現代では二度と再現されないであろう独自路線時代の遺産として位置づけられる。維持上の留意点は、ハスクバーナ純正パーツの新品供給の困難化(2014年KTM買収以降)、Dell'Orto VHST 28-CSキャブレターのオーバーホール対応工房の確保、Kayaba 48mm倒立フォークの専門整備対応工房との関係構築の3点であるが、KTM共通プラットフォームが2014年以降に確立されたおかげで、エンジン関連の一部部品については流用可能な部品も増えてきており、長期所有のリスクは年式相応に管理可能な水準にある。
| 車名/型式/年式 | ハスクバーナ WRE 125 / H200A型 / 2012年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2012年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 大きな変更なし |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)−− (幅)−− (高さ)−− (重さ)108kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)約900mm (最低地上高)約330mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストローク単気筒(HTSパワーバルブ)・15馬力(10,500rpm) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック始動・Dell'Orto VHST 28-CSキャブレター/9.5L |
| 新車販売価格 | 新車価格 598,000円(税込) |
実働車【型式・年式別】平均買取相場 WRE 125
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【年式別】平均買取額の目安
※データ更新:2026年07月10日
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 WRE 125
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年7月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年07月10日
実働車【型式・年式別|買取相場の推移】 WRE 125
-
2012年式 -
2008年式
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)の推移
2026年7月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別の買取相場】 WRE 125
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
24.7万円
22.2万円
2台
平均
最低
取引
22.8万円
16.2万円
3台
平均
最低
取引
10.0万円
10.0万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
10.1万円
10.1万円
1台
※データ更新:2026年07月10日
【走行距離別の買取相場】 WRE 125
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 32.0万円 | 4台 |
| 平均 | 22.7万円 | ||
| 最低 | 16.2万円 | ||
| 0.5〜1万km | 最高 | 27.2万円 | 1台 |
| 平均 | 27.2万円 | ||
| 最低 | 27.2万円 | ||
|
不明 メーター改 |
最高 | 10.0万円 | 1台 |
| 平均 | 10.0万円 | ||
| 最低 | 10.0万円 | ||
※データ更新:2026年07月10日
【カラー別の買取相場】 WRE 125
- ■ ■ ■
- ■ ■
- ■ ■
- ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ / ■ | 26.5 万円 | 3台 | |||
| ■ / ■ | 22.2 万円 | 1台 | |||
| ■ / ■ | 10.0 万円 | 1台 | |||
| ■ / ■ | 16.2 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年07月10日
【実働車の取引価格帯】 WRE 125
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年07月10日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
WRE 125【2008~12年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月10日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | WRE 125【2008~12年】 | 32.2万円 | 4.3点 | H200AACV | 3,012km | ■ / ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | WRE 125【2008~12年】 | 27.4万円 | 4.7点 | H200AACV | 9,779km | ■ / ■ / ■ |
| 3 | WRE 125【2008~12年】 | 22.4万円 | 4.5点 | H200AACV | 4,479km | ■ / ■ |
| 4 | WRE 125【2008~12年】 | 20.4万円 | 4.0点 | H200AACV | 4,679km | ■ / ■ / ■ |
| 5 | WRE 125【2008~12年】 | 16.4万円 | 4.0点 | H200AACV | 4,572km | ■ / ■ |
| 6 | WRE 125【2008~12年】 | 10.1万円 | 3.3点 | 2H01AA8V | 0km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2008年式】 WRE 125 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月10日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2008年式】 WRE 125 | 10.2万円 | 3.3点 | 2H01AA8V | 0km | ■ / ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2012年式】WRE 125 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月10日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2012年式】WRE 125 | 32.2万円 | 4.3点 | H200AACV | 3,012km | ■ / ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2012年式】WRE 125 | 27.4万円 | 4.7点 | H200AACV | 9,779km | ■ / ■ / ■ |
| 3 | 【2012年式】WRE 125 | 22.4万円 | 4.5点 | H200AACV | 4,479km | ■ / ■ |
| 4 | 【2012年式】WRE 125 | 20.4万円 | 4.0点 | H200AACV | 4,679km | ■ / ■ / ■ |
| 5 | 【2012年式】WRE 125 | 16.4万円 | 4.0点 | H200AACV | 4,572km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています






