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【2008年式】スポルト1000S

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スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】毎週更新の買取査定相場

年式別の買取査定相場

スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】
スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】

2006年に登場したスポルト1000 は、スタイリッシュなカフェレーサーとして多くの注目を集めた。しかしその後、クラシックなルックスとレーサー的なポジション、そして一人乗り専用という構成が、「気軽に乗るスポーツバイク」としてはややハードルが高いという声を呼んだ。特に長距離やタンデム、日常使いを望むライダーには扱いづらさがあった。
こうした実用性に対するニーズと、クラシックレーサー的な美学の両立を図るべく、2007年に投入されたのが スポルト1000S である。スポルト1000 の持つ空冷 L ツインやトレリスフレームを継承しながら、ハーフフェアリングの導入と乗りやすさの改善で、より多くのライダーの要求に応えた “新時代のネオクラシックレーサー” としてシリーズの旗艦に据えられた。

スポルト1000 S のもっとも印象的な特徴は、1970年代のレーシングバイクを彷彿とさせるビキニカウル(ハーフフェアリング)の装備である。丸目一灯のヘッドライトと小型ウインドスクリーンを備えたそのフォルムは、ネオクラシックの枠を超えて「本格レーサー」の佇まいを獲得していた。クラシックバイクのレトロな魅力を残しつつ、目に見える“速さ”を纏わせたそのスタイルは、多くのバイクファンの心を掴んだ。
また、サスペンションやマフラー、リア構成などビポスト仕様をベースにしながら、前後の足まわりや排気、見た目すべてが 専用に仕立て直されており、単なるフェアリング装着車ではなく「スポルト1000 の延長かつ進化系」としての完成度が高い。
ポジションもまた、スポーツ性を重視した設計だ。クリップオンハンドルとバックステップによる前傾姿勢――これは公道での快適性よりも「レーサーとして乗る楽しみ」を優先したもので、カフェレーサーの哲学をそのまま現代に持ち込んだ形と言える。

スポルト1000Sは、基本構成こそ共通しているものの、年式ごとに微妙な違いがある。
2007年は、スポルト1000エスのデビューイヤーであり、赤×白ストライプのカラーリングとモノポスト風シートカウルが強い印象を残す。構造的にはビポストと同じくツインショックと左右対称マフラーを採用しつつ、低いハンドルとカウルによって、“カフェレーサー寄りに振ったビポスト”という立ち位置だった

2008年になると、カラーバリエーションに黒×白ストライプなどが加わり、シリーズ全体として「大人っぽい」印象へと整理されていく。スポルト1000のカウルレス・ビポストと並んで、スポーツクラシックのスポーツ側を担う二枚看板になり、この年が「スポルト1000」と「スポルト1000S」が並立する成熟期となる

2009年にはシリーズの整理がさらに進み、カウルレスのスポルト1000 ビポストが姿を消し、実質的に「スポルト1000=スポルト1000S」という構図へ移行する。ここでスポルト1000Sは、名実ともにスポーツクラシックの旗艦として最終盤を走り抜け、その後シリーズは生産終了へ向かっていくことになる 。

スポルト1000Sの心臓部は、シリーズ共通の992cc 空冷エルツイン デスモドロミック2バルブエンジンである。最高出力はおよそ92馬力/8,000回転前後、最大トルク約9.3kgm/6,000回転という数値で、絶対的なパワーよりも「中速域の厚いトルク」と「アナログなレスポンス」が身上だ 。電子制御は最小限で、スロットル操作がそのまま後輪に伝わる感覚が強く、現在の水冷スーパースポーツとはまったく違う“人力で扱う速さ”を味わえる。
クラッチは市場の情報でも乾式・湿式両方の説が見られるが、いずれにせよフィーリングはかなりメカニカルで、発進やシフト操作のたびに「機械を扱っている」感覚が濃厚だ。ここは乗り手の好みが分かれる部分だが、スポーツクラシックを選ぶ層にはむしろ歓迎されるポイントでもある。
フロントには倒立フォーク、リアにはツインショックを採用し、ホイールベースはスポルト1000系共通の約1425ミリ。前後スポークホイールと17インチタイヤの組み合わせは、見た目こそクラシックだが、走り自体は現代基準で見ても十分にシャープだ 。
ビキニカウルは高速域での防風とフロントの接地感向上に貢献し、ワインディングでの安定感はカウルレスのスポルト1000より一枚上手という評価も多い。ポジションは低いセパレートハンドルとバックステップでかなり前傾が強く、「日常でラクに乗るバイク」というよりは「乗り手がバイクに合わせる」ことを前提にした設計である。だが、その前提を受け入れたライダーにとっては、「自分の身体の一部になったような一体感」が得られるタイプのマシンだ。

スポルト1000Sを理解するうえで欠かせないのが、同じスポーツクラシックファミリーであるポールスマート1000LEとスポルト1000、GT1000との比較である。
ポールスマート1000LEは、装備面でも価格面でもシリーズ最上位の“レプリカレーサー”であり、前後オーリンズや専用外装を備えたコレクターズモデルだった。一方で、無印スポルト1000 モノポストは、快適性をほとんど切り捨てたカフェレーサー的な純度の高いモデルとして、実用面ではかなり尖っていた 。

その中間に位置づけられるのがスポルト1000Sである。ポールスマートほど豪華ではないが、そのイメージを継承したビキニカウルを備え、シャシーはビポスト系をベースにしているため、日常の扱いやすさは無印スポルト1000よりも高い。GT1000が「クラシックツアラー」であるのに対して、スポルト1000Sはあくまで「クラシックレーサー」。しかし、そのレーサー像はポールスマートのような限定車ではなく、“実際に走るための現実的なレーサー”としてまとめられている。このバランス感こそが、スポルト1000Sの最大の個性と言える。

スポルト1000Sのライバルは、同時代の“ネオクラシックスポーツ”と呼べるモデルだが、2007〜2009年当時、本格的なカフェレーサースタイルと高いスポーツ性を併せ持つ車種は多くなかった。
最も近いのはトライアンフのスラクストンだが、スラクストンは空冷並列2気筒でパワーも控えめで、クラシックバイクとしての雰囲気作りが中心であったのに対し、スポルト1000Sはよりハードな前傾姿勢と92馬力の空冷エルツインにより、走りの質が“スポーツ寄り”に振られている。レーサーイメージを前面に出しつつ、ワインディングでの速度と安定感はスポルト1000Sのほうが明確に上だった。
BMWのR nineTシリーズはまだ登場前であり(2014年以降)、ヤマハのSRX600などは時代が古い。すなわち スポルト1000エスは当時の市場において実質的に“ライバル不在のネオクラシックレーサー”だった とも言え、その特異性が現在の中古市場で価値を高める要因にもなっている。

スポルト1000Sは2007〜2009年という短い生産期間、さらに空冷エンジンとビキニカウルを組み合わせた唯一のスポーツクラシックであることから、市場では常に高い評価を維持している。ポールスマート1000LEに次ぐ価格帯で取引されることが多く、状態の良い車体は海外・国内ともに流通量が少ない。ユーザー層は「コレクション目的」と「日常でも走りたい実用派」の二極化が進んでおり、どちらの需要も強いため、今後も価格が安定または上昇傾向にあると見られる。

スポルト1000Sは外装の純正度が最重要で、特にビキニカウル、純正ストライプ、純正シートカウルの残存は査定への影響が大きい。992ccエルツインの整備履歴、タイミングベルト交換記録、クラッチ・サスペンションのメンテ状況が整っている個体は大きく評価される。純正に準じたドゥカティパフォーマンス製カーボンパーツや、当時物の適合マフラーが装着されていれば加点対象となるが、外装の雰囲気を損なうカスタムは大幅にマイナスとなる。

スポルト1000S(2007〜2009年)は、スポーツクラシックシリーズにおける“走りの象徴”として誕生し、最後までクラシックレーサーの精神を最も強く体現した存在である。
空冷エルツインの鼓動、鋭い前傾姿勢、ビキニカウルのレーサースタイル。それらすべてが「今では作れないドゥカティの個性」として結実している。
兄弟車であるポールスマートの特別感と、スポルト1000の純粋性。その間に立ちながら、現実的に“走れるレーサー”として完成したスポルト1000Sは、シリーズ終焉後も価値が高まり続けるだろう。
短い製造期間、唯一無二のスタイル、空冷世代の最終到達点――スポルト1000Sは、ネオクラシックレーサーの決定版として今なお輝き続けている。
スポルト1000Sのご売却や買替をお考えでしたら、買取や下取り査定はその中古価値に精通しているバイクパッションにお任せください。

解説記事更新日:2025年12月08日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 Ducati sport 1000 S/C102A型/2007-2009年式
発売年月 2007-2009年
車両サイズ(mm)・重量(kg) (長さ)約2,170mm(幅)約830mm(高さ)約1,090mm(乾燥重量)約188kg
シート高・最低地上高(mm) (シート高)約825mm (最低地上高)記載なし
エンジン機構・最高出力・燃費 空冷L型2気筒・2バルブ・デスモドロミック(デュアルスパーク)/約92PS・8,000rpm前後
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 セル始動/インジェクション方式/タンク容量15L(リザーブ約3.5L)
新車販売価格 国内価格 183万5,000円(税込) 北米価格 $12,495 (約1,470,000円:118円/USD レート)
ジャンル カフェレーサーハーフカウルネオクラシック
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 【2008年式】スポルト1000S

最高額
平均落札額
最低額
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No Data

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移

2026年1月時点から 10 間遡った数字

【平均買取相場の変動】

対前年比
-
%

【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-
%

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
%

【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
2

過去10年間の取引台数÷10

※データ更新:2026年01月16日

【状態別の買取相場】 【2008年式】スポルト1000S

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
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【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年1月時点から 3 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
7
超極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
6
極上
最高
平均
最低
取引
197.5万円
197.5万円
197.5万円
1台
5
良好
最高
平均
最低
取引
159.0万円
139.6万円
116.8万円
3台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
131.5万円
100.5万円
58.4万円
3台
3
難有
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
2
劣悪
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
【2008年式】スポルト1000Sにおいて。直近36カ月間で、最も平均買取相場が高いのは6点(極上)のコンディションとなっています。 これは使用感の殆どない車両が高額査定に繋がりやすいことを示唆しています。

※データ更新:2026年01月16日

【走行距離別の買取相場】 【2008年式】スポルト1000S

最高額
平均落札額
最低額
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No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年1月時点から 3 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

0〜4999km 最高 197.5万円 2台
平均 178.3万円
最低 159.0万円
1〜2万km 最高 143.0万円 3台
平均 123.8万円
最低 111.5万円
2〜3万km 最高 131.5万円 2台
平均 95.0万円
最低 58.4万円
【2008年式】スポルト1000Sにおいて。直近36カ月間で最も平均買取相場が高いのは0〜4999kmの走行距離区分となっています。

※データ更新:2026年01月16日

【カラー別の買取相場】 【2008年式】スポルト1000S

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【万円】

業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)

2026年1月時点から 3 間遡った数字

【カラー別 平均買取額の目安】

143.2 万円 6台
58.4 万円 1台
【2008年式】スポルト1000Sにおいて。直近36カ月間で、中古市場で最も多く取引されているカラーは赤系です。最も平均買取相場が高いのは赤系です。

※データ更新:2026年01月16日

実働車の取引価格帯】 【2008年式】スポルト1000S

単位【万円】
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業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)

2026年1月時点から 3 間遡った数字

【取引価格帯と構成比】

最高
150 ~ 200
万円
%
29
構成比
最多
100 ~ 150
万円
%
57
構成比
最低
50 ~ 100
万円
%
14
構成比
【2008年式】スポルト1000Sにおいて。業者間取引額(買取業者の転売額)のボリュームゾーンは100 ~ 150万円で57%の構成比となっています。最高価格帯は150 ~ 200万円でその構成比は29%です。

※データ更新:2026年01月16日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月16日)

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落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
1 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 197.7万円 5.7点 C102AB7B 209km
2 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 159.2万円 5.2点 C102AB7B 2,688km
3 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 143.2万円 4.5点 C102AB7B 13,559km
4 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 135.2万円 4.5点 C102AB6B 7,821km
5 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 131.7万円 4.0点 C102AB7B 20,051km
6 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 127.3万円 4.3点 C102AB6B 20,568km
7 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 121.1万円 4.5点 C102AB8B 19,337km
8 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 119.1万円 4.3点 C102AB8B 25,530km
9 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 116.9万円 5.0点 C102AB7B 10,227km
10 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 111.6万円 4.0点 C102AB7B 16,776km
11 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 110.9万円 4.0点 C102AB8B 696km
12 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 99.9万円 4.8点 C102AB6B 26,060km
13 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 99.9万円 4.2点 C102AB8B 106,738km
14 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 95.1万円 4.2点 C102AB6B 23,967km
15 スポルト1000S(Sport1000S) 【2007~09年式】 58.3万円 3.5点 C102AB7B 23,807km
No Data
【2008年式】スポルト1000Sにおいて。業者間取引(買取業者の転売額)で、直近36カ月間に最高値を付けたのは197.7万円で赤系・走行距離209km・評価5.7点の車両です。

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

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