排気量2,294ccの水冷4ストロークトリプルエンジンを搭載し、2004年にカワサキ・バルカン2000が保持していた量販車排気量世界一の座を奪取し、長期政権を築き上げたトライアンフ・Roket3(ロケットスリー)。そのデビューイヤーから15年、満を持してのリニューアルを果たしたのが、2019年に共にリリースされた本機・ロケット3GTです。

日本市場への初年度導入は見送られたものの、スポーツ指向の双子の兄弟・ロケット3Rとの同時デビューはインパクト抜群。パワーユニットは完全新設計の縦置きクランクケースなど、15年間で培われた技術を総動員し、排気量2,458ccにまで増大。221Nｍ/4,000rpmの最大トルクは量販車としては紛れもなく世界一で、現役最強のトルクモンスターだと言えるでしょう。スポーツ指向のロケット3Rに対し、シート高を23mm下げた750mmにタンデム用バックレスト、フットペグを3Rよりも前方に配置した名前通りのGTスタイル。240/50R16インチの極太リアホイールがクロム仕上げとなっているのも違いのひとつで、基本構成は同一ながらも細かいところで差異を設けているのが老舗のトライアンフらしいところ。

今回の新設計エンジンは単純な排気量拡大だけではなく、レッドゾーン突入回転数を1,000rpm引き上げており、高回転型エンジンとなっているのが面白いポイント。最高出力167PS/6,000rpmという数値を鑑みると、これはチューニングとの親和性を考慮してのものと思われますが、潜在能力の高さに関しても一級品だと言えるでしょう。乾燥重量はスポーツモデルの3Rより3kg増加の294kgですが、左右に大きく張り出したクランクケースや巨大なシャフトドライブによるインパクトは絶大で、このバイクに限っては瑣末なこと。そのハイパワーと怒涛のトルクを活かした走りに関してはここで解説するまでもありませんが、ブレンボ製M4 32.4モノブロック4ピストンキャリパーと320mmフロントダブルディスク、カウンターバランサーによる振動対策と、制動力と車体コントロール性の面でも抜かりなし。車体を傾けたワインディング時であっても、右手で軽くブレーキレバーを握るだけで前後輪のブレーキを絶妙なバランスで利かせてくれる6軸IMUを介して発揮されるコーナリングABSなど、現代モーターサイクルに求められる安全性は十分以上に担保されており、乗れば乗るほど懐の深さがわかるパフォーマンスGTマシンとも言うべき一台です。

全長2,365mmという巨体ですが、47mm径ショーワ製フロントサスと高剛性としなやかさを兼ね備えたアルミフレームの相性は素晴らしく、GTモデルならではのマスバランスもあって取り回しは見た目以上に軽快。さすがに重量はあるものの、先代よりもスリムなタンク造形によってライディングポジションは意外にもゆとりあり。ロード、スポーツ、レイン、ライダーの4パターン切替方式のライディングモードによるアシスト性の高さも大きな見所で、アイドリング状態からクラッチを繋ぐだけで瞬時に走り出せるほどのハイパワーを、この4つのモードで自由自在にコントロールできるのは実に見事。特に最大出力を100PS上限に抑えるレインモードの精度の高さはため息が漏れるほどで、路面の荒れや強風による砂など予想外のアクシデントに見舞われても安心の設計となっております。

その他装備面でも充実化が図られており、キーレスイグニッションにステアリングロック、停止中にブレーキレバーを握ることで発動されるヒル ホールド機能、充電パッド付レセプタクルUSB ポート、電熱ウェアなどの使用に適した12Vソケットと隙のない構成。これにTFT多機能インストルメントメーター、オプション設定のBluetooth接続モジュールによるTriumph TFTコネクティビティシステムと、”量販車世界最大”の名に相応しい充実装備で所有満足度もトップクラス。

海外でのデビューとなった2020年モデルから2024年モデルまでにかけての諸元変更はないものの、以下のカラーリング変更にて販売を継続。
・2020年　シルバーアイス&ストーミーグレー/ファントムブラック
・2021年　サファイアブラック&シルバーアイス(世界限定1,000台特別仕様車ロケット3GTトリプルブラック専用)/シルバーアイス&ストーミーグレー/ファントムブラック
・2022年　シルバーアイス&ストーミーグレー/ファントムブラック
・2023年　カーニバルレッド/サファイアブラック
・2024年　サファイアブラック＆カーニバルレッド/サファイアブラック

現在の中古バイク市場においては、量販車世界最大排気量マシンらしく高値での取引が常で、2024年初時点における業者間オークションの全年式を対象とした集計では、実動車4件で平均取引価格は約210万円。スポーツモデルのロケット3Rとは異なり、GTモデルとして大切に乗られるオーナー様が多く、中古バイク市場における流通数は少なめですが本当に状態の良い個体が多く、相場は安定した高値を維持しております。程度状態による差はあるものの、年式による下落幅が大きい現行スポーツモデルとしては緩やかな部類で、最新モデルへの乗り換え・買い替え等を検討しておられるオーナー様にとって、高額売却に期待できる今は絶好のチャンスだと言えるでしょう。

モンスタートルクGTマシン・ロケット3GTで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、激戦区の欧州市場向けである本機ならではの車両構成と外車全般に関する深い知識、買い手の好みが分かれやすい外車特有の事情を把握した上で再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

トライアンフ・ロケット3GTの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はトライアンフ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年02月02日

1998年に「世界最大排気量の二輪車」を作ることを目指して立ち上げられた「ロケットⅢプロジェクト」により、ホンダ・ゴールドウィングらを追い抜き見事に王座を奪取したロケットⅢの登場から15年。そのロケットⅢの名称をリニューアルし、2020年モデルとしてフルモデルチェンジを実施したのが、ロケット3GTです。

初年度での日本市場は順延されたものの、量販車世界最大排気量であった従来の2,294cc水冷トリプルは、新設計の2,458ccへと進化。最大トルク221Nm/ｍ/4,000rpmという数値は間違いなく量販車最大となるもので、最高出力も167PS/6,000rpmと実にパワフル。同時デビューとなった双子の兄弟・ロケット3Rはロードスポーツ指向のモデルですが、本機は同一パワートレインを採用しつつもツアラー指向のGTモデルで、タンデム用バックレストと3Rよりも前方に配置されたフットペグなどで居住性を高めたスタイルに。リアホイールがクロム仕上げなのも特徴となっており、黒と銀を基調としたシックな雰囲気に仕立てあげられております。

落ち着いた雰囲気のあるGTモデルとは言え、量販車世界最大排気量を誇るエンジンに見合った車体構成となっており、高剛性としなやかさを兼ね備えたアルミ製フレームに47mm径ショーワ製フロントサスと、同じくショーワ製の許容度が高いリアサスペンションでをマッチング。この基本構成を基に、ブレンボ製M4 32.4モノブロック4ピストンキャリパーと320mmフロントダブルディスク、リアブレーキ連動式のコーナリングABSにトラクションコントロールなどを採用し、装備重量で300kgを超える巨体ながらも運動性をしっかりと担保しているのがポイント。何から何まで巨大ではあるものの、大排気量車界の”横綱”ボスホス製マシンよりも余裕を持たせているのも見所のひとつで、先代よりもスリムなタンク造形とロケット3Rよりも低重心のマスバランス、4パターン切替方式のライディングモードによるアシスト性の高さにより、まさしく地に足がついた安定度と「操りきれるハイパワー感」こそが持ち味だと言えるでしょう。

装備に関しても満足度は高く、キーレスイグニッションにステアリングロック、停止中にブレーキレバーを握ることで発動されるヒル ホールド機能、充電パッド付レセプタクルUSB ポート、電熱ウェアなどの使用に適した12Vソケットと隙のない構成。これにTFT多機能インストルメントメーター、オプション設定のBluetooth接続モジュールによるTriumph TFTコネクティビティシステムと、”量販車世界最大”の名に相応しい充実装備の数々。これに加え、トライアンフ公式によるロケット3　アフターマーケットカタログにて用意された各種オプションを組み合わせれば、オーナーの好みに応じたトルクモンスターがすぐさま手に入るのも魅力のひとつ。

現在の中古バイク市場においては、量販車世界最大排気量マシンらしく高値での取引が常態となっておりますが、日本市場導入が見送られた初年度の2020年モデルに関しては玉数がほぼなく、年間20万台もの中古バイクが取引される中古バイク業界最大のマーケットである業者間オークションでも過去の取引記録なし。これは翌年の2021年より日本への導入開始となった2021年モデル、及び特別限定モデルのロケット3GT トリプルブラックの影響によるもの。諸元上の変更点がなく、カラーリングも本年と同じシルバーアイス&ストーミーグレーとファントムブラックがキャリーオーバーとなった2021年モデルの取引記録を参考として挙げさせて頂きますと、2024年初時点における業者間オークションのデータには実動車4件の記録があり、平均取引価格は209万7000円。総合評価8点の未走行車が含まれてのものとは言え、同年式のロケット3R比で約10万円の高値となっております。スポーツ指向のロケット3Rとは異なり、GT指向のモデルのためか状態の良い車両が多く、当面は高値安定傾向が続くと考えてよいでしょう。ただし、2024年モデルにて2度目のカラーリング変更が実施されることを踏まえると、今後は緩やかな下落が始まるというのが中古バイク業界での統一見解で、最新モデルへの乗り換え・買い替え等を検討しておられるオーナー様にとって、高額売却に期待できる今は高値で売り抜ける最大の好機だと言えるでしょう。

日本市場未導入となったロケット3GT 2020年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、激戦区の欧州市場向けである本機ならではの車両構成と外車全般に関する深い知識、買い手の好みが分かれやすい外車特有の事情を把握した上で再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

トライアンフ・ロケット3GT 2020年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はトライアンフ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年02月03日

初年度の日本市場導入は見送られたものの、デビュー2年目を迎えたロケット3GTは、2021年に晴れて日本市場導入化が決定。特別限定モデルと共に、日本初見参を果たしました。

諸元・カラーリングは全て前年の2020年モデルからのキャリーオーバーですが、本年2021年モデルには世界限定1,000台の『ロケット3GTトリプルブラック』が追加設定され、サファイアブラック&シルバーアイスの専用カラーリングによるダークスタイルが大きな特徴。エキパイやリアホイールなど、ベースモデルに施されていたクロムの輝きではなく、マットブラックによる硬派なスタイリングとなっており、その巨体と相まってまさにマッスルモンスターといった雰囲気満点。わずかに左右サイドカバーとフロントブレーキディスクだけが銀色に煌く姿は、ハーレーのファクトリーカスタムモデルに通ずる「機能性の美」とも言うべき美しさ。標準モデルには前年から続投となったシルバーアイス&ストーミーグレー/ファントムブラックの2色が設定され、日本導入にあたってのスペックダウン化もなかったことでファンを安堵させることとなりました。

ちなみに2021年は排ガス規制「ユーロ5」への適合化が推し進められた一年でしたが、トライアンフ車の中では双子の兄弟であるロケット3Rと同様、諸元上の制約を受けなかったモデルのひとつであり、本機最大の魅力である怒涛の加速力と極太トルクを損なわないための配慮でデビュー時期が検討されたと考えられます。

現在の中古バイク市場においては、日本への導入が正式に開始されたことにより、市場での玉数は前年の2020年モデルよりも多め。ただし、ロケット3R比でおよそ20万円高いプライスタグ、ツアラーモデルオーナーに顕著な「数年乗ってみて評価する」という傾向によるものか、2024年初時点における業者間オークションでの取引記録なし。これは日本市場への導入が始まった2021年式ということも関係しており、まだ新車購入から初回の車検時期を迎えていないことにも拠ります。具体的な参考例としまして、翌年の2022年モデルの業者間オークションにおける取引記録を見てみますと、実動車4件で平均取引価格は209万7000円。総合評価の平均値が「超極上車」に順ずる6.9点という高い数値であることを考慮する必要はありますが、外車勢の中でも新車価格からの下がり幅は少なく、リセールバリューに期待が持てる状況であると考えて頂いて差し支えございません。ただし今後は初回車検を目前に売却されるケースが増えることが予想され、最新モデルへの乗り換え・買い替え、売却を検討中のオーナー様にとっては、最高値での買取が期待できる好機だと言えるでしょう。

日本市場導入が開始されたロケット3GT 2021年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、激戦区の欧州市場向けである本機ならではの車両構成と外車全般に関する深い知識、買い手の好みが分かれやすい外車特有の事情を把握した上で再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

トライアンフ・ロケット3GT 2021年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はトライアンフ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年02月03日

量販車最大排気量を誇るメガクルーザーとして、日本市場導入2年目を迎えたロケット3GT、2022年モデルは前年からのキャリーオーバーという形で販売を継続。カラーリングに関しては特別限定色であったトリプルブラックがなくなったものの、シルバーアイス&ストーミーグレーとファントムブラックの2色は続投となりました。

トライアンフはこの年で創業から120年を迎えることとなり、世界各国でそれを記念したイベントを実施。特に同年8月に行われたモンスターエナジー・イギリスGPでのパレード走行では、排気量172ccの1901年製プロトタイプがミントコンディションで登場。トライアンフの原点となった最初のモデルだけに、まさかのミントコンディションはシルバーストンに詰め掛けた多くのファンを驚かせました。他にも映画『大脱走』のTR6 トロフィー、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』のスクランブラー1200XEなど、銀幕で活躍した往年の名車たちが走り、創業120年を迎えたトライアンフの歴史の長さを感じさせるに相応しい内容であったと言えるでしょう。日本では『TRIUMPH NATIONAL RALLY 2022』が長野県の富士見高原スキー場で実施され、名門ブランドを愛する多くのファンたちが思い思いに交流する盛況となりました。

2022年11月からは排ガス規制「ユーロ5」が日本国内でも施行されることとなりましたが、デビュー時点でその厳しい基準をクリアしていた本機ロケット3GTに関してはほぼ無風の状態で、規制に苦しむその他メーカーと比べて穏やかな一年であったと言えるでしょう。

現在の中古バイク市場においては、2024年初時点では店頭展示の未走行車両や未登録車など、状態の良い個体が業者間オークションに出品されるようになり、実動車4件の取引記録で平均取引価格は209万5000円。年式による相場下落が顕著なハイスペックマシンの場合、年式による相場の低下を起こしやすいものですが、まだ品薄状態のロケット3GTに関しては顕著な下落は起きておらず、最新モデルへの乗り換え・買い替えなどを期しておられるオーナー様にとっては最高値で売却できる好機だと言えるでしょう。

キャリーオーバーでの販売となったロケット3R 2023年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、激戦区の欧州市場向けである本機ならではの車両構成と外車全般に関する深い知識、買い手の好みが分かれやすい外車特有の事情を把握した上で再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

トライアンフ・ロケット3R 2023年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はトライアンフ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年02月04日

デビュー4年目を迎えたロケット3GTは2023年も販売継続を継続、カラーリングの差し替えを実施し諸元に関しては据え置きとなりました。

この年のトライアンフ社は400ccオーバーのクラスで大きな動きはなかったものの、日本を含む東南アジア市場を睨んだ戦略モデルとしてスピード400とスクランブラー400Xが新たにラインナップ入り。近年ともに注目を集めているモダンクラシックのスタイルを採用し、ホンダ・GB350やロイヤルエンフィールド製マシンなどがひしめく日本市場への参戦を表明する形となりました。同時に強力なライバルとなるハーレー・X350、カワサキ・エリミネーターSEも登場し、近年稀に見るニューモデルの豊作に。

カラーリングに関しては、3年間続投となっていたシルバーアイス&ストーミーグレーが廃止となり、新たにカーニバルレッドを設定しサファイアブラックとの2色体制。目を瞠るような華やかさはないものの、「赤」という色遣いに長けたトライアンフだけに、GTモデルらしいまとまりの良いパターンに仕上げられているのが魅力だと言えます。

現在の中古バイク市場においては、事実上のキャリーオーバーでの販売となった2023年モデルですが、2024年初時点で中古バイクとしての流通が始まっていないため、当面は前3年モデルと同じく高値を維持するというのが業界関係者の統一見解。ただし、新車登録から3年目を迎える2021年モデルの流通が始まった際、流通台数の増加に伴う相場の低下は十分にあり得るため、この点に関しては注意が必要だと言えるでしょう。参考例として実動車4台の取引記録がある2022年モデルのデータを見てみますと、2023年初に業者間オークションに出品された走行距離300km台の美車が最高値となる248万円、最低価格193万円台は走行距離約2,500kmの低車両車両を記録しており、高年式車の優位性を加味した上でこの中間が相場になると考えてよいでしょう。最新モデルへの乗り換え・買い替えなどを考えておられるオーナー様にとっては、出物が極端に少ない時期に早め早めの決断をすることで最高値で売却できる可能性が極めて高くなりますので、迷っておられるなら買取査定だけでも受けてみることを強くおすすめいたします。

現役最強のトルクを誇るGTモデルのロケット3GT 2023年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、激戦区の欧州市場向けである本機ならではの車両構成と外車全般に関する深い知識、買い手の好みが分かれやすい外車特有の事情を把握した上で再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

トライアンフ・ロケット3GT 2023年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はトライアンフ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年02月05日

リリースから5年目を迎えることとなったロケット3 GTは、姉妹車であるロケット3Rとともにカラーリング変更を施して販売継続に。前年2023年は日本市場未導入となっていた限定モデル『Rocket 3 GT Chrome Edition』をラインナップに加えつつ、さらなるファン層の拡大に乗り出すこととなりました。

前年2023年にトライアンフは1年限りの限定モデルシリーズとして、日本向け車種では全7車種に上質なクロームメッキを施した「クロームコレクション」を用意しておりましたが、好評を得たことで若干の期間延長を実施し、日本未導入となっていた「ロケット3 GT クロームエディション」の導入を開始。新車販売価格は302万5000円とついに300万円の大台にまで達することとなってしまったものの、アクセントカラーに用いられたディアブロレッドと逆三角形を描くトライアンフのロゴバッジが踊るガソリンタンク、マッドガードブラケットとラジエターカウルには色調の妙味を狙ったマットアルミニウムシルバーを用い、ジェットブラックのベースボディと美しい光沢を放つクロームメッキによるコントラストは溜め息が漏れるほど見事なもの。元々の迫力ある体躯に負けないだけの存在感を放ち、価格設定にも納得のいく仕上がり具合だと言えるでしょう。また、一点の曇りなく仕上げられた本機専用のクロームメッキアクセサリーキット『ロケット3GTクロームエディション アクセサリーキット』が用意され、ベースモデル以上に多彩な純正オプションが設定されました。

標準モデルは2023年モデルで採用となったカーニバルレッドに代わり、シルバーの差し色を施したサファイアブラック＆カーニバルレッドとサファイアブラックの2色を新たに設定。前述の限定モデル・クロームエディションを加えると3色設定となりますが、新車販売価格は289万5000円と、円安による買い控えを意識して控えめなプライスタグに据え置かれました。

現在の中古バイク市場においては、限定モデルのクロームエディションの流入こそないものの、2024年初時点では早くも未走行のディーラー展示車両が業者間オークションに出品され、207万4000円という価格で落札されました。完全な新車と言える状態でこの取引価格はいささか安い印象を受けますが、2020年モデルから継続されていたサファイアブラックのカラーリングであったこと、推測ながらディーラー展示期間に生じたと思われる外装類への微細な擦過傷により若干のマイナスが入った総合評価8.7点という内容であったことを考慮すると妥当なライン。まだ出物が少ないだけに一概には言い切れない部分が多々あるものの、前年モデルまでの傾向を踏まえるとその他ハイスペックモデルと比べると相場の下落は穏やかになることが予想されております。

日本初見参となった限定モデル追加とカラーリング変更が実施されたロケット3GT 2024年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、激戦区の欧州市場向けである本機ならではの車両構成と外車全般に関する深い知識、買い手の好みが分かれやすい外車特有の事情を把握した上で再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

トライアンフ・ロケット3GT 2024年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はトライアンフ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年03月06日