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XT600【1984~89年】

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XT600【1984~89年】毎週更新の買取査定相場

XT600【1984~89年】 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】XT600【1984~89年】
XT600【1984~89年】

ビッグシングルのオフローダーXTシリーズ3代目として1984年に登場したXT600。初代XTはパリダカールラリーの第1~2回大会を連覇した名機XT500(1976年~)だが、その開発思想は更に遡る。
国産トレールモデルの草分けとして知られる1968年のDT-1だ。DT-1のベースはYAMAHA初の単気筒モトクロッサーにして67年の日本GPを制したYX26。
ロードモデルをアレンジして悪路走行性を持たせたそれまでのスクランブラーから、ファクトリーモトクロッサーとの並行開発で誕生した公道向けオフローダー(デュアルパーパス)であったことが元祖オフローダーの称号で呼ばれる所以であった。
その開発思想はビッグシングルのモトクロッサーSC500(1973年)に受け継がれ、4ストとなった改良エンデューロレーサーTT500(1975年)と公道モデルXT500(1976年)でも結実する。TT500はダートやエンデユーロレースを席巻し、TT500の改造レーサーは冒頭の通り1979~80年のパリダカラリーを連覇している。しかも4輪を抑えての総合優勝で。

ラリーやエンデューロレースでの活躍によって瞬く間に海外で大ヒット機となったXT500は、1982年に後継機XT550へとバトンタッチ。
ボア径を5mmを拡張し558ccとなった単気筒エンジンは4バルブ化され最大出力を約25%向上。ツインショックはモノサス化され、グラウンドクリアランスも35mm多く確保。オンロードモデルの形状であったタンクも刷新され、足回りとスタイリングはグッと現代的なオフローダーへと進化したのも束の間、翌1983年には更なる後継機XT600テネレへとバトンタッチ。

XT600テネレはビッグタンクを装着したラリー仕様で、このテネレ初号機は国産初のアドベンチャーバイクとなったのだが、本機XT600はテネレ発売の翌1984年にリリースされている。

オフローダー路線で進化を重ねてきたビッグシングルのXTシリーズが、3代目でラリー仕様を先行投入した背景には、1980年に登場したR80G/Sの存在がある。ビッグタンクを搭載した初のラリー仕様としてアドベンチャーバイクの草分けとなったR80G/Sだが、改造レーサーはパリダカールラリーの第3回大会を制覇している。スタイリングの違いでXT500のお株を奪われた格好となったYAMAHAがラリー仕様を早く市場に投入したいと考えたのは自然な事だったのかもしれない。
テネレとXT600の違いが、タンク・エアダクト・カラー・シート形状の外装のみだったことにもラリー仕様の投入を急いだことが推察できるが、オフローダーのXT600は先代XT550から以下のアップデートを受けている。

●パワートレイン/電装
・ボア径を3mm拡張し595ccに
・最大出力向上 44Nm ⇒ 51Nm/38馬力 ⇒ 44馬力(仕向け地によって異なる)
・デコンプレッション改良でキックスタートの簡便化
・点火タイミング改良
●足回り
・41mm径新型フロントフォーク
・調整可能なリアサスペンション
・サスストローク伸長(F201mm ⇒ 255mm / R186mm ⇒ 235mm)
・前後ブレーキのディスク化
・新型スプロケット
・新型タイヤ
●外装/ディメンション
・14L ⇒ 11Lタンク
・鍵付き給油口キャップ
・当時のモトクロッサーに近いシート形状
・ヘッドライトカウル装着
・タンク下のエアダクト
・シート高860mm ⇒ 890mm
・最低地上高250mm ⇒ 238mm
・乾燥重量138kg ⇒ 136kg(英国仕様)

XT500から引き継がれるダブルクレドールのフレームに載った空冷シングルは排気量7%アップの595ccとなり伴って最大出力はトルクで16%・馬力で26%向上している。
足回りでは、フロントフォークが41mm径になりリアが調整機能付きにアップデート。前後サスペンションのストローク量が伸長されたことで悪路の走行性能向上が図られた他、フロントブレーキがディスク化され制動力の向上を果たしている。
外装ではタンク下に冷気効率を高めるためのエアダクト(テレネには無い)が新設された他、ベンチシート然りとしていたシートはオフローダーらしいコンパクトな形状へと変更されている。
北米と欧州で展開された本機の最大出力は仕向け地によって差異が存在するが、登場後は以下の様なアップデートを受けている。

・1984~87年(43型/47型/49型):カラー&グラフィック変更、エアダクト形状変更
・1987~88年(2KF/2NF/2WJ型):サイドカバー形状変更、エアダクト形状変更、リアブレーキもディスク化、出力変更(英国仕様49.5⇒50Nm/44馬力⇒45馬力)、タンク容量変更(英国仕様11L⇒13L)、乾燥重量変更(136kg⇒140kg)
フレーム型式は、仕向け地によって異なる他、細かい仕様の違いによりXT600L、XT600N、XT600S、XT600Tといったモデルコード機が存在するため多岐にわたる。

1990年にセルスターターを搭載したバリエーション機XT600Eが投入されたのを機にお役御免となり1989年モデルを最後にカタログ落ちとなった。XT660Eは欧州圏で2002年モデルまでラインナップされるロングセラーとなったが、2004年には水冷化を果たしたビッグシングル搭載機XT660Rがリリースされ世代交代を果たすこととなった。

ビッグシングルを搭載するオフローダーのライバルには、DRシリーズ3代目や、初代KLR、XRシリーズの2代目が挙げられる。

・DR600S(1985年~):空冷4バルブOHC、49Nm/50馬力、乾燥141kg、21Lタンクのラリー仕様
・KLR600(1984年~):水冷4バルブDOHC、46m/42馬力、乾燥134kg、11.5Lタンク
・XR600R(1985年~):空冷4バルブOHC、52Nm/46馬力、乾燥121kg、10.5Lタンク
・XT600(1984年~):空冷4バルブOHC、51Nm/44馬力、乾燥140kg、11Lタンク

バハ1000をはじめとするラリーレースで多くの優勝を果たしたXR600Rがパワーウェイトレシオでは分があったが、出力や足回りなどは進化系統の中で切磋琢磨されている時期であった。しかしながらパリダカやバハラリーの上限排気量が2005~06年シーズンから450cc化されていく等、ビッグシングルのオフローダーはレースシーンでの活躍の場を無くし、次第に過激なスペック競争とは縁遠いジャンルとなっていくのである。

最後に買取相場について。約6.1万台のセールスを記録し大ヒット機となったラリー仕様のXT600テネレの陰に隠れてしまうが、名機XT500の後継機として海外では高い評価とセールスを記録したXT600。
国内に還流を果たした個体はごく僅かであり日本国内では中古市場に出てくること自体が稀有な機種となっている。過去10年の業者間オークションのデータを遡っても取引履歴は1台のみで、使用感強めの実働車が14万円で落札されている。
海外でも現存している個体は少なく取引は活発ではないが、2~4千ユーロでの取引が中心となっている。プレミアム化しているXT500とは異なり実績や来歴に由来するプレミアム化要素が少ないことから今後買取相場が高騰する可能性は少ないと思われる。反面オフローダーは底値が堅調であることから例え不動化していても堅調な査定額が付く強みがある。もし売却や買い替えをお考えであれば、買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションに。

解説記事更新日:2025年05月25日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 XT600 / 43型・47型・49型 / 1984年モデル
車両サイズ(mm)・重量(kg) (長さ)2,190mm (幅)845m (高さ)1190mm (乾燥重量)136kg
シート高・最低地上高(mm) 1984年
エンジン機構・最高出力・燃費 (シート高)885mm (最低地上高)265mm
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 595cc空冷 OHC 単気筒 4スト 4バルブ・ 最高 51Nm 44馬力 ・最高時速- ・燃費-
新車販売価格 キック・キャブ・11L
ジャンル オフロードXT /Tenereシリーズ
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 XT600【1984~89年】

【平均買取相場の変動】

対前年比
-
%

【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-
%

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
%

【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
0

過去10年間の取引台数÷10

※データ更新:2026年02月06日

【状態別の買取相場】 XT600【1984~89年】

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年2月時点から 10 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
7
超極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
6
極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
5
良好
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
3
難有
最高
平均
最低
取引
13.8万円
13.8万円
13.8万円
1台
2
劣悪
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台

※データ更新:2026年02月06日

【走行距離別の買取相場】 XT600【1984~89年】

最高額
平均落札額
最低額
バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年2月時点から 10 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

5万km 最高 13.8万円 1台
平均 13.8万円
最低 13.8万円

※データ更新:2026年02月06日

【カラー別の買取相場】 XT600【1984~89年】

【カラー別 平均買取額の目安】

/ 13.8 万円 1台

※データ更新:2026年02月06日

実働車の取引価格帯】 XT600【1984~89年】

【取引価格帯と構成比】

最高
13 ~ 14
万円
%
100
構成比
最多
13 ~ 14
万円
%
100
構成比
最低
13 ~ 14
万円
%
100
構成比

※データ更新:2026年02月06日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

XT600【1984~89年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月06日)

バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
1 XT600【1984~89年】 14.0万円 3.0点 49R00XGA 51,151km
No Data

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

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