XJ650 /SECA【1980~84年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 型式別 平均取引額
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 年式別|買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
XJ650 /SECA【1980~84年】 に関するこのページの内容
XJ650 /SECA【1980~84年】 買取査定に役立つ豆知識
XJ650/SECAは、「1980年代のヤマハ4ストロークとは何か」という議論の末に開発された「軽量・コンパクト・高性能」なミドルクラスオンロードスポーツです。ネイキッドスタイルがXJ650、ビキニカウルを装着したタイプがXJ650SECAです。
SECAとは、アメリカにあるサーキットの名前で、当時のヤマハのワークスライダー・ケニーロバーツが活躍していた《ラグナ・セカ》に由来しています。車名にSECAとあるのはビキニカウルつきのタイプで欧州向け1年限定の販売、XJ650はネイキッドスタイルで欧州・米国向けです。
653ccのエンジンは、空冷4ストDOHC並列4気筒。ジェネレーターをシリンダー背面に配置したスリムさが特徴です。シャフト駆動ながら、乾燥206kgの軽量スリムなボディはスポーツ走行を難なくこなします。エンジンから心地いいと感じるギアの高い音が聞こえるのも独特です。
1980年頃は日本の4メーカーから4気筒650ccモデルが販売されています。高性能なザッパー・カワサキ【Z650】、ジェントルな大人のバイク・ホンダ【CB650】、カタナイメージのスズキ【GS650G】です。
最大出力、最大トルク、車重を比較してみると、
XJ650 73馬力/9,000回転、57Nn/7,500回転、206kg
Z650 64馬力/8,000回転、57Nn/6,500回転 211kg
CB650 53馬力/8,500回転、45Nn/7,500回転、196kg
GS650G 65馬力/9,500回転、52Nn/8,000回転、237kg
輸出専用のXJが最もハイパフォーマンスを示しています。1976年発売のZ650は設計が古いですが、「ナナハンキラー」と恐れられたことは有名です。がスペックを見る限りでは、XJにはそれ以上の速さがあったことが伺えます。なおXJとGSはシャフトドライブ、ZとCBはチェーンドライブです。
500~650はミドルクラスと言われ、低速から十分なトルクと、高回転まで回して楽しめるパワーがあります。扱いやすい車体の大きさと車重からも、欧州では特に人気があります。ミドルクラスこそ、最も優れたバランスのバイクです。このクラスに「隠れた名車」と言われるバイクが多いのはそのためでしょう。
直径220mmの明るいハロゲンライトは夜間ツーリングの安全に寄与します。
因みにミドルクラスの中間排気量は日本では人気がないためか、国内では81年から排気量を拡大した【XJ750E】の販売が開始されています。
1980年に登場したXJ650は83年にマイナーチェンジを実施。73馬力/9,000回転だった最大出力を71馬力/9,400回転に変更された他、ビキニカウル装着のSECAモデルが廃止されました。同時に、米国向けのアメリカンモデル【XJ650MAXIM(マキシム)】=のちのXJ650Spcialを販売開始。ロードスポーツモデルXJ650は欧州向けに販売継続、そして84年には【XJ650ターボ】が発売されます。
YAMAHAの400ccクラスで最も高く売れる機種となっている弟分XJ400/Dは国内でのプレミアム価値によって世界各国の輸出モデルが日本に搔き集められて活発に取引されていますが、本機XJ650シリーズは国内での取引自体が稀少な超の付くレア車です。ミドルクラスの隠れた名車XJ650の売却やお乗り換えや査定をお考えでしたら、買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションへ!
車名/型式/年式 | XJ650 / -型 / 1982年モデル |
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発売年月 | 1980年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2170 (幅)730 (高さ)1130 (重さ)206 |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)780 (最低地上高)140 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークDOHC並列4気筒・73PS(9,000rpm)・42.0km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ・キャブレター・19リットル |
新車販売価格 | 3,099米ドル(1982年の為替レートで円換算:約68万円) |
- 事故 不動車
- 実働車
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 XJ650 /SECA【1980~84年】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 XJ650 /SECA【1980~84年】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 XJ650 /SECA【1980~84年】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
16.2万円
16.2万円
1台
不動
平均
最低
取引
4.7万円
4.7万円
1台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 XJ650 /SECA【1980~84年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 XJ650 /SECA【1980~84年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
- 事故 不動車
- 実働車
実働車【年式別|買取相場の推移】XJ650 /SECA【1980~84年】
- 1983~84年式
- 1980~82年式
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
XJ650 /SECA【1980~84年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | XJ650 /SECA【1980~84年】 | 16.4万円 | 3.5点 | 5V2-000 | 25,634km | ■ / ■ |
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【事故 不動 故障車】 XJ650 /SECA【1980~84年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | XJ650 /SECA【1980~84年】 | 4.9万円 | 0点 | 5V2-000 | 7,576km | ■ |
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【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1980~82年式】XJ650 /SECA毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【1980~82年式】XJ650 /SECA に関するこのページの内容
【1980~82年式】XJ650 /SECA 買取査定に役立つ豆知識
1980年、XJ650SECAは「軽量・コンパクト・高性能」を目標に、「1980年代のヤマハ4ストローク」とは何かを命題に開発された欧州・米国向けの輸出専用車です。
車名の違いはビキニカウルの有無で、ネイキッドスタイルがXJ650、ビキニカウルを装着したタイプがXJ650SECAです。SECAとは、当時のヤマハのワークスライダー・ケニーロバーツが活躍していたサーキット《ラグナ・セカ》から取ったもので、ヤマハがオンロードスポーツモデルにつけていたペットネームです。
それ以前のヤマハには4ストバーチカルツインの【TX650】がありましたが、スポーツ走行には不向き。高性能なザッパー・カワサキ【Z650】、ジェントルでスムーズ・ホンダ【CB650】な4気筒、カタナイメージのスズキ【GS650G】勢に対抗すべく、2気筒並みの車幅の4気筒を目指して作られたのがXJ650です。
エンジンは、空冷4ストDOHC並列4気筒、ジェネレーターをシリンダー背面に配置したスリムさは、XJの大きなアドバンテージです。リアタイヤ駆動はシャフトですが、乾燥206kgの軽量スリムなボディは、優れたスポーツ走行の特性を示します。
XJ650の排気量は653cc、最大出力は73馬力/9,000回転、最大トルクは57Nn/7,500回転です。直径220mmの明るいハロゲンライトは夜間走行の安全に寄与します。
XJ650SECAは、81年に発売された【XJ750E】のベースともなり、ルックスは酷似しています。違いは、サイドカバーの650と750の文字と、エンジンにあるYAMAHA刻印の2点のみ。650ではギアケース、750ではクランシャフトカバーに刻印されています。なお国内仕様のXJ750Eは72馬力です。
未完成のXJについて技術陣がよく言った言葉は、
「人間がコントロールするのにちょうどいい性能のバランスがあるはずだ。そういう"人間のためのバイク"をつくろう」
です。これはミドルクラスバイクにおける一つの真実であって、車体の大きさと重さ、安定性、低速でも十分なパワー、高回転まで回しても楽しめる特性は、500~650ccクラスが持つ大きなメリットです。それは21世紀になった今でも変わりません。
中古車としての流通台数は少ないですが、ミドルクラスでヤマハが作った意欲作、XJ650SECAのお乗り換えや買取査定をお考えの方は、その中古価値に精通しているバイクパッションへ!
車名/型式/年式 | XJ650SECA / 型 / 1980年モデル |
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発売年月 | 1980年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2170 (幅)730 (高さ)1130 (重さ)206 |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)780 (最低地上高)140 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークDOHC並列4気筒・73PS(9,000rpm)・42.0km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・19リットル |
新車販売価格 | 価格データなし |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 【1980~82年式】XJ650 /SECA
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 【1980~82年式】XJ650 /SECA
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 【1980~82年式】XJ650 /SECA
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
16.2万円
16.2万円
1台
不動
平均
最低
取引
4.7万円
4.7万円
1台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 【1980~82年式】XJ650 /SECA
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 【1980~82年式】XJ650 /SECA
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
【1980~82年式】XJ650 /SECA 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | 【1980~82年式】XJ650 /SECA | 16.4万円 | 3.5点 | 5V2-000 | 25,634km | ■ / ■ |
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【事故 不動 故障車】 【1980~82年式】XJ650 /SECA 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | 【1980~82年式】XJ650 /SECA | 4.9万円 | 0点 | 5V2-000 | 7,576km | ■ |
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【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1983~84年式】XJ650毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2024年05月03日時点から12ヵ月間 遡りましたが 【1983~84年式】XJ650 の取引はありませんでした。
買取相場が類似する、型式や年式を下記からお選びください。
フリーダイヤル0120-819-118(年中無休8:00~22:00)では、
過去5年間遡った相場データをお伝えすることが出来ます。お気軽にお電話くださいませ。
- 買取査定に役立つ豆知識
【1983~84年式】XJ650 に関するこのページの内容
【1983~84年式】XJ650 買取査定に役立つ豆知識
XJ650は1983年にマイナーチェンジを受けています。輸出先は主に米国と英国です。
・73馬力/9,000回転だった最大出力を71馬力/9,400回転に変更
・ビキニカウルつきのSECAモデルを廃止
日本国内では81年から排気量をアップして【XJ750E】として販売されましたが、このマイナーチェンジでスポーツモデルとして高い完成度に達しました。エンジンを回すと甲高いギアの音が聞えますが、この音は、実車を見なくてもXJと分かる独特の音であり、決して不快な音ではありません。
そして83年には、米国向けのアメリカンモデル【XJ650MAXIM(マキシム)】=のちのXJ650Spcialが販売されました。ロードスポーツXJ650は欧州向けに継続販売、84年には【XJ650ターボ】が発売されます。同じエンジンをベースに多くのバリエーションモデルが誕生したのも、XJ650がエンジン・ボディ共にグッドバランスのバイクだったからです。
同じ排気量でライバルをあげれば、ホンダ【CB650】、スズキ【GS650G】、カワサキ【Z650】となりますが、XJ650は750ccと同等かそれ以上の走りをするので、同時代の750ccクラスも視野に入ります。
XJ650は街乗りからツーリングまでオールマイティに走れるバイクです。スリムなボディ、そこにぴったり寄り添うマフラー、素直なハンドリング、メンテナンスフリーのシャフトドライブ、ニーグリップしやすいタンクとシート配置、乾燥206kgの軽量ボディなど、XJ650は今でもミドルクラスにおける優秀なバイクの1台です。上にあげたライバル同様、ミドルクラスにこそ最も優れたバランスがあると思わせてくれます。
中古車としての流通台数は少ないですが、ミドルクラスでヤマハが作った意欲作、XJ650のお乗り換えや買取査定をお考えの方は、その中古価値に精通しているバイクパッションへ!
車名/型式/年式 | XJ650 / -型 / 1983年モデル |
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発売年月 | 1980年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | ブレーキディスク変更等 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2170 (幅)730 (高さ)1130 (重さ)206 |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)780 (最低地上高)140 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークDOHC並列4気筒・73PS(9,000rpm)・42.0km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ・キャブレター・19リットル |
新車販売価格 | 価格データなし |