Ducati 999R 【2003~06年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 高く売れる型式・年式
- 買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
Ducati 999R 【2003~06年式】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で78%上昇。対3年前比で52%上昇し、対前年比では44%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは赤、最も高く売れる年式は2006年式となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて28.7~108万円です。
Ducati 999R 【2003~06年式】 買取査定に役立つ車両解説
DUCATIスーパーバイクの6代目に位置する999シリーズにおいて999Rとは、WSBKで勝つために作った“純レーシングホモロゲーション”。
一般公道仕様という外観をまといながら、中身は完全にレーサーであり、998Rの豪快なトルク型キャラクターから一転、999Rでは高回転の伸び・レスポンス・空力・シャシー剛性のすべてが再構築された。年式を追うごとに性能は大きく上積みされ、最終型2006年式は“市販Vツイン(Lツイン)としての完成形”と評され、中古市場でも突出した価値を持つ。
ドゥカティ999シリーズが登場したのは2003年。
916〜998を生み出したマッシモ・タンブリーニの後継としてミゲール・ガルーツィが設計したこの新シリーズは、当時、そのデザイン性から賛否を巻き起こした。しかし、999Rだけは最初から“別世界のバイク”として扱われた。WSBKレギュレーションに合わせて投入されたこのモデルは、単なる上位グレードではなく、レース参戦のための“純粋なホモロゲーション”。
エンジンはベースモデルと完全に異なる専用品、車体はR専用の剛性配分、そして空力までも実戦から逆算された。
916系が“官能とバランス”なら、999Rは“精密さと戦闘力”へ。
999Rが戦ったWSBKは、4気筒1000cc vs 2気筒1000ccの新バランス時代。
その中で999Rはトロイ・ベイリスやレジス・ラコーニらの手で重要な役割を果たし、ドゥカティがVツインでトップカテゴリーに挑むための基盤となった。
●DUCATIスーパーバイクシリーズの中での立ち位置
999Rは、ドゥカティ・スーパーバイクの流れの中で
916 → 996 → 998 → 999 という“第四世代R”に位置する。
998Rは“荒々しさの極み”として歴史に残ったが、999Rはそこから大きく路線変更し、精密さと高回転性能を重視した構造へ。この世代交代は、技術とレギュレーションの双方から必然だった。
●先代998Rからの主なアップデート
・新世代Deep Sumpテスタストレッタの導入で高回転型へ完全転換
・ボア104mm+専用ヘッド+ハイリフトカムでレスポンスとピーク性能が大幅強化
・燃焼室・吸気ポートの再設計により実測150〜160PS級の伸び
・フレーム剛性を全面見直し、“ねじりで曲がる998R”から“線で切り取る999R”へ旋回性が進化
・空力を最新化し、高速域の安定性が向上
・前後オーリンズの世代更新により減衰性能が向上
・マルケジーニ鍛造ホイールで倒し込みが劇的に軽く
・吸排気系をレース前提で新設計し、ホモロゲ要求をクリア
・全体として「998Rの暴力性 → 999Rの精密な速さ」へ変貌
このアップデート量は、単なるモデルチェンジではなく“思想の刷新”と言ってよい。
●年式・型式・仕様差
2003年式:初代999R(原点にしてすでに完成度が高い)
初代999Rは998Rの直系として誕生したが、中身は完全に刷新された別物。Deep Sumpテスタストレッタの導入により、レースで重要な高回転の伸びが大幅に改善。
150PS級のピークパワーと181kg台の乾燥重量は、当時の国産1000ccと比べても互角以上だった。公道ではサスペンションが硬すぎるほどで、段差では跳ねる。しかしサーキットでは“次元が違う安定感”を見せ、デザイン論争は999Rの前では無意味になった。
2004〜2005年式:中期型(レスポンスと中速トルクの強化)
吸排気と燃焼効率が見直され、特に中速〜高回転の粘りが増加。扱いにくさが軽減され、実走での加速力は前期より明らかに改善された。
外装の微修正により整備性も向上し、レースチームがもっとも扱いやすいと評価したのがこの中期型。
2006年式:最終型(市販Vツインの到達点)
最終型999Rは、市販Vツインとして当時最高レベルの完成度を誇る。吸気効率・燃焼室設計・ECU制御が再び進化し、実測160PS超の個体も珍しくない。
特に高回転域の伸びがとんでもなく、2速フル加速で前輪が軽く浮いたまま伸びるというレビューが多い。
“精密なレーサー”が最終進化した姿が2006年式であり、中古市場で突出したプレミア価格を形成する理由もここにある。
●兄弟車・ライバル車との比較
998R(先代R)との比較
998Rは136PS前後/乾燥重量約180kg、最大トルクは約10.5kgm(実測)というスペックで、低中速の押し出しはまさにVツインの“暴力そのもの”。
対して999Rは公式値150PSオーバー、実測では155〜160PS級に達し、回転上昇の速さ・トップエンドの伸びは998Rとは別の生き物に変わった。
998Rは最大トルクが6,000rpm付近で太く出るのに対し、999Rは8,000rpm以降の怒涛の伸びで勝負するため、同じRでも「爆発力 vs 精密さ」という対照的な駆動フィールとなる。
999Sとの比較
999Sは140PS級/乾燥181〜183kgで、数字上は999Rと“10PS差”程度に見える。
しかしこれは紙の上だけの話。
R専用のDeep Sumpエンジンは吸気効率とバルタイが完全に異なり、999Sが8,500rpmで頭打ちになるところ、999Rは10,000rpm近くまで鋭く吹け上がる。
トルク曲線の形状はさらに顕著で、999Sが“丘”のように膨らむのに対し、999Rは“山”のように急峻に立ち上がり高回転で落ちない。
この差はサーキットでの周回タイムに直結し、同じタイヤ・同じライダー条件では999S比で1周あたり1秒近い差が現れることもある。
YAMAHA YZF-R1(5VY/2004–2006)との比較
R1 5VYは172PS/乾燥172kgという当時最強クラスのスペックを持ち、ストレートでは999Rを寄せつけない。
実測での加速では
・0–200km/h:R1が約8.6秒
・0–200km/h:999Rは約9.5秒前後
という差がつく。
しかしコーナーではまったく話が変わる。
5VYの高速旋回は優秀だが、999Rの“フロントの接地感”は異世界で、筑波や袖ヶ浦のような中高速コーナーではR1では開けない角度で999Rはアクセルを開けられる。
ストレートで追いつかれ、コーナーで引き離すという典型的なVツイン・レーススタイルが成立する。
Honda CBR1000RR(SC57/2004–2005)との比較
SC57は170PS/乾燥179kgで、4気筒らしいフラットで扱いやすい特性を持つ。実際の加速はR1とほぼ同等で、0–200km/hは約8.8秒。
しかし中高速コーナーでの軸移動や姿勢変化のリニアさでは999Rが一枚上手で、特に“立ち上がりで前へ押し出す力”はトラクション性の差が如実に出る。
CBRのトラクションコントロールなしの時代において、999RはVツインの大トルクを路面へ丁寧に噛ませるため、ラップタイムが縮まる傾向にあった。
GSX-R1000(K5/2005)との比較
K5は当時“鬼速い”と評された178PS/乾燥166kgという怪物スペックで、直線番長として名高い。
実測0–200km/hでは約8.3秒という当時世界トップクラスの加速力を持つが、旋回中の姿勢変化は重く、“バンク角の深さで武器を作る”タイプ。
999RはK5ほどのパンチ力はないが、コーナー最深部での安定性は明らかに上で、筑波やミニサーキットでは999Rのほうが速いケースが普通にある。
これはホイールベースの短さ(K5:1,405mm/999R:1,420mm)にもかかわらず、Rのほうが旋回安定性が高いという、Vツインならではの挙動のおかげだ。
・直線:R1・K5が圧倒的
・中高速コーナー:999Rが優位
・トラクション:999Rが圧倒的に噛む
・アベレージ速度:コース形状次第で勝敗が反転する
つまり、999Rはパワー競争で劣りながら、コーナーで“勝てるレーシングVツイン”として仕上げられたバイクであり、そのバランスが後年の中古市場で評価され続ける理由でもある。
●中古市場の動向
近年、ドゥカティのVツインスーパーバイクは軒並み値上がりしているが、その中でも999Rは別格。
他のドゥカティとは違い、999Rは走行距離よりも「整備履歴の一貫性」が最重要。
R専用エンジンはセッティング次第で性格が大きく変わり、経験豊富なショップで維持された車両は極めて希少。
買取査定額アップのポイント
999Rは純正パーツの価値が極端に高い。
・純正フルチタンマフラー
・R専用ECU・カム・ヘッド
・マルケジーニ鍛造ホイール
・オーリンズのOH履歴
・カーボン外装の状態
Rは“欠品ひとつで数十万円変わる”典型例のため、純正保存率が最も評価される。
テルミニョーニ製フルエキゾーストシステム (Termignoni Full Exhaust System): DUCATIの象徴とも言えるパーツで、999R純正オプション品やキット品は特に人気が高く、査定額に大きく影響する。
DUCATI Corse(ドゥカティ・コルセ)関連パーツ: 999Rはレーシングモデルの血統を持つため、コルセブランドのパーツは付加価値が高い。
カーボンパーツ: 純正または評価の高いメーカーの高品質なカーボン外装パーツ(フェンダー、カウルなど)は、軽量化とドレスアップ効果で評価される。
これら社外品に交換していても、取り外した純正パーツが全て揃っていると査定額は高くなる。
999Rは、ドゥカティが916以降のスーパーバイク哲学を“次の方向へ”押し進めた機種である。
998Rの獰猛なキャラクターを継承しつつ、精密さ・高回転・空力・剛性のすべてを進化させたことで、レース用ホモロゲーションとしての完成度は歴代最高レベルに達した。
最終型2006年は“市販Vツインの到達点”として語られ、中古市場でもシリーズ最高の評価額をつける。
デザイン論争を超えて、「性能そのもので認められた希少なドゥカティ」として、今なお特別な存在であり続けている。
| 車名/型式/年式 | DUCATI 999R/H400A・H401A型(年式による)/2003〜2006年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2003〜2006年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ 2,095 幅 730 高さ 1,105 乾燥重量 約185kg(年式で前後) |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高 780 最低地上高 125 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークL型2気筒デスモドロミック4バルブ ・最高出力 約150ps(10,000rpm前後) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 始動方式 セル 燃料供給 インジェクション タンク容量 15.5L |
| 新車販売価格 | 北米市場価格 $24,995 (2,999,400円)実勢レート |
| ジャンル | DUCATI スーパーバイク | ホモロゲーション バイク | スーパースポーツ |
【2003年式】Ducati 999R毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2003年式】Ducati 999R の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/赤/青となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は31.2万円が平均です。
【2003年式】Ducati 999R 買取査定に役立つ車両解説
2003年式999Rは、999シリーズの第1世代Rとして登場した年式でありながら、すでに“後年型と比較しても遜色のない完成度”を持つ特異な初年度モデルである。
998Rの暴力的なトルク型キャラクターを終わらせ、ドゥカティが「高回転・精密・鋭利」という新世代のレーシング哲学を初めて具現化した1台。
ホモロゲーションとしての純度が極めて高く、今なお市場で別格視されるドゥカティRの始祖となった年式である。
2003年、ドゥカティは916〜998が築いた“タンブリーニ時代の終焉”を迎え、デザインも性能も刷新した999シリーズをデビューさせた。しかし、その中で999Rだけは最初から別枠だった。
WSBKレギュレーションに適合させるための純粋なホモロゲーションモデルとして設計され、ベースの999や999Sとはまったく違うエンジン、違う車体剛性、違う空力理論を採用。
2003年式999Rは、ドゥカティの“第四世代R”の幕を開ける象徴であり、以後の999R(04–06年式)の技術的方向性を決定づけた基準点になった。
Rは、見た目こそ999シリーズと共通だが、その内側は完全に別の生命体である。
●998R → 999R(初年度)の主なアップデート
・新世代 Deep Sumpテスタストレッタ へ移行 → 高回転域の伸びが別物
・ボア104mm/R専用ヘッド/ハイリフトカムでピークパワー増大
・レスポンスの鋭さが998R比で大幅向上
・フレーム剛性の再構築により“ねじりの味”から“線で切れる旋回”へ変化
・空力を全面刷新し、高速域の安定性が改善
・マルケジーニ鍛造ホイールの採用で倒し込みが劇的に軽く
・前後オーリンズの世代更新
初代999Rでありながら、「すでに別格」と当時のテスターたちが口を揃えた理由がここにある。
●2003年式・年式専用の特徴
エンジン(R専用 Deep Sumpテスタストレッタ)
2003年式999Rの心臓部は、998Rのものと連続性を持ちながらも、性格がまったく違う。
・排気量:999cc
・ボア×ストローク:104mm × 58.8mm
・圧縮比:12.3:1
・最高出力:150PS前後(実測では155PS超の固体も存在)
999Rは“高回転の伸び”が998Rとは桁違いに鋭く、10,000rpm付近での盛り上がりが圧倒的。
998Rが6,000〜8,000rpmの暴力的トルクで押すのに対し、999Rは“回転を使って速く走る”レーシングVツインへ生まれ変わった。
車体・空力・フレーム
初年度からすでに完成度が高すぎたと言われる理由がここにある。
・最新の空力設計により、高速直進時の安定性が劇的に向上
・R専用の高剛性フレーム → コーナーでバンク中の姿勢がブレない
・倒立オーリンズフォーク(調整幅が広く、レースユースに直結)
・専用のスイングアームでトラクション性が大幅向上
乗り味は、公道では「異様に硬い」。だがサーキットでは“底なしの安定感”を発揮し、コーナーの最深部でアクセルを開けられる挙動は当時のベース999では絶対に出ないものだった。
外装とホイール
・マルケジーニ鍛造ホイール(軽量化+旋回初期のキレが大幅向上)
・カーボン外装(Rの象徴であり、ダメージがあると価値が激減)
初期型999Rのカーボンは経年でクリアの黄ばみが出やすい。
●兄弟車との比較
998R(先代R)との比較
998Rは136PS前後・乾燥重量180kg台というスペックで、最大トルクが6,000rpm付近から一気に盛り上がる“暴力的な押し出し”が特徴だった。
対して999R(2003年式)は150PS前後・乾燥181kgとピークパワーは20PS近く上回り、トルクの立ち上がりも高回転寄りに再構成されている。
998Rが“低中速の壁を一枚ドンと押す”タイプなら、999Rは8,000rpm以降に強烈な伸びを見せる“鋭利な高回転型”。
実際のラップタイムではその違いが明確で、筑波TC2000では同条件のテストで
998R:1分02秒台 → 999R:1分01秒前半
と 約1秒 の差がつくことが確認されている。
これは単なるパワー差ではなく、旋回時の接地感・切り返しの軽さ・立ち上がり加速の安定性といった総合性能で999Rが上回った証拠である。
999Sとの比較
999Sは実測140PS前後・乾燥181〜183kgと、スペック上は999Rに近い数字を持つ。
しかし実際には、R専用の104mmボアヘッドとハイリフトカムの存在が大きく、8,500rpm以降の加速力は明確に違う。
同一ライダー・同一タイヤ条件では、筑波TC2000で
999S:1分02秒台 → 999R:1分01秒台前半
と、Rが平均で 1秒前後速い という結果が出ている。
同じ外観でありながら、Rは“公道モデルを速くした車両”ではなく、“レース用に公道要件を付けた車両”であったことが、この差から読み取れる。
●ライバル車との比較
999Rが登場した2003〜2004年は、国産4気筒が150〜160PS級へ一斉にパワーアップした激戦期だった。
スペック表では明らかに不利なVツインが、なぜ同等以上に戦えたのか。それを数字で明らかにする。
YAMAHA YZF-R1(5PW / 152PS・174kg)
R1は0–200km/h加速が 約8.6秒、最高速約290km/h。999Rより直線で10〜20km/h速く、加速性能は完全にR1が優勢。しかし、旋回に入ると状況は逆転する。
筑波TC2000ではコーナリング区間の平均速度が、R1:125km/h台/999R:128km/h台、と999Rが 約3km/h速い。この差は1周あたり0.5〜1.0秒に換算され、コーナー主体のコースでは999Rのほうが速いケースも多い。
Honda CBR954RR(150PS・168kg)
954RRは軽量・俊敏な4気筒で、0–200km/hは 約8.8秒。直線性能では999Rよりやや上だが、旋回中の接地感と立ち上がり加速では999Rが優位に立つ。
40–120km/hの立ち上がり加速は、954RR:約4.1秒/999R:約4.0秒以下と、Vツイン特有の“噛むようなトラクション”によって小さな差を積み重ね、総合タイムでは拮抗する。
GSX-R1000(K3/K4 / 160PS・168kg)
クラス最強の直線番長で、0–200km/h 約8.3秒 と当時トップクラス。直線性能は999Rとは比較にならないほど優秀。だが、中高速コーナーに限れば999Rのほうが旋回速度が高い。
平均アベレージは、GSX-R1000:約126km/h/999R:約128km/hと999Rが上回る。“深いバンク角で速度を出すGSX-R”に対し、999Rは“浅い角度でも速く曲がれる”操舵性を持っていた。
総合評価
・直線:国産4気筒が圧倒(特にGSX-R1000)
・旋回:999Rが優位(平均+2〜3km/h)
・立ち上がり:999Rが“噛んで加速”する
・ラップタイム:コース形状次第で互角、場合により999Rが上
999Rは数値では負けても、走りの実態では負けない“レーシングVツイン”であった。これこそが999Rの特異性であり、スペックシート以上に評価される理由でもある。
●中古市場の動向
2003年式999Rは“初年度=完成度が低い”という常識が通用しない。
むしろ、後期型よりも“荒々しさ+鋭敏さが共存する”独自の魅力が評価されており、中古市場では安定した高値帯を維持している。
999Rは他のドゥカティと違い、距離よりも“整備履歴”が評価の核になっている。
理由は、R専用エンジンがセッティング依存性が高く、適切な整備がされているかどうかで出力・感触が大きく変わるからである。
買取査定額アップのポイント
・純正カーボン外装のクリアが残っている
・OH履歴のあるオーリンズ
・純正マルケジーニホイールが無傷に近い
・R専用ECU・カムが純正のまま維持されている
査定価値を上げる“社外オプションパーツ”
「純正維持が最優先」だが、価値が上がる社外品も少数存在する。
・テルミニョーニ(Termignoni)フルエキ
・フルチタンレーシングパイプ(認証付き)
・BST(カーボンホイール)※純正ホイール残しは必須
・STMスリッパークラッチ
・OZ鍛造ホイール(純正保持が条件)
・Brembo CNC削り出しキャリパー(純正戻し可が条件)
999Rは“純正以外は無価値”ではなく、
純正パーツを保持したうえで追加装備されている場合に限り、査定上の加点対象になる。
2003年式Ducati 999Rは、第四世代Rの“初代”でありながら、後期型に並ぶほどの完成度を持つ特別な年式だ。
998Rの“暴力性の極み”を終わらせ、新時代Vツインの“精密な速さ”を初めて体現した存在であり、デビュー年にして既に“Rとはこうあるべき”という完成された思想を提示している。
ホモロゲレーサーとしての純度の高さ、構造的個性、そして年式特有の荒々しさと鋭敏さが共存する2003年式は、Rシリーズの中でも玄人受けが非常に強い1台である。
| 車名/型式/年式 | Ducati 999R/H400A型/2003年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2003年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 998Rをベースにフレームと外装を全面刷新し、新設計テスタストレッタ系エンジンを搭載した。専用シリンダーヘッド、大径バルブを採用し、カーボン外装を多用した軽量仕様となっている。 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ 2095 幅 730 高さ 1105 乾燥重量 約185kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高 780 最低地上高 125 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークL型2気筒デスモドロミック ・最高出力 約150ps(10,000rpm前後) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | エンジン始動:セル 燃料供給:インジェクション タンク容量:15.5L |
| 新車販売価格 | 国内価格 3,937,500円(税込) 北米価格 $22,995 (2,710,000円):実勢レート |
【2004年式】Ducati 999R毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2004年式】Ducati 999R の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は106万円が平均です。
【2004年式】Ducati 999R 買取査定に役立つ車両解説
2004年式999Rは、デビューイヤーである2003年式の“鋭敏で荒々しい初期特性”を継承しつつ、吸排気効率・ECUマップ・燃焼安定性が改善され、実走での扱いやすさと鋭さのバランスが大幅に向上した年式である。
2003年式が“すでに完成度の高い初代R”なら、2004年式は「レースで勝つための実戦的完成度へ磨かれたR」という位置づけ。
ピークパワーは実測155PS級と前期と同等ながら、中速域の粘り・アクセルオンの滑らかさ・立ち上がりの安定性が全て洗練されており、中古市場でも「前期の鋭さ+後期の扱いやすさ」を兼ね備えたバランス型として評価が高い。
2003年に登場した999Rは、998Rの暴力的なトルク型キャラクターから一転、高回転型テスタストレッタと新世代シャシーで“精密で速いVツイン”へと世代交代した。
2004年式はその2年目。前年度のホモロゲーションに続いて、実際にWSBKや国内レースで999Rが本格的に運用され始めた年であり、そのフィードバックが 吸気系・燃焼制御・トラクションの安定化 として反映された。
2003年の荒削りな凶暴性を残しつつ、レース現場の要求に応えた「熟成のステップ」が2004年式の核心にある。
999Rは「916 → 996 → 998 → 999」という流れの 第四世代R にあたる。2004年式はその中で “成熟への第一歩” とされる位置にある。
●2003 → 2004での主なアップデート
・ECUマップの最適化により燃焼が安定し、アクセルレスポンスが滑らかに
・点火時期の調整で中速域の粘りが増加(実走の扱いやすさが向上)
・吸排気効率の微変更により低回転の谷が軽減
・冷却効率が改善し、夏場のオーバーヒート耐性が向上
・サブフレーム周りの剛性見直しで、旋回中の安定感が増した
・オーリンズの減衰設定がアップデートされ、ギャップ吸収・接地感が向上
総じて、2003年式が「鋭利なナイフ」だとすれば、2004年式は「ナイフの鋭さを残したまま、扱いやすくした兵器」と言える。
●年式専用の特徴
エンジン
・排気量:999cc
・出力:公称150PS(実測155PS前後)
・回転の伸びは2003年式と同等だが、中盤の厚みが増加
2004年式は、特に5,000〜7,000rpmの伸びが改善されており、
コーナー立ち上がりでのトラクションが安定し、タイムに直結する改善が入っている。
シャシー・空力
・空力パッケージは2003年式を踏襲
・フレーム剛性は微調整が入り、切り返しの挙動がスムーズに
・オーリンズの減衰設定変更で荒れた路面との相性が良くなった
結果として、乗り手に必要以上の緊張を強いない“扱えるR”へ進化している。
外装・パーツ構成
・カーボン外装(全体的に質が向上し、2003年より耐候性が強化)
・マルケジーニ鍛造ホイール(黒基調で質感高い)
・専用ステアリングダンパー
外装クリアの黄ばみが出にくいのは2004年式のメリットで、現存個体の価値を大きく左右する。
●兄弟車との違い
999Rは999シリーズの最上位に位置づけられ、外観こそ共通していても、999/999Sとは中身がまったく別物である。
999が約124PS、999Sが140PS前後という一般公道向けのバランス型に対し、999Rは専用ヘッドとハイリフトカムを組み合わせた104mmボア仕様で、実測155PS級のピークパワーを発揮する。
出力の差以上に大きいのがエンジンの“性格”で、999/999Sが8,500rpm付近で頭打ちになるのに対し、999Rは10,000rpm近くまで鋭く吹け上がる。
まったく同じフレームに見えても、999Rは剛性配分が異なり、レースユースを前提に設計されているため、旋回中の接地感と挙動の正確さが顕著に違う。
外装はR専用のカーボンが多用され、軽量化だけでなく、経年劣化の少なさまで性能の一部として評価される。
さらに前後オーリンズ、マルケジーニ鍛造ホイールといった足まわりもR専用品で、999Sでは実現できない旋回初期の鋭さと立ち上がりの安定性を生み出している。
実際のラップタイムでもその差は明確で、筑波TC2000では
・999:1分03秒台
・999S:1分02秒後半
・999R:1分01秒台前半
という結果が一般的で、Rだけが“別カテゴリーの速さ”を持つ。
中古市場での評価がRだけ突出するのも自然で、性能・希少性・専用部品の3点すべてがRを特別な存在にしている。
●当時のライバル比較
2004年の999Rが戦っていた相手は、国産リッタークラスの最前線に立っていたモデル群だった。
CBR954RRは150PS・乾燥168kg、YZF-R1は152PS・174kg、GSX-R1000は160PS・168kg、ZX-10Rは175PS級・乾燥170kg前後と、数字だけ見れば999Rを大きく上回るスペックが並ぶ。
直線加速では、0–200km/hで
・YZF-R1:約8.6秒
・GSX-R1000:約8.3秒
・999R:約9.5秒
となり、国産4気筒が完全に優勢だった。
それでもサーキットで互角以上に戦えた理由は、中回転域の粘りと旋回速度の高さにある。
999Rは5,500〜8,000rpmのトルクが太く、バンク中でも駆動が途切れない。筑波TC2000ではコーナリング区間の平均速度が
・R1:125km/h台
・999R:128km/h台
と約3km/h高く、この差がラップタイムの0.5〜1.0秒の上積みに直結した。
ZX-10Rのようなハイパワー車でも、深いバンク角を使った高速旋回が必要になるのに対し、999Rは浅い角度でも速く曲がれる“設計上の余裕”があった。
デスモドロミック機構は999Rの大きな武器で、バルブの追従性と高回転安定性に優れ、10,000rpm付近でも息切れしない。
国産4気筒が“絶対速度”で魅せるのに対し、999Rは“区間速度”で勝負した。
その結果、スペック表では劣っていても、サーキットでは互角以上に渡り合うことができ、999Rというモデルの個性と存在価値を際立たせていた。
●現在の流通量・中古相場
2004年式999Rは、国内市場では“探してもなかなか出てこない”と言われるほど流通量が少ない。店頭で見かける機会は年に数台あるかどうかで、業者オークションの記録も限られており、平均的な相場を数値化することすら難しい状況だ。
それでも傾向だけははっきりしていて、欧州では状態の良い個体に強い引きがあり、高水準の取引が続いている。北米では完全にコレクターズアイテムとして扱われる場面も多く、走行距離よりも外装のオリジナル性や維持状態が重視される。
日本国内の価格帯は、この海外需要の高さに引っ張られるように“下がらず、むしろ高止まり気味”となっている。特に、外装カーボンがオリジナルのまま綺麗に残り、整備履歴が揃っていて、R専用パーツの欠品がない個体は強い価値を維持する。
999Rは年式による性能差が大きくないため、最終的な査定の分岐点になるのは“コンディションの良さそのもの”であり、そこが2004年式の相場形成を決定づけている。
買取査定額アップのポイント
999Rは純正パーツの価値が極めて高い。
・純正フルチタンマフラー
・R専用ECU/カム/104mmヘッド
・純正マルケジーニ鍛造ホイール
・純正カーボン外装のクリア状態
・純正ステッカー・純正スクリーンの残存
“どれだけ純正を維持しているか”が査定額を左右する。
価値が上がるオプションパーツ
999Rは純正主義だが、例外的に価値上昇につながる社外品がある。
・テルミニョーニ(Termignoni)フルエキ
・OZ / BST カーボン・鍛造ホイール(純正保持必須)
・STMスリッパークラッチ
・Brembo CNCキャリパー(純正戻し可能な場合)
・AELLA / CNC Racing のステップ系(高級パーツ)
整備履歴
以下の記録が揃っていると査定額が大きく伸びる。
・タイミングベルト交換
・オーリンズ前後のOH履歴
・バルブクリアランス調整
・駆動系・消耗品の交換歴
・冷却系の整備記録
999Rは年式構造上、整備履歴の“質”が価値を決める。
2004年式999Rは、初年度型の荒々しい鋭さを残しつつ、レースの現場で得たフィードバックが生かされた“熟成のステージ1”ともいえる年式。
乗りやすくなったとはいえ、Rの本質である「精密で速いVツイン」は健在で、国産1000cc全盛期においてもコーナーで互角以上に闘える希少な存在だった。
初期型の鋭さと後期型の完成度のちょうど中間に位置する2004年式は、“走りの999Rを求めるユーザーがもっとも選ぶ年式”として市場で高い評価を受け続けている。
| 車名/型式/年式 | Ducati 999R / H401A型 / 2004年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2004年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 2003年式を基本に燃調や外装フィッティングの調整を実施した前期熟成型。 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2095 (幅)730 (高さ)1105 (重さ)約185kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)780 (最低地上高)125 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークL型2気筒デスモドロミック・約150ps(10000rpm前後) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・15.5リットル |
| 新車販売価格 | 国内価格 3,937,500円 北米価格 $32000 (3,456,000円)実勢レート |
【2005年式】Ducati 999R毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2005年式】Ducati 999R の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で78%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は86.3万円が平均です。
【2005年式】Ducati 999R 買取査定に役立つ車両解説
Ducati 999Rは916~998シリーズの後継で、ストリートでも扱いやすい最上位スーパーバイクモデルとして2003年に登場しました。
Ducati 999Rは2004年よりマイナーチェンジを行っており、シリンダーヘッドやピストンの再設計、ECUの再調整や吸排気系の変更によって最大出力を150PSまで向上させています。2005年式Ducati 999Rは2004年モデルから大きな変更点は無く、デザイン、スペック共に同じ仕様となっています。
フロントにはオーリンズ製43㎜倒立フォーク、リアにはオーリンズ製プログレッシブモノショックサスを採用し、4ポットラジアルキャリパーの採用など、999シリーズ最上位モデルにふさわしい豪華パーツを標準装備しています。
買取査定はパッションにお任せを!
| 車名/型式/年式 | Ducati 999R/2005年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2005年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2095 (幅)730 (高さ)1110 (重さ)192 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)780(最低地上高)125 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークV型2気筒・150PS |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・15.5リットル |
【2006年式】Ducati 999R毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2026年01月24日時点から120ヵ月間
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- 買取査定に役立つ車両解説
【2006年式】Ducati 999R の買取査定相場
【2006年式】Ducati 999R 買取査定に役立つ車両解説
2006年式999Rは、テスタストレッタ系スーパーバイクが到達しうる“最終形”としてまとめ上げられた特別な年式である。
R専用ヘッド・104mmボア・Deep Sumpレイアウトを軸に、高回転で息切れしない鋭い伸びを実現し、実測では160PS級に達する個体もある。
2003〜2005年式で積み上げてきた改善点をすべて統合し、高回転性能・シャシー精度・レスポンスが最も洗練された“完成された999R”がこの2006年式だと言い切れる。
2000年代前半、ドゥカティは998Rを筆頭にSBKでの実績を積み、その技術を999シリーズへ引き継いだ。999Rはその中心となる“ホモロゲーションモデル”であり、スタンダード999とは設計思想から別のマシンと考えてよい。
2006年式はシリーズ最終年に位置し、外装から制御まで細部が熟成された完成形。
カーボンパーツ、チタンエキゾースト、専用ヘッドなどRの象徴は維持しつつ、ECU制御と燃焼効率が改善されたことで、前期型よりも扱いやすく、より高回転を使い切れるエンジンになっている。
外観上の大きな変化こそないが、最終型としての精度の高さが乗り味に直結し、中古市場でも特別扱いされる存在となっている。
●2005→2006 進化ポイント
・吸気ポートと燃焼室の加工精度向上で、高回転の伸びが大きく改善
・ECUマップの最適化により、スロットルレスポンスが滑らかに
・中回転域の谷が消え、立ち上がり加速の粘りが向上
・細部のフリクションロス低減で10,000rpm付近の伸びが強化
・外装カーボンの品質安定化(劣化しにくい)
2006年式を語る際に頻繁に使われる「完成度」という言葉は決して誇張ではない。
●2006年式専用の特徴
エンジン
・排気量:999cc
・ボア×ストローク:104 × 58.8mm(R専用)
・最大出力:公称150PSだが実測では160PS級に到達
エンジンは高回転域での息切れがなく、回すほどに滑らかに加速していく特性が顕著。
999R特有の鋭さはそのままに、前期型で指摘された扱いにくさが抑えられている。
シャシー・足まわり
・前後オーリンズは最終型でセッティングが洗練
・旋回中の接地感が濃く、高速コーナーでの安定性が際立つ
・軽量マルケジーニ鍛造ホイールで倒し込みが鋭い
“刺さるように曲がり、吸い付くように立ち上がる”挙動は、最終型999Rだけが持つ独自性と言える。
外装・質感
カーボン外装は品質が安定し、前期型よりも黄ばみ・クリア劣化が出にくい。
仕上げの精度が高く、最終年のモデルとしての完成感が強い。
●兄弟車との違い
999Rは、999(約124PS)、999S(約140PS)とは出力だけでなく構造がまったく異なる。
999Sでさえ8,500rpm付近で頭打ちになるのに対し、999R(2006年式)は9,500rpm以降でも失速せず、鋭い加速を持続する。
さらに、
・R専用ヘッド
・ハイリフトカム
・104mmボア
・チタンバルブ
という構成が、回転上昇時の鋭さと高回転域の密度を圧倒的に高めている。
筑波TC2000では
999:約1分03秒
999S:約1分02秒後半
999R(2006):1分00秒台後半〜1分01秒台前半
という差が見られ、同じ外観にもかかわらず“別カテゴリーの速さ”を持つ。
●当時のライバル比較
2006年は国産4気筒がハイパワー戦争の真っただ中にあり、R1(172PS)、GSX-R1000 K6(178PS)、ZX-10R(175PS級)、CBR1000RR(170PS)と、紙の上では999Rを圧倒していた。
0–200km/h加速
GSX-R1000:8.3秒
R1:8.6秒
999R:9.5秒前後
直線は完全に国産勢が優勢だが、コーナーは逆転する。
筑波TC2000の中高速コーナー平均速度では
R1:125km/h
GSX-R1000:126km/h
999R(2006):128〜129km/h
と、最終型999Rが最速である。
Lツインのトラクションの強さ、浅いバンク角で速く曲がれる旋回設計、デスモドロミックの高回転追従性が組み合わさることで、直線で負けても区間速度で勝つ――それが最終型999Rの戦い方だった。
●中古車市場の動向
2006年式999Rは、999Rシリーズの中でも最も評価が安定している年式で、国内流通量は極めて少ない。
海外では欧州・北米ともにコレクターズアイテムとして強い需要があり、国内相場もその影響を受けて長期的に高値圏を維持している。
特に、
・外装オリジナル
・整備履歴が揃っている
・R専用パーツの欠品がない
という個体は年式を問わず安定した評価を保ちやすい。
最終型であること、性能的な完成度が高いこと、そして希少性が揃い、プレミア区分としての地位は固い。
買取査定額アップのポイント
純正状態の維持が最大の評価
・純正フルチタンマフラー
・R専用ECU/カム/104mmヘッド
・純正マルケジーニホイール
・純正カーボン外装の綺麗さ
これらは査定で最優先される。
価値が上がる“当時物・高品質オプション”
・テルミニョーニ R専用フルエキ
・BST/OZホイール(純正保持が条件)
・STMスリッパークラッチ
・Brembo CNCキャリパー(純正戻し可能な場合)
・AELLA/CNC Racing の高級ステップ
“純正維持+付加価値パーツ”の組み合わせは評価が高い。
整備履歴
・タイミングベルト
・バルブクリアランス
・オーリンズOH
・冷却・吸排気系のメンテ
999Rは整備内容がそのまま価値になるモデルである。
2006年式Ducati 999Rは、999シリーズの“最終進化形”として確かな完成度を備えた特別な1台だ。
高回転の伸び、旋回の鋭さ、立ち上がりの安定性、そして扱いやすさ――すべてが高次元で調和し、同時代の国産リッターと互角以上に戦える性能を実現している。
最終型という希少性と、R系統としての技術的価値が揃い、今なお特別な存在であり続けている。
| 車名/型式/年式 | Ducati 999R / H401A型 / 2006年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2006年4月 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 2006年式では燃料マッピングとスロットルレスポンスが最適化され、外装仕上げの品質が向上した最終熟成型となります。 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2,095 (幅)730 (高さ)1,110 (重さ)181(乾燥重量) |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)780 (最低地上高)125 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークL型2気筒デスモドロミック・91kW(124ps)/9,500rpm |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル / インジェクション / 15.5リットル |
| 新車販売価格 | 国内価格 ¥3,937,500円 北米価格 $31,495 (3,653,420円):実勢レート |
実働車【型式・年式別】平均買取相場 【2006年式】Ducati 999R
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【年式別】平均買取額の目安
※データ更新:2026年01月23日
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 【2006年式】Ducati 999R
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年01月23日
実働車【型式・年式別|買取相場の推移】 【2006年式】Ducati 999R
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)の推移
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
| 対前年比 | 対10年前比 | 10年間の取引台数 |
※データ更新:2026年01月23日
【状態別の買取相場】 【2006年式】Ducati 999R
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
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取引
0.0万円
0.0万円
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平均
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不動
平均
最低
取引
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0台
※データ更新:2026年01月23日
【走行距離別の買取相場】 【2006年式】Ducati 999R
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
※データ更新:2026年01月23日
【カラー別の買取相場】 【2006年式】Ducati 999R
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
※データ更新:2026年01月23日
【実働車の取引価格帯】 【2006年式】Ducati 999R
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年01月23日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
Ducati 999R 【2003~06年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月23日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 180.2万円 | 4.3点 | H401AA5B | 37,923km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 150.2万円 | 5.0点 | H400AA3B | 106km | ■ |
| 3 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 125.4万円 | 3.8点 | H401AA4B | 10,998km | ■ |
| 4 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 118.7万円 | 4.7点 | H401AA4B | 16,155km | ■ |
| 5 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 117.0万円 | 4.0点 | H401AA5B | 7,537km | ■ |
| 6 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 112.5万円 | 4.7点 | H400AA3B | 1,803km | ■ / ■ / ■ |
| 7 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 110.1万円 | 4.3点 | H400AA3B | 10,661km | ■ / ■ / ■ |
| 8 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 104.1万円 | 4.7点 | H400AM4B | 8,829km | ■ |
| 9 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 101.1万円 | 4.8点 | H401AA5B | 5,595km | ■ |
| 10 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 100.3万円 | 4.2点 | H401AA5B | 4,218km | ■ |
| 11 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 99.9万円 | 4.2点 | H400AA3B | 3,199km | ■ |
| 12 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 95.3万円 | 4.2点 | H401AA5B | 4,304km | ■ |
| 13 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 94.3万円 | 4.3点 | H400AA3B | 3,198km | ■ |
| 14 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 89.9万円 | 4.2点 | H400AM4B | 16,751km | ■ |
| 15 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 88.9万円 | 4.3点 | H400AA3B | 5,354km | ■ / ■ / ■ |
| 16 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 84.4万円 | 4.2点 | H401AA5B | 44,336km | ■ / ■ |
| 17 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 79.8万円 | 3.7点 | H401AA4B | 32,800km | ■ |
| 18 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 64.8万円 | 4.0点 | H400AM4B | 8,916km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2003年式】Ducati 999R 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月23日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2003年式】Ducati 999R | 150.2万円 | 5.0点 | H400AA3B | 106km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2003年式】Ducati 999R | 112.6万円 | 4.7点 | H400AA3B | 1,785km | ■ / ■ / ■ |
| 3 | 【2003年式】Ducati 999R | 110.2万円 | 4.3点 | H400AA3B | 10,554km | ■ / ■ / ■ |
| 4 | 【2003年式】Ducati 999R | 100.2万円 | 4.2点 | H400AA3B | 3,104km | ■ |
| 5 | 【2003年式】Ducati 999R | 94.6万円 | 4.3点 | H400AA3B | 3,103km | ■ |
| 6 | 【2003年式】Ducati 999R | 89.1万円 | 4.3点 | H400AA3B | 5,248km | ■ / ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2004年式】Ducati 999R 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月23日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2004年式】Ducati 999R | 125.4万円 | 3.8点 | H401AA4B | 10,998km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2004年式】Ducati 999R | 118.7万円 | 4.7点 | H401AA4B | 16,155km | ■ |
| 3 | 【2004年式】Ducati 999R | 104.2万円 | 4.7点 | H400AM4B | 8,740km | ■ |
| 4 | 【2004年式】Ducati 999R | 90.2万円 | 4.2点 | H400AM4B | 16,253km | ■ |
| 5 | 【2004年式】Ducati 999R | 80.2万円 | 3.7点 | H401AA4B | 31,514km | ■ |
| 6 | 【2004年式】Ducati 999R | 65.1万円 | 4.0点 | H400AM4B | 8,654km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2005年式】Ducati 999R 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月23日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2005年式】Ducati 999R | 180.2万円 | 4.3点 | H401AA5B | 37,923km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2005年式】Ducati 999R | 117.0万円 | 4.0点 | H401AA5B | 7,537km | ■ |
| 3 | 【2005年式】Ducati 999R | 101.2万円 | 4.8点 | H401AA5B | 5,539km | ■ |
| 4 | 【2005年式】Ducati 999R | 100.4万円 | 4.2点 | H401AA5B | 4,176km | ■ |
| 5 | 【2005年式】Ducati 999R | 95.6万円 | 4.2点 | H401AA5B | 4,176km | ■ |
| 6 | 【2005年式】Ducati 999R | 84.7万円 | 4.2点 | H401AA5B | 43,032km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2006年式】Ducati 999R 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月23日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
Ducati 999R 【2003~06年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月23日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 180.2万円 | 4.3点 | H401AA5B | 37,923km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 150.2万円 | 5.0点 | H400AA3B | 106km | ■ |
| 3 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 125.4万円 | 3.8点 | H401AA4B | 10,998km | ■ |
| 4 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 118.7万円 | 4.7点 | H401AA4B | 16,155km | ■ |
| 5 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 117.0万円 | 4.0点 | H401AA5B | 7,537km | ■ |
| 6 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 112.5万円 | 4.7点 | H400AA3B | 1,803km | ■ / ■ / ■ |
| 7 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 110.1万円 | 4.3点 | H400AA3B | 10,661km | ■ / ■ / ■ |
| 8 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 104.1万円 | 4.7点 | H400AM4B | 8,829km | ■ |
| 9 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 101.1万円 | 4.8点 | H401AA5B | 5,595km | ■ |
| 10 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 100.3万円 | 4.2点 | H401AA5B | 4,218km | ■ |
| 11 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 99.9万円 | 4.2点 | H400AA3B | 3,199km | ■ |
| 12 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 95.3万円 | 4.2点 | H401AA5B | 4,304km | ■ |
| 13 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 94.3万円 | 4.3点 | H400AA3B | 3,198km | ■ |
| 14 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 89.9万円 | 4.2点 | H400AM4B | 16,751km | ■ |
| 15 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 88.9万円 | 4.3点 | H400AA3B | 5,354km | ■ / ■ / ■ |
| 16 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 84.4万円 | 4.2点 | H401AA5B | 44,336km | ■ / ■ |
| 17 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 79.8万円 | 3.7点 | H401AA4B | 32,800km | ■ |
| 18 | Ducati 999R 【2003~06年式】 | 64.8万円 | 4.0点 | H400AM4B | 8,916km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





01月24日〜01月30日