第二次世界大戦前である1938年に誕生した伝説的な名車Speed Twin(スピードツイン)の名を受け継ぎ、トライアンフ製モダンクラシックのラインナップに加わることとなったのが、2019年リリースの本機スピードツイン。

2018年モデルのスラクストンRをベースとし、同車の水冷パラレルバーチカルツイン1,200ccエンジンを採用。最高出力97PSのパワーは本機とスラクストンRのみに施されたチューニングによるもので、非常に安定したパワーカーブを描くもの。特にトルク特性は秀逸と言えるもので、ピーク値となる112Nmを発揮するのは4,750回転ですが、極低速域からでも100Nm以上の図太いトルクを発揮するのがその他モデルとの大きな差異となっております。この数値はクラッチレバーの簡単な操作だけで100km/h以上の速度域でのワインディングを楽々こなせるものであり、旧き善きオールドスタイルながらも中身は現代テクノロジーに裏打ちされたコーナリングマシンというのが堪らない魅力だと言えるでしょう。

パワートレインだけではなく、スラクストン1200R比で6kg以上のシェイプアップを果たした軽量ボディや最新の電子制御デバイス等によるセットアップ、高い位置に配置されたフットペグなども大きな見所。単なるスラクストン1200Rから流用したシャーシではなく、マグネシウム合金などを適宜取り入れることにより、装備重量では10kg以上の軽量化を実現。持ち味であるフラットなトルク特性はどのような悪条件下でも器用にこなせる優れたものですが、これにレイン、ロード、スポーツの3つから選べるライディングモードとトラクションコントロール、トルクアシストクラッチをセットアップしたことにより、スイッチ操作されできれば誰もが安全で快適な転倒知らずのスポーツライドが堪能できるほど。鋳造アルミホイールをおごりつつも、カヤバ製の軽やかな操縦性と十分な衝撃吸収性を備えた41mm径フロントフォークとプリロード調整機構付のリアショックでローコスト&ハイパフォーマンスを両立している点も良く、2019年のデビュー時は消費税込みで160万円というロープライスを実現してみせたのは見事と言うほかありません。このロープライス化実現のため、ブレーキシステムはフロントが305mm径ダブルディスクにブレンボ製4ポットキャリパー、リアにはニッシン製2ポットキャリパーという構成ですが、ABSシステムの介入具合が絶妙で、路面状況等に関わらず頼もしい制動力を発揮してくれるのが心強いところ。

2023年モデルではストリートツインが「スピードツイン900」となったのを機に名称を「スピードツイン1200」へと変更するなど、以下のカラーリング設定と仕様変更にて販売を継続。
・2019年　新登場　コロシレッド&ストームグレイ/シルバーアイス×ストームグレイ/ジェットブラック
・2021年　マイナーチェンジ(マルゾッキ製倒立フロントフォーク・ブレンボ製前後ブレーキ採用)　レッドホッパー/マットストームグレー
・2022年　コラボ記念モデルの「Breitling Limited Edition」を270台限定で追加
・2023年　名称を「スピードツイン1200」へ変更　マットバハオレンジ/レッドホッパー/ジェットブラック
・2024年　特別仕様車「Red ステルスエディション」追加

現在の中古バイク市場においては、ドゥカティ・スクランブラークラシック、BMW・R nineTピュア、ヤマハ・XSR900といった販売面におけるライバルに対し、年式等による下落の幅は比較的少ない状況。2024年初時点での業者間オークションにおける取引記録では、全年式を対象とした集計で実動車35台のデータがあり、平均取引価格は108万7000円。2024年初に使用感が強く走行距離がかさんだ2019年モデルが出品され、69万8000円という結果に終わったことで平均値は下がってしまったものの、依然として高いリセールバリューを維持しております。傾向としてはノーマル車が非常に強く、オリジナル度の高さが車両評価額に直結しやすい、と考えて頂いて差し支えございません。ただし、トライアンフ純正オプション装着によるカスタムは例外となっており、スタイリッシュな外観に合わせたタンクバッグなどはプラス評価となるケースが多く、よほど極端なカスタム車でもない限りは一定以上の高値に期待できるでしょう。

リッタークラスでは稀有なモダンクラシックであるスピードツインおよびスピードツイン1200で高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、激戦区の欧州市場向けである本機ならではの車両構成と外車全般に関する深い知識、買い手の好みが分かれやすい外車特有の事情を把握した上で再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。程度状態のよいノーマル車、こだわりのカスタム車、不幸な事故に遭ってしまった不動車など、オーナー様からのご期待に全力でお応えさせていただくことをお約束いたします。

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解説記事更新日：2024年02月17日

英国産モーターサイクルの至宝として知られ、今では伝説の名車のひとつに数えられる500Tスピードツイン。1938年、コベントリー時代の工場で生まれたこの名車の名を継承し、最新のバーチカルツイン1,200ccエンジン搭載モデルとして復活を遂げたスピードツイン。

スラクストン1200Rとは同一のエンジンとシャーシを用いた兄弟分の間柄で、極めてナチュラルなパワーカーブを発揮するエンジンと王道のロードスタースタイルスタイルに仕上げているのが最大の特徴。極低回転域から発揮される図太いトルクに加え、200kgを切る軽量な車体と反応の良いカヤバ製前後サスにより、モダンクラシックとしては当代きってのコーナリングマシンに仕上げられております。フロントブレーキはブレンボ製、リアにはショーワ製という変則的な組み合わせですが、制動力・耐久性ともに十分な水準を持っており、前後連動式のABSシステムの絶妙な介入で全く危なげなく狙った位置で止まれるところも玄人好みなポイント。伝統のロードスターらしいルックスはしっかりと継承しつつも、3パターンの出力特性から選べるライディングモードにトラクションコントロールなど、最新の電子制御を用いた車体コントロール性の高さも長所のひとつで、全回転域で100Nm以上のトルクを発生するパワフルさでありながら、軽いハンドリングと車体によるキビキビとした走りができるのは実に秀逸。大排気量バーチカルツインならではのトルクフルな走りと、軽快なコーナリング性と車体コントロール性、そして何よりも眺めるだけでうっとりとさせるようなスタイリッシュな見た目と、オーナー満足度が高い一台だと言えるでしょう。

現在の中古バイク市場においては、2024年初時点の業者間オークションにおける実動車の平均取引価格は86万7000円となっており、対前年比では29%の低下に。ただし、この数値は走行距離約4万kmに迫る使用感が色濃い車両が2023年末に出品されたことによるもので、走行距離1万km以内の車両は80万円以上の高値を維持しており、決して低いということはございません。2023年内を対象とした集計では、トライアンフ純正タンクバッグなどを装着したほぼノーマルに近い個体が107万円強で落札されいるという事実を踏まえると、中古市場での基本評価額の高さがご理解いただけるかと思います。
2019年モデルにはコロシレッド&ストームグレイ、シルバーアイス×ストームグレイ、ジェットブラックの3色が設定されましたが、現状ではカラーリングによる評価額の差はほとんどなく、純粋にコンディションの良し悪しが評価額に直結すると考えてよいでしょう。これはモダンクラシックというジャンルの車両全般に言えることですが、オールドスタイルが魅力のモデルゆえ、カスタム車と比べノーマル車の方が高評価となりやすく、オリジナルのスタイルを損ねていないことが買取価格の高さに繋がる最重要ポイントとなります。現時点ではドゥカティ・スクランブラークラシックなど、リリース当時のライバル車よりも値下がり幅は小さく、できるだけ高く手放したいとお考えのオーナー様にとっては売り時となっております。

最新技術を投入し往年の名車を現代的に復刻したスピードツイン 2019年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、激戦区の欧州市場向けである本機ならではの車両構成と外車全般に関する深い知識、買い手の好みが分かれやすい外車特有の事情を把握した上で再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。程度状態のよいノーマル車、こだわりのカスタム車、不幸な事故に遭ってしまった不動車など、オーナー様からのご期待に全力でお応えさせていただくことをお約束いたします。

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解説記事更新日：2024年02月16日

王道的なロードスタースタイルにて見事なデビューを飾ったスピードツイン、2020年モデルは諸元・カラーリングともに変更はなく、キャリーオーバーの形で販売を継続することに。

この年は量販車最大排気量を誇ったロケットⅢが大幅なアップデートを実施し、ロードスタータイプのロケット3R、GTスタイルのロケット3GTと、キャラクター性の異なる2タイプとして新登場。また、本機スピードツインとはシャーシとエンジンを共通コンポーネントとして持つ兄弟分・スラクストン1200Rの最上位モデルとして、スラクストンRSが登場。スピードツイン&スラクストンR比で8PSアップのチューンドエンジンと「ロードスター」を意味するRSの名を付与され、モダンクラシックとしては類稀な旋回性能を有するコーナリングマシンとして大きな反響を呼びました。

トライアンフにとっては注目モデル満載の一年となり、前述のスラクストンRSで行われたエンジンのハイパワー化がフィードバックされた翌2021年には本機スピードツインもモデルチェンジを実施。最高出力100PS/7,250rpm・最大トルク112Nm/4,250rpmの新パワーユニットが実装されたことを踏まえると、本機にとっても意義のある一年であったと言えるでしょう。

現在の中古バイク市場においては、販売体制が整ったこともあって全年式中最多台数が流通している状況ではあるものの、程度状態の良い車両が大多数を占めております。その一方。業者間オークションでは2024年初時点で実動車12件の取引記録があり、平均取引価格は100万円と大きな値崩れは起きておらず、オーナー満足度の高さにも納得のいく高い相場水準を維持しております。ただし、これは程度状態の良いフルノーマル車が多数を占めての結果であり、年を追うごとに少しずつ相場が低下していることもまた事実で、2023年の暮れに出品された車両は走行距離が2万6000kmと嵩んでいたこと、細かいキズと点サビがフロントフォークに散見される状態が響き、最終落札価格は70万3000円という厳しい結果となってしまいました。これらの全体的なデータを踏まえると、オーナー満足度・完成度共に高いモデルではあるものの、年式を追う毎に低下する現行モデルのセオリー通りで、できるだけ高く手放したいと考えておられるオーナー様にとっては早い時期に査定を受けることが望ましいと言えるでしょう。

前年からのキャリーオーバーとなったスピードツイン 2020年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、激戦区の欧州市場向けである本機ならではの車両構成と外車全般に関する深い知識、買い手の好みが分かれやすい外車特有の事情を把握した上で再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。程度状態のよいノーマル車、こだわりのカスタム車、不幸な事故に遭ってしまった不動車など、オーナー様からのご期待に全力でお応えさせていただくことをお約束いたします。

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解説記事更新日：2024年02月16日

デビューから数えて3年目を迎えることとなったスピードツインは、2021年モデルにて初となる仕様変更を実施。前年に登場したスラクストンRSで培ったエンジン出力向上のノウハウに構成パーツの見直しを図り、モデルチェンジに匹敵する大掛かりなアップデートを行いました。

この2021年に行われた最大の変更点はフロントフォークで、従来のカヤバ製41mm径正立式フロントフォークをマルゾッキ製の43mm径倒立式へと変更。同時に前後ブレーキをブレンボ製M50ラジアルモノブロックキャリパーとした上で、新型のアルミ製鋳造ホイールとメッツァラー製Racetec RRタイヤをキャスティング。その他ハンドルバーを20mm延長しシート位置の調整を行ってのライディングポジションの見直しなど、多岐に渡る変更にてハンドリングと運動性能を大幅に強化することに。また、前年に登場したスラクストンRSで培ったハイパワー化のノウハウを基に、新型の高圧縮ピストンとポート改良によって最高出力を100PS/7,250rpmにまで引き上げることに成功しました。最高出力発生回転数が500引き上げられ、より高回転型となってはいるものの、極低速時から発揮される図太いトルクに変わりはなく、純粋にトップスピードを強化した内容だと言えるでしょう。

この大掛かりなアップデートに伴い、従来は160万円からであった新車販売価格は168万6000円(共に税込み)へと改定され8万6000円のアップ。とは言え、実質的なフルモデルチェンジと言えるレベルのアップデートであることを踏まえると、この価格差はバーゲンプライスだと言っても過言ではないほど。カラーリングもレッドホッパー、マットストームグレー、ジェットブラックへ刷新され、前年にて生産終了となった姉妹車・スラクストンRに代わるモダンクラシックの看板モデルと言うべき存在へと進化しました。

現在の中古バイク市場においては、3年目の車検を間近に控えた2023年末ごろから業者間オークションの場に出品されるケースが見られるようになったものの、走行距離が浅く程度状態の良い車両が多数で相場は高水準。2024年初時点における業者間オークションの取引記録では、実動車の平均取引価格は106万6000円。前年の2020年モデルと比べ、7万円近くの差をつける形で取引が行われております。カラーリングによる評価額差はさほどないものの、万人受けしやすいマットストームグレーとジェットブラックの方が入札数が伸びる傾向にあり、純正オプションのタンクバッグを装着した走行距離3,700kmの車両が117万円台を記録。前年モデルまでと同様、ノーマルに近い個体ほど入札数が伸びる傾向に変わりはなく、当該オーナー様にとっては非常に興味深いデータとなっております。マルゾッキ製フォークや前後ブレンボ製ブレーキ化など、大規模な諸元変更となったことに加え、高年式による優位性が働いていることは間違いないものの、2024年の年明けからは業者間オークションに2023年以降のモデルが多数の出品されるようになり、この2021年モデルを含む従来モデルの値下がりが予想される状況。これらを踏まえると、高額で売りたい、ニューモデルへ買い換えたい、とお考え中のオーナー様にとっては値崩れ前の今が最高値で売り抜けるチャンスだと言えるでしょう。

事実上のモデルチェンジと言えるアップデートが施されたスピードツイン 2021年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、激戦区の欧州市場向けである本機ならではの車両構成と外車全般に関する深い知識、買い手の好みが分かれやすい外車特有の事情を把握した上で再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。程度状態のよいノーマル車、こだわりのカスタム車、不幸な事故に遭ってしまった不動車など、オーナー様からのご期待に全力でお応えさせていただくことをお約束いたします。

トライアンフ・スピードツイン 2021年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はトライアンフ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年02月17日

前年の2021年モデルにて大幅な仕様変更を実施したスピードツイン、トライアンフの創業120年目を迎えた2022年モデルでは、スイスの高級時計メーカーであるBreitling(ブライトリング)との特別コラボレーションに伴う特別限定モデルを投入しての販売継続となりました。

この年は創業120周年記念イベントとして、モンスターエナジー・イギリスGPで行われた同社の名機たちによるパレード走行など多くのイベントが開催されましたが、本機にとってもっとも大きかったのはスイスの老舗時計メーカー・ブライトリングとの120周年記念特別コラボレーション限定モデル「Breitling Limited Edition」が投入されたこと。世界限定でわずか270台の生産販売となったこのモデルは、サンダーバードT6のポリクロマティックブルーをカラーリングとしてチョイス。黒のタンクラインに「Breitling」のレタリング文字を走らせたグラフィックにブライトリングのクロノグラフをオマージュした特別仕様のメーターパネル、エンジンに刻まれた「B」のブランドビレットにグロスブラックスプリング付のオーリンズ製ツインサスなどでスペシャル感の強い一台となりました。トライアンフからはニック・ブロアー、ブライトリングからはジョージ・カーンの二人のCEOによるサイン入り鑑定書が付属し、ハンドルバークランプにはシリアルナンバーを打刻。このモデル購入者限定として、「Top Time Triumph Speed-Twin Edition」と命名された特別限定クロノグラフがブライトリングからも販売され、創業120周年目の節目を祝うものとなりました。

諸元的には前年から変更はなく、カラーリングも全て継続。事実上のキャリーオーバーではあったものの、ドゥカティ・スクランブラークラシック、ヤマハ・XSR900といったセールス面でのライバルがカタログアウトしたことにより、BMW・R nine T ピュアとシェアを二分する形で2022年という年を締めくくることに。

現在の中古バイク市場においては、2021年から事実上のキャリーオーバーであることから、ほぼ2021年モデルと同じ水準での取引が常態化しつつあり、2024年初時点における業者間オークションの場での平均取引価格は100万円強。2021年モデルよりも平均値は下がりましたが、取引記録が残る車両は全て走行距離が7500kmを超えた使用感のある車両となっており、この点を考慮すると年式による差異はほぼないと考えて差し支えないほど。ただし前述のBreitling Limited Editionに関しては話が変わり、世界限定270台というプレミアモデルという性質上、それなりのプレミア価格がつくと考えてよいでしょう。スピードツイン自体が今日現在も生産販売が続けられている現行モデルである性質上、両CEO署名による鑑定書付属など、完全に購入時そのままの付属品がついたオリジナル車であることが大前提となりますが、その価値については言わずもがな。標準モデルに関しては、中古バイク市場に2023年以降のモデルが大量に流入し始めていることを踏まえると今後は大きく値下がりする可能性が色濃く、高額売却を希望されるオーナー様は早め早めのご決断が良い結果につながると言えるでしょう。

高級時計メーカーとの異色のコラボが行われた創業120周年という節目のイヤーモデルであるスピードツイン 2022年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、激戦区の欧州市場向けである本機ならではの車両構成と外車全般に関する深い知識、買い手の好みが分かれやすい外車特有の事情を把握した上で再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。程度状態のよいノーマル車、こだわりのカスタム車、不幸な事故に遭ってしまった不動車など、オーナー様からのご期待に全力でお応えさせていただくことをお約束いたします。もちろん、プレミア車両のBreitling Limited Editionに関しては国内最高値での高額買取にもご期待頂けること間違いなし。

トライアンフ・スピードツイン 2022年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はトライアンフ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年02月17日

デビューから数えること5年目を迎えた2023年、排気量900ccのストリートツインが弟分として「スピードツイン900」に改名したことと合わせ、名称変更を実施。新たに「スピードツイン1200」をいう識別符を付与された上での販売継続となりました。

諸元上での変更はなかったものの、この年はマットバハオレンジ、レッドホッパー、ジェットブラックの3色を設定してのお色直しを実施。2020年より姿を消したライバル・スクランブラークラシックに代わり、ドゥカティからは水冷デスモエンジンを搭載したハイパワーを誇るモンスター937SPが新登場すると同時に、本機最大のライバルと言えるBMW・R nineTピュアもBMW創業100周年記念モデルが追加され、販売面では少々苦しい展開を強いられることとなってしまいました。

2023年はトライアンフが普通二輪クラスの市場へ正式に参戦の名乗りを上げた年でもあり、本機のキャラクター性を受け継いだスピード400とレトロスタイルのスクランブラー400Xがラインナップ入り。どちらも広義ではモダンクラシックに属することもあり、本機のDNAを継承した弟分とも言うべき存在として日本市場を沸かせることに。ホンダ・GB350やカワサキ・エリミネーターSE、ハーレーダビッドソン・X350など、ライバル勢は非常に強力ですが、大型バイク専門メーカーとして名高かったトライアンフが400ccクラスモデルを輩出したという事実は殊の外大きく、アジア市場全体を活性化させる良いニュースとなりました。

現在の中古バイク市場においては、2023年の暮れ前後からディーラー店での展示車両を含む多くの車両が出品されるケースが目立つようになり、全年式を通じて流通台数は最多の状態。2024年初時点における業者間オークションの取引記録を見てみますと、実動車は12台に及び、その平均取引価格はおおよそ125万円。総合評価の平均値は「超極上車」を示す7.3点となっており、走行距離3,000km未満のフルノーマル車であればこれに近い評価額が見込めると考えてよいでしょう。モダンクラシックとしての完成度の高さゆえ、オリジナルのスタイリングを大きく崩したようなカスタム車は取引事例がないものの、ノーマルに近い状態であるほど高値がつきやすいという傾向に変わりはなく、純粋に車両状態とオリジナル度が車両評価額に直結する、と考えて頂いて間違いございません。今後は2024年以降のモデルが流入することによる早期の相場下落も十分考えられるため、最新モデルへの乗り換えや高額売却を希望されるオーナー様は、買取査定だけでも早めに受けてみることを強くおすすめいたします。

排気量の異なる弟分たちが登場することとなったスピードツイン 2023年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、激戦区の欧州市場向けである本機ならではの車両構成と外車全般に関する深い知識、買い手の好みが分かれやすい外車特有の事情を把握した上で再販売による利益が出せる販売力など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。程度状態のよいノーマル車、こだわりのカスタム車、不幸な事故に遭ってしまった不動車など、オーナー様からのご期待に全力でお応えさせていただくことをお約束いたします。

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解説記事更新日：2024年02月17日

前年にモデル名称が変更されて「スピード」のネーミングが採用された本機「スピードツイン 1200」だが、2024年式ではカラーチェンジが行われると同時に特別な塗装を施された限定シリーズ「ステルス エディション」も用意された。
この「ステルス エディション」は、「モダンクラシック」カテゴリに属するマシンのうち8機種に適用された特別仕様で、燃料タンクに鏡面シルバー塗装をベースとして施して、さらにハンドペイントでグラデーションとキャンディカラーを重ねていく手法だ。
この限定モデルも含めて2024年式の「スピードツイン 1200」国内仕様は以下のカラーと価格でラインアップ。

・継続「ジェットブラック」　174.9万円(税込)
・新色「マットアイアンストーン×マットストームグレー」　178万8,600円(税込)
・新色「カーニバルレッド×ストームグレー」　178万8,600円(税込)
・限定「サファイアレッド×シルバーレッド」　181.7万円(税込)

カラーバリエーションの変更の他にアップデートは無く、メカニカルは前年通りのため主要諸元も変わっていない。270度クランクの1,200㏄水冷SOHC4バルブバーチカルツインは、7,250回転で100馬力ジャストを発生する。最大トルクは、4,250回転112Nmという力強いスペック。駆動系統は6速ギヤボックスでマシンの右サイドにレイアウトするドライブチェーンで後輪に動力を伝える構造だ。

足回りは、フロントにマルゾッキの43mm正立フォークをセットして、リヤはプリロード調整式ツインショックを両持ちスイングアームに装備。計器類も丸型メーターをツインで設置するスタイルで、各部に往年のオートバイらしい要素を取り入れる王道スタイルのロードスポーツマシンだ。

買替や売る際の買取査定は、2024年式 スピードツイン 1200の中古価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年06月29日