GPz550【1981~85年】毎週更新の買取査定相場

- 買取査定に役立つ豆知識
- 型式・年式別 平均取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別の取引額
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GPz550【1981~85年】 買取査定に役立つ豆知識

Z1から始まった空冷4ストロークDOHC2バルブ4気筒エンジン最後の純血種であり、80年代の空冷4気筒最強マシンとして世界的に知られるのが、1981年に海外専用モデルとして登場した本機・GPz550。同じ1981年に登場したZ550GPとは車体サイドのエンブレムが同じで、搭載されるエンジンもボア58.0×ストローク52.4mmの553ccということで混同されがちですが、歴とした別モデルです。
わが日本国内では1983年に登場した400ccクラスのGPz400(ZX400A)の方がメジャーであるため、巷では「GPz400の海外向け550cc版」と説明されるケースが多いものの、実は最高出力120ps/8,750rpmを発揮し、0-400mm 10.91秒という空前絶後のパフォーマンスで空冷4気筒史上最強のラストモンスターとまで言われたGPz1100より2年も前に登場しており、空冷GPzシリーズにおける真の長兄とも言うべきモデルです。
前述の通り、総排気量553ccでボア×ストロークまで同じであるため、Z550GPのマイナーチェンジモデルと解説されるケースもしばしばあるものの、Z550GPの最高出力58PS/9,000rpmに対し、ヘッドカバー以外のほぼ全てに手を加えた改良型エンジンを搭載する本機GPz550は65PS/10,500rpm(北米仕様)となっており、その高回転型ハイパワーエンジン化したことによって最高時速196.0 km(121.8マイル)、0-400mm実測においてはなんと12.65秒をマーク。この数値は1972年に登場したZシリーズの始祖である900スーパーフォア・Z1の12秒フラットに匹敵するもので、9年の歳月が流れたとは言え排気量350cc差をほぼ存在しないレベルにまで詰めるという驚異的な数値を記録し、主要ターゲット国であったアメリカでは名実ともに600cc以下の小型バイク最強マシンと非常に高く評価されました。ちなみにZ550GPは191.5km/hが最高時速で、0-400mに関しては13秒フラットという記録があり、同年にリリースされたモデルでありながらわずか数ヶ月でここまでスペックを強化してみせたことは特筆に値することだと言えるでしょう。
車体左右に配置されたエンブレムが同一ということで、同一フレームに違う外装を乗せただけだと思われがちですが、鋼管製ダブルクレードルフレームという点では同じでも、前者の1,400mmより45mmも延長されたロングホイールベースにより直進安定性は大きく向上。フレーム各部に補強を入れて振動対策等を実施すると同時に、アルミ合金製スイングアーム採用で8.5kgものシェイプアップを行い、乾燥重量191kgというクラス最軽量レベルの数値まで実現してみせました。また、外見上最大の特徴であるフェアリングは、「ストリームライン」と命名された当時最新の流体力学と空力効果実験に基づいたもので、時速200km最大の障壁である空気抵抗を大きく減少させるため、面と線を効果的に用いるカワサキ独自のエッジが利いた斬新な形状を採用。これはZ550GPや”ローソンレプリカ”ことZ1000Rに装着されていたビキニカウルが、ハンドリングに影響を及ぼすことでレース時には取り外されたことを反省して新規開発されたもので、この点でもZ550GPとは全くの別モデルであるということが理解できます。ちなみに本機にて具現化されたストリームラインに基づいたカワサキ独自デザインによるフォルムは、ホンダ・CX500TurboやヤマハXJ650ターボ、スズキXN85といったターボチャージャー搭載モデルへの対抗馬として1984年に海外専用モデルとして登場した750ターボにも採用。750ターボのサイドカバーやアンダーカウル等に施されたリベット風接合はその証だと言っても過言ではありません。
Z1直系の空冷2バルブ4気筒エンジンとしては歴代最強のエンジンもさることながら、足回りも当時最先端のものがおごられており、フロントには左右のエア圧を均等に保つイコライズドエアーフォーク、リアにはZ550GPから継承した前述アルミ合金製スイングアームをサスペンションの一部に流用したカワサキ独自のユニトラック機構と、微塵も隙がない徹底ぶり。Z550GPは前19後18インチの5本スポークキャストホイールという構成でしたが、本機は前後18インチの狭い間隔で2本1セットのスポークを用いた3点式スポークホイールを採用することでより旋回性能を強化しており、スポーティな走りからツーリングなどのロングライド、気軽な街乗りに至るまで快適さと共にあらゆる走行シーンに対する適合性が担保され、同じ1981年デビュー組のホンダ・CBX550F、ヤマハ・XJ550といったライバル勢が顔色をなくすほどの完成度の高さで圧倒しました。
1984年に新開発の水冷4気筒エンジンを搭載した初代ニンジャことGPZ900Rがデビューしたことに伴い、次世代モデル・GPZ500RとGPZ600R(北米市場向けにはNinja 600Rの名称で販売を開始)に後を託す形で北米市場向けには1985年モデルを以て生産を終えることに。諸元に関しては初年度の1981年モデルから1985年モデルまでほぼ変更はなかったものの、以下の形でカラーリング変更を実施。欧州市場向けとしては83年のブラックにオレンジのレインボーラインを組み合わせたカラーリングが86年モデルから復活し、以後89年ごろまでセールス継続となりました。
・1981年(ZX550A1型) ファイヤークラッカーレッド(銀&黒に近い紺ライン)
・1982年(ZX550A2型) ギャラクシーシルバー(赤&紺ライン)・ファイヤークラッカーレッド (1981年モデル準拠。以下同上)
・1983年(ZX550A3型) ブラック(※オレンジを基調としたレインボーライン)・ファイヤークラッカーレッド
・1984年(ZX550A4型) ギャラクシーシルバー(銀&黒ライン)・ファイヤークラッカーレッド
・1985年(ZX550A5型) ブラック(※銀&赤ライン)・ファイヤークラッカーレッド
・1986年以降(ZX550A6~) ブラック(1983年モデル準拠)・ファイヤークラッカーレッド
その他、1981年から1982年モデルまではホイール内側がレッドで彩られていましたが、1983年モデルからは艶を抑えたブラックに変わり、生産終了まで継続されました。本機に搭載された空冷4ストロークDOHC2バルブのZX型エンジンはしばらく絶えてしまいましたが、猫も杓子もレーサーレプリカ…という風潮であった1989年に登場したゼファー400にて見事に復活。本機GPz550で実証された高回転型エンジンは扱いやすさと十分な低速トルク・パワーを兼ね備えたバランス型へと見直され、ネイキッドバイクブームの火付け役として大ヒットを記録。翌1990年には輸出専用モデルとして550cc版のゼファー550も発表される運びとなり、デビュー後は扱いやすさで海外でも好意的に受け入れられ、日本でも一部個体が逆輸入車として販売されるなどバイク市場を大きく活性化させた立役者となったのは多くのユーザーがご存知の通り。
ちなみに、1981年当時の日本国内ではフェアリング・カウルといった空力効果を高める装備品は許可されておらず、1982年になりFX時代から続いたカワサキ空冷4発としては最大のライバルであるホンダ・GBX400Fが、行政からの認可が下りた初のモデルとしてフレームマウント方式フェアリングを装着したCBX400F インテグラをリリースしたことでようやく解禁。同年にはラジエターからの温風をカウル内へ取り込み冬場のライドを快適にするヒーター付きフルカウルを実装したヤマハ・XZ400Dも登場したことにより、カワサキは本機の弟分となる400cc版のGPz400を日本国内へ投入することを決定。CBX400F インテグラの48PS、XZ400Dの45PSという最高出力を歯牙にもかけない51PSで堂々のデビューを果たし、見事に空冷ヨンヒャク界最強マシンとしての座を獲得しました。
現在の中古バイク市場においては、新型コロナウイルスの世界的流行で新車の供給体制が著しく悪化した2020年初あたりから日本国内での流通数が増加。2024年初時点における業者間オークションの取引記録では実動車21件のデータがあり、平均取引価格は39万円台といったところ。絶版車としては少々安いのでは?と思われやすいのですが、元々北米市場を主要ターゲットとして製造販売された本機GPz550はそのハイスペックさで大きな反響を呼んだモデルということもあり、かなり手荒く乗り込まれた個体がかなり多く、絶版車を取り扱うショップ等によって日本へ入って来たものの、走行距離が5万kmを超える車両も珍しくありません。その一方でしっかりしたメンテナンスの痕跡がないもの、カラーリングが純正とは異なる、純正パーツ欠品数の多さなどでマイナス評価が入るケースが多発し、取引価格に大きな影響を及ぼしている、というのが実情です。そのような状況下であるだけに、オリジナル度が高く機関良好な車両に対しては好意的な評価が得られやすく、できるだけ高額で手放したい…などとお考え中のオーナー様にとっては、過去最高の買取価格を狙えるチャンスだと言えるでしょう。
Z1をルーツに持つ空冷カワサキ4気筒最強エンジン生みの親であるGPz550で高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、Z1から始まったカワサキ製空冷4気筒エンジン搭載モデルに関する造詣の深さ、生産終了から40年以上の歳月が流れた車両状態を的確に見極められる目利き力、最新の相場事情に照らし合わせた買取価格が明示できる誠実さ、再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
カワサキ・GPz550の買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は現行のみならず絶版車を含むカワサキ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | GPz550/ZX550A型(A1~A6)/1981年モデル(画像・スペックは同年の北米仕様) |
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発売年月 | 1981年~1988年(北米市場向けは85年を以て終了) |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,205×全幅720×全高1,245mm・乾燥重量191kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高780mm・最低地上高160mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒・65PS/10,500rpm(北米仕様)・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・18リットル |
新車販売価格 | $2,599(1981年当時・海外専用モデル) |
ジャンル | ビキニカウル標準 | GPZシリーズ | プレミアム旧車 絶版車 |

【1981年式】GPz550毎週更新の買取査定相場

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【1981年式】GPz550 買取査定に役立つ豆知識

1981年、Z1から始まったカワサキ製空冷4ストロークDOHC2バルブエンジンは、北米市場をメインターゲットとしたZ550GPがリリースされ、ローソンレプリカ・Z1000Rを強く意識したビキニカウルとFX由来のスーパーバイク然としたスタイリングで好評を博すことに成功。それからわずか数ヶ月の後、同一ボア×ストロークエンジンながら一段上のハイスペックモデルとして世に出ることとなったのが、空冷4発最後のモンスターマシンの始祖となったGPz550です。
車体左右のサイドカバーにZ550GPと同じ「GPz550」のエンブレムが付与されたこと、ボア58.0×ストローク52.4mmの553ccエンジンを搭載するという共通点でしばしば混同されますが、エンジンヘッド以外は全てを見直し改良を施した新設計の高回転型エンジンとなっており、その最高出力はメインマーケットの北米市場向けで65PS/10,500rpmに到達。1980年リリースのZ550FXが54PS/9,000rpm、本機の数ヶ月前にデビューしたZ550GPが58PS/9,000rpmであるのを鑑みると驚異的なハイスペック化を果たしました。車名の通り、本機は80年代の空冷4気筒マシン最強スペックの名を欲しいままにしたモンスターマシン・GPz1100の一族ですが、1983年登場のGPz1100より2年も先にデビューしており、本機GPz550こそが空冷最後のモンスターマシンのルーツだと言えるでしょう。1981年は日本国内におけるZ400FX最大のライバルであったCBX400Fが排気量拡大版のCBX550Fをリリースした年でもありますが、CBX550Fの最高出力60/10,000rpmをいう数値を見事に上回り、空冷最強エンジンの称号を守ったことは推して知るべし。
エンジン出力だけでも当時最高峰の数値でしたが、車体の方も従来モデルとは格別の進化を遂げており、空冷Z伝統の鋼管製ダブルクレードルフレームという作りを継承しつつも、Z550GP比で45mm延長となったホイールベースで直進安定性を強化。さらにフレーム各部に補強を入れつつ、軽量化処理を実施。加えてZ550GPから継承した、アルミ合金製スイングアームをリアサスペンションの一部として用いるユニトラック機構をリアサスペンションとして採用。これらの技術により、乾燥重量191kgというZ550GP比では8.5kgものダイエットを実現してみせました。足回りもフロントには左右のエア圧を均等に保つイコライズドエアーフォークを採用し、前後ホイールは従来モデルよりも旋回性に優れた利点を持つ18インチホイールを採用し、航空部門を持つ企業ならではの強みを活かしたカワサキ独自のエッジが利いた新形状のフェアリングを装着し、空気抵抗を大きく削減。このフェアリングは元々は第二次世界大戦期からあった「ストリームライン」構想に基づいたものですが、新幹線に代表されるように丸みを帯びた流線形車両が絶対的に有利と考えられるだけに、面と線を基調とした独自設計で結果を残したことは後のカワサキ製スポーツモデルに多大な影響を及ぼしたと言っても過言ではありません。これらの改良により、0-400mタイムは排気量903ccのZ1に肉薄する12.65秒を叩き出し、排気量600cc以下では最強マシンと喝采を浴びることとなりました。
その他、ガソリンタンクとの境目をリベット打ち付けのように処理したサイドカバー、それに連なる「線」を基調としたすっきりとしたテール周り、Z550GPの15リットルから20%アップの18リットルとなったガソリンタンクも忘れていはいけない重要ポイント。広大なアメリカ大陸や欧州各国で求められる連続巡航性を高めると同時に、フェアリングの空力効果によるライダーの疲労度の軽減化、柔らかな乗り心地と様々な走行シーンに対する順応性の高いユニトラックなどにより、サーキット・街乗り・ツーリングまで幅広くこなせるロードスポーツとして成功を収めました。後年はいくつかのカラーリングを設定しての販売継続となりましたが、初年度モデルである1981年モデルはFXからお馴染みのファイアークラッカーレッドが採用され、フェアリングのウインカー下部付近からシート下部まで続く銀と黒に近い紺を用いたラインでアクセントを加え、Z系の配色とSS&KH系を連想させるラインとの組み合わせで次世代モデルらしいスタイリングにまとめあげられました。
1981年は日本国内におけるカウル・フェアリングの認可がまだ降りていない時期であり、ビキニカウル装着のZ550GPと同じく本機GPz550も日本国内向け販売は行われませんでしたが、近年に入って海外から輸入されてきた個体が増加し、中古バイク市場でも取引されるケースが増加。2024年初時点においては、1981年モデルを対象とした業者間オークションの集計では実動車8件の取引記録があり、2022年に出品された走行距離3万3467kmというノーマル車の51万2000円が最高値で、平均取引価格は約38万円。取引記録がある8台のうち、実に7台が走行距離3万kmを超えており、残る1台は走行距離こそ1万2334kmと浅いものの、82年モデルの外装に交換されていることやエンジンコンディションの悪さがマイナスに作用し、最終落札価格は28万3000円止まりという結果に。日本国内では大型二輪免許を要するクラスで乗り手が限られやすいため、80年代空冷ヨンヒャクよりも安価な価格帯で販売されていることにより、当面はこの平均取引価格帯が続くものというのが中古バイク市場関係者の多くに共通する見立てとなっております。
その他絶版車と比べてもマニアックな550ccクラスだけに、本機GPz550 1981年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、Z1から始まったカワサキ製空冷4気筒エンジン搭載モデルに関する造詣の深さ、生産終了から40年以上の歳月が流れた車両状態を的確に見極められる目利き力、最新の相場事情に照らし合わせた買取価格が明示できる誠実さ、再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
カワサキ・GPz550 1981年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は現行のみならず絶版車を含むカワサキ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | GPz550/ZX550A型(A1)/1981年モデル |
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発売年月 | 1981年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | ニューモデル |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,205×全幅720×全高1,245mm・乾燥重量191kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高780mm・最低地上高160mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒・65PS/10,500rpm(北米仕様)・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・18リットル |
新車販売価格 | ※海外専用モデル |

【1982年式】GPz550毎週更新の買取査定相場

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【1982年式】GPz550 に関するこのページの内容
【1982年式】GPz550 買取査定に役立つ豆知識

553ccのバイクとしては過去に類を見ないほどのハイパフォーマンスぶりを発揮し、空冷ラストモンスター・GPz1100の礎となったGPz550は1982年も販売を継続。新たなカラーリングを追加しての続投となりました。
基本的な諸元は変わりないものの、この年は新規色のギャラクシーシルバーを追加しての2色設定となり、ファイアークラッカーレッドはそのまま継続。追加色のギャラクシーシルバーの前後ホイール内側は艶を抑えたブラックが採用され、フェアリングからテールエンドまで続くラインも赤と濃紺のパターンとなりました。
この1982年は本機と同年にデビューしたZ550GPのビキニカウルに近いデザインのハーフカウルを「メーターバイザー」と称し、日本国内における認可を取得したホンダ・VT250Fが大ヒットを記録。返す刀で日本国内では初となるカウル装着状態で認可を得ることに成功したCBX400Fも新登場し、それに呼応する形でヤマハからはフルカウル装着モデルのXZ400Dが登場。本機にとってはセールス上のライバルであるCBX550Fにカウル装着モデルのCBX550F インテグラが加わり、ミニカウル装着のヤマハ・XJ550secaを含めて実質2対1対1の闘いとなりましたが、CBX550FシリーズとXJ550secaの最高出力は前年までと変わらず、最高出力65PSを誇るGPz550の優位性は依然として変わらずクラス最強の地位を死守しました。
こうして現役当時は北米市場などを中心に空冷ミドルクラス最強マシンとして喝采を浴びたGPz550でしたが、2000年以降に入ってからは絶版ブームの影響で異常なまでに高騰化したCBX400Fと同一スタイリングが安価で入手可能という点に目をつけた専門店などによってCBX550Fも価格が高騰。スペックでは歯牙にもかけないほどの優位性を見せるも、絶版車としての評価額では後塵を拝するという状況となったのは歴史の妙味といったところでしょうか。
現在の中古バイク市場においては、81年のA1よりも基本評価額は高いものの、コロナバブル期の2021年夏ごろに50万円に迫る価格で落札された記録以降は出物に乏しく、2024年初時点における業者間オークションで詳細な記録が確認できる範囲内では実動車3台の取引があり、平均取引価格は37万円。いずれの車両も走行距離が5万kmに迫る状態で、外観・機関状態ともさほど芳しい状態ではなかったことを踏まえると、この平均取引価格が基準ラインになると考えてよいでしょう。この実動車3台のカラーリングは継続色のファイヤークラッカーレッドで、82年モデルで追加されたギャラクシーシルバーは取引されておらず、オリジナルペイントを含む状態良好な車両は評価額に良い影響を及ぼす可能性がございます。また、エンジン故障で不動状態の車両が2台取引された記録も残っており、片や56000km台、片や65000kmに迫る状態ながらも、25万円を超える価格で落札されており、事故車・不動車であっても一定以上の買取価格に期待できる状況。その他絶版車・最新モデル等への乗り換え・買い替えを検討中のオーナー様にとって、一定以上の買取金額に期待が持てるうちに査定を受けてみるのは大いにアリだと言えます。
デビュー2年目で新色を追加した本機GPz550 1982年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、Z1から始まったカワサキ製空冷4気筒エンジン搭載モデルに関する造詣の深さ、生産終了から40年以上の歳月が流れた車両状態を的確に見極められる目利き力、最新の相場事情に照らし合わせた買取価格が明示できる誠実さ、再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
カワサキ・GPz550 1982年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は現行のみならず絶版車を含むカワサキ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | GPz550/ZX550A型(A2)/1982年モデル |
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発売年月 | 1982年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カラーリング追加(ギャラクシーシルバー) |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,205×全幅720×全高1,245mm・乾燥重量191kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高780mm・最低地上高160mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒・65PS/10,500rpm(北米仕様)・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・18リットル |
新車販売価格 | ※海外専用モデル |

【1983年式】GPz550毎週更新の買取査定相場

- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【1983年式】GPz550 に関するこのページの内容
【1983年式】GPz550 買取査定に役立つ豆知識

空冷4気筒ミドルクラスとしては最強の称号を勝ち得たデビューから3年目、GPz550は1983年モデルでもカラーリング変更を実施し販売を継続。フェアリングなどの空力効果を高める装備が解禁された日本市場に向け、弟分のGPz400を送り出すと同時に空冷ラストモンスターとの異名を持ち、0-400m測定10.91秒、最高速度240km/hを発揮したGPz1100(ZX1100A型)もデビューし、Z1から始まったカワサキ製空冷4ストロークDOHC2バルブエンジンが世界各国で市販量販モデルの頂点に立った輝かしい一年となりました。
この1983年に本機GPz550に用いられたカラーリングは黒のベースに色調の異なる3種類のオレンジラインをあしらったブラックが設定され、初年度モデルから続くファイヤークラッカーレッドはそのまま続投。新色のブラックと入れ替わる形でギャラクシーシルバーは廃止され、前年と同じく2色設定での販売体制に。新色のブラックは同年を以て生産終了を迎えたAMAスーパーバイクの覇者・Z1000Jの83年モデル(J3型)と同様で、そのナナハン版といった位置付けのKZ750といったごく一部のハイスペックマシンにのみ許されたものであり、海外ではコアユーザー層から支持されているマニアックなパターンだと言えるでしょう。
前述の通り、1983年はGPz550が切り拓いた空冷4気筒最強エンジンの系譜にとっては輝かしい栄光の一年であり、流線形車両が絶対的有利とされていたストリームラインの常識を覆し、本機GPz由来のエッジの利いたフェアリングと最高出力120PSを発揮するハイパワーエンジンに物を言わせ、空冷エンジンでは不可能と思われた最高時速240kmをマーク。日本メーカー製のマシンとしては1985年にリリースされたヤマハ・VMAXが最高出力145PSを発揮する水冷V4エンジンを武器に「魔神」の異名で名を馳せましたが、いかに空力効果のあるフェアリング装着モデルとは言え、メカ的に不利で排気量で劣る1,100ccの空冷並列4気筒エンジンでこの記録は世界を驚愕させるに十分な数値で、世界最速の量販車として広く知られることとなりました。
また、前年1982年に登場したホンダ・VT250FやCBX400F インテグラにより、日本市場ではカウル・フェアリング装着車が堂々と認可を得られる時代へと移行。折りしもWGP500を制覇したスズキからは、王者となったフランコ・ウンチーニの愛機に寄せたブルー&ホワイトのカラーリングをフルカウルに施したRG250Γ(RG250ガンマ)が1983年モデルとして新登場。空力効果の高さが速さに直結することを知った若者を中心に盛り上がりを見せたことにより、この年11月から本機の弟分となるGPz400を日本市場へ導入することが決定しました。ちなみにフェアリング・カウルが完全に合法化したことにより、日本国内では角目1灯式ヘッドライト化していたZ-GPシリーズもこの年からは本来のビキニカウル装着スタイルで販売され、カワサキはAMAスーパーバイク王者譲りのルックスを持つZ400GP、51PS/11,500rpmとクラス最強スペックを発揮するGPz400との二枚看板で400cc市場を席巻し、ハイスペックマシン人気を大きく盛り上げました。
現在の中古バイク市場においては、弟分であるGPz400の日本市場デビューで知られるようになった知名度が良い意味で影響を及ぼす形となり、前2年モデルと比べても一段階高い相場状況を形成。2024年初時点における業者間オークションの取引記録を元に、実動車9台の落札価格で平均取引価格を算出するとその平均値はおおよそ43万円。前2年モデルが37万円前後であるのと比べるとその差は一目瞭然で、80年代空冷ヨンヒャク最強マシンとして知られるようになった弟分の知名度が絶版車人気にも反映された好例だと言えるでしょう。やはり前2年モデルと同様、走行距離5万km超えや非純正色へのオールペンなど、車両状態がさほど好ましくない車両が大多数を占めるだけに、愛車の状態に自信のあるオーナー様にとっては高額での売却に期待が持てる状況だと考えて差し支えございません。
デビュー3年目で世界中にその名を轟かせたGPzシリーズの始祖・GPz550 1983年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、Z1から始まったカワサキ製空冷4気筒エンジン搭載モデルに関する造詣の深さ、生産終了から40年以上の歳月が流れた車両状態を的確に見極められる目利き力、最新の相場事情に照らし合わせた買取価格が明示できる誠実さ、再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
カワサキ・GPz550 1983年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は現行のみならず絶版車を含むカワサキ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | GPz550/ZX550A型(A3)/1983年モデル |
---|---|
発売年月 | 1983年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カラーリング変更(ギャラクシーシルバー廃止&ブラック追加) |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,205×全幅720×全高1,245mm・乾燥重量191kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高780mm・最低地上高160mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒・65PS/10,500rpm(北米仕様)・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・18リットル |
新車販売価格 | ※海外専用モデル |

【1984年式】GPz550毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2025年03月16日時点から12ヵ月間
遡りましたが 【1984年式】GPz550 の取引はありませんでした。
買取相場が類似する、型式や年式を下記からお選びください。
フリーダイヤル0120-819-118(年中無休8:00~22:00)では、
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【1984年式】GPz550 に関するこのページの内容
【1984年式】GPz550 買取査定に役立つ豆知識

前年の1983年にて、本機GPz550より始まったカワサキ製空冷4気筒エンジン搭載モデルの高性能ぶりは全世界に轟き、空冷エンジン搭載量販車としては最強の称号を獲得することとなったGPzシリーズ。その始祖であるGPz550はカラーリングとリアフェンダーの変更を実施し、1984年も販売継続となりました。
諸元上の変更はなかったものの、この年は出向国によってまちまちであったリアフェンダーの形状をショートタイプのものとすることで統一化。すっきりとしたテール周りが際立つように手直しを行い、よりスポーティさを演出するルックスに。毎年行われていたカラーリングに関しては、前年の1983年モデルに採用されていたオレンジラインが印象的なブラックが廃止され、82年モデル以来となるギャラクシーシルバーが復活。ただし、ラインパターンはレッド&ブラックとなり、82年モデルのレッド&ネイビーとは異なるものに変わりました。
車体左右に同一タイプのGPz550ロゴが配置されたZ550GPは前年の83年モデルを以て生産を終了。Z1をルーツとする空冷4気筒553ccエンジンの系譜は本機シリーズを残すのみとなりましたが、日本市場では弟分のGPz400が年半ばから乾燥重量178kgにまでシェイプアップし、最高出力を51PSから54PSに高めたマイナーチェンジモデルのGPz400Fを投入。ギャラクシーシルバー&ルミナスワインレッド、スターライトブラック&ファイヤークラッカーレッドというその他排気量とは異なるニューカラーとグラフィックパターンを採用し、空冷ヨンヒャク部門での地位を磐石にする体制が敷かれました。ちなみに84年半ばにはフェアリングを除去したネイキッドスタイルのGPz400F-Ⅱも派生モデルとしてラインナップに加わり、このふたつの400ccモデルは翌年以降もドイツなどの欧州市場向けに輸出され、水冷4気筒エンジンを搭載したGPZ400Rに代替わりした86年以降も海の向こうでセールスを継続することに。
現在の中古バイク市場においては、前述のZ550GPが83年モデルを以て生産終了を迎えたことにより、知る人ぞ知る存在というマニアックなモデルでしたが、前3年モデルと同様に絶版車ブームによって知られるようになり、玉数は少ないものの中古バイク市場へも姿を見せるようになりました。2024年初時点における中古バイク業界最大のマーケット・業者間オークションの記録では、2023年に入ってようやく1台の実動車が出品され、最終落札価格45万2000円にて成約に。この1件のデータを以て相場全体を語るのは憚られますが、出物に乏しい状況であるだけに現在は高値がつきやすい状況だと考えてよいでしょう。前3年モデルまでの傾向を鑑みると、かなり走行距離が嵩んだ個体や非純正色へのオールペンなどが施された車両が目立つだけに、オリジナル度が高く状態良好な個体を持つオーナー様は大いに期待してよく、買取査定を受けてみるだけの価値が十分にあると言えます。
デビュー4年目を迎え、日本国内で磐石の体勢を築き上げたGPz400シリーズの兄であるGPz550 1984年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、Z1から始まったカワサキ製空冷4気筒エンジン搭載モデルに関する造詣の深さ、生産終了から40年以上の歳月が流れた車両状態を的確に見極められる目利き力、最新の相場事情に照らし合わせた買取価格が明示できる誠実さ、再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
カワサキ・GPz550 1984年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は現行のみならず絶版車を含むカワサキ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | GPz550/ZX550A型(A4)/1984年モデル |
---|---|
発売年月 | 1984年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カラーリング変更(ブラック廃止→ギャラクシーシルバー追加)・リアフェンダー形状統一化(ショート化) |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,205×全幅720×全高1,245mm・乾燥重量191kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高780mm・最低地上高160mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒・65PS/10,500rpm(北米仕様)・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒・65PS/10,500rpm(北米仕様)・--km/L(NA) |
新車販売価格 | ※海外専用モデル |

【1985年式】GPz550毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2025年03月16日時点から12ヵ月間
遡りましたが 【1985年式】GPz550 の取引はありませんでした。
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【1985年式】GPz550 買取査定に役立つ豆知識

1981年のデビューから数えて5年の歳月が経過し、メーカー本拠地である日本市場でも弟分の活躍で名を馳せることとなったGPz550でしたが、カウル・フェアリング解禁とハイスペックマシンブームによってすでに限界を迎えていた空冷エンジンに代わる新しいハイパワーエンジンを望む声が高まったことにより、北米などのハイパフォーマンスマシン市場へは85年モデルを以て生産終了することに。翌年に登場する水冷4気筒エンジンを搭載した「Ninja」のペットネームを持つGPZ500R&GPZ600Rと代替わりする形で一線から退くこととなりました。
やはり過去3年モデルまでの流れと同様、この85年モデルも基本諸元に変更はなく、カラーリング変更のみでの販売継続。ただし、カラーリングは前年にマイナーチェンジした弟分・GPz400Fスタイルのブラック(スターライトブラック&ファイヤークラッカーレッド)が設定され、既存のギャラクシーシルバーは廃止に。デザイン上のアクセントであったラインもフェアリング最前方からシャープな三角形へと変化し、シリーズ主力モデルとしての地位を弟分に禅譲した形での販売継続でした。
ちなみに前年の1984年は水面下でカワサキ製次世代エンジンがついに完成し、新設計の水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒の908ccエンジンを搭載した初代ニンジャ・GPZ900Rがデビュー。元WGPチャンピオンのコーク・バリントンがデモンストレーションを務め、最高速度250km/hをマークし世界最速の座を獲得。空気抵抗を大きく削減するフルカウルボディと前後16インチホイールによる優れたコーナリング性など、あらゆる部門でGPz1100を凌駕する性能を見せつけ華々しいデビューを飾りました。その翌年である1985年はすでに排気量を抑えたミドルクラスモデルの開発が進められており、この85年を以て事実上の引退となったのは自然な流れであったと言えるでしょう。ただし、排ガス規制や騒音規制などが厳しいドイツなどの一部出向国向けには少数ながらも生産販売が継続され、1989年頃までは水冷エンジン搭載のGPZ600Rら後継モデルと併売され、A9型まで存在することが確認されております。
現在の中古バイク市場においては、本年以降のイヤーモデルが流通していないため、実質的な最終型といった形で認知されており、過去4年モデルと比べても希少性が高い存在とされていることで出物は極めて少数。年間で20万台に上るバイクが取引され、名実ともに中古バイク業界最大のマーケットである業者間オークションの場でも2024年初時点では1台も取引記録がないほどで、超がつくほどの品薄モデルだけに、実動状態であればかなりの高値がつくことが期待されるイヤーモデルとなっております。2024年時点では日本国内で目にすることがないA6以降のモデルの存在があるだけに、今後の評価額がどうなるのか見極めが難しいものの、現状では全年式中もっとも高額売却に期待できるモデルであることは間違いございません。
新世代の水冷エンジンを搭載したカワサキ・Ninjaシリーズにバトンを託して一線から退くこととなったGPz550 1985年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、Z1から始まったカワサキ製空冷4気筒エンジン搭載モデルに関する造詣の深さ、生産終了から40年もの歳月が流れた車両状態を的確に見極められる目利き力、最新の相場事情に照らし合わせた買取価格が明示できる誠実さ、再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
カワサキ・GPz550 1985年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は現行のみならず絶版車を含むカワサキ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | GPz550/ZX550A型(A5/A6)/1985年モデル |
---|---|
発売年月 | 1985年~1986年(1986年は一部出向国向け) |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カラーリング変更(ギャラクシーシルバー廃止→ブラック追加) |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,205×全幅720×全高1,245mm・乾燥重量191kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高780mm・最低地上高160mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒・65PS/10,500rpm(北米仕様)・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・18リットル |
新車販売価格 | ※海外専用モデル |

実働車【型式・年式別 平均取引額】 GPz550【1981~85年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年3月時点から 2 年 間遡った数字
【年式別】平均買取額の目安
※データ更新:2025年03月07日

【実働車|過去5年間の買取相場の推移】 GPz550【1981~85年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年3月時点から 5 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年 vs 2025年】



【2022年 vs 2025年】
取引台数

過去5年間の取引台数÷5
※データ更新:2025年03月07日

実働車【型式・年式別|買取相場の推移】 GPz550【1981~85年】
-
1985年式 -
1984年式 -
1983年式 -
1982年式 -
1981年式
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年3月時点から 5 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
対前年比 | 対3年前比 | 2025年の取引台数 | |
1985年式 | - % | -100 % | 0台 |
1984年式 | - % | - % | 0台 |
1983年式 | -25 % | -26 % | 1台 |
1982年式 | -31 % | -22 % | 1台 |
1981年式 | -100 % | -100 % | 0台 |
※データ更新:2025年03月07日

【状態別の取引額】 GPz550【1981~85年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年3月時点から 2 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
42.1万円
34.5万円
8台

平均
最低
取引
32.2万円
29.6万円
5台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
18.1万円
12.0万円
8台

※データ更新:2025年03月07日

【走行距離別の取引額】 GPz550【1981~85年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年3月時点から 2 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
1〜2万km | 最高 | 43.0万円 | 1台 |
平均 | 43.0万円 | ||
最低 | 43.0万円 | ||
![]() |
|||
2〜3万km | 最高 | 45.5万円 | 4台 |
平均 | 39.7万円 | ||
最低 | 30.2万円 | ||
![]() |
|||
3〜5万km | 最高 | 36.0万円 | 1台 |
平均 | 36.0万円 | ||
最低 | 36.0万円 | ||
![]() |
|||
5万km〜 | 最高 | 39.0万円 | 6台 |
平均 | 33.5万円 | ||
最低 | 29.6万円 | ||
![]() |
|||
不明 メーター改 |
最高 | 59.0万円 | 1台 |
平均 | 59.0万円 | ||
最低 | 59.0万円 | ||
![]() |
※データ更新:2025年03月07日

【カラー別の取引額】 GPz550【1981~85年】
- ■ ■
- ■
- ■ ■
- ■
- ■
- その他

買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年3月時点から 2 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
■ / ■ | 42.9 万円 | 4台 | ![]() |
||
■ | 31.6 万円 | 4台 | ![]() |
||
■ / ■ | 39.0 万円 | 1台 | ![]() |
||
■ | 59.0 万円 | 1台 | ![]() |
||
■ | 35.5 万円 | 1台 | ![]() |
||
その他 | 33.1 万円 | 2台 | ![]() |
※データ更新:2025年03月07日

【実働車の取引価格帯】 GPz550【1981~85年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年3月時点から 2 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年03月07日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

GPz550【1981~85年】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年03月07日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | GPz550【1981~85年】 | 59.2万円 | 3.5点 | ZX550A-012 | 3,681km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | GPz550【1981~85年】 | 45.7万円 | 3.7点 | ZX550A-015 | 26,029km | ■ / ■ |
3 | GPz550【1981~85年】 | 44.2万円 | 3.7点 | ZX550A-014 | 20,627km | ■ / ■ |
4 | GPz550【1981~85年】 | 43.2万円 | 3.8点 | ZX550A-016 | 10,609km | ■ / ■ |
5 | GPz550【1981~85年】 | 39.2万円 | 3.5点 | ZX550A-015 | 49,595km | ■ / ■ |
6 | GPz550【1981~85年】 | 39.1万円 | 3.2点 | ZX550A-014 | 20,793km | ■ / ■ |
7 | GPz550【1981~85年】 | 36.1万円 | 3.7点 | ZX550A-012 | 31,455km | ■ / ■ |
8 | GPz550【1981~85年】 | 35.6万円 | 3.8点 | ZX550A-013 | 87,653km | ■ |
9 | GPz550【1981~85年】 | 34.6万円 | 4.0点 | ZX550A-011 | 56,537km | ■ |
10 | GPz550【1981~85年】 | 32.6万円 | 3.3点 | ZX550A-006 | 68,799km | ■ |
11 | GPz550【1981~85年】 | 30.1万円 | 3.2点 | ZX550A-016 | 27,774km | ■ |
12 | GPz550【1981~85年】 | 29.7万円 | 3.0点 | ZX550A-001 | 83,292km | ■ |
13 | GPz550【1981~85年】 | 29.5万円 | 3.3点 | ZX550A-012 | 64,153km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

【1981年式】GPz550 上位20台の取引額 (データ更新:2025年03月07日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | 【1981年式】GPz550 | 32.7万円 | 3.3点 | ZX550A-006 | 68,104km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 【1981年式】GPz550 | 30.0万円 | 3.0点 | ZX550A-001 | 80,818km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

【1982年式】GPz550 上位20台の取引額 (データ更新:2025年03月07日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | 【1982年式】GPz550 | 59.2万円 | 3.5点 | ZX550A-012 | 3,681km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 【1982年式】GPz550 | 36.2万円 | 3.7点 | ZX550A-012 | 31,138km | ■ / ■ |
3 | 【1982年式】GPz550 | 34.7万円 | 4.0点 | ZX550A-011 | 55,966km | ■ |
4 | 【1982年式】GPz550 | 29.8万円 | 3.3点 | ZX550A-012 | 62,248km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

【1983年式】GPz550 上位20台の取引額 (データ更新:2025年03月07日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | 【1983年式】GPz550 | 45.7万円 | 3.7点 | ZX550A-015 | 26,029km | ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 【1983年式】GPz550 | 44.2万円 | 3.7点 | ZX550A-014 | 20,627km | ■ / ■ |
3 | 【1983年式】GPz550 | 43.2万円 | 3.8点 | ZX550A-016 | 10,609km | ■ / ■ |
4 | 【1983年式】GPz550 | 39.2万円 | 3.5点 | ZX550A-015 | 49,595km | ■ / ■ |
5 | 【1983年式】GPz550 | 39.2万円 | 3.2点 | ZX550A-014 | 20,583km | ■ / ■ |
6 | 【1983年式】GPz550 | 35.6万円 | 3.8点 | ZX550A-013 | 87,653km | ■ |
7 | 【1983年式】GPz550 | 30.3万円 | 3.2点 | ZX550A-016 | 27,224km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

【1984年式】GPz550 上位20台の取引額 (データ更新:2025年03月07日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

【1985年式】GPz550 上位20台の取引額 (データ更新:2025年03月07日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

GPz550【1981~85年】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年03月07日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | GPz550【1981~85年】 | 59.2万円 | 3.5点 | ZX550A-012 | 3,681km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | GPz550【1981~85年】 | 45.7万円 | 3.7点 | ZX550A-015 | 26,029km | ■ / ■ |
3 | GPz550【1981~85年】 | 44.2万円 | 3.7点 | ZX550A-014 | 20,627km | ■ / ■ |
4 | GPz550【1981~85年】 | 43.2万円 | 3.8点 | ZX550A-016 | 10,609km | ■ / ■ |
5 | GPz550【1981~85年】 | 39.2万円 | 3.5点 | ZX550A-015 | 49,595km | ■ / ■ |
6 | GPz550【1981~85年】 | 39.1万円 | 3.2点 | ZX550A-014 | 20,793km | ■ / ■ |
7 | GPz550【1981~85年】 | 36.1万円 | 3.7点 | ZX550A-012 | 31,455km | ■ / ■ |
8 | GPz550【1981~85年】 | 35.6万円 | 3.8点 | ZX550A-013 | 87,653km | ■ |
9 | GPz550【1981~85年】 | 34.6万円 | 4.0点 | ZX550A-011 | 56,537km | ■ |
10 | GPz550【1981~85年】 | 32.6万円 | 3.3点 | ZX550A-006 | 68,799km | ■ |
11 | GPz550【1981~85年】 | 30.1万円 | 3.2点 | ZX550A-016 | 27,774km | ■ |
12 | GPz550【1981~85年】 | 29.7万円 | 3.0点 | ZX550A-001 | 83,292km | ■ |
13 | GPz550【1981~85年】 | 29.5万円 | 3.3点 | ZX550A-012 | 64,153km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
