BMW R1300シリーズ|全10車種|上限買取額の高い順

BMW R1300シリーズいくらで売れる?
2026年10月30日更新 BMW R1300シリーズ|全10車種 の買取査定相場は、 258万円が平均で、上限は387万円です。
現在、最も高く売れる車種は上限金額でR1300RT ASA。 中古の取引台数が最も多い車種はR1300GSです。
BMW R1300シリーズ|全10車種|407台(直近12ヵ月間の業者間取引)の落札額から算出
  • No 1
    現行
    R1300RT ASA【2026~現行】
    R1300RT ASA【2026~現行】

    買取上限

    387 万円

    相場平均

    278~340 万円
    年間取引台数
    38 台
    BMWモトラッドのフラッグシップツアラー「R1300RT ASA」は、新世...
  • No 2
    現行
    R1300GSアドベンチャーASA【2025~現行】
    R1300GSアドベンチャーASA【2025~現行】

    買取上限

    377 万円

    相場平均

    282~317 万円
    年間取引台数
    88 台
    BMWモトラッドが世界に誇るアドベンチャーツアラーの最上位に位...
  • No 3
    現行
    R1300GSアドベンチャー【2025~現行】
    R1300GSアドベンチャー【2025~現行】

    買取上限

    377 万円

    相場平均

    270~313 万円
    年間取引台数
    64 台
    BMWモトラッドの高性能トラベルエンデューロ「GS」シリーズにお...
  • No 4
    現行
    R1300RT【2026~現行】
    R1300RT【2026~現行】

    買取上限

    358 万円

    相場平均

    306~321 万円
    年間取引台数
    11 台
    BMWモトラッドのフラッグシップツアラー「R1300RT」は、長年にわ...
  • No 5
    現行
    R1300GS ASA【2024~現行】
    R1300GS ASA【2024~現行】

    買取上限

    325 万円

    相場平均

    244~282 万円
    年間取引台数
    27 台
    BMWモトラッドを代表するアドベンチャーツアラー「GS」シリーズ...
  • No 6
    現行
    R1300GS【2024~現行】
    R1300GS【2024~現行】

    買取上限

    291 万円

    相場平均

    204~238 万円
    年間取引台数
    130 台
    アドベンチャーツーリングの頂上モデルと言っても過言ではないBM...
  • No 7
    現行
    R1300R ASA【2026~現行】
    R1300R ASA【2026~現行】

    買取上限

    262 万円

    相場平均

    194~224 万円
    年間取引台数
    18 台
    BMWモトラッドのフラッグシップロードスターとして2025年に発売...
  • No 8
    現行
    R1300RS ASA【2026~現行】
    R1300RS ASA【2026~現行】

    買取上限

    245 万円

    相場平均

    214~226 万円
    年間取引台数
    23 台
    BMWモトラッドのスポーツツアラー「R1300RS ASA」は、新世代ボク...
  • No 9
    現行
    R1300RS【2026~現行】
    R1300RS【2026~現行】

    買取上限

    238 万円

    相場平均

    203~213 万円
    年間取引台数
    7 台
    BMWモトラッドのスポーツツアラー「R1300RS」は、従来モデル「R1...
  • No 10
    現行
    R1300R【2026~現行】
    R1300R【2026~現行】

    買取上限

    200 万円

    相場平均

    200 万円
    年間取引台数
    1 台
    シフトカムを組み込んだ1,250ccボクサーツインエンジンを搭載し...
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BMW R1300シリーズの歴史と進化

先々代のR1200シリーズで90年続いた空冷ボクサーが水冷化されるというBMW史の巨大な転換点を迎え、続く先代R1250シリーズでは「可変バルブ機構(ShiftCam)」の搭載が最大のアップデートとなりました。さて、水冷ボクサーの第3世代に当たるこの『R1300』シリーズでは何が起きたのでしょうか。
R1250で極限まで完成度を高め、「もはやこれ以上の進化はない」とまで言われた水冷ボクサーでしたが、BMWは現状に満足することなく、エンジンからフレーム、デザインに至るまで「すべてをゼロから設計し直す」という前代未聞の大改革を行いました。
2023年秋(2024年モデル)の『R1300GS』を皮切りに幕を開けた本世代における最大の革命は、ギアボックスをエンジンの「下部」へ移動させた完全新設計の「ショートブロック・エンジン」、そしてクラッチレバーを消滅させた自動変速機構「ASA(オートメイテッド・シフト・アシスタント)」の導入です。ショートブロック化によりパワートレイン全体を劇的に小型化し、R1300GSにおいてはマイナス12kgという驚異的な軽量化とマスの集中化を達成。最高出力はついに145psへと到達しました。
さらに、シリーズの主役であるGSにおいて、R1150世代から続く長年のアイコンであった「左右非対称ヘッドライト」をあっさりと廃止し、X字型のマトリックスLEDヘッドライトを新採用。また、Rシリーズ共通の骨格であった「鋼管トレリスフレーム」も板金シェルメインフレームへと完全に刷新しました。伝統を自ら破壊し、強烈な賛否両論を巻き起こしながらも、アドベンチャーおよびツアラー市場における「次の10年の絶対王者」としての決意をまざまざと見せつけた、圧倒的な革新の世代です。

モデル名 / 登場年 スタイル・特徴
R1300GS
2023年 - 現行
【すべてを刷新した次世代の王者】
先代から12kgもの軽量化を果たし、まるでミドルクラスのような軽快なハンドリングを手に入れました。停車時に自動で車高が下がり足つき性を劇的に向上させる「アダプティブ車高制御」など、先進デバイスの塊です。
R1300GS ADV (Adventure)
2024年 - 現行
【巨大な要塞へと進化した超長距離砲】
30Lの巨大な角型アルミタンクを備え、圧倒的な存在感を放つ要塞。最大の特徴は、クラッチレバーを完全に廃止し自動変速を行う新機構「ASA(オートメイテッド・シフト・アシスタント)」を引っ提げて登場した点です。
R1300RT / R / RS
2025年〜順次展開
【新世代ボクサーの水平展開】
1300ccの新世代ショートブロックと最新の電子制御(レーダーACCやASA等)を水平展開し、ツアラーやロードスターの各カテゴリーにおいて再びベンチマークを塗り替えるべく投入された次世代群です。

ボクサー:完全新設計の1,300ccショートブロックエンジン

  • R1300GS【2024~現行】
    R1300GS
  • R1300シリーズの心臓部である新型ボクサーエンジンは、先代のR1250から引き継いだのは「ShiftCam(シフトカム)」の概念くらいで、実態はボルト1本に至るまで完全に新設計されています。
    排気量は先代の1,254ccからジャスト1,300ccへと拡大され、ボアアップ(拡幅)とショートストローク化の組み合わせにより、最高出力145ps、最大トルク149Nmという歴代ボクサー最強のスペックを獲得しました。極低速から湧き上がる全域フラットなトルク特性を維持しながらも、高回転域におけるシャープで弾けるような吹け上がりにさらに磨きがかけられています。

変速機と外装:下部ギアボックス化と「ASA」、そしてX字の顔

  • 【2025年式】R1300GSアドベンチャー|ブラックストーム メタリック
    R1300GSアドベンチャー
  • エンジン構造の最も歴史的な変更点が「変速機(ギアボックス)の配置」です。長年エンジンの「後ろ」に配置されていたギアボックスを、エンジンの「真下」へと移動させました。これによりパワートレインの全長が劇的に短縮され、エンジン単体で3.9kg、車体全体(GSの場合)で12kgという異常な軽量化と、前代未聞のマスの集中化を実現しています。
    外装デザインにおいても、1999年の『R1150GS』から実に四半世紀近くにわたりGSの絶対的アイコンであった「左右非対称ヘッドライト(寄り目)」を廃止。新たにミリ波レーダーを完璧にビルトインした「X字型マトリックスLED」を採用し、強烈な賛否両論を巻き起こす前衛的なフェイスへと生まれ変わりました。

    クラッチレバー消滅。「ASA」がもたらす新たな強み

    そして変速機周り最大の革命が、クラッチ操作を自動化する『ASA(オートメイテッド・シフト・アシスタント)』の導入です。
    「大型バイクの自動変速化」というジャンル自体は、すでにホンダのアフリカツイン(DCT搭載車)等が10年以上にわたり市場を開拓・牽引してきましたが、BMWのASAは技術的なアプローチが異なります。複雑で重量増(約10kg)を伴うDCTとは違い、ASAは「従来のMTギアボックスをベースに、シフトとクラッチを動かす小型アクチュエーターを追加するだけ」という構造を採用。これにより重量増をわずか2kg強に抑えつつ、「エンストと無縁の完全自動変速」を実現しました。先行するライバルが切り拓いた市場に対し、後発ならではの「軽さ」という強力な武器を引っ提げて参入したこのASAは、長距離ツーリングにおける疲労を劇的に軽減するBMWツアラーの新たな中核技術となっています。

フレーム:伝統のトレリスを捨て去った「板金シェルフレーム」

  • R1300RT【2026~現行】|レーシング・ブルー・メタリック
    R1300RT
  • R1300シリーズにおける「すべてをゼロから作り直す」という執念は、車体の骨格であるフレーム構造に最も色濃く表れています。
    1993年の『R1100シリーズ』登場以来、実に30年にわたりRシリーズ共通の骨格(※エンジン本体を剛性メンバーとする前後分割式)として採用され、その美しいパイプワークでファンを魅了してきた伝統の「鋼管トレリス構造」を完全廃止。新たに採用されたのが、鋼板をプレス成形して溶接した極めて高剛性な『板金シェルメインフレーム』と、『アルミダイキャスト製のリアサブフレーム』の組み合わせです。

    ミドルクラスのような軽快感を生む剛性革命

    パイプのしなりを活かした従来のしなやかな乗り味とは異なり、新しいシェルフレームは圧倒的なねじれ剛性を確保しています。
    前段で触れた「真下に潜り込んだギアボックス」による劇的な低重心化(マスの集中化)と、この高剛性な新型フレームが組み合わさることで、車体挙動のシャープさが格段に向上。巨大で重厚なアドベンチャーやツアラーでありながら、またがって走り出した瞬間に「まるで一回り小さなミドルクラスのスポーツバイクを操っているかのような錯覚」に陥るほど、次元の違う軽快でダイレクトなハンドリングを生み出しています。

BMW R1300シリーズの査定ポイント(相場動向)

  • 【2026年式】R1300GSアドベンチャーASA|アウレリウス・グリーン・メタリック・マット
    R1300GSアドベンチャーASA
  • ■ 驚異のリセール8割。海外勢が「新車価格越え」を叩き出すGSA
    (2026年時点で)R1300シリーズの買取率は極めて高く、平均して新車価格の「8割近いリセール」を誇っています。特に『GSアドベンチャー』に至っては、ロシアや中東勢の海外バイヤーがオークションで激しく競り合った結果、メーカー希望小売価格(新車価格)を凌駕する異常な落札額が散見されるなど、世界的な需要の爆発が相場を大きく押し上げています。

    ■ アダプティブ車高制御(DSA)は実質的な必須オプション
    査定額の伸びやすいオプションの1つがDSA(アダプティブ車高制御)です。
    走行中はサスストロークを確保しつつ、停車時には自動的に車高を下げて足つき性を劇的に向上させるこのデバイスは、大柄なRシリーズを乗る上で恩恵が計り知れません。特に「純正3点パニアケース」とDSAがセットの個体の査定額が伸びやすいと言えます。

    ■ 「ASA(自動変速)」上位グレードも同様に超高水準
    また、クラッチレバーを廃止した上位グレード「ASA(オートメイテッド・シフト・アシスタント)」搭載車も、標準モデルと同様に8割近い極めて高いリセール水準を記録しています。
    ※尚、上記の買取相場は2026年時点のものです。最新相場は上段のリストからご確認いただけます。

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