YZ125【1974年~現行】毎週更新の買取査定相場

- 買取査定に役立つ車両解説
- 高く売れる型式・年式
- 買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
YZ125【1974年~現行】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で534%上昇。対3年前比で104%上昇し、対前年比では53%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは青、最も高く売れる年式は【CE36C型】2025年~となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて4.1~15.5万円です。
YZ125【1974年~現行】 買取査定に役立つ車両解説
YAMAHAのYZ125は、1974年の誕生から2026年まで52年間にわたり一度も生産を途切らせることなく進化を続けている、日本メーカーとして唯一の2ストローク125ccモトクロッサーです。HONDAやSUZUKIが2000年代に125cc 2ストローククラスから撤退する中、YAMAHAはライダーを育てる教育ツールという信念のもと、このカテゴリーを存続させました。軽量な車体をスロットルとクラッチで操り、エンジンの最もパワーが出る回転域を使い切る技術を学べるYZ125は、初心者には基礎を、上級者には極限のコントロール技術を要求し続ける入門機として、世界中のライダーに愛されています。
YZ125の歴史は、各時代の技術革新と経営判断が凝縮されています。1974年、ストラップ留めの燃料タンクを備えた初代YZ125Aが米国で発売され、翌1975年のYZ125Bでは世界初のモノクロスサスペンションを採用しました。1981年には水冷エンジンを初採用しましたが、初期のラジエーターはトリプルクランプ付近に配置されたため重心が高くハンドリングに悪影響を及ぼしました。1983年にはラジエーターをフレームダウンチューブへ移設し、低重心化により劇的な操作性改善を果たしました。1996年の大幅刷新によりエンジン性能はクラス最高レベルに到達し、同時にアイコンブルーのカラーリングが定着しました。2005年にはアルミ製セミダブルクレードルフレームを採用し、乾燥重量86kgという軽さを実現しました。2006年にはKYB製SSSサスペンションが導入され、その後17年間、小変更のみで世界を圧倒し続ける完成度に到達しました。2022年には17年ぶりのフルモデルチェンジで後方直線吸気システムを採用し、吸気効率を極限まで高めるためエアフィルターのガイドリブを8本から3本に減らすという設計が施されました。
YZ125の技術は、全てのライダーを速くするという目的で設計されています。エンジンは水冷2ストローク単気筒124cc(ボア54.0mm×ストローク54.5mm)で、2004年モデルの公表値では39.0PS(28.7kW)を11,500rpmで発生していました(現行モデルは非公開)。排気デバイスのYPVSは、2ストローク特有の唐突なパワーの出方を抑制し、低速域からスロットルを開けた分だけトラクションを稼げる特性を生み出します。2022年以降は電子制御Powerjetを備えたKeihin PWK38Sキャブレターを採用しています。キャブレターを維持するのは、ライダーが自らジェットを交換し、気象状況に合わせてバイクをセッティングできるようにするYAMAHAの設計思想によるものです。始動方式はキックのみで軽量性を最優先し、燃料タンク容量は7.0〜8.0Lで年式により差異があります。装備重量は94〜96kgで、シート高は975〜998mmと年式により変動があり、足つき性は身長170cm以上のライダーに適しています。足回りのKYB製SSSサスペンションは、沈み込む速さに応じて減衰力を最適化します。タイヤはフロント21インチ、リア19インチを採用しています。
YZ125は用途に応じたバリエーションを展開しています。2026年の70周年記念モデルは、1970年代のワークスマシンをオマージュしたスピードブロックグラフィックを採用し、ゴールドフォークと赤いシートを装備しています。Monster Energyエディションはファクトリーチームの外観を再現したワークス・レプリカです。未舗装路での耐久レースであるエンデューロに最適化されたクロスカントリーモデルYZ125Xも展開されており、18インチリアホイールの採用によりガレ場や木の根での走破性を向上させ、長時間走行でも疲労を抑える専用サスペンション設定が施されています。
YZ125は世界中で統一された高い基本性能を持ちながら、地域に合わせた価格設定がなされています。2026年モデルの日本仕様は759,000円(70周年記念モデル含む)、英国仕様は£7,800〜£7,900(約165万円〜167万円)、米国仕様は$7,199(約114万円、70周年記念モデルは$7,399で約117万円)です。海外製の4ストローク450ccマシンなどが150万円を超えることもある中で、手頃な価格で世界トップクラスの性能が手に入るコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
2ストローク125ccクラスは現在、YAMAHAとオーストリアのメーカーであるKTMの二大勢力が火花を散らしています。ライバルのKTM 125SX(2025/26年モデル)は、FIを採用し、均一な出力とセッティングからの解放を目指しています。サスペンションはWP製XACTエアフォークを装備し、始動方式はセルスターターで利便性を優先しています。出力は39.0PS以上を発生します。YZ125がキャブレターを維持するのは技術の遅れではなく、構造がシンプルで整備しやすく、セッティングを行う楽しみを残すという意図によるものです。
YZ125は競技用車両のため、一般的なバイクよりも頻繁なメンテナンスや部品交換が必要です。混合ガスの管理では正確な混合比の遵守が条件です。高回転を多用する2ストロークエンジンの特性上、レース使用なら25時間、ファンライドでも50時間でのピストン・リング交換が推奨されます。気温に応じたキャブレターのジェット類の番数変更が必要で、セッティングスキルが求められます。スパークプラグはNGK BR9EVXまたはBR9EIXを推奨します。公道走行は不可能な競技専用車両であり、トランスポーターでの運搬が必須です。
YZ125は中古市場でも高い資産価値を維持しています。2005年から2021年まで基本設計が変わらなかったことはライダーにとって恩恵となり、15年前の個体であっても新しい外装パーツを装着してアップデートできるため維持が容易です。2005年〜2021年モデルの中古相場は、年式や状態により約18万〜48万円程度で推移しています。1970年代のストラップタンクモデルはコレクターズアイテムとして150万円を超える価格で取引されることもあります。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。日本円換算は当時のレートです。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
YAMAHA YZ125が52年以上の歴史を経て今なお愛される理由は、このバイクがバイクを操るための純粋な形を提示し続けているからです。電子制御に頼らず、軽量な車体をライダー自身の五感で操り、エンジンをレッドゾーン付近で叫ばせながら走り抜ける体験を提供しています。2026年モデルまで進化を止めないYAMAHAの姿勢は、2ストロークという文化そのものを守り抜く決意の表れです。モトクロスの真髄を学びたいライダーにとって、YZ125は常に良い選択肢であり続けるでしょう。バイクパッションでは、こうした歴史的価値を持つマシンの適正な査定と買取を行っています。
| 車名/型式/年式 | YAMAHA YZ125 / 453, 4V2, B4X3, CE36C / 1974-現行(2026年時点) |
|---|---|
| 発売年月 | 1974年(日本国内) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 1974年式:全長2,040mm 全幅890mm 全高1,090mm・81kg(乾燥)/ 1975年式:サイズ不明・84kg(乾燥)/ 1981年式:全長2,135mm 全幅880mm 全高1,250mm・89kg(乾燥)/ 2005年式:全長2,135mm 全幅827mm 全高1,316mm・86kg(乾燥)/ 2022年式:全長2,135mm 全幅825mm 全高1,295mm・95kg(装備)/ 2026年式:全長2,135mm 全幅825mm 全高1,295mm・96kg(装備) |
| シート高・最低地上高(mm) | 1974年式:不明・195mm / 1975年式:不明・不明/ 1981年式:940mm・340mm / 2005年式:998mm・386mm / 2022-2026年式:980mm・365mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 1974年式:空冷2ストローク単気筒・22.0ps @ 9,500rpm・不明 / 1975年式:空冷2ストローク単気筒・不明・不明/ 1981年式:水冷2ストローク単気筒・不明・不明 / 2005年式:水冷2ストローク単気筒・39.0ps @ 11,500rpm・不明 / 2022-2026年式:水冷2ストローク単気筒(YPVS搭載)・非公開・不明 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック式(全年式共通)・ 1974年式:キャブレター(京浜PW28)・6.0L / 1975年式:キャブレター・不明 / 1981年式:キャブレター(ミクニVM34SS)・6.5L / 2005年式:キャブレター(ミクニTMX38)・8.0L / 2022-2026年式:キャブレター(ケーヒンPWK38S)・7.0L / |
| 新車販売価格 | 1974年式:200,000円(日本国内仕様)/ 1975年式: 不明 / 1981年式:297,000円(日本国内仕様)/ 2005年式:$5,299(約58.3万円, 米国仕様)/ 2022年式:737,000円(税込, 日本国内仕様)/ 2026年式:759,000円(税込, 日本国内仕様) |
| ジャンル | 2スト | オフロード コンペ競技用 |
実働車【型式・年式別】平均買取相場 YZ125【1974年~現行】
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 1 年 間遡った数字
【型式別】平均買取額の目安
※データ更新:2026年03月06日
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 YZ125【1974年~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年03月06日
実働車【型式・年式別|買取相場の推移】 YZ125【1974年~現行】
-
【CE36C型】2025年~ -
【CE34C型】2022~24年式 -
【CE1型】2003~2021年 -
【CE0型 】1998~2002年 -
【CE型より前】1975~97年式
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
| 対前年比 | 対10年前比 | 10年間の取引台数 | |
| 【CE36C型】2025年~ | - % | - % | 7台 |
| 【CE34C型】2022~24年式 | +75 % | - % | 58台 |
| 【CE1型】2003~2021年 | -23 % | +33 % | 122台 |
| 【CE0型 】1998~2002年 | -100 % | -100 % | 27台 |
| 【CE型より前】1975~97年式 | +40 % | +241 % | 42台 |
※データ更新:2026年03月06日
【状態別の買取相場】 YZ125【1974年~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 1 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
115.0万円
80.0万円
7台
平均
最低
取引
127.6万円
127.6万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
55.8万円
48.8万円
3台
平均
最低
取引
49.1万円
15.0万円
26台
平均
最低
取引
29.8万円
29.8万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
10.5万円
6.1万円
9台
※データ更新:2026年03月06日
【走行距離別の買取相場】 YZ125【1974年~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 1 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 120.0万円 | 1台 |
| 平均 | 120.0万円 | ||
| 最低 | 120.0万円 | ||
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|||
|
不明 メーター改 |
最高 | 154.5万円 | 37台 |
| 平均 | 61.8万円 | ||
| 最低 | 15.0万円 | ||
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※データ更新:2026年03月06日
【カラー別の買取相場】 YZ125【1974年~現行】
- ■
- ■ ■
- ■
- ■ ■
- ■ ■
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- その他
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 1 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 60.8 万円 | 18台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 57.2 万円 | 7台 | ![]() |
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| ■ | 89.0 万円 | 4台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 29.8 万円 | 4台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 84.8 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ | 63.8 万円 | 2台 | ![]() |
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| その他 | 140.0 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年03月06日
【実働車の取引価格帯】 YZ125【1974年~現行】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 1 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年03月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
YZ125【1974年~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | YZ125【1974年~現行】 | 154.7万円 | 9.0点 | CE36C-002 | 0km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | YZ125【1974年~現行】 | 140.2万円 | 7.8点 | CE36C-002 | 0km | ■ / ■ / ■ |
| 3 | YZ125【1974年~現行】 | 127.8万円 | 8.3点 | CE34C-011 | 0km | ■ |
| 4 | YZ125【1974年~現行】 | 120.2万円 | 10.0点 | CE36C-002 | 0km | ■ |
| 5 | YZ125【1974年~現行】 | 104.6万円 | 9.5点 | CE36C-002 | 0km | ■ |
| 6 | YZ125【1974年~現行】 | 103.7万円 | 9.3点 | CE36C-005 | 0km | ■ |
| 7 | YZ125【1974年~現行】 | 102.9万円 | 10.0点 | CE36C-005 | 0km | ■ |
| 8 | YZ125【1974年~現行】 | 80.1万円 | 10.0点 | CE36C-005 | 0km | ■ |
| 9 | YZ125【1974年~現行】 | 79.3万円 | 4.2点 | CE34C-017 | 0km | ■ |
| 10 | YZ125【1974年~現行】 | 75.9万円 | 4.2点 | CE34C-007 | 0km | ■ |
| 11 | YZ125【1974年~現行】 | 74.1万円 | 4.2点 | CE34C-004 | 0km | ■ / ■ |
| 12 | YZ125【1974年~現行】 | 71.9万円 | 4.0点 | CE34C-008 | 0km | ■ |
| 13 | YZ125【1974年~現行】 | 67.1万円 | 3.8点 | CE34C-001 | 0km | ■ / ■ |
| 14 | YZ125【1974年~現行】 | 64.9万円 | 3.8点 | CE34C-004 | 0km | ■ / ■ |
| 15 | YZ125【1974年~現行】 | 64.9万円 | 4.3点 | CE34C-004 | 0km | ■ |
| 16 | YZ125【1974年~現行】 | 62.4万円 | 4.3点 | CE34C-012 | 0km | ■ |
| 17 | YZ125【1974年~現行】 | 60.8万円 | 4.0点 | CE34C-003 | 0km | ■ |
| 18 | YZ125【1974年~現行】 | 59.8万円 | 4.2点 | CE16C-043 | 0km | ■ |
| 19 | YZ125【1974年~現行】 | 59.2万円 | 4.5点 | CE34C-002 | 0km | ■ / ■ |
| 20 | YZ125【1974年~現行】 | 58.9万円 | 4.5点 | CE34C-000 | 0km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





03月11日〜03月17日