ラン(蘭)【1983~88年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 高く売れる型式・年式
- 買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ラン(蘭)【1983~88年式】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で633%上昇。対3年前比で88%下落し、対前年比では74%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは赤、最も高く売れる年式は1985~88年式となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて-0.7~5.6万円です。
ラン(蘭)【1983~88年式】 買取査定に役立つ車両解説
1983年1月にスズキから発売された蘭。
エンジンには強制空冷2ストロークを搭載、最高出力は3.6psで、キック式のデラックスモデルとセルフ式を併設したスーパーデラックスモデル、さらに燃料計を搭載したカスタムモデルの3種類を設定。女性向けに発売され、宣伝キャラクターには当時キャンディーズとして活動していた伊藤蘭を起用。車重は42kg(デラックスモデル)で取り回しも楽々、さらにスリムなシート形状に加え680mmというシート高で足つき性も非常に良好だったと言えるだろう。
新車販売価格はデラックスが6.9万円、スーパーデラックスが7.9万円、カスタムモデルが8.9万円だった。
ちなみに、スズキは他にも漢字の名前のスクーターとしてこちらも女性向けの”薔薇”を発売している。
買取も廃車処分も査定はスズキ 蘭の価値に精通したバイクパッションへ!
| 車名/型式/年式 | 蘭 デラックス/CA11A型/1983年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1983年1月 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1,505mm(幅)640mm(高さ)920mm(重さ)42kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)680mm(最低地上高)ー |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 強制空冷2ストローク単気筒・3.6ps・ー |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック式・キャブレター・2.8L |
| 新車販売価格 | デラックス6.9万円、スーパーデラックス7.9万円、カスタムモデル8.9万円 |
| ジャンル | 2スト | スクーター |
【CA11A型|1983~84年式】ラン(蘭)毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【CA11A型|1983~84年式】ラン(蘭) の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で700%上昇。対前年比では31%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは白となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて-0.7~5.6万円です。
【CA11A型|1983~84年式】ラン(蘭) 買取査定に役立つ車両解説
1983年から販売されたCA11A型は、蘭の初期型です。スズキには花の名前をつけたスクーターで【薔薇】もありますが、蘭のほうが先にリリースされました。
見た目はごく普通のスクーターですが、乾燥重量42kgは、薔薇の41kgに次ぐ軽さ。女性やバイク初心者をターゲットとしていました。宣伝には同じ名前のアイドル伊藤蘭を起用、話題となりました。
さすがに42kgの車体は小ぶりで、同じ50ccスクーターと並べても小さく感じるほどです。
エンジンは空冷2スト単気筒、ボア41.0mm×ストローク37.4mno49ccは薔薇などと同様、スズキのスクーター用エンジンを搭載。最大出力は3.6馬力/5,500回転です。
なお、意外なことに、ガソリンはハイオク指定となっています。
グレードには3種類あり、特徴と新車価格は、
デラックスモデル:ベースモデル、始動はキックのみ、6.9万円
スーパーデラックスモデル:セルフスターターを搭載、7.9万円
カスタムモデル:セルフスターター、燃料計、メーターバイザーを搭載、8.9万円
となっています。
スクーターとしては珍しくメーターバイザーが設置されており、一目で蘭のカスタムモデルと分かるアイコンです。ボディカラーには、赤と青があります。
ボディはアンダーボーンフレームをベースに、ブレーキは前後ともドラム式、フロントテレスコピック、リアはスクーターで一般的なスイングユニット式を採用。トランスミッションはオートマチック単段です。
CA11A型の蘭が発売された1983年、日本はバブル景気の真只中で、原付スクーターは若者を中心に日常の足として使われていました。原付のヘルメット着用は努力義務(1986年で完全義務化)、ひょいとまたがって気軽に走れる乗り物だったと言えます。
こうした時代背景において、蘭は女性や初心者にターゲットを絞り、軽さに特化したスクーターとして人気を得ました。ライバルには、ホンダ【スカイ】があげられます。
今では中古車台数は少ないですが、スズキが開発した軽量コンパクトなスクーター:蘭の査定などについてのご相談は、バイクパッションへ!
| 車名/型式/年式 | 蘭 / CA11A型 / 1983年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1983年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1505 (幅)640 (高さ)920 (重さ)42kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)680 (最低地上高)90 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷2ストローク単気筒・3.6馬力(5,500回転)・-km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ/キック併用・キャブレター・2.8リットル |
| 新車販売価格 | 8.9万円(税別、カスタムモデル) |
【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭)毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭) の買取査定相場
平均買取額は、対3年前比で90%下落し、平均買取額は、対前年比で89%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて-0.6~1.2万円です。
【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭) 買取査定に役立つ車両解説
1985年、蘭はマイナーチェンジを受けてCA17A型となりました。ボディサイズや最大出力などスペックはCA11A型から変更ありません。
変更されたのはグラフィック・カラーリング・価格で、当時のカタログではアイドルの伊藤蘭を起用、
「新しい蘭、咲きました。」
と、赤い蘭の隣で白い和服姿で写っています。
グラフィックではシート下ストライプを太いものに変更、カラーリングではピンクとホワイトが追加されました。
価格は、「カスタムモデル」が98,000円だったのが、86年から87年までの2年間89,800円に下げられました。88年には92,800円に上がっています。
最上級カスタムモデルにはセルフスターターと、メーターパネル内に燃料計を追加、かなりお買い得でした。当時のスズキを代表する原付スクーター【ジェンマ】は、約14万円、重量65kgでした。
蘭のエンジンは、当時の原付スクーターでは標準的なレイアウトで、空冷2スト単気筒、ボア41.0mm×ストローク37.4mmの49cc。最大出力は3.6馬力/5,500回転です。
80年代当時、スクーターは日常の足として若者や主婦層に人気がありました。女性アイドルをCMに起用した蘭も、そうした層を明確にターゲットにしていました。
しかし80年代も半ばを過ぎて、スクーターブームにも陰りが見えてきます。メーカーも高級路線、ハイパワー化、装備の充実化など手法を変えて多様化を図りました。蘭の特徴である軽さ(42kg)に加え、低価格も需要喚起の1手法だったと考えられます。
CA17A型の蘭は88年で製造終了、90年頃まで販売されました。
なお80年代なかば、スズキの軽量スクーターは他に【シュート】、【ラブ・スリー】、【カーナ】、【ハイ】などがあり、大変な充実ぶりです。他にはジェンマなど高級志向と、【ハイアップ】【ハイR】など高性能志向がありました。
蘭のライバルとしては、ホンダ【スカイ】があげられます。
さて現在、蘭の中古車は多くありませんが、保存状態がよければ意外な高額査定も可能性があります。スズキが開発した軽量コンパクトなスクーター蘭の査定などについてのご相談は、バイクパッションへ!
| 車名/型式/年式 | 蘭 / CA17A型 / 1988年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1983年 |
| 前型式からの主な変更点 | グラフィック変更など |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1505 (幅)640 (高さ)920 (重さ)42kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)680 (最低地上高)90 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷2ストローク単気筒・3.6馬力(5,500回転)・80.5km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ/キック併用・キャブレター・2.8リットル |
| 新車販売価格 | 9.28万円(税別、カスタムモデル) |
実働車【型式・年式別】平均買取相場 【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭)
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年11月時点から 3 年 間遡った数字
【年式別】平均買取額の目安
※データ更新:2025年11月07日
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭)
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年11月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2024年間 vs 2025年】
【2022年間 vs 2025年】
【2015年間 vs 2025年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2025年11月07日
実働車【型式・年式別|買取相場の推移】 【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭)
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年11月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
| 対前年比 | 対3年前比 | 2025年の取引台数 |
※データ更新:2025年11月07日
【状態別の買取相場】 【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭)
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年11月時点から 3 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
16.0万円
16.0万円
1台
平均
最低
取引
3.1万円
1.2万円
3台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.7万円
0.2万円
4台
※データ更新:2025年11月07日
【走行距離別の買取相場】 【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭)
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年11月時点から 3 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 16.0万円 | 2台 |
| 平均 | 8.6万円 | ||
| 最低 | 1.2万円 | ||
![]() |
|||
|
不明 メーター改 |
最高 | 5.6万円 | 2台 |
| 平均 | 4.0万円 | ||
| 最低 | 2.4万円 | ||
![]() |
|||
※データ更新:2025年11月07日
【カラー別の買取相場】 【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭)
- ■
- ■ ■
- ■
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年11月時点から 3 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 4.0 万円 | 2台 | ![]() |
||
| ■ / ■ | 16.0 万円 | 1台 | ![]() |
||
| ■ | 1.2 万円 | 1台 | ![]() |
||
※データ更新:2025年11月07日
【実働車の取引価格帯】 【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭)
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年11月時点から 3 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2025年11月07日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ラン(蘭)【1983~88年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年11月07日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ラン(蘭)【1983~88年式】 | 16.2万円 | 4.7点 | CA17A-206 | 2km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ラン(蘭)【1983~88年式】 | 5.8万円 | 3.8点 | CA17A-104 | 0km | ■ |
| 3 | ラン(蘭)【1983~88年式】 | 4.4万円 | 3.8点 | CA11A-362 | 47km | ■ |
| 4 | ラン(蘭)【1983~88年式】 | 3.0万円 | 3.3点 | CA11A-369 | 1,502km | ■ |
| 5 | ラン(蘭)【1983~88年式】 | 2.6万円 | 3.8点 | CA17A-104 | 0km | ■ |
| 6 | ラン(蘭)【1983~88年式】 | 2.3万円 | 3.5点 | CA11A-228 | 3,221km | ■ |
| 7 | ラン(蘭)【1983~88年式】 | 1.3万円 | 3.5点 | CA17A-142 | 4,901km | ■ |
| 8 | ラン(蘭)【1983~88年式】 | 0.7万円 | 3.8点 | CA11A-431 | 4,966km | ■ |
| 9 | ラン(蘭)【1983~88年式】 | 0.5万円 | 3.5点 | CA11A-140 | 2,448km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【CA11A型|1983~84年式】ラン(蘭) 上位20台の取引額 (データ更新:2025年11月07日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【CA11A型|1983~84年式】ラン(蘭) | 4.4万円 | 3.8点 | CA11A-362 | 47km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【CA11A型|1983~84年式】ラン(蘭) | 3.0万円 | 3.3点 | CA11A-369 | 1,502km | ■ |
| 3 | 【CA11A型|1983~84年式】ラン(蘭) | 2.4万円 | 3.5点 | CA11A-228 | 3,189km | ■ |
| 4 | 【CA11A型|1983~84年式】ラン(蘭) | 0.8万円 | 3.8点 | CA11A-431 | 4,916km | ■ |
| 5 | 【CA11A型|1983~84年式】ラン(蘭) | 0.6万円 | 3.5点 | CA11A-140 | 2,424km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭) 上位20台の取引額 (データ更新:2025年11月07日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭) | 16.2万円 | 4.7点 | CA17A-206 | 2km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭) | 5.8万円 | 3.8点 | CA17A-104 | 0km | ■ |
| 3 | 【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭) | 2.6万円 | 3.8点 | CA17A-104 | 0km | ■ |
| 4 | 【CA17A型|1985~88年式】ラン(蘭) | 1.4万円 | 3.5点 | CA17A-142 | 4,851km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





11月11日〜11月17日