G650GSセルタオ 【2012~13年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 高く売れる型式・年式
- 買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
G650GSセルタオ 【2012~13年式】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/青、最も高く売れる年式は2012年式となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて11.9~27.9万円です。
G650GSセルタオ 【2012~13年式】 買取査定に役立つ車両解説
2012年、BMW 「G650GS Sertão(セルタオ)」はBMWのミドルクラス・アドベンチャーの系譜に新たな1ページを刻むモデルとして登場した。ベストセラーモデル「G650GS」をベースとしながら、かつての名車「F650GS Dakar」の精神を受け継ぎ、オフロード走破性を大幅に強化したバリエーションモデルだ。「セルタオ」とは、ポルトガル語でブラジル内陸部の乾燥した荒野を意味し、その名の通りライダーの冒険心を掻き立てるキャラクターが与えられている。エンジンは1994年に登場した「F650 Funduro」から始まる信頼と実績のあるロータックス製水冷単気筒ユニットを搭載。大排気量アドベンチャーが主流となる中、軽量・スリムな車体でオフロードを駆け抜ける本質的な楽しさを追求した、BMWのGSシリーズの中でも異彩を放つ存在である。2017年まで大きな変更なく生産され、ベースの「G650GS」とともにカタログから姿を消した。その後、BMWのミドルアドベンチャーは「F750GS」、「F850GS」などの2気筒モデルに収斂していく。
掲げられたコンセプトは「One Cylinder, a thousand places. (一つのシリンダーで、千の場所へ)」。これは普段使いの快適性と、週末に未知の道へ踏み出す冒険心を両立することを目指したもので、アスファルトのハイウェイから名もなき林道の奥地まで、ライダーが行きたいと願うすべての場所がこのマシンのフィールドであることを示している。
エンジンは水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒で、排気量は652cc。最高出力48PS/6,500rpm、最大トルク60Nm/5,200rpmを発生する。このロータックス製ドライサンプエンジンは、電子制御インジェクションにより極低回転から粘り強く、扱いやすいトルク特性と優れた燃費性能を実現している。変速機は5速MT。動力伝達方式にはチェーンを採用している。足回りでは、オフロードでの走破性と安定性を最優先し、フロントに21インチ、リアに17インチのスポークホイールを選択。サスペンションはフロントにΦ41mmの正立フォーク、リアにはプリロードおよび伸び側減衰調整付きモノショックを装備し、ストロークは前後ともに210mmを確保することで悪路において抜群の路面追従性を発揮する。ブレーキはフロントにΦ300mmシングルディスクとブレンボ製2ポットキャリパー、リアにΦ240mmシングルディスクと1ポットキャリパーを組み合わせる。オフロード走行を考慮し、任意でキャンセル可能なABSを標準で搭載している。フレームはGS伝統のスチール製ブリッジタイプチューブフレームで、高い剛性と柔軟性を両立し、オン・オフ問わず安定したハンドリングに貢献する。シート高は860mm(オプションで900mm)と高めの設定となっているので、人によっては注意が必要。乾燥重量177kg、液量込の車両重量192kgというクラス屈指の軽さは、林道などでの取り回しの良さにつながっている。装備面では、アナログ式のスピードメーターと視認性の高い液晶ディスプレイを組み合わせたメーターパネルを備え、グリップヒーターや大型スクリーン、エンジンガードなど、冒険をサポートする豊富な純正オプションも魅力である。
このマシンの乗り味は独特だ。オンロードでは、21インチホイールとは思えない素直で軽快なハンドリングが特徴であり、単気筒の心地よい鼓動を感じながら、街中の移動からワインディング、高速巡航までオールラウンドにこなす。特に、低中速トルクを活かしたタイトコーナーの連続は得意分野である。そしてオフロード、特に林道において、このバイクは真骨頂を発揮する。ロングストロークのサスペンションが路面の凹凸をしなやかに吸収し、ライダーに絶大な安心感を与えるのだ。スタンディングポジションでのバランスも良く、まさに「水を得た魚」のようにダートを駆け抜けることができる。所有満足度も高い。「GS」の名を冠する本物のオフロード性能と、BMWブランドが持つ高い信頼性がその根幹にある。ベースモデルの「G650GS」とは明確に異なるキャラクターと、日本国内における希少な存在であることがオーナーの所有感を満たしてくれる。「わかる人にはわかる」という、玄人好みの選択肢であることも大きな魅力だ。総合的に見れば、「速さ」や「豪華さ」よりも、「走破性」と「操る自由度」を重視するライダーのためのマシンと言える。「大げさな装備のリッターアドベンチャーには気後れするが、本物のオフロード性能は妥協したくない」という、絶妙なニーズに応える一台だ。日常から非日常への扉を、最も気軽に開けてくれる相棒となるだろう。
ただし、いくつかの問題点も存在する。BMW正規ディーラーでメンテナンスは可能だが、生産終了から時間が経過しており、セルタオ専用の外装部品などは入手性が悪くなる可能性が考えられる。エンジンの基本構造は信頼性が高いものの、Gシリーズ特有の整備ポイントもあるため、BMWに詳しいショップでのメンテナンスが推奨される。
兄弟車や関連モデルとしては、まずベースとなった、よりオンロード志向のBMW「G650GS」が挙げられる。こちらはキャストホイールと短いサスペンションが特徴だ。また、セルタオのコンセプト上の直接的な祖先と言えるのがBMW「F650GS Dakar」であり、単気筒GS時代の伝説的なモデルとして今なお高い人気を誇る。さらに、同じ652ccエンジンを搭載する、よりキャラクターの尖った派生モデル群として「G650Xシリーズ」が存在する。
「単気筒・ミドルクラス・アドベンチャー」というカテゴリーにおいて、直接的なライバルは多くない。コンセプトが近いモデルとしては、長年にわたり世界中で愛されるタフネスが売りのビッグシングル・デュアルパーパス、Kawasaki「KLR650」が挙げられる。また、欧州市場における最大のライバルであったYamaha「XT660Z Ténéré」は、よりラリーレイド色の強いモデルだ。644ccの空冷単気筒エンジンを搭載したSuzuki「DR650」も競合となり、海外では現在も販売され続けているロングセラーモデルである。
中古市場における「G650GS Sertão」の価値は、いくつかのポイントによって評価される。まず際立つのはその希少性だ。ベースの「G650GS」と比較しても流通台数は少なく、「オフロード仕様のGS」という明確なキャラクターが最大の価値となっている。加えて、フロント21インチとロングストロークサスペンションという仕様がもたらす本物の走破性は、オフロードファンから根強い支持を集めている。そして、長く乗れるという信頼感と所有する喜びをもたらすBMWブランドも、中古車市場では大きなプラス材料となる。リセールバリューに関しては、熱心なファンが探しているモデルであるため、市場での価値は安定している。特に走行距離が少なく、オフロードでの転倒歴がない美しい個体は、高値で取引される傾向にある。売却を検討している場合、オフロードモデルの宿命として、転倒による傷の有無が査定額を大きく左右する点を理解しておく必要がある。特にエンジンケース、フレーム、スイングアーム、ホイールリムの状態は厳しくチェックされる。逆に、エンジンガードやハンドガード、純正パニアケースといった、ツーリングやオフロード走行に役立つオプションが装着されている車両は評価が高くなる。
このモデルを高く売却するためには、業者選びが極めて重要となる。BMW「G650GS Sertão」のような、ベースモデルとの違いにこそ価値がある特殊なモデルは、一般的な買取業者ではその真価を判断しきれないからだ。単に「G650GSのちょっと古いモデル」として扱われ、その希少性や本格的なオフロード性能が評価されず、不当に低い査定額を提示されるリスクがある。良い業者の条件とは、まずBMWのGSシリーズの歴史、特に単気筒GSの系譜や、「Dakar」と「Sertão」というモデルが持つ特別な意味を理解している深い知識を持つことだ。次に、オフロードバイクの査定に精通し、サスペンションの状態や下回りの傷などを的確に評価できる誠実な価格提示が求められる。装着されている純正オプションや社外の高品質なカスタムパーツの価値を正しく査定に反映してくれることも重要である。そして最後に、このバイクの価値を理解し、次の「冒険者」へと的確に届けられる高い販売力、すなわち販売チャネルを持っていることが挙げられる。バイクパッションなら、「G650GS Sertão」のような希少なアドベンチャーモデルや、玄人好みの欧州車の買取実績で培った専門知識と、独自の販売網を活かし、オーナーの大切なセルタオの真の価値を最大限に評価することが可能だ。その「GS」の名に恥じない走破性と歴史的価値を熟知しているからこそ、満足のいく高価買取が実現できる。
もし、BMW「G650GS Sertão」の売却を検討しているのであれば、バイクパッションに相談することが、満足のいく取引への近道となるかもしれない。まずはウェブサイトで手軽に試せる「10秒自動査定」で愛車の価値を確認するか、専門の査定士が直接うかがう「無料出張査定」を依頼してみてはいかがだろうか。
| 車名/型式/年式 | G650GS Sertão/R134/2012年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2012年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2185(幅)920 (高さ)1440 (重さ)192(液量込) |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)860 (最低地上高)- |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークDOHC単気筒・48馬力(6,500回転)・25.0km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・14リットル |
| 新車販売価格 | (税込)103.8万円 |
| ジャンル | アドベンチャー | GS/アドベンチャー |
【2012年式】G650GSセルタオ毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2012年式】G650GSセルタオ の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/青となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は14.4万円が平均です。
【2012年式】G650GSセルタオ 買取査定に役立つ車両解説
BMW Motorradの歴史において、水冷単気筒エンジンを搭載した「F650」シリーズおよび後継の「G650」シリーズは、ビッグオフロードやデュアルパーパスの領域で独自の確固たる地位を築いてきた。1993年に登場したF650「ファンデューロ」をルーツとし、2000年にはインジェクション化とフレームの刷新を果たした「F650GS」、そしてそのオフロード走破性を飛躍的に高めた「F650GSダカール」へと進化を遂げた。しかし、2008年に並列2気筒エンジンを積むF650GS(800cc)およびF800GSが投入されたことで、単気筒モデルは一時市場から姿を消すかと思われた。だが、軽量で質実剛健なシングルGSを求める世界的な強いリクエストに応える形でグローバル戦略車として「G650GS」を復活させた。そのG650GSをベースに、かつての「F650GS ダカールが持っていた本格的なオフロード性能とラリーテイストを現代の技術で再定義し、2011年秋に2012年ニューモデル(2012年モデル)として満を持して市場へ投入された派生ハイグレードモデルこそが「G650GS Sertao(セルタオ)」である。モデル名に冠された「セルタオ」とは、ブラジル北東部に広がる広大な乾燥過酷地帯(Sertão)に由来しており、過酷な荒野を走破するタフネスさを象徴している。
ベースとなった標準型G650GSがオンロードを含めたデイリーユースやツーリングを重視したキャストホイール装備の足回りを持っていたのに対し、G650GSセルタオはオフロードでの走破性を極限まで高めるための本格的な専用ハードウェアを与えられている。最大の特徴は足回りの大幅な強化にある。フロントホイールは標準型の19インチから本格オフロード走行に適した21インチへと大径化され、リヤホイールも17インチのままワイヤースポークホイールへと変更された。これにより、悪路での不整地乗り越え性能と衝撃吸収性能が劇的に向上している。さらに、サスペンションのストローク量も大幅に拡大された。正立フロントフォークおよびリヤのセントラルスプリングストラップのストローク量は、標準型のフロント170mm/リヤ165mmに対し、セルタオでは前後ともに210mmへと延長されている。これに伴い最低地上高が高められた結果、シート高は標準モデルの780mm/800mmから860mmへと大幅に引き上げられ、本格的なラリーレイドマシンを彷彿とさせるハイライドなライディングポジションを獲得した。
2012年モデルとして新規投入されたG650GSセルタオにおける固有の特徴と詳細構造を解説する。心臓部には、ボア100mm×ストローク83mmの652cc水冷DOHC4バルブ単気筒エンジンが搭載されている。このエンジンは最高出力48馬力/6,500rpm、最大トルク60Nm/5,000rpmを発揮する設計で、BMS-KP電子制御燃料噴射装置とツインスパーク(2プラグ)点火システムを備えることで、クリーンな排出ガス性能とリッターあたり30kmを超え得る優れた燃費効率、そして極低回転域から立ち上がる力強いトルク特性を実現している。圧縮比は11.5:1に設定され、ドライサンプ潤滑方式を採用することでエンジン全高を抑え、十分な最低地上高を確保している。車体フレームには高い剛性を誇るブリッジタイプ・スチールチューブフレームを採用し、燃料タンクは低重心化に貢献するシート下に配置(容量14L)されるというGS伝統のレイアウトを踏襲する。外観デザインにおいては、専用グラフィックとなるオーラ・ホワイト/アロイブルーの2トーンカラーが採用され、クチバシ形状のフロントフェンダー上部には「SERTAO」の大文字ロゴが大胆にあしらわれた。
エクステリアの装備面でも、風防効果を高めた高めのハイスクリーン、転倒時のエンジン打撃を防ぐ堅牢なアルミ製アンダーガード、走行中の枝や飛び石から手を保護するハンドプロテクション(ハンドガード)、そしてフロントフェンダー位置を引き上げるハイフロントフェンダーエンラージメントが標準装備とされ、過酷なアドベンチャーツーリングに即応できる仕様となっている。ブレーキシステムはフロントに300mmシングルディスクと2ピストンキャリパー、リヤに265mmシングルディスクとシングルピストンキャリパーを組み合わせており、オンロード・オフロードの双方で扱いやすい制動力を発揮する。また、BMWの安全思想に基づき、オフロード走行時にブレーキを意図的にロックさせることができる「ON/OFF切替機能付きスイッチオフ可能BMW Motorrad ABS」がオプションまたは標準装備として用意されていたことも大きな特徴である。車体重量(走航可能状態)は約193kg(乾燥重量約177kg)であり、800ccクラス以上のアドベンチャーマシンと比較して軽量に仕上がっている。
モデルライフにおける2012年式G650GSセルタオの位置付けと、その後のイヤーモデルへの展開について触れる。2012年はセルタオにとって世界市場への実質的なデビューイヤーであった。F650GS ダカールの直接的な精神的後継車として市場に投入されたセルタオは、ミドルクラスのアドベンチャー市場において「単気筒+21インチフロントホイール」という本格派ラリー系デュアルパーパスの選択肢を復活させた記念すべきモデルとなった。2012年のデビュー以降、基本構造や主要スペックは完成度の高さゆえに大きな変更を受けることなく最終型まで引き継がれていくこととなる。つまり、2012年モデルで確立された車体構成とスペックこそが、セルタオというモデルの全貌であり完成形であったと言える。
2012年当時のG650GSセルタオにおけるライバル車種とその比較について検証する。国内およびグローバル市場において直接的なライバルとなったのは、ヤマハの「XT660Zテネレ」、スズキの「DR650SE」、カワサキの「KLR650」、そして同じ欧州勢ではKTMの「690 エンデューロR」である。価格面において、2012年当時の日本市場におけるG650GSセルタオの車両本体価格は103万8,000円(ABS装着車)に設定されていた。これは、当時並行輸入等で流通していたXT660Zテネレ(約100万〜110万円前後)と同等であり、KTM 690 エンデューロ R(約115万円前後)よりも手頃で、北米市場向けのシンプルでリーズナブルなDR650SEやKLR650よりはプレミアムな価格帯であった。ライバルとの決定的な差異は、まず「オン・オフの高度なバランスとツーリング性能」にある。KTM 690エンデューロは67馬力という圧倒的なパワーと超軽量な車体を武器にしたレーシーなオフロード性能を重視していたのに対し、セルタオは長距離高速巡航時の快適性と疲労の少なさに長けていた。
2012年式BMW G650GSセルタオは、BMWが培ってきたラリーレイドの血統と、現代の洗練されたインジェクション・単気筒技術が見事に融合した稀代の名車である。近年のアドベンチャーバイク市場が多気筒化・電子制御化・大パワー化へとシフトし、車体重量が増大していく中で、21インチホイールと210mmのロングストロークサスペンション、そして軽量な単気筒エンジンの組み合わせが生み出すピュアなオフロード走破性は、今なお多くのリアルアドベンチャーライダーから高く評価されている。GSファミリーの歴史において、軽量ビッグシングル・アドベンチャーの完成形として輝きを放ち続ける1台である。
買替や売る際の買取査定は2012年式 BMW G650Xチャレンジの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW G650GSセルタオ/0136型/2012年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2012年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2180mm 幅930mm 高さ1430mm 装備重量196kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高860mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク単気筒4バルブ652cc・48馬力(6500回転)・31.2km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・14リットル |
| 新車販売価格 | (税込)114.9万円(アクティブ) |
【2013年式】G650GSセルタオ毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2013年式】G650GSセルタオ の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/黒となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は27.4万円が平均です。
【2013年式】G650GSセルタオ 買取査定に役立つ車両解説

- オーラホワイト/アロイブルー
- 当時の新車価格
- 税抜 103.8万円 (税込109万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
35.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
35.0万円
- 上限参考買取率
- 33.7%
- 平均参考買取率
- 33.7%
1993年に登場したF650「ファンデューロ」に端を発し、単気筒エンジンを搭載したBMW MotorradのミドルクラスGSは、常に扱いやすさと冒険心を両立させた独自のポジショニングを築いてきた。その後、F650GS、そしてダカールラリーを彷彿とさせる本格オフロード仕様の「F650GSダカール」へと進化を遂げたが、並列2気筒エンジン(800cc)を搭載するFシリーズへと移行する中で、一時期単気筒モデルの系譜は途絶えかけた。しかし、軽量かつトルクフルなビッグシングルの需要は根強く、2011年に652cc水冷単気筒エンジンを抱いたG650GSとして復活を果たす。このG650GSをベースに、かつてのF650GSダカールの正統な後継者として、本格的な悪路走破性を付与されて2012年に新投入されたマシンこそが「G650GSセルタオ(Sertão)」である。ブラジル北東部の苛烈な乾燥地帯「セルタオ」の名を冠したこのモデルは、オンロード性能に傾斜した標準型G650GSに対し、走破性を大幅に引き上げたハードコアなアップグレードマシンとして誕生した。
車体構成における最大の特徴は、オフロード走破性を最優先した足回りの設計変更にある。標準型のフロント19インチ・リア17インチのキャストホイールに対し、セルタオではフロント21インチ(90/90 R21)、リア17インチ(130/80 R17)のワイヤースポークホイールを採用した。21インチ化によって走破性能と障害物乗り越え性能を飛躍的に向上させるとともに、フロントフォークおよびリアサスペンションのトラベル量を前自210mmへと拡大。これにより最低地上高は向上し、高められたシート高(標準860mm、オプションで900mm)とともに悪路でのディープなストローク感を獲得した。フレームには鋼管スチールブリッジフレームを採用し、そこに最高出力48馬力/6,500rpm、最大トルク60Nm/5,000rpmを発揮する652ccの水冷DOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載。アルミニウム製フロントサンプガードやハイウインドスクリーン、ハンドプロテクター、延長されたフロントフェンダーを標準装備し、過酷なアドベンチャー走行に耐えうる堅牢な車体を構築している。
2013年式モデルの位置づけとしては、前年2012年にグローバルおよび日本市場へ投入された初期型のスペックとグラフィックをそのまま引き継いだ継続販売モデル(キャリーオーバーモデル)にあたる。2012年のデビュー時からの変更点はないが、この年式も同様に「オーラ・ホワイト/アロイ・ブルー」のアグレッシブな専用カラーリングを纏い、タンクサイドには大括りの「Sertão」ロゴが施されている。日本仕様においては、オンロードでの安全性とオフロードでのコントロール性を配慮し、スイッチオフが可能な2チャンネルABSおよび寒冷地での快適性を保つグリップヒーターが標準装備としてパッケージングされた。燃費性能にも非常に長けており、90km/h定地走行時には31km/Lという極めて優れた経済性を発揮、14リットル(リザーブ含む)の燃料タンクながら400km前後の航続距離を実現した。
G650GSセルタオのモデルライフにおいて、2013年式はモデル中期にあたる安定した熟成期であった。ビッグシングルGSの集大成として2012年から2014年頃まで生産が行われた後、BMWのミドルクラス・アドベンチャーの主軸は完全に向上した出力と多気筒ならではの滑らかさを持つパラレルツイン(F700GS / F800GS)へと完全に集約されていくこととなる。しかし、乾燥重量176kg(装備重量約192kg)という軽さと21インチフロントホイールがもたらす軽快かつ強靭なオフロード適正は、後年のF850GSアドベンチャーやG310GSといった現行アドベンチャーモデルの設計思想やカテゴリー設計における確固たる礎となった。
当時の市場におけるライバル車種としては、ヤマハの「XT660Zテネレ」やカワサキの「KLR650」、あるいはKTMの「690エンデューロR」が挙げられる。価格帯においてG650GSセルタオは、日本国内で約103万円の価格設定(標準ABS・グリップヒーター込)がなされ、輸入車でありながら非常に高いコスパを誇った。長距離ツーリング時の快適性や燃費性能、そしてON/OFF切替可能なABSをはじめとする安全装備の標準化において、質実剛健なラリーマシン色の強い690エンデューロRや、シンプルでヘビーデューティーなKLR650に対して大きな差別化を図っていた。特に電子制御燃料噴射(EFI)による極めてスムーズな出力特性と信頼性の高いブレンボ製ブレーキシステムは、悪路のみならず長距離高速巡航における疲労軽減に寄与し、ライバルを一歩リードする要素となった。
20013年式BMW G650GSセルタオは、名車F650GSダカールのスピリットをダイレクトに受け継ぎ、単気筒GSの完成形として時代を駆け抜けた意欲作である。ボクサーエンジンやパラレルツインでは足踏みしてしまうような険しい未舗装路へも臆せず踏み込める軽量な車体と、BMWならではのツーリング性能が見事に高次元で融合していた。多気筒化・ハイパワー化が進む現代のアドベンチャーツーリング市場において、セルタオが示した「軽量・シンプル・本格的オフロード性能」という哲学は、今なお色褪せることのない真のアドベンチャーバイクの姿を物語っている。
買替や売る際の買取査定は2013年式 BMW G650Xチャレンジの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW G650GSセルタオ/0136型/2013年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2013年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2180mm 幅930mm 高さ1430mm 装備重量196kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高860mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク単気筒4バルブ652cc・48馬力(6500回転)・31.2km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・14リットル |
| 新車販売価格 | (税込)108.9万円 |
実働車【型式・年式別】平均買取相場 G650GSセルタオ
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 3 年 間遡った数字
【年式別】平均買取額の目安
※データ更新:2026年08月14日
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 G650GSセルタオ
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年08月14日
実働車【型式・年式別|買取相場の推移】 G650GSセルタオ
-
2013年式 -
2012年式
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別の買取相場】 G650GSセルタオ
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 3 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
39.3万円
29.9万円
4台
平均
最低
取引
28.9万円
21.2万円
7台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
20.9万円
14.4万円
2台
※データ更新:2026年08月14日
【走行距離別の買取相場】 G650GSセルタオ
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 3 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 1〜2万km | 最高 | 49.8万円 | 3台 |
| 平均 | 38.6万円 | ||
| 最低 | 24.8万円 | ||
| 2〜3万km | 最高 | 35.0万円 | 1台 |
| 平均 | 35.0万円 | ||
| 最低 | 35.0万円 | ||
| 3〜5万km | 最高 | 37.0万円 | 3台 |
| 平均 | 34.1万円 | ||
| 最低 | 29.0万円 | ||
| 5万km〜 | 最高 | 29.9万円 | 4台 |
| 平均 | 26.6万円 | ||
| 最低 | 21.2万円 | ||
※データ更新:2026年08月14日
【カラー別の買取相場】 G650GSセルタオ
- ■ ■
- ■ ■
- ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 3 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 38.1 万円 | 5台 | |||
| ■ / ■ | 29.0 万円 | 3台 | |||
| ■ | 28.7 万円 | 2台 | |||
| ■ | 24.8 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年08月14日
【実働車の取引価格帯】 G650GSセルタオ
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年8月時点から 3 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年08月14日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
G650GSセルタオ 【2012~13年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年08月14日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | G650GSセルタオ 【2012~13年式】 | 50.0万円 | 4.7点 | 013608CZ | 10,536km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | G650GSセルタオ 【2012~13年式】 | 41.4万円 | 5.0点 | 013604CZ | 13,496km | ■ / ■ |
| 3 | G650GSセルタオ 【2012~13年式】 | 37.2万円 | 4.3点 | 013609CZ | 32,425km | ■ / ■ |
| 4 | G650GSセルタオ 【2012~13年式】 | 36.4万円 | 4.7点 | 013601CZ | 31,884km | ■ |
| 5 | G650GSセルタオ 【2012~13年式】 | 35.2万円 | 4.0点 | 013605DZ | 22,272km | ■ / ■ |
| 6 | G650GSセルタオ 【2012~13年式】 | 30.0万円 | 4.8点 | 013606CZ | 75,278km | ■ / ■ |
| 7 | G650GSセルタオ 【2012~13年式】 | 29.1万円 | 4.3点 | 013602CZ | 41,398km | ■ / ■ |
| 8 | G650GSセルタオ 【2012~13年式】 | 28.1万円 | 4.0点 | 013608DZ | 51,019km | ■ / ■ |
| 9 | G650GSセルタオ 【2012~13年式】 | 27.5万円 | 4.0点 | 013602CZ | 56,776km | ■ / ■ |
| 10 | G650GSセルタオ 【2012~13年式】 | 24.9万円 | 4.2点 | 013601CZ | 10,004km | ■ |
| 11 | G650GSセルタオ 【2012~13年式】 | 21.1万円 | 4.3点 | 013603CZ | 64,344km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2012年式】G650GSセルタオ 上位20台の取引額 (データ更新:2026年08月14日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2012年式】G650GSセルタオ | 50.0万円 | 4.7点 | 013608CZ | 10,536km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2012年式】G650GSセルタオ | 41.4万円 | 5.0点 | 013604CZ | 13,496km | ■ / ■ |
| 3 | 【2012年式】G650GSセルタオ | 37.2万円 | 4.3点 | 013609CZ | 32,425km | ■ / ■ |
| 4 | 【2012年式】G650GSセルタオ | 36.4万円 | 4.7点 | 013601CZ | 31,884km | ■ |
| 5 | 【2012年式】G650GSセルタオ | 30.1万円 | 4.8点 | 013606CZ | 74,517km | ■ / ■ |
| 6 | 【2012年式】G650GSセルタオ | 29.1万円 | 4.3点 | 013602CZ | 41,398km | ■ / ■ |
| 7 | 【2012年式】G650GSセルタオ | 27.5万円 | 4.0点 | 013602CZ | 56,776km | ■ / ■ |
| 8 | 【2012年式】G650GSセルタオ | 24.9万円 | 4.2点 | 013601CZ | 10,004km | ■ |
| 9 | 【2012年式】G650GSセルタオ | 21.3万円 | 4.3点 | 013603CZ | 63,070km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2013年式】G650GSセルタオ 上位20台の取引額 (データ更新:2026年08月14日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2013年式】G650GSセルタオ | 35.2万円 | 4.0点 | 013605DZ | 22,272km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2013年式】G650GSセルタオ | 28.2万円 | 4.0点 | 013608DZ | 50,503km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています




