1982年、ホンダの50ccクラスでの高級スポーツスクーターとして発売されたLEAD50。当時プロテニスプレーヤー、ビヨン・ボルグ選手をCMに起用して話題を呼んだ。
83年のマイナーモデルチェンジでエンジンのシリンダーポートの形状を変更、二極プラグの採用、音速ノズル型エキゾーストポートや、新形状のマフラーの採用などで最高出力を5ps→5.5ps、さらに燃費を75Km/L→84Km/Lに向上、84年のモデルチェンジではエキゾーストパイプ並びに掃気ポート部のセッティングを熟成し、最高出力を5.5ps→6.2psに向上さらに燃費は80km/L→84km/Lに向上している。また、サスペンションにはフロントブレーキをかけた時のつんのめりを低減させるアンチダイブ機構と油圧式ダンパー付トレーリング・リンクサスペンションを組み合わせたTLAD （トレーリング・リンク＆アンチダイブサスペンション）を搭載。後輪にはユニットスイング式を搭載した。
その後1988年にはフルモデルチェンジを行い型式がAF-20に変更。LEADの特徴である大きめのメットインスペースとインナーボックスを採用したのはこのフルモデルチェンジからで、以降使い勝手の良さが人気を呼ぶこととなる。
1998年には2回目のフルモデルチェンジを行い発売されたAF-48型。キャブレターの設定を変更し、マフラーにキャタライザーを内蔵し’99年の国内排ガス規制に対応。国内で初めて排ガス規制に対応したエンジンとなる。さらに、マフラーの構造を変更して'98年の二輪車騒音規制にも対応した。足回りにはホンダ独自のブレーキシステム、コンビ・ブレーキを採用、さらに新形状のアルミキャストホイールを採用した。シート高は従来にモデルに比べ約8cmほど低くなり、足つき性も良好に。
最終型となった2001年モデルではイモビアラームのプレワイヤリングを標準搭載するなどセキュリティ面での向上を行なっている。
ホンダではTACTやスカッシュに続きスクーター黎明期の一台で、なおかつホンダの50ccクラスのスクーターでは最上位モデルとされたLEAD50。事故車や不動車の廃車処分、実働車の売却をお考えなら買取査定はLEAD50の価値に精通しているバイクパッションへ！

解説記事更新日：2021年03月28日

1982年3月にホンダから新発売されたLEAD 50 デラックス。タクト、スカッシュなどに続き発売された50ccスクーターで、まさに80年代の原付ブームの先駆けと言ってもいいだろう。
エンジンには空冷2ストローク単気筒エンジンに当時LEAD用に新設計した5ポートシリンダー、さらにトルクセンサー付Vマチックを搭載。オートチョークやオートコック、セルフ式スターターの採用など使い勝手に配慮したスクーターだった。また乾燥重量64kgという軽量設計で万人に取り回しが簡単という点も人気を呼んだ。
上位モデルのLEAD 50 スーパーデラックスにはスクーターで初の30ワットのハロゲン球ヘッドライトが搭載されていた。
新車販売価格はデラックスが13.9万円スーパーデラックスが14.9万円だった。
尚、余談ではあるが当時プロテニスプレーヤー、ビヨン・ボルグ選手をCMに起用したことでも話題を呼んだ。
売却をお考えなら買取査定は1982年モデル AF01型 LEAD50 デラックスの価値に精通しているバイクパッションへ！

解説記事更新日：2021年03月28日

1983年6月にマイナーモデルチェンジを行い発売されたLEAD50。
エンジンのシリンダーポートの形状を変更、二極プラグの採用、音速ノズル型エキゾーストポートや、新形状のマフラーの採用などで最高出力を5ps→5.5ps、さらに燃費を75Km/L→84Km/Lに向上している。
新車販売価格は15.4万円だった。
HondaYamaha戦争でホンダ側の主力商品だったタクトの上位モデルといった立ち位置でスポーティなスクーターとして登場したLEAD。広い乗車スペースや大柄な外観が特徴的な一台だ。
売却をお考えなら買取査定は1983年モデル AF01型 LEAD50 スーパーデラックスの価値に精通しているバイクパッションへ！

解説記事更新日：2021年03月28日

1988年4月にフルモデルチェンジを行い発売されたAF-20型 LEAD 50。
エンジンにはAF20E型空冷2サイクル単気筒を搭載。足廻りにはフロントブレーキをかけた際のつんのめりを制御するアンチダイブ機構をもつ油圧ダンパー付トレーリング・リンク式サスペンションと油圧式ディスクブレーキを搭載、リアにはにはエア封入式油圧ダンパーを搭載した。電装系では大型デュアルヘッドライトやプッシュキャンセル式ウインカー、MFバッテリーなどを採用し使い勝手に寄与した。
LEADの特徴である大きめのメットインスペースとインナーボックスを採用したのはこのフルモデルチェンジからで、以降使い勝手の良さが人気を呼んだ。
新車販売価格は19.5万円で、当時ホンダの50ccスクーターとしては最上位モデルだった。
売却をお考えなら買取査定は1988年モデル AF20型 LEAD50の価値に精通しているバイクパッションへ！

解説記事更新日：2021年03月28日

1992年3月にカラーチェンジを行い発売されたAF-20型 LEAD50。
カラーバリエーションに新色としてスターライトブルー・メタリックとブラックグリーン・メタリックの2色を新たに追加。さらに、ボディの内側をグレーに変更、車名のエンブレムはゴールドに変更され、ホンダの50ccクラスの最上位モデルとしての高級感を増した。
新車販売価格は19.9万円だった。
日本国内でのLEADのヒットを受け、ホンダから技術提携を受けていた韓国のDM社では外観、中身共に「ほぼLEAD」のSuper Leadを発売している。
売却をお考えなら買取査定は1992年モデル AF20型 LEAD50の価値に精通しているバイクパッションへ！

解説記事更新日：2021年03月28日

1998年2月にフルモデルチェンジを行い発売されたAF-48型 LEAD50。
新たにキャブレターの設定を変更し、マフラーにキャタライザーを内蔵し’99年の国内排ガス規制に対応。国内で初めて排ガス規制に対応したエンジンとなる。さらに、マフラーの構造を変更して'98年の二輪車騒音規制にも対応した。
足回りにはホンダ独自のブレーキシステム、コンビ・ブレーキを採用、さらに新形状のアルミキャストホイールを採用した。シート高は従来にモデルに比べ約8cmほど低くなり、足つき性も良好に。
カラーバリエーションにはプレシャスグレイメタリック、ミュートブラックメタリックの2色を設定。
新車販売価格は19.9万円で先代モデルから据え置きだ。
ホンダの50ccクラスのスクーターでは最上位モデルとして、いち早く国内排ガス規制に対応、コンビブレーキやセンターロック機構など当時のホンダの技術を盛り込んだLEAD 50。今でこそ当たり前となった機能だが、当時としては新機能を先取りしたかなり最先端なスクーターだった。売却をお考えなら買取査定は1998年モデル AF-48型 LEAD50の価値に精通しているバイクパッションへ！

解説記事更新日：2021年03月28日

2001年6月にマイナーモデルチェンジを行い発売された最終型のAF-48型 LEAD50。
新たにメインスイッチ、シートオープナー、ハンドルロックの全てのコントロールをメインのキーシリンダーから行える様になり、キーシャッターも新たに搭載した。
また、キー付きガソリンタンクキャップや、別売のイモビアラームキットを後付けすることが可能なプレワイヤリングを標準装備するなど、セキュリティー性を大きく向上した。
カラーバリエーションは新色としてクリアシルバーメタリックを新たに追加、既存のミュートブラックメタリック、プレシャスグレイメタリックと合わせて計3色の設定。
新車販売価格は19.9万円で先代モデルから据え置きだ。
2001年は同ホンダの50ccスクーターDIOシリーズでもセキュリティ面の向上が行われていることからわかるとおり、国内でスクーター関連の盗難被害が増えており、ホンダはセキュリティ性の向上で時代にいち早く反応したと言える。
売却をお考えなら買取査定は2001年モデル AF48型 LEAD50の価値に精通しているバイクパッションへ！

解説記事更新日：2021年03月28日

1980年代初頭にホンダは立て続けに50ccスクーターを投入。「タクト」、「タクト フルマーク」、「スカッシュ」に続いて1982年2月に発売されたのが、AF01型「リード 50」だ。
グレードは、「デラックス」とスクーター初の30ワットハロゲンライトを採用した「スーパーデラックス」の2タイプ構成で登場した。なお、「スーパーデラックス」が先行して発売され、「デラックス」は1ヵ月遅れでデビューした。
パワートレインには、空冷2ストローク単気筒ユニットAF01E型を搭載。最高出力は7,000回転で5馬力を発揮した。新設計の5ポートシリンダーを採用したエンジンである。
トランスミッションはVマチックでスムーズな走行フィーリングを実現。
実用装備面では、オートチョークにオートコック、セルフスターターを採用することで利便性に優れた仕様。車体は乾燥重量64kgの軽量コンパクトサイズの仕上げられている。
足回りは、フロントのボトムリンク式サスに10インチホイールとドラムブレーキを組合せる。リアはオイルダンパーを組合せて快適な乗り心地を実現した。
ライバルモデルとしては、1983年デビューのヤマハ「JOG」が比較対象になるだろう。僅か49kgの軽量ボディに4.5馬力の2ストエンジンを搭載するハイパワーマシンだった。
なお、「リード50」の初代モデルとなるAF01型は、デビュー以降スポーティグレードの「リード50S/SS」の展開や出力アップの仕様変更を実施。1984年にAF08型へマイナーチェンジを実施するまで販売された。

買替や売る際の買取査定は、AF01型 リード50の中古価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2022年06月20日

1984年9月にマイナーモデルチェンジを行い発売されたAF-08型LEAD50 スーパーデラックス。
新たにエキゾーストパイプ並びに掃気ポート部のセッティングを熟成し、最高出力を5.5ps→6.2psに向上さらに燃費は80km/L→84km/Lに向上している。また、サスペンションにはフロントブレーキをかけた時のつんのめりを低減させるアンチダイブ機構と油圧式ダンパー付トレーリング・リンクサスペンションを組み合わせたTLAD （トレーリング・リンク＆アンチダイブサスペンション）を搭載。後輪にはユニットスイング式を搭載した。燃料タンクは5.3リットルから4.8リットルに縮小している。
新車販売価格は15.9万円だった。
ホンダから先駆けて発売されていたTACTやスカッシュなどのスクーターに続き、スポーティなスクーターとして登場したLEAD50 スーパーデラックス。MFバッテリーや大型メーターを採用してワンランク上という立ち位置だった。売却をお考えなら買取査定は1984年モデル AF01型 LEAD50 スーパーデラックスの価値に精通しているバイクパッションへ！

解説記事更新日：2021年03月28日

バリエーションモデルを展開しながらラインアップされていたスポーティスクーター「リード50」は、1988年4月にフルモデルチェンジをしたAF20型が発売された。
車体は、アンダーボーン型フレームに空冷2ストローク単気筒エンジンAF20型を搭載。ボア・ストロークが、39.0mm×41.4mmのロングストロークユニットで、最高出力は6,500回転で6.4馬力を発揮する。ちなみに従来モデルのスポーツグレード「リードR」は、7000回転6.4馬力というスペックだった。
変速機構には、ワイドレシオのVマチックを採用しスムーズで伸びのある走行フィーリングを実現。
足回りは、フロントにブレーキング時の車体の沈み込みを低減するアンチダイブ機構搭載の油圧ダンパー付きトレーリング・リンク式サスペンションを装備。10インチホイールに組み合わせるブレーキは従来のドラム式から油圧式ディスクにアップグレードされている。
リアは、ユニットスイング式にエア封入式油圧ダンパーをセットし快適な乗り心地も実現した。
実用装備面では、新たにシート下収納スペースを設置。28Lの大容量スペースでフルフェイスヘルメットも収容可能。さらにフロントカバーの内側にはインナーボックスもレイアウトされ利便性に優れたディテールとなっている
フルモデルチェンジで新世代へと進化した「リード50」のAF20型は、1992年モデルでカラーチェンジを実施。以降は、1998年に排ガス規制に対応するためのフルモデルチェンジを実施してAF48型へと進化した。

買替や売る際の買取査定は、AF20型 リード50の中古価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2022年06月20日

2代目モデルが1988年に登場してから10年ぶりとなるタイミングで「リード50」は、フルモデルチェンジを実施。型式はAF48型へと進化した。
今回のモデルチェンジの主な目的は国内で新たに導入される排ガス規制に対応することだった。ちなみに国内モデルで排ガス規制に適合させて発売するマシンとしては、本モデルが第1号となった。原付クラスに適用される排ガス規制の施行は1998年10月からとなるが、「リード50」は新制度に先駆けて同年の2月に発売した。
基本構造は従来モデルを踏襲しておりアンダーボーン型フレーム仕様だが、剛性は従来比で20%高められている。
パワートレインは、空冷2ストローク単気筒エンジンAF48E型を搭載。ボア・ストロークは40.0mm×39.3mmで先代モデルのロングストロークユニットからショートストロークエンジンへ変更された。
最高出力は、6,750回転で5.9馬力というスペック。AF20型の6.4馬力からはパワーダウンということになった。環境規制への適合は、マフラーの内部構造の最適化によって対応している。
足回りには、フロントが新採用のテレスコピックフォークと新デザインのアルミキャストホイールを装着。ブレーキはフロント・リア共に油圧式ディスクを装備するが、今回新たに制動力を前後に配分するコンビブレーキシステムを採用することで、信頼性と安全性が向上した。
環境性能を高めて進化した3代目「リード50」AF48型は、2001年に盗難抑止システムの採用とカラーチェンジを実施。この2001年モデルが最終仕様となって生産終了に至った。

買替や売る際の買取査定は、AF48型 リード50の中古価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2022年06月20日