Z900【ZR900B型 2017~現行】毎週更新の買取査定相場
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Z900【ZR900B型 2017~現行】 に関するこのページの内容
Z900【ZR900B型 2017~現行】 買取査定に役立つ豆知識
ストリートファイタールックのミドルネイキッドとして2004年の「Z750」から進化を遂げて2018年4月に国内デビューしたのが「Z900」である。先代モデルは2013年デビューの「Z800」であり、徐々に排気量アップを実施しながら世代交代を果たしてきた形になる。
ちなみに海外では2017年から既に販売されており、国内展開は1年遅れとなった。
また、2017年12月から日本で販売されている1970年代の名車「ZI」をモチーフにしたネオクラシックスタイルの「Z900RS」は、本モデルをベースにした兄弟モデルである。
つまり、国内では「Z900RS」が先に発売されたが、「Z900」の方が先に登場したマシンということだ。
「Z900」のフレームは、先代モデル「Z800」のバックボーン型から新設計の軽量鋼管トレリスフレームへ変更。パワートレインは、DOHC4バルブの水冷4ストローク並列4気筒の948ccエンジンを搭載。ボア・ストロークは73.4mm×56mmだが、これは上位排気量の兄貴分モデル「Z1000」のエンジンをベースに77mmのボアを縮小することで排気量ダウンしたユニットである。最高出力は9,500回転で125馬力を発揮する。トランスミッションは6速リターン仕様。
足回りは、フロントに41mm倒立フォークを装備し17インチホイールにアキシャルマウントのダブルディスクブレーキを組合せている。リアはアルミ製スイングアームにホリゾンタルバックリンクサスを装着し、ホイールはフロントと同径の17インチにシングルディスクブレーキという仕様だ。
スタイリングは、「Z」シリーズの特徴である「Sugomi」デザインを採用しテールランプは「Z」形状に浮かび上がるLEDタイプとなっている。
ライバルモデルは同じくアグレッシブなデザインのストリートファイター、ヤマハ「MT-09」が比較対象になるだろう。本モデルのデビュー当時は、116馬力の845ccエンジンを搭載していた。排気量差もあることからパワー面は不利だったが、開発コンセプトが「シンクロナイズド・パフォーマンス・バイク」ということもあり優れたハンドリング性能で操る楽しさを味わえる。それで、とにかくパワーを求めるなら「Z900」、軽快なハンドリングを重視するなら「MT-09」という選択肢もありだろう。
「Z900」は発売開始以来、カラーチェンジを行いながら2020年モデルで最初のマイナーチェンジを実施。灯火類のフルLED化やトラクションコントロールを搭載、ETC2.0の標準装備化が行われた。その後も、カラーチェンジを実施しながら継続して販売されている。
買替や売る際の買取査定は、Z900の中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | Z900/ZR900B型/2021年モデル |
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発売年月 | 2021年1月 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,070mm 全幅 825mm 全高 1,080mm 重量 213kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 800mm 最低地上高 145mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4サイクル並列4気筒・125PS/9,500rpm・24km/L(60km/h走行時) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・17L |
新車販売価格 | 100万円(税抜) |
ジャンル | ストリートファイター |
【2018年式】 Z900毎週更新の買取査定相場
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【2018年式】 Z900 買取査定に役立つ豆知識
2018年に国内販売が始まったZ900。
先代モデルにZ800を持ちながら、エンジンはZ1000のものをベースにした水冷4サイクルDOHC4気筒4バルブを搭載。最高出力は125PS、燃費は18.5km/L(WMTCモード値)となっていた。
フレームにはZ800のバックボーンフレームから新たにトラスフレームへと変更、スイングアームはアルミ製となり、排気量と最高出力を向上しながらも車重は-19kgという大幅な軽量化が行われた。
カラーバリエーションにはキャンディパーシモンレッド×メタリックスパークブラック、パールミスティックグレー×メタリックスパークブラックの2色を設定。
新車販売価格は88万円だった。
売却をお考えなら買取査定は Kawasaki Z900 2018年モデル の価値に精通しているバイクパッションへ!
車名/型式/年式 | Z900/2BL-ZR900B型/2018年モデル |
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発売年月 | 2018年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 新登場 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2,065mm(幅)825mm(高さ)1,065mm(重さ)装210kg |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)795mm(最低地上高)135mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4サイクルDOHC4気筒4バルブ・125PS・18.5km/L(WMTCモード値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ式・インジェクション・17L |
新車販売価格 | 88万円 |
【2019年式】 Z900毎週更新の買取査定相場
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【2019年式】 Z900 買取査定に役立つ豆知識
カラーチェンジを受けて発売された2019年のモデルのZ900。
カラーバリエーションにはメタリックフラットスパークブラック×メタリックスパークブラック、メタリックムーンダストグレー×エボニーの2色を設定。
新車販売価格は先代モデルから据え置きの88万円だった。
ライバル車としては同クラスのネイキッドモデルであるヤマハ MT-09が挙げられる。同2019年モデルの最高出力は116PS、装備重量は193kgで出力ではZ900が優勢、しかし軽量なのはMT-09となっており、2大をパワーウェイトレシオで比較するとMT-09が1.66kg/PS、Z900が1.68kg/PSでミドルクラス並みの軽量ボディであるMT-09が数値では僅差で上回る結果となった。
売却をお考えなら買取査定は Kawasaki Z900 2019年モデル の価値に精通しているバイクパッションへ!
車名/型式/年式 | Z900/2BL-ZR900B型/2019年モデル |
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発売年月 | 2019年10月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カラーチェンジ |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2,065mm(幅)825mm(高さ)1,065mm(重さ)装210kg |
シート高・最低地上高(mm) | (長さ)2,065mm(幅)825mm(高さ)1,065mm(重さ)装210kg |
エンジン機構・最高出力・燃費 | (シート高)795mm(最低地上高)135mm |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 水冷4サイクルDOHC4気筒4バルブ・125PS・18.5km/L(WMTCモード値) |
新車販売価格 | 88万円 |
【2020年式】 Z900毎週更新の買取査定相場
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【2020年式】 Z900 に関するこのページの内容
【2020年式】 Z900 買取査定に役立つ豆知識
フルモデルチェンジを受けて発売された2020年モデルのZ900。
欧州の排ガス規制ユーロ5に対応、フロントマスクはよりアグレッシブな雰囲気を増し、電装系ではカワサキトラクションコントロールシステムや、スマートフォンとアプリ連携が可能なTFTフル液晶メーターを採用、国内向けのみETC2.0車載器を搭載。ヘッドライトと前後のウインカーにはLEDを採用した。最高出力は変更なく、車重は先代比で+2kgとなった。
カラーバリエーションにはメタリックスパークブラック×メタリックフラットスパークブラック、メタリックグラファイトグレー×メタリックスパークブラックの2色を設定。
新車販売価格は95万円となっていた。
航空機のような排気音に振り向けばZシリーズに共通したSugomiデザイン、そしてブレーキ時にはテールランプがZに鋭く光り、後ろ姿を見送る視線にカワサキ Zを強く印象付ける本車。国内向けモデルで所有感も高く、新車販売価格もは100万円を切りながら街中でお目にかかることがそう多くないのも不思議なものである。
売却をお考えなら買取査定は Kawasaki Z900 2020年モデル の価値に精通しているバイクパッションへ!
車名/型式/年式 | Z900/2BL-ZR900B型/2020年モデル |
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発売年月 | 2020年1月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | フルモデルチェンジ |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2,070mm(幅)825mm(高さ)1,080mm(重さ)装212kg |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)800mm(最低地上高)145mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4サイクルDOHC4気筒4バルブ・125PS・18.4km/L(WMTCモード値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ式・インジェクション・17L |
新車販売価格 | 95万円 |
【2021年式】 Z900毎週更新の買取査定相場
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【2021年式】 Z900 に関するこのページの内容
【2021年式】 Z900 買取査定に役立つ豆知識
国内で圧倒的な人気を誇るネオクラシックネイキッド「Z900RS」のベースともなった、本モデル「Z900」は、2021年式でカラーチェンジが行われた。
前年に実施された大幅なアップデートでは、トラクションコントロールや走行モード選択機能といった電子制御周りのアップデートが行われておりマシンの完成度が着々と高められているストリリーとファイターネイキッドだ。
2021年モデルのカラーバリエーションは、従来の2パターンラインアップから1カラーに縮小された。グラフィックデザインのリニューアルを受けた「メタリックスパークブラック×メタリックフラットスパークブラック」が採用されて、価格は5.5万円アップの110万円(税込)に設定された。
メカニカルな部分の変更は無く、エンジンは9,500回転で125馬力を発揮する948ccの水冷直列4気筒ユニットを搭載。最大トルクは7,700回転98Nmというスペック。重量は213kgとなる。
ライバルモデルとしては、海外メーカーマシンとなるがBMWモトラッドから登場したニューモデル「F900R」が比較対象になるだろう。スチール製ブリッジ構造フレーム採用する211kgの車体に搭載するエンジンは、895ccのDOHC4バルブ水冷並列2気筒ユニット。最高出力は8,500回転で105馬力を発揮。最大トルクは、6,500回転92Nmというスペック。メーターには、6.5インチの大型TFT液晶パネルを採用する。
ちなみに「Z900」も液晶メーターだが、サイズは4.3インチにとどまる。ただ、ネガポジ反転が可能なので昼夜問わず視認性は良い。
なおカラーチェンジを受けた2021年式「Z900」は、カワサキケアモデルにも指定されたことで新車購入後の手厚いメンテナンスサポートの対象にもなっている。
買替や売る際の買取査定は、2021年式 Z900の中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | Z900 /ZR900B型 /2021年モデル |
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発売年月 | 2021年1月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カラーチェンジ |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,070mm 全幅 825mm 全高 1,080mm 重量 213kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 800mm 最低地上高 145mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4サイクル直列4気筒・125PS/9,500rpm・18.4km/L(WMTCモード値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・17L |
新車販売価格 | 110万円(税込) |
【2022年式】 Z900/50周年記念毎週更新の買取査定相場
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【2022年式】 Z900/50周年記念 に関するこのページの内容
【2022年式】 Z900/50周年記念 買取査定に役立つ豆知識
異なる排気量クラスで展開する「Z」シリーズの中で、アッパーミドルレンジに位置する本モデル「Z900」だが、2022年モデルでは以下のアップデート受けている。
・排ガス規制適合
・SEグレード展開
・50周年アニバーサリーモデル設定
・カラーチェンジ
メカニカルな部分や機能装備面での変更は行われていないので、スペックや主要諸元は前年モデルと同じだが、型式が従来の2BL-ZR900B型から8BL-ZR900B型へ変わった。これは国内の令和2年排ガス規制に適合して継続生産が可能になったことを表している。
パワートレインは、948ccのDOHC4バルブ水冷直列4気筒エンジンを搭載。最高出力が9,500回転で125馬力、最大トルクは7,700回転で98Nmを発揮する。
なお今回の2022年モデルでは、上級グレードの「SE」タイプが設定された。足回りを中心に強化された豪華仕様で、通常タイプと異なるディテールは以下の通り。
・ブレンボ製フロントブレーキ
・ニッシン製ラジアルポンプ式マスターシリンダー
・オーリンズ製S46リアサスペンション
・圧側減衰調整式フロントフォーク
エンジンスペックはスタンダードグレードと同じで、価格は通常タイプより17.6万円高の132万円(税込)で発売された。
さらに1980年代に展開された「Z-GP」や「GPz」を彷彿とされる「ファイアークラッカーレッド」のカラーリングやシボ入りシートを採用する「Z」シリーズ50周年記念モデルも展開。こちらは121万円(税込)。
そして、通常タイプは「パールロボティックホワイト×メタリックマットグラフェンスチールグレー」の1カラーを設定。価格は4.4万円の値上げが行われ114.4万円(税込)となった。
買替や売る際の買取査定は、2022年式 Z900の中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | Z900 50th アニバーサリー /ZR900B型 /2022年モデル |
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発売年月 | 2022年4月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 排ガス規制適合・カラーチェンジ |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,070mm 全幅 825mm 全高 1,080mm 重量 213kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 800mm 最低地上高 145mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4サイクル直列4気筒・125PS/9,500rpm・18km/L(WMTCモード値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・17L |
新車販売価格 | 121万円(税込) |
【2023年式】 Z900毎週更新の買取査定相場
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【2023年式】 Z900 に関するこのページの内容
【2023年式】 Z900 買取査定に役立つ豆知識
前年モデルで、足回りに豪華パーツを標準装備する「SE」グレードを展開したスーパーネイキッド「Z900」は、2023年式でカラーチェンジを実施。
新たにレッドのフレームとホイールを採用する「メタリックファントムシルバー×メタリックカーボングレー」を展開。グラフィックデザインもリニューアルされた。
メカニカル機構のアップデートは無く、125馬力仕様の948㏄水冷4気筒エンジンを搭載。「エキサイティング&イージー」というコンセプト通り、クイックでリニアな応答性を備えるパワートレインは刺激的な走りを実現。
足元は41mmの倒立フォークをフロントに装備して、カワサキオリジナルのトラクションコントロール「KTRC」も搭載することで、大型バイク初心者でも安心して駆れるコントローラブルなマシン特性に仕上がっている。
コクピットには、視認性に優れたフルデジタルTFT液晶のメーターを採用してマシンコンディションを正確に確認できる。Bluetooth経由でスマホとの連携機能も搭載している。
同クラスのライバルとしては海外モデルだが、ドゥカティの「モンスター 937」も非各校に挙げられる。FRP製リアフレームを採用することで188kgという軽量仕上げの車体が搭載するエンジンは、937ccの水冷90度Vツインユニット。最高出力は9,250回転111馬力で、最大トルクは6,500回転93Nmというスペック。フロントサスペンションは、43mmの大径倒立フォークをセットする。パワーウェイトレシオは「モンスター937」が優れている。スペックやVツインのフィーリングを求めるなら「モンスター 937」、4気筒の滑らかな吹け上がりと刺激的なエキゾーストサウンドが好みなら「Z900」といったところだろう。なお2023年式の「Z900」は、前年から2.2万円の値上げが行われ116.6万円(税込)で発売された。
買替や売る際の買取査定は、2023年式 Z900の中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | Z900 /ZR900B型 /2023年モデル |
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発売年月 | 2022年11月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カラーチェンジ |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,070mm 全幅 825mm 全高 1,080mm 重量 213kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 800mm 最低地上高 145mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4サイクル直列4気筒・125PS/9,500rpm・18km/L(WMTCモード値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・17L |
新車販売価格 | 116.6万円(税込) |
【2024年式】 Z900毎週更新の買取査定相場
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【2024年式】 Z900 に関するこのページの内容
【2024年式】 Z900 買取査定に役立つ豆知識
「Sugomi」デザインでアグレッシブなスタイルを表現する「スーパーネイキッド」シリーズ「Z」においてフラッグシップに位置するのが、「Z900」だ。カワサキオリジナルのトラクションコントロールとパワーモードを組合せる「インテグレイティッドライディングモード」でエンジンを制御して滑らかなフィーリングからパンチの効いたレスポンスまで快適性と刺激的な走りの両方を楽しめるストリートファイターである。
なお2024年式に関してはカラーチェンジが行われた。日本国内向けに用意されたカラーリングと価格は以下の通り。
・新色「キャンディーパーシモンレッド×エボニー」 127.6万円(税込)
レッド仕上げのフレームと前後ホイールのカラーは2023年モデルから継続となるが、カウルパネル類は前年のシルバー×ブラックにレッドの差し色という組み合わせからレッド×ブラックにホワイトの差し色という配色に変更された。そしてグラフィックデザインもリニューアルされている。価格は前年比で11万円アップとなった。
カラーリングとグラフィックデザインの他に変更ポイントは無く、主要諸元は前年と同じ。
トレリスフレームに搭載するパワーユニットは、948ccのDOHC4バルブ水冷並列4気筒ユニットで、9,500回転125馬力仕様。最大トルクは7,700回転で98Nmに到達する。
足回りはフロントが41mm径の倒立フォークで、リヤはホリゾンタルバックリンク式モノショックという構造。
ちなみに2024年式は下位排気量クラスの弟モデル「Z650」も本モデルと同じカラーリングを採用していた。エンジンは68馬力で、フロントサスペンションが正立フォークなど、各部の違いはあるが、サイズ感や本モデルより約25万円リーズナブルな価格といった要素が魅力的に感じるライダーもいることだろう。
買替や売る際の買取査定は、2024年式 Z900の中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | Z900 /ZR900B型 /2024年モデル |
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発売年月 | 2023年11月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カラーチェンジ |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,070mm 全幅 825mm 全高 1,080mm 重量 213kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 800mm 最低地上高 145mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4サイクル並列4気筒・125PS/9,500rpm・18km/L(WMTCモード) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・ 17L |
新車販売価格 | 127.6万円(税込) |
【海外仕様 2017年~】Z900毎週更新の買取査定相場
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【海外仕様 2017年~】Z900 に関するこのページの内容
【海外仕様 2017年~】Z900 買取査定に役立つ豆知識
2017年に欧州で先行してリリースされたZ900。「SUGOMI」デザインを採用したZシリーズのなかでもZ1000の弟分な立ち位置のストリートファイターで、Z900RSのベースとなったモデルとしても知られている。基本スペックはZX-9Rをルーツに持つ排気量948ccの最大出力は125馬力・最大トルク10.1lkgf.mでABSが標準装備され2020年からはトラクションコントロールも追加で装備された。
Z900RSの爆発的な人気に押されてしまうが基本性能は非常に高く兄弟車のZ900RSと比べると刺激的で、兄貴分のZ1000と比較するとマイルドで扱いやすいバランスの良いバイクと言えるだろう。これは2004年に登場したZ750から引き継がれてきた特徴でライダーのレベル、走るシチュエーションを選ばないフレンドリーな特性を持ち合わせながらもストリートファイターらしい刺激的な部分も持ち合わせている。
海外ではコンパクトで扱いやすく、アグレッシブなスタイルのスーパーネイキッドとして認知されており低い値段設定もあり初心者からベテランまでZ900は日本以上に人気のあるモデルである。ライバル車種であるヤマハ・MT-09やトライアンフのスピードトリプルと比べられることが多くZ900RSとは立ち位置も比較対象も違うバイクと認知されている。
年を追うごとに改良が施されており、2020年にはEDへッドライト、トラクションコントロール、ライディング選択モード、国内仕様にETC2.0が追加される。その後2022年には型式が8BL-ZR900Bに代わり排ガス規制に対応、翌年の2023年にはTFTカラー液晶メーターと変更がなされておりカワサキが単にZ900RSのベースモデルとしてではなく海外のニーズに応えるべく絶えずに進化を続けている。
特別仕様の「SE」には減衰調整機構付きの大径フロントフォーク、オーリンズ製リモートプリロード付きリヤショック、ブレンボ製フロントキャリパーを装備してさらに乗り心地と戦闘力の底上げがされたモデルが展開された。
国内の中古車数は少な目ではあるが元々の新車価格が手頃なのも相まって相場はそれ程高くなく、大型バイク初心者からベテランライダーまで幅広い層にマッチするであろうZ900の買替や買取のご相談はバイクパッションへ!
車名/型式/年式 | Z900/ZR900BE/2017年式 |
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発売年月 | 2017年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 新登場 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2065(幅)825 (高さ)1065 (重さ)210 |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)795(最低地上高)130 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークDOHC4気筒・125馬力(9500回転)・WMTCモード値18.5km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフスターター式・インジェクション・17リットル |
新車販売価格 | $9,899 |
実働車【年式別 平均取引額】 Z900【ZR900B型 2017~現行】
【年式別】平均買取額の目安
【実働車|過去5年間の買取相場の推移】 Z900【ZR900B型 2017~現行】
【平均買取相場の変動】
取引台数
実働車【年式別|買取相場の推移】 Z900【ZR900B型 2017~現行】
-
2017年~ 海外仕様 -
2023年式 -
2021年式 -
2020年式 -
2018年式
【平均買取相場の変動】
対前年比 | 対3年前比 | 2024年の取引台数 | |
2017年~ 海外仕様 | -3 % | +12 % | 1台 |
2023年式 | +4 % | - % | 6台 |
2021年式 | -7 % | +30 % | 23台 |
2020年式 | +7 % | -12 % | 12台 |
2018年式 | -1 % | -8 % | 5台 |
【状態別の取引額】 Z900【ZR900B型 2017~現行】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
84.3万円
77.5万円
2台
平均
最低
取引
79.0万円
65.2万円
13台
平均
最低
取引
72.9万円
59.2万円
42台
平均
最低
取引
63.5万円
51.2万円
50台
平均
最低
取引
54.0万円
44.6万円
4台
平均
最低
取引
40.6万円
40.6万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
42.1万円
42.1万円
1台
【走行距離別の取引額】 Z900【ZR900B型 2017~現行】
【走行距離別買取額の目安】
0〜4999km | 最高 | 94.2万円 | 27台 |
平均 | 76.8万円 | ||
最低 | 40.6万円 | ||
0.5〜1万km | 最高 | 95.8万円 | 35台 |
平均 | 70.9万円 | ||
最低 | 59.8万円 | ||
1〜2万km | 最高 | 100.0万円 | 27台 |
平均 | 66.0万円 | ||
最低 | 55.8万円 | ||
2〜3万km | 最高 | 71.6万円 | 14台 |
平均 | 60.4万円 | ||
最低 | 51.2万円 | ||
3〜5万km | 最高 | 59.2万円 | 8台 |
平均 | 55.6万円 | ||
最低 | 44.6万円 | ||
不明 メーター改 |
最高 | 60.6万円 | 1台 |
平均 | 60.6万円 | ||
最低 | 60.6万円 | ||
【カラー別の取引額】 Z900【ZR900B型 2017~現行】
- ■
- ■
- ■ ■
- ■ ■
- ■ ■
- その他
【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 67.2 万円 | 51台 | |||
■ | 62.5 万円 | 12台 | |||
■ / ■ | 67.7 万円 | 9台 | |||
■ / ■ | 63.7 万円 | 8台 | |||
■ / ■ | 61.6 万円 | 6台 | |||
その他 | 77.8 万円 | 26台 |
【実働車の取引価格帯】 Z900【ZR900B型 2017~現行】
【取引価格帯と構成比】
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
Z900【ZR900B型 2017~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年09月27日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 100.2万円 | 5.7点 | ZR900B-059 | 14,285km | ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 96.0万円 | 6.8点 | ZR900B-057 | 5,384km | ■ |
3 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 94.4万円 | 6.3点 | ZR900B-057 | 2,701km | ■ |
4 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 93.2万円 | 6.8点 | ZR900B-061 | 2km | ■ / ■ |
5 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 91.2万円 | 7.5点 | ZR900B-059 | 328km | ■ |
6 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 90.3万円 | 5.8点 | ZR900B-057 | 1,126km | ■ |
7 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 90.1万円 | 6.8点 | ZR900B-057 | 3,825km | ■ |
8 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 85.9万円 | 5.2点 | ZR900B-057 | 2,141km | ■ |
9 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 85.6万円 | 7.0点 | ZR900B-057 | 7,468km | ■ |
10 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 83.6万円 | 6.7点 | ZR900B-059 | 769km | ■ / ■ |
11 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 81.4万円 | 5.8点 | ZR900B-055 | 3,264km | ■ |
12 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 81.1万円 | 6.0点 | ZR900B-050 | 1,073km | ■ / ■ |
13 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 79.9万円 | 6.0点 | ZR900B-050 | 7,666km | ■ |
14 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 77.7万円 | 5.3点 | ZR900B-050 | 2,943km | ■ |
15 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 77.4万円 | 7.8点 | ZR900B-057 | 1,074km | ■ |
16 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 76.4万円 | 6.7点 | ZR900B-057 | 1,787km | ■ |
17 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 76.4万円 | 6.5点 | ZR900B-055 | 9,288km | ■ |
18 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 76.3万円 | 5.5点 | ZR900B-055 | 5,442km | ■ |
19 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 76.2万円 | 5.7点 | ZR900B-030 | 3,702km | ■ / ■ |
20 | Z900【ZR900B型 2017~現行】 | 76.0万円 | 6.2点 | ZR900B-055 | 751km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています