R1200GSアドベンチャー 【2005~18年式】毎週更新の買取査定相場
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R1200GSアドベンチャー 【2005~18年式】 買取査定に役立つ豆知識
オン・オフ問わず優れた走行性能と快適性を備えるBMWモトラッドのマルチパーパスモデル「R1200GS」は、2006年式でバリエーションモデルを追加した。それが、本モデル「R1200GS アドベンチャー」である。
先代モデルとなっていた「R1150GS」世代にも設定されていた「アドベンチャー」が、「R1200GS」世代にも展開されたということになる。
フレームはベースモデルと共用しておりスチールパイプを使用したトラス構造の車体を採用。そこにボア・ストロークが、101mm×73mmのSOHC4バルブ空油冷ボクサーツインユニットを搭載する。1,169ccの水平対向エンジンは、7,000回転で100馬力を発生。最大トルクは5,500回転115Nmというスペック。このあたりの仕様は、ベースの「R1200GS」と変わらない。ただ、エンジン内部のクランクシャフトは長距離移動での使用を想定して最適化が施されている。
足回りは、フロントにBMWオリジナルのテレレバーフォークを装備して、19インチホイールとダブルディスクブレーキをセット。リヤはスイングアームにパラレバー式サスペンションを組み合わせて17インチホイールとシングルディスクブレーキという構造。
なお本モデルに与えられている専用装備としては、以下の内容をピックアップできる。
・大容量燃料タンク
・大型フロントスクリーン
・エンジンガード標準装備
・専用クランクシャフト
・サスペンションストローク20mm延長
「R1200GS アドベンチャー」の大きな特徴のひとつが、33Lまで拡大された大容量の燃料タンクである。ベースになっている「R1200GS」の20L仕様から大幅な容量アップが施されている。デビューモデルとなった2006年式の本モデルは、燃費性能がカタログ値でリッターあたり27.7km(90km/h走行時)となっているので、単純計算で一度の満タン給油で914kmも走行可能ということになる。
また足回りは、ロングストローク量を確保した前後サスペンションを装備することで、様々な走行シチュエーションでの優れた走破性と乗り心地性能を実現している。
比較対象としては後発モデルとなるが、ヤマハが2014年モデルで投入した「XT1200ZE スーパーテネレ」が候補になるだろう。搭載するエンジンは、1,199ccのDOHC4バルブ水冷パラレルツインユニット。最高出力は、7,250回転で112馬力というスペックでデビュー。最大トルクは、6,000回転で117Nmに到達する。対する本モデルは、2014年式で2度目のフルモデルチェンジを受けていた。エンジンは、デビュー時のOHCから既にDOHC化されており最高出力は7,750回転125馬力まで向上していた。最大トルクは、6,500回転125Nmという仕様。マシンの重量差は、「XT1200ZE スーパーテネレ」が5kg重い265kgとなる。マシンのポテンシャルは「R1200GS アドベンチャー」が格上ということだ。
なおデビュー以降の本モデルは、2008年式で最初のフルモデルチェンジを受けてミッションの仕様変更やエンジンパワーがアップした。さらに2010年式でエンジンのDOHC化が行われ2014年には2度目のフルモデルチェンジを実施。
その後は、カラーチェンジを繰り返しながら2018年モデルまで設定された。後継マシンは、2019年に登場した「R1250GS アドベンチャー」となる。
買替や売る際の買取査定は、2006~18年式 R1200GSの中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | R1200GS アドベンチャー /R12NA型 /2014年モデル |
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発売年月 | 2014年2月 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,255mm 全幅 980mm 全高 1,450mm 重量 260kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 890mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空水冷4サイクル水平対向2気筒・125PS/7,750rpm・23.2km/L(90km/h走行時) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・30L |
新車販売価格 | 238.9万円(税込) |
ジャンル | BMW GS | アドベンチャー |
【2010年式】R1200GSアドベンチャー毎週更新の買取査定相場
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【2010年式】R1200GSアドベンチャー 買取査定に役立つ豆知識
オンロードからオフロードまで優れた走破性と安定性を発揮するエンデューロツーリング「R1200GS アドベンチャー」だが、2010年モデルでは他の「R」シリーズと同様にパワーユニットのブラッシュアップを受けてマシンのポテンシャルが大きく引き上げられた。
適用されたアップデートは以下の通り。
・DOHCエンジン採用
・ツインプラグ採用
・カラーチェンジ
・「GS」30周年仕様設定
BMWモトラッドが世界に誇る空油冷1,169ccボクサーツインエンジンは、これまでのシングルカム(SOHC)からダブルカム(DOHC)機構を採用して性能が大きく向上している。最高出力は、7,750回転110馬力で従来モデルの7,500回転115馬力から高回転高出力型へと変化。最大トルクも5,750回転115Nmから6,000回転120Nmまで向上している。なお重量は変わらず259kgだ。
カラーラインアップは、「スモークグレーメタリックマット」、「シャインイエローメタリック」の2タイプを展開。価格は、US向けのプレミアムパッケージが20,245ドルに設定された。
なお同年の7月には、「GS」シリーズの誕生30周年を迎えるということで、伝統のトリコロールカラーを採用する特別仕様車「30 Years GS Special Model」も展開された。こちらは専用カラーの他、「GS」ロゴ入りのシートやLEDウィンカーといった装備も採用。価格は日本向けが230万円(税込)で発売となった。ちなみに本モデルだけでなく、「R1200GS」、「F800GS」、「F650GS」にも設定された。
買替や売る際の買取査定は、2010年式 R1200GS アドベンチャーの中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | R1200GS アドベンチャー /2010年モデル |
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発売年月 | 2010年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | エンジンDOHC化・カラーチェンジ |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,240mm 全幅 980mm 全高 1,525mm 重量 259kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 890mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4サイクル水平対向2気筒・110PS/7,750rpm・21.7km/L(90km/h走行時) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・33L |
新車販売価格 | 20,245 USドル |
【2011年式】R1200GSアドベンチャー毎週更新の買取査定相場
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【2011年式】R1200GSアドベンチャー に関するこのページの内容
【2011年式】R1200GSアドベンチャー 買取査定に役立つ豆知識
エンジンのDOHC化を受けてマシン性能の底上げが行われたBMWモトラッドの「R1200GS アドベンチャー」。「GS」シリーズ登場30周年記念モデルも用意されるなど、世界に誇るロングセラーモデルとしてのポジションを守り続けている。2011年式に関しては、大きな仕様変更を受けることなく前年通りの仕様でラインアップを継続。
トルクフルなフィーリングや優れた静粛性で快適なロングツーリングを約束する1,169ccのDOHCボクサーツインは、7,750回転で110馬力を発揮する。最大トルクは6,000回転120Nmというスペック。燃料タンクも33Lと大容量タイプを装備するので、長距離以降での利便性にも優れている。
ライバルモデルとしては、ヤマハの「XT1200Z スーパーテネレ」が比較対象になるだろう。エンジンは、1,199㏄のDOHC4バルブ水冷並列2気筒ユニットを搭載。最高出力は7,250回転110馬力で互角。最大トルクは6,000回転114.1Nmとなっているので、本モデルが優位だ。重量は261kgで「R1200GS アドベンチャー」よりも2kg重い。燃料タンク容量も23Lなので利便性面でも本モデルが魅力的だろう。ただ、シート高は「XT1200Z スーパーテネレ」が845mmに対して、「R1200GS アドベンチャー」は、890mmもある。体格によっては足つき性に不安を感じるライダーもいることだろう。「アドベンチャー」モデルは、スペックだけでなくサイズ感もマシン選びの重要な要素になる。
なお2011年式の「R1200GS アドベンチャー」は、前年同様に「スモークグレーメタリックマット」と「シャインイエローメタリック」の2カラーバリエーションで継続。価格はUS向けが17,000ドルから用意された。
買替や売る際の買取査定は、2011年式 R1200GS アドベンチャーの中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | R1200GS アドベンチャー /2011年モデル |
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発売年月 | 2011年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,240mm 全幅 980mm 全高 1,525mm 重量 259kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 890mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4サイクルボクサーツイン・110PS/7,750rpm・21.7km/L(90km/h走行時) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・33L |
新車販売価格 | 17,000USドル |
【2012年式】R1200GSアドベンチャー毎週更新の買取査定相場
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【2012年式】R1200GSアドベンチャー 買取査定に役立つ豆知識
33L容量の大型燃料タンクやエンジンガードなど頼れる装備を標準採用するツーリングエンデューロ「R1200GS アドベンチャー」だが、2012年モデルではカラーチェンジを実施。
従来のカラーリングに加えて、ブラックを基調に精悍で都会的なイメージに仕上げたトリプルブラック仕様の「サファイアブラックメタリック」も登場。通常カラーの「マグマレッド」、「アルピンホワイト×サンドローバー」を含めて3カラーを追加。前年からの「スモークグレーメタリックマット」と「シャインイエローメタリック」も継続されている。
US向けのプレミアムパッケージは、20,495ドルで発売となった。
なおエンジンスペックに変更はなく、7,750回転で110馬力を発生するDOHC4バルブの空水冷ボクサーツインユニットを搭載。最大トルクは、6,000回転で120Nmに到達する。
大型スクリーンやプロテクター、大容量タンクなどの装備によって重量は「R1200GS」より25kg重い259kgとなる。
ライバルモデルとしては、KTMが2012年モデルで投入した「1190 アドベンチャー」が台頭する。行動走行可能なハイスペックエンデューロというポジションだ。エンジンはDOHC4バルブの水冷75度Vツインを搭載。1,195ccの心臓部は、9,500回転で150馬力を発生するパワフルユニット。最大トルクも7,500回転で125Nmに達する。乾燥重量はわずか212㎏となる。スペック勝負では「1190アドベンチャー」が圧倒的に格上。ただ、燃料タンク容量は23Lで本モデルよりは小ぶりなサイズ。ロングツーリングでの実用性では「R1200GS アドベンチャー」が有利。スペックと実用性のどちらを重視ししたいかでマシンチョイスは変わるだろう。
買替や売る際の買取査定は、2012年式 R1200GS アドベンチャーの中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | R1200GS アドベンチャー /2012年モデル |
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発売年月 | 2012年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カラーチェンジ |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,240mm 全幅 980mm 全高 1,525mm 重量 259kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 890mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4サイクル水平対向2気筒・110PS/7,750rpm |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・33L |
新車販売価格 | 20,495ドル |
【2013年式】R1200GSアドベンチャー毎週更新の買取査定相場
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【2013年式】R1200GSアドベンチャー 買取査定に役立つ豆知識
2013年というモデルイヤーは、BMWモドラッドにとって一つの節目となる年だった。1923年にカンパニーとして初となる2輪モデル「R32」がデビューして、ちょうど90年を迎えることになる。そこで2013年のBMWモトラッドには、この90周年を記念する特別仕様のマシンがいくつか用意された。その中に本モデル「R1200GS アドベンチャー」も含まれている。
採用されている特別なディテールは以下の通り。
・真鍮製オーナメント
・ゴールドアルマイト仕上げサスペンション
・ゴールド仕上げエンブレム
・ツートン仕上げの特別シート
・専用ボディカラー
各部に採用されてデザインはBMWモトラッドの伝統を感じさせる。なおメカニカルな部分に関する変更はなく通常カラーと同様の仕様。マシンにまたがると足元両サイドに存在感を主張するシリンダーが特徴的な1,169ccの空油冷ボクサーツインは、7,750回転で110馬力を発生する。最大トルクは6,000回転120Nm。
BMWモトラッドオリジナルのテレレバー&パラレバー式サスペンションは快適な乗り心地を可能にする。オンロードからオフロードに至るまで世界の様々な走行シチュエーションで優れた走行安定性と発揮する信頼の足回りである。
なお通常カラーは、前年同様の「マグマレッド」、「アルピンホワイト×サンドローバー」、そして「トリプルブラック」の3タイプをラインアップ。価格はUS向けプレミアムパッケージが2,145ドルに設定された。
買替や売る際の買取査定は、2013年式 R1200GS アドベンチャーの中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | R1200GS アドベンチャー /2013年モデル |
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発売年月 | 2013年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 90周年記念モデル設定 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,240mm 全幅 980mm 全高 1,525mm 重量 259kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 890mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4サイクルボクサーツイン・110PS/7,750rpm |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・33L |
新車販売価格 | 2,145USドル |
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【2014年式】R1200GSアドベンチャー 買取査定に役立つ豆知識
BMWモトラッドの最高峰トラベルエンデューロ「R1200GS アドベンチャー」だが、デビューから8年目となる2014年式で2度目のフルモデルチェンが行われた。
ちなみにベースマシンの「R1200GS」は、すでに前年にフルモデルチェンジを受けていた。
今回の世代交代で適用された主な変更ポイントは以下の通り。
・新設計フレーム
・エンジン冷却方式変更
・電子制御スロットル採用
・クラッチ仕様変更
・ライディングモード搭載
・ホイール幅ワイド化
ニューフレームに搭載されるエンジンは、1,169ccのボクサーツインで変わっていない。ただ、冷却方式は従来の空油冷式から一部水冷を採用する空水冷式へアップグレード。さらにスロットル制御は、「E-Gas」を新採用して電子化された。その恩恵として、ライディングモードが「ロード」・「レイン」・「ダイナミック」・「エンデューロ」・「エンデューロプロ」の5タイプからチョイスできるようになった。ABSやASCといったマシン制御システムもそれぞれのモードに応じて最適化されて作動する。
最高出力は、7,750回転で125馬力を発生する。従来モデルの110馬力からパワーアップ。さらに最大トルクも先代の6,000回転120Nmから6,500回転125Nmというスペックに向上した。
駆動系では、これまでの乾式クラッチが湿式クラッチに変更されたことで操作感がよくなっている。
車体自体は、新設計フレームやスイングアームの延長などで全長は15㎜ロングの2,255㎜となったが、ホイールベースは10㎜ショートの1,510㎜となった。
全面刷新となった新型「R1200GS アドベンチャー」2014年式は、「アルピンホワイト」、「オリーブグリーンメタリックマット」、「レーシングブルーメタリックマット」の3カラーを設定。価格は日本仕様が238.9万円(税込)で導入となった。
買替や売る際の買取査定は、2014年式 R1200GS アドベンチャーの中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | R1200GS アドベンチャー /2014年モデル |
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発売年月 | 2014年2月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | フルモデルチェンジ |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,255mm 全幅 980mm 全高 1,450mm 重量 260kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 890mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空水冷4サイクル水平対向2気筒・ 125PS/7,750rpm |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・30L |
新車販売価格 | 238.9万円(税込) |
【2015年式】R1200GSアドベンチャー毎週更新の買取査定相場
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【2015年式】R1200GSアドベンチャー 買取査定に役立つ豆知識
拡張性の高い豊富な純正アクセサリーで利用シーンに応じたオリジナルなマシンに仕上げられるツーリングエンデューロが「R1200GS アドベンチャー」だ。
2014年にフルモデルチェンジが行われて伝統のボクサーツインには空水冷方式を採用。エンジンパワーのアップとスロットル制御の電子化によって大幅な進化を遂げている。
2015年式は、世代交代直後のタイミングということもあり大きな仕様変更を受けることなくラインアップが継続された。
エンジンは、BMWモトラッドオリジナルの電子制御スロットル「E-Gas」でコントロールさせる空水冷DOHC4バルブ水平対向2気筒ユニットを搭載。7,750回転でピークパワーの125馬力に到達する。最大トルクは6,500回転125Nmというスペック。メカニカルな部分はベースマシンの「R1200GS」と変わらないが、本モデルは燃料タンクが1.5倍量の30Lしようとなっている。長距離移動では少ない給油回数で航続距離を延ばすことができるので利便性に優れている。
シート高は890㎜と高めでシート幅もあるのでライダーの体格によっては、足つき性に不安を感じるかもしれないが、ひとたび走り出してしまえばBMWモトラッドのテレレバー&パラレバーサスペンションシステムが実現する優れた走行安定性と快適な乗り心地を楽しむことができるだろう。
なお2015年式のカラーリングは、前年通り「アルピンホワイト」、「オリーブグリーンメタリックマット」、「レーシングブルーメタリックマット」の3タイプを設定。価格はUS向けが18,340ドルから用意された。
買替や売る際の買取査定は、2015年式 R1200GS アドベンチャーの中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | R1200GS アドベンチャー /2015年モデル |
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発売年月 | 2015年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,255mm 全幅 980mm 全高 1,450mm 重量 260kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 890mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空水冷4サイクル水平対向2気筒・125PS/7,750rpm |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・30L |
新車販売価格 | 18,340USD |
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BMWモトラッドの「GS」シリーズでフラッグシップモデルとして君臨する「R1200GS アドベンチャー」は、2016年式でカラーチェンジが行われた。
ラインアップバリエーションは従来通りで3カラーが用意されている。
「オーシャンブルーメタリックマット」、「レーシングレッドマット」、そして「ライトホワイト」の3タイプ。価格はUS向けが前年より1,355ドルアップの19,695ドルから展開された。
メインフレームはスチールパイプを使用しているが、シートフレームはアルミダイキャストとなる。シートレール本体はボルトでメインフレームと締結するという構造。
そこに搭載するパワーユニットは、7,750回転で125馬力を発生する1,169ccの空水冷DOHC4バルブフラットツインエンジンとなる。最大トルクは、わずか6,500回転で125Nmに到達する。
駆動系統もBMWモトラッドのアイデンティティともいえようドライブシャフトが車体の左側にレイアウトされている。片持ちスイングアームに内蔵するという構造を採用することで、重厚な印象のマシンフォルムとは対照的にリヤの足回りはスッキリとした仕上がり。
メカニカルな部分にアップデートは施されていないので主要諸元は変わっていない。
比較対象マシンとしては、格下排気量クラスとなるが、ホンダが2016年式で「CRF1000L アフリカツイン」を発売した。エンジンは998ccのOHC4バルブパラレルツインユニットで95馬力というスペック。パワーは格下だが、ローシートモデルを選択すればシート高は本モデルより40mm低い850mmとなる。さらにDCTグレードも設定されたので大型AT限定免許でも運転が可能という特徴もある。ライダーの体格によっては最新モデルとなる「CRF1000L」という選択もありだろう。
買替や売る際の買取査定は、2016年式 R1200GS アドベンチャーの中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | R1200GS アドベンチャー /2016年モデル |
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発売年月 | 2016年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カラーチェンジ |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,255mm 全幅 980mm 全高 1,450mm 重量 260kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 890mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空水冷冷4サイクルボクサーツイン・125PS/7,750rpm |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・30L |
新車販売価格 | 19,695USドル |
【2017年式】R1200GSアドベンチャー毎週更新の買取査定相場
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【2017年式】R1200GSアドベンチャー 買取査定に役立つ豆知識
タフなバイクの頂上マシンといっても過言ではないのがBMWモトラッドの「R1200GS アドベンチャー」ではないだろうか。2006年モデルで空油冷ボクサーツインを搭載してデビューして以降、数々のアップデートを受けて世界中の過酷なシーンで優れた走破性を実証してきたロングセラーモデル。2017年式では以下のアップデートを受けている。
・ユーロ4適合
・フロントフォークサイドリフレクター採用
・カラーチェンジ
マシンの心臓部は、ボア・ストロークが101㎜×73mmのDOHC4バルブ1,169cc水平対向2気筒エンジンを搭載する。2014年モデルで新型ユニットにアップグレードされてからは冷却方式に空水冷を採用している。最高出力は、7,750回転125Nmというスペック。最大トルクは6,500回転125Nmとなる。今回の2017年式でヨーロッパの排ガス規制ユーロ4に適合した。さらにフロントフォークのボトムチューブサイドにリフレクターが装着されたことで夜間の安全性が向上している。
見るからに大きな車体は、ガードパイプやパニアケースホルダーといった専用装備によって、さらに大きく見えるだろう。シート高は日本国内向けに導入されている「プレミアムライン」は、910㎜と890㎜の2段階で調整可能。ローダウンシート&サスペンション仕様の「プレミアムスタンダード」は、840mmと860㎜の調整式。
いったん、走り出してしまえばBMWオリジナルのサスペンションシステムの恩恵で不安を感じさせない走行安定性を発揮するが、足つき性に関しては実際にマシンにまたがって確認することをお勧めしたい。
なお2017年式の本モデルは、マシンの各部をブラックアウトして精悍なイメージに仕上げた「トリプルブラック」カラーが登場。価格は北米向けが前年から据え置きの18,695ドルで展開された。
買替や売る際の買取査定は、2017年式 R1200GS アドベンチャーの中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | R1200GS アドベンチャー /2017年モデル |
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発売年月 | 2017年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | ユーロ4適合・カラーチェンジ |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,255mm 全幅 980mm 全高 1,450mm 重量 260kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 890mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空水冷冷4サイクル水平対向2気筒・125PS/6,500rpm・20.2km/L( WMTCモード値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・30L |
新車販売価格 | 18,695USドル |
【2018年式】R1200GSアドベンチャー毎週更新の買取査定相場
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- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
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【2018年式】R1200GSアドベンチャー 買取査定に役立つ豆知識
オンロードからオフロードまでシーンを選ばず快適なライディングと抜群の安定感を誇るツーリングエンデューロ「R1200GS アドベンチャー」は、2018年式で電子制御システムの更新を含む以下のアップデートを実施。
・走行モード仕様変更
・カラーチェンジ
電子スロットル制御システム「E-Gas」が採用されて以降、走行モードの選択が可能となっているが、2018年モデルでは、その機能がさらに拡張されている。専用のコーディングプラグを接続するとプロライディングモードが選択可能になるが、その「プロモード」が「ダイナミックプロ」と「エンデューロプロ」の2タイプから選択することができるようになった。もちろん「プロモード」でも安全装備のABSプロ、DTC(ダイナミックトラクションコントロール)、HSC(ヒルスタートコントロール)やダイナミックブレーキライトといった機能を使用できるので安心だ。
エンジンスペックは変わっておらず、ユーロ4に適合する1,169ccのDOHC4バルブ空水冷ボクサーツイン。7,750回転で125馬力を発生する。最大トルクは6,500回転125Nmという仕様。
カラーラインアップは、新色の「スタイルエクスクルーシブ」が「ブラックストームメタリック×ダークスレートメタリックマット×アチャットグレイ」を採用。ゴールドのブレーキキャリパーがアクセントカラーとなっている。そして通常カラーの「レーシングレッド」、さらにスタイルラリーもカラーチェンジが行われて「ライトホワイトコバルトブルー」が採用された。価格はUS向けが19,145ドルから展開。
なお2006年式からラインアップされてきたロングセラーマシン「R1200GS アドベンチャー」だが、今回の2018年式が最終仕様となった。翌年には排気量アップしたニューエンジンを搭載する「R1250GS アドベンチャー」へ世代交代を果たした。
買替や売る際の買取査定は、2018年式 R1200GS アドベンチャーの中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | R1200GS アドベンチャー /2018年モデル |
---|---|
発売年月 | 2018年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | ライディングモード仕様変更・カラーチェンジ |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,255mm 全幅 980mm 全高 1,450mm 重量 260kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 890mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空水冷4サイクル水平対向2気筒・125PS/7,750rpm・20.2km/L(WMTCモード) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・30L |
新車販売価格 | 19,145USドル |
実働車【年式別 平均取引額】 【2012年式】R1200GSアドベンチャー
【年式別】平均買取額の目安
【実働車|過去5年間の買取相場の推移】 【2012年式】R1200GSアドベンチャー
【平均買取相場の変動】
取引台数
実働車【年式別|買取相場の推移】 【2012年式】R1200GSアドベンチャー
【平均買取相場の変動】
対前年比 | 対3年前比 | 2024年の取引台数 |
【状態別の取引額】 【2012年式】R1200GSアドベンチャー
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
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平均
最低
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0.0万円
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平均
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取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
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94.0万円
87.7万円
3台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
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0.0万円
0.0万円
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平均
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0.0万円
0.0万円
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不動
平均
最低
取引
45.0万円
45.0万円
1台
【走行距離別の取引額】 【2012年式】R1200GSアドベンチャー
【走行距離別買取額の目安】
0.5〜1万km | 最高 | 100.0万円 | 1台 |
平均 | 100.0万円 | ||
最低 | 100.0万円 | ||
3〜5万km | 最高 | 94.4万円 | 2台 |
平均 | 91.1万円 | ||
最低 | 87.7万円 | ||
【カラー別の取引額】 【2012年式】R1200GSアドベンチャー
- ■ ■
- ■ ■
【カラー別 平均買取額の目安】
■ / ■ | 91.1 万円 | 2台 | |||
■ / ■ | 100.0 万円 | 1台 |
【実働車の取引価格帯】 【2012年式】R1200GSアドベンチャー
【取引価格帯と構成比】
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
【2012年式】R1200GSアドベンチャー 上位20台の取引額 (データ更新:2024年09月27日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | 【2012年式】R1200GSアドベンチャー | 100.2万円 | 5.0点 | 047006CZ | 9,651km | ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 【2012年式】R1200GSアドベンチャー | 94.6万円 | 5.0点 | 047005CZ | 35,434km | ■ / ■ |
3 | 【2012年式】R1200GSアドベンチャー | 87.9万円 | 5.0点 | 047009CZ | 40,175km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています