新生インディアンのチーフシリーズとして、旗艦モデルとも言える存在が空冷サンダーストロークエンジン搭載のChief Vintage（チーフビンテージ）シリーズ。
2013年に国内販売を開始したこのモデルは、チーフテンが水冷Vツインを搭載したのに対し、クラシカルな1.8リッターの空冷Vツイン。古き良きアメリカを彷彿とさせるクラシカルなスタイルでありながら、リジットマウント方式で鍛造アルミ製の分割式フレームに搭載。最大トルク161.6N・ｍというビッグパワーにも関わらず振動対策は十分に行われており、ビッグツインの鼓動感を心地よく堪能できるのが見所と言えます。その他、フレームのネック部に奢られたインディアンロゴ、美しいクロームメッキ仕上げのパーツの数々、工具不要で着脱可能なサドルシート＆本革サドルシートなど、クルーザーとしての質感も文句なしのハイレベルぶり。もちろん、インディアンのアイデンティティとも言えるインディアンランプもフロントフェンダーに鎮座し、高級感とビンテージ感を上手く両立している点も見逃せません。全長2,625mmの車体は威風堂々と威厳に満ち溢れ、小柄な日本人の体格でもそれほど無理せずポジションが決まる点も好印象を受けます。クルーザーとしては、若干着座位置が高いように感じられるものの、180/65B16の極太リアタイヤとのバランスがよく、車体を寝かせてから曲がるまでかなりの安定感あり。アルミ製マフラーの音は意外なほどジェントルなもので、荒々しさを想像して乗ると少々物足りなさを感じるほどですが、極低回転から豊かなトルクを活かした力強い走りは、ビッグバイクを操っているという手応え十分で満足度は非常に高いと断言できるほど確か。シリーズのチーフテン同様、ハーレーのツーリングファミリーやホンダ・ゴールドウイングらにも匹敵する堂々たるマシンです。
その完成度とオーナー満足度の高さゆえか、現在の中古バイク市場では流通台数が皆無に近い状況で、平均相場に関しても白紙に近い状態。逆に言えば、2021年モデルでチーフの名を廃し、「Indian Vintage」という名にブランニューされた今現在は高額買取が狙える好機。2020年モデルが市場で流通していない今だからこそ、車両価値が高いまま高額売却できるチャンスだと言えるでしょう。弊社ではハーレー同様、和製アメリカンからビッグツインまで知識豊富な査定スタッフが担当することで適切に対応。インディアン車ならではのオプション・アクセサリーパーツについてもひとつひとつ査定させていただき、買取金額に上乗せさせていただいております。乗り換え・買い替えをご検討中のオーナー様も大歓迎いたしますので、まずはお気軽にご相談を！

解説記事更新日：2020年10月17日

インディアンのモーターサイクル製造開始から110年を迎えた節目の年にして、Stellican Ltd(ステリカンリミテッド)時代の最後となった2011年、Chief(チーフシリーズ)のラインナップに加わることとなったのが、旧き佳き時代のインディアン製モーターサイクルを再現した本機Chief Vintage(チーフ ビンテージ)。前年までのチーフデラックスのプラットフォームを流用し、ラグジュアリークルーザーとしての風格と古式ゆかしい数々の装備をまとった逸品です。

後のポラリス傘下入り後も販売が継続されることとなった本機チーフビンテージですが、この初年度モデルは2009年にリニューアルが実施されたCDA型 チーフデラックスがベースとなっており、鋼管パイプ製クレードルフレームに41ｍｍ径の正立式フロントフォークとトラベル量2.90インチのシングルショックをセットアップした構成で、前後16インチホのクロム仕上げスポークホイールにホワイトウォールタイヤを履かせたクラシカルな出で立ち。「Vintage」と冠したモデルらしく、1940年代のチーフを再現した高級感のある上質なタンレザーを素材としたクイックリリース方式の専用サドルバッグとフリンジ付きサドル/ピニオンシート、クイックリリース方式のウインドシールドを備えており、全長100.5インチの車体を数値以上に大きく見せる装備の数々が最大の特徴。その他、視認性に優れた多機能デジタルディスプレイ、GPSデバイスとの接続に役立つ12Vコンセントといった基本装備に加え、インディアン創業110周年を記念するヴィンテージアニバーサリーフレームバッジと110周年記念特別仕様のスピードメーターが付与され、同年にリリースされた特別仕様車『Chief Black Hawk(チーフ ブラックホーク)』と肩を並べる風格自慢の一台だと言えるでしょう。

搭載されるエンジンは前述のチーフデラックスから引き継いだ排気量1,722ccのパワープラス105で、最大トルク135.5Nmを発揮するステリカン時代の最高スペックを誇る高出力エンジン。このパワーユニットに三元触媒コンバーターを備えたステンレス製エキゾーストを採用し、歯切れのよいエキゾーストサウンドと重低音とを同居させているのが素晴らしく、乾燥重量753ポンドという巨体を前へ前へと推し進める強烈な加速力が身上で、H-Dのカスタムで名を知られる『Baker Drivetrain(ベイカー ドライブトレイン)』製の6速ミッションによる滑らかなシフトフィールと極低速域での粘り強さにより、見た目からは想像できないほど器用さを持ち合わせているのが面白いところ。インディアン製大排気量クルーザーらしく、重厚感たっぷりなのに軽快なハンドリングや快適なライディングポジションを実現するワイドハンドルバーなど、数々のコンポーネントによって十分以上の運動性能を有しており、ブレンボ製フローティングローターと大径ディスクによるブレーキシステムなどでスポーツモデル並みの車体コントロール性を担保と、ラグジュアリークルーザーであると同時にスポーツクルーザーとしての一面も持ち合わせており、インディアン創業110周年に相応しい完成度の高さが際立つモデルとなっております。

ステリカンリミテッド期のインディアン製モーターサイクル全般に言えることですが、本機チーフビンテージ用に設定されたアクセサリーオプションもまた見所が多く、トゥームストーンバックレストパッドやオリジナルとはまた異なる美しさのヴィンテージサドルバッグ、クロムのまばゆい輝きが目を惹くビレットクラッチカバーにエアボックスカバー、ダッシュボード・グリップ&レバーカバー・フロントフェンダースカートといった数々のレザーカバーなど、どれを取っても一級品揃いの豪華さでカスタム愛好家からも非常に高く評価されました。カラーリングに関しても創業110周年に相応しい多数のバリエーションが設定され、以下の全9色が用意されました。

・単色
サンダーブラック/クローム

・110周年記念特別カラー(110周年記念スクリプトアップリケ付き)
インディアンレッド/アイボリークリーム

・ツートーン(全て110周年記念スクリプトアップリケ付き)
ウィローグリーン&アイボリークリーム/サンダーブラック&インディアンレッド/アリゾナターコイズ&ウィンターホワイト/メイズイエロー&ウィンターホワイト/プレーンズブルー&アイボリークリーム

現在の中古バイク市場においては、非常に見映えが良い車体や荒々しいパワー感と操縦性のよさを兼ね備えた才色兼備のマシンとして評価が高く、年間で20万台にもおよぶ中古バイクが取引される業界最大のマーケットである「業者間オークション」でも出物は少なく、2024年秋時点から過去10年にまで遡ってようやく実動車3件の取引記録が確認できるのみという状況。この記録を見てみますと2014年に出品された車両は走行距離300km未満という極上車で、各状態のよさが高く評価され入札が相次いだ結果、最終落札価格194万円という高値にて成約に。その一方、過去10年の中では直近となる2023年出品の車両では、各部からのオイル漏れやフォークシールの劣化にカラーリングの一部変色といった使用感がネガティブな材料となり、入札が伸びず105万円台での落札となってしまいました。どちらも走行距離は1万km未満という好条件ではあったものの、総合的な車両状態の良し悪しでくっきりと明暗が分かれる形になった具体例だと言えます。製造時期を考慮すると旧式と言えるチーフビンテージ 2011年モデルではあるものの、ポラリス体制より以前のインディアン製モーターサイクルは世界の愛好家の間ではかなりの人気を保っているビンテージバイクのひとつであるだけに、コンディションによっては大化けする可能性があることもまた事実で、車両状態に自信のある現有オーナー様にとっては買取査定だけでも受けてみる価値十分の期待値の塊だと言えるでしょう。

ステリカンリミテッドから現在のポラリス傘下入りを果たすまでの過渡期に生まれた”最後のインディアン”にしてインディアン創業110周年記念モデルとなったCVA型チーフ ビンテージ 2011年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、H-Dのビッグツイン群との違いや独自の魅力に関する正しい理解に加え、1世紀以上に及ぶチーフシリーズに関する正確な知識と適切に車両状態を評価できる目利き力を大前提とした上で、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

インディアン・CVA型チーフ ビンテージ 2011年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外メーカー製バイクの価値にも精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年10月23日

前2011年に創業110周年という大きな節目を迎えたものの、Stellican Ltd(ステリカンリミテッド)からPolaris Indastorys(ポラリス インダストリーズ)へと経営権が移ったインディアンモーターサイクル。その翌年である2012年は生産体制刷新や製造ラインの見直しなどに関する準備は行われていたものの、各モデルの見直しを実施する間がなくキャリーオーバーの形で販売を継続することに。本機Chief Vintage(チーフビンテージ)もそのうちのひとりで、110周年記念カラーと同スクリプトアップリケの廃止のみでの続投となりました。

経営権がポラリス・インダストリーズに移ったことにより、ノースカロライナ州キングスマウンテンの旧工場からアイオワ州スピリットレイクの新工場での生産へと移行する過渡期となった関係上、この2012年モデルのチーフシリーズは基本的に前年までのコンポーネントをそっくりそのままキャリーオーバーした形での販売に。ただし、インディアン創業110周年を記念して付与されたフレームバッジ・スクリプトアップリケ・カラーリングといった特別記念仕様は全て廃版扱いに。また、シリーズにおける標準モデルであるチーフは名称を『Chief Classic(チーフクラシック)』へと改めての販売が実施されました。

その水面下ではポラリス社の副社長権インディアン特別プロジェクト担当であるマーク・ブラックウェル指揮による新エンジン『Thunder Stroke111』の開発が着々と進んではいましたが、その新エンジン搭載モデルとしてリニューアルを受ける前であるチーフ ビンテージ2012年モデル、および2013年モデルにはステリカン時代のパワープラス105が搭載されたままで、全長2,553×全幅1,029×全高1,283mmの車体サイズ等に関しても据え置き。ツートーンに関しては前2011年モデルでは別途900ドルの追加費用となっていたものの、100ドルの値上げにて提供されることとなり、それ以外に関しては変更点はなかったと言えます。

アメリカはおろか、世界的に見ても屈指の大企業であるポラリスは既に『Victory Motorcycle(ヴィクトリー モーターサイクル。通称・ビクトリー)』という自社ブランドを展開していたため、その動向が注視されている中でのキャリーオーバーでしたが、ステリカン時代の最高スペックを誇る1,722ccエンジンが生み出す怒涛のトルク、『Baker Drivetrain(ベイカー ドライブトレイン)』製の6速ミッションによる滑らかなシフトフィールが知られるにつれ好意的な反響が多く寄せられ、世界有数の大企業による手厚いケアを期待する声も日に日に高まり経営権移行の初年度としては比較的つつがなく終える形となったと言えるでしょう。ちなみに2012年当時はまだ日本法人であるポラリスジャパンは発足しておらず、日本国内での販売は名古屋を本拠とするホワイトハウス・オートモービルが窓口となり、チーフクラシック・チーフダークホース・チーフビンテージの3モデルの取り扱いを実施。本機チーフビンテージに関しては税込み438万円という高額設定でしたが、こちらも特に大きな影響はなく好意的に迎えられた形となりました。

現在の中古バイク市場においては、事実上のキャリーオーバーという形で販売が継続されたことと合わせ、前年よりも円高が進んだにも関わらず日本国内における流通価格が400万円超えの高級車というイメージが強く、ある種の買い控えがあったためか中古バイクとしての出物はかなり少なめ。年間で20万台におよぶ中古バイクが取引され、名実ともに中古バイク業界最大のマーケットである「業者間オークション」の場でも、2024年時点から過去10年にまでさかのぼってようやく実動車1台のデータがあるのみといった状況。2017年に出品された当該車両の取引記録を見てみますと、走行距離8,000km弱と少なめで総合評価も「程度良好」を示す5点台であったものの入札が伸びず100万円台にて落札に至るという内容。さすがにこの乏しいデータを以ってチーフビンテージ 2012年モデルの相場感を語ることは憚られますが、同時期に出品された2011年モデルの車両は165万円台という1.5倍以上の高値がついており、こちらの車両は走行距離が約300kmという好条件で車体番号の打刻が「CVA」と正規販売車両であったことが高値を後押しした主因だと考えていいでしょう。出品タイミングによる不運も重なったものと推測できますが、両者ともに同色(アリゾナターコイズ&ウィンターホワイト)で総合評価が5点台であったことを考えると、ステリカン期のモデルはビンテージバイクとしての評価が高い一方、車両状態に関してはシビアに評価される傾向にある、という側面があることがご理解いただけるかと思います。2011年モデルよりも低い相場となってしまったチーフビンテージ 2012年モデルですが、逆の見方をするならばコンディション良好な車両であれば高値に期待できるという裏返しでもあり、車両状態に自信のある現有オーナー様にとっては大いに期待できると考えていいでしょう。

ステリカン時代の”最後のインディアン”にしてポラリス体制へと移行する過渡期に製造されたCVA型チーフ ビンテージ 2012年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、H-Dのビッグツイン群との違いや独自の魅力に関する正しい理解に加え、1世紀以上に及ぶチーフシリーズに関する正確な知識と適切に車両状態を評価できる目利き力を大前提とした上で、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

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解説記事更新日：2024年10月24日

ポラリス・インダストリーズに経営権が移り、ノースカロライナ州キングスマウンテンからアイオワ州スピリットレイクへと生産の場を移行した新生インディアン。すでに水面下では新型エンジンの完成が秒読みに入っていたものの、2012年はポラリス社の副社長権インディアン特別プロジェクト担当であるマーク・ブラックウェルを始めとする首脳陣の判断で大事を取り、「キングズマウンテン時代に終焉を告げるモデル」を販売することで従来ファンの愛顧に応えることを選択。その白羽の矢が立った存在が、長い歴史と伝統を誇る当時チーフシリーズの最上位グレードであった『Chief Vintage(チーフ ビンテージ)』でした。

事実上最後のPowerPlus 105(パワープラス105)エンジン搭載モデルとなった本機チーフビンテージに対し、ポラリス副社長のひとりであったモーターサイクル担当のスティーブ・メネトはお披露目の場でインディアンモーターサイクルの長く誇り高い伝統を尊重し祝う気持ちを述べた後、「インディアンを象徴するモデルとして長年販売されてきたチーフのファイナル エディションは、インディアンモーターサイクルの長い歴史の物語、並びにアメリカで最も古いオリジナルのモーターサイクルブランドとしての伝統を維持してくれたキングスマウンテンのチームへの感謝の表れです」と旧体制へのリスペクトを込めて語り、往年のファンたちに対する感謝の気持ちと共に翌2014年モデルでの新エンジンを搭載したチーフのカムバックを明言。後に登場する水冷エンジン搭載の第2世代スカウトに先駆け、旧時代への別れと新時代への移行を告げる新たな門出を見事に飾りったと言えるでしょう。

車体・エンジン共にキングズマウンテンで製造された最後のコンポーネントを使用して作られた2012年のチーフビンテージは、リジッドサス期の最晩年であった1939年のニューヨーク万国博覧会に展示された車両をオマージュしたデザインが最大の特徴で、同博覧会をイメージしたサンダーブラックにインディアンレッドが織り成すツートーンカラーの重厚かつ厳かな雰囲気な装い。ガソリンタンク両サイドにはインディアンの象徴である「ウォーボンネット」とピンストライプをゴールドで彩り、品のある高級感を演出するためフロントにクロム仕上げのフェンダーチップを配した見事な造形美に加え、このファイナルエディション専用にフリンジ付サドルシートといった基本装備も黒で統一され、カリフォルニア州ロングビーチにて開催された国際モーターサイクルショーの場でお披露目の際には多くのメディア関係者を沸かせたことは言うまでもありません。ステリカンリミテッド主導のキングズマウンテン時代からポラリス主導の新体制への移行と同時に、「インディアンモーターサイクル」というブランドが新時代へ歩み出した第一歩として、この2013年モデルのチーフビンテージには『Chief Vintage Fainal Edition(チーフ ビンテージ ファイナルエディション)』の名が与えられ、インディアン愛好家の間では貴重なコレクターズアイテムとなりました。

現在の中古バイク市場においては、キングズマウンテンの工場で製造された最後のコンポーネントを用いた正真正銘最後のモデルということ、その限りあるコンポーネントを使用した希少性、このチーフビンテージ ファイナルエディション専用カラーリングに関するコレクター間の評価は非常に高く、中古バイク市場に出てくることは極めて稀。事実、年間で20万台にもおよぶ中古バイクが取引され、名実ともに中古バイク業界最大のマーケットである「業者間オークション」の場でも一切の出品記録がないほどで、現有オーナー様にとっては非常に鼻が高い逸品だと言っても過言ではありません。海外市場では極上車に対して2万5000ドル以上の値段にて取引されるケースもあり、キングズマウンテン時代のチーフシリーズの中でも特に貴重なモデルですが、オリジナル度や車両状態によっては捨て値に近い値段がつくケースも過去には記録されており、非常に格差が大きいビンテージインディアンのひとつでもあります。近代モーターサイクル史においても貴重な存在であることは間違いなく、車両状態に自信のあるオーナー様にとっては非常に期待値の高いモデルであるだけに、売る売らないはさておき現在の相場価値を知る上で買取査定だけでも受けてみるだけの価値は十分にあると言えるでしょう。

キングズマウンテン時代の終焉を告げる”最後のインディアン”となったCVA型チーフ ビンテージ ファイナルエディションことチーフビンテージ 2012年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、H-Dのビッグツイン群との違いや独自の魅力に関する正しい理解に加え、1世紀以上に及ぶチーフシリーズに関する正確な知識と適切に車両状態を評価できる目利き力を大前提とした上で、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

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解説記事更新日：2024年10月25日

ギルロイ時代に生み出されたプラットフォームを基に改良を加えたステリカン時代が終わりを告げ、ポラリス・インダストリーズ傘下として新たなスタートを切ることとなった新生インディアン。2012年から2013年にかけては新工場への移転と次世代エンジン開発の準備期間となりましたが、その2年の雌伏の時を経て満を持して登場することとなったのが、2014年モデルとして刷新が図られたCCV型 Chief Vintageを始めとするチーフシリーズです。

キングズマウンテン時代のチーフビンテージはシリーズにおける最上位グレードという位置付けでしたが、今回もモデルチェンジに際してより多くのファンに乗ってもらうために販売価格を引き下げた中間グレードという位置付けに変更されており、標準グレードの『Chief Classic(チーフ クラシック。後のチーフダークホースは直系の正統後継モデルにあたる存在)』と、フォークマウントフェアリングとそれに伴うフレームなどの補強にエアサスペンションを導入した『Chieftain(チーフテン)』の中間として、新車販売価格は20,999ドルという大幅な値下げを実施。限定販売モデルとして前年に販売された『Chief Vintage Final Edition(チーフビンテージ ファイナルエディション(FE)』が37,999ドルであったことと比較すると半値に近いプライスタグとなり、かつてのチーフシリーズのファンたちをあっと驚かせる攻めのプロモーションであったと言えるでしょう。

ここだけを見るとかつてのフラグシップが零落したかのような印象を受けてしまいますが、2年間の空白期を設けた上でのフルモデルチェンジとなっただけのことはあり、新設計となった鍛造アルミ製フレームはエアボックス付きの一体型でわずか64ポンドという驚異的な軽さを実現。大型SSに匹敵する軽さと高剛性を兼ね備えたこの基本骨格にレイク角29度で46mm径の正立式カートリッジフォークとプリロード調整機構付シングルショックとをセッティング。前後サスペンションのトラベル量もかつての4.25/2.90インチから4.70/3.70インチと大幅に衝撃吸収性が高められているものの、ホイールサイズは敢えて従来通りの前130/90・後180/65のままというのがマニアックなポイントで、新旧フレームとサスペンションの違いによる乗り味の向上ぶりをユーザーに体験してもらうための設計に。スポーツバガーとしての色合いが強い新フラグシップのチーフテンのホイールベース65.7インチに対し、本機チーフビンテージは68.1インチと長大で小回りに関しては劣るものの、迫力あるボディにビンテージレザー製のフリンジ付シートやサドルバッグ、前年のチーフビンテージ ファイナルエディションで好評を博したクロムフェンダーチップにヴィンテージクロムバッジとクイックリリース方式の大型ウインドシールドといった数々の装備が自慢のチーフビンテージにはよくマッチしており、威風堂々を払う体格のよさと直進安定性の確かさは新生チーフシリーズの中でも随一と言えるほど。

搭載されるエンジンもまた秀逸で、かつての「Power Plus105(パワープラス105)」の造形美を受け継ぎつつ、ポラリス副社長権インディアン特別プロジェクト担当であるマーク・ブラックウェル指揮によって生み出された新型パワーユニット『Thunder Stroke111(サンダーストローク11)1)』をついに実装。ボア×ストロークを101×113mmへと拡大した総排気量1,811ccエンジンが生み出すトルクは最大で161.6Nm/3,000rpmにも達するもので、性能面で不利な空冷方式でありながら、排気量2,053ccの水冷Vツインで世界最強スペックを誇るVツインとして名を馳せたカワサキ・バルカン2000に迫る数値を叩き出し、ビッグツインの王であるH-D製マシンの数々を凌駕するハイスペックを実現したのは実にお見事。この獰猛なまでのハイパワーエンジンを容易に乗りこなすため、ローギア比9.403 :1という調整となっているのが実にフレンドリー。前後共に300mm径のダブル&シングルディスクとABSによる確かな制動力に加え、クルーズコントロールによる極めて高いロングツーリング適性、鷹揚なポジションを可能とするハイウェイバーハンドルに深めのバンク角と、見た目の迫力以上に優秀なスポーツ性の高さも評価すべきポイントで、総じて非常に満足度の高い一台だと言えます。

リニューアルを果たしたチーフビンテージ 2014年モデルにはインディアンの標準カラーであるサンダーブラックをスタンダードカラーとし、伝統のインディアンレッドと新規色のスプリングフィールドブルーをオプションカラーとして全3色が設定されました。このうち、スプリングフィールドブルーは暗い所では金属的な鈍さを感じさせる一方、陽光の下では深みのある輝き方とシックで上質な雰囲気を醸し出すというこの2014年モデルのみに設定された特別色となっており、海外市場ではそのシックでエレガントな輝きが好事家たちの間で人気を博しております。

現在の中古バイク市場においては、2014年当時に日本市場での販売窓口となっていたホワイトハウスオートモービルによって販売されていたものの、『PROJECT RUSHMORE(プロジェクト ラッシュモア)』を掲げた新モデル群を発表したH-D勢に押された形となってしまい、日本市場における流通台数はかなり少なめ。年間で20万台におよぶ中古バイクが取引され、名実ともに中古バイク業界最大のマーケットである「業者間オークション」においても、2024年秋時点では純粋なCCV型チーフビンテージ 2014年モデルとしての出品は実動車3台のわずかな記録があるのみで、そのいずれもが非純正色へのオールペンが施された車両となっており、使用感の濃さや総合的な車両状態によってそこまで入札が伸びずに落札を迎えた形となっており、平均取引価格は120万円と少々低めの結果になってしまいました。2014年当時の日本国内における実売価格が税込み269万円であったことを考慮するとそこまで低いとは言い切れないものの、出品された車両がオリジナル度が高く海外マニアからの受けも良いスプリングフィールドブルーのカラーリングであったと仮定すると、これを上回る落札価格となった可能性はかなり高く、状態の良し悪しに左右された好例だと言えるでしょう。ちなみにCCV型チーフビンテージの2014年モデルは2022年を最後に同オークションの場への出品はなく、排気量をさらに拡大した「サンダーストローク116」を搭載する新型チーフなどへの乗り換え・買い替え、あるいは高額買取を希望されるオーナー様にとっては品薄状況の今は高値がつきやすい好機だと考えてよく、買取査定に出してみるだけの価値は十分あると言えるでしょう。

キングズマウンテン時代のCVA型から新型エンジン・サンダーストローク111搭載のCCV型へと世代交代を果たし、新グレード制でリニューアルを遂げたチーフビンテージ 2014年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、H-Dのビッグツイン群との違いや独自の魅力に関する正しい理解に加え、1世紀以上に及ぶチーフシリーズに関する正確な知識と適切に車両状態を評価できる目利き力を大前提とした上で、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

インディアン・CCV型チーフ ビンテージ 2014年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外メーカー製バイクの価値にも精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年10月26日

ボア×ストロークを101×113mmのロングストローク新エンジンThunder Stroke111(サンダーストローク111)』を搭載し、スピリットレイクにて進化を遂げた新生チーフシリーズ。先代までのフラグシップとしての座はスポーツバーに禅譲し、より多くのユーザーに親しまれる中間グレードという形でリニューアルされたチーフビンテージの2015年モデルは、諸元は据え置きとしながらもカラーリング変更で訴求力を強化。伝統のインディアンカラーをバリエーションに加え、さらなる飛躍に向けた一年となりました。

前2014年モデルでは『PROJECT RUSHMORE(プロジェクト ラッシュモア)』を掲げたH-Dのビッグツイン群の後塵を拝した形で一年を終えてしまったものの、ポラリスインダストリーズ傘下となったことなどに関する認知度が高まったことや新車販売価格が20,999ドルへと引き下げられ、新規ユーザーでも購入しやすくなった新生チーフビンテージでしたが、ホワイトウォールタイヤにディープフェンダー、ウォーボンネットのフェンダーランプというチーフシリーズ伝統のアイコン類、タンレザー製のフリンジ付サドルシートと専用サドルバッグといった魅力はそっくりそのまま継承。エアボックス付きの一体型アルミフレームによる優れた骨格に、レイク角29度でマウントされた46mm径の正立式カートリッジフォークとプリロード調整機構付シングルショックによるキレのいいハンドリングと優れた衝撃吸収性は非常に素晴らしく、かつてのフラグシップモデルらしい見事な完成度の高さにより、キャリーオーバーの形で販売された2015年モデルでも好意的な評価が多数寄せられることとなりました。

この2015年という年は、前述のプロジェクトラッシュモアに伴う大型アップデートにより、大型ウインドシールドにレザー製サドルバッグを装備し50年代のFLをオマージュしたH-D・FLSTCヘリテイジ ソフテイルクラシックが新型エンジンを搭載しての直接対決となる可能性がファンの間で話題になりましたが、排気量1,583ccのツインカム96B搭載のままでの販売継続となり、両者の対決は翌年以降に持ち越しされることとなりました。ポラリス陣営もそれを意識していたためか、この2015年モデルでは往年のチーフらしさ満点のふたつのツートーンカラーを加えた以下の全5色を設定し、ヴィンテージクルーザーファンからの訴求力を高めるお色直しが行われることに。

・単色…サンダーブラック/インディアンレッド
・ツートーン…ウィローグリーン&アイボリークリーム/インディアンレッド&アイボリークリーム/インディアンレッド&サンダーブラック

現在の中古バイク市場においては、当時の日本国内総代理店となっていたホワイトハウスオートモービルによる「スカウトキャラバン」と銘打った体験試乗会が全国主要都市で開催され多くの注目を集めましたが、まだH-Dのビッグツイン群と比べ認知度が低かったこと、新車販売価格の高さで一生モノとして購入を決めるユーザーが多数を占めた関係上、中古バイクとしての流通数はさほど多くはありません。このことは年間で20万台もの中古バイクが取引される業界最大のマーケットである「業者間オークション」の場でも同様で、2015年のリリース時点から10年の間で出品記録自体がないほど。荒々しさを感じる鼓動感に低中速域での力強いパンチ力など、当時まだ総排気量1,583ccであったツインカム96エンジンを搭載していたH-D製クルーザーよりもハイスペックでしたが、それを知るのは酸いも甘いも噛み分けた目の肥えたファンが大多数を占めていたがゆえの少数派だったのが悔やまれます。この品薄状況はなるべく高く売りたいとお考えのオーナー様にとってはご祝儀価格の高額買取となる可能性が高い歓迎材料であり、状態次第では後年の「サンダーストローク116」搭載モデルに匹敵する買取価格が飛び出す可能性を秘めているだけに、検討材料のひとつとして買取査定だけでも受けてみる価値が十分にあると言えるでしょう。特に往年のインディアン製モーターサイクルの象徴であるふたつのツートーンカラー仕様車は買取面でのプラス材料となる公算が高く、大いに期待してヨシ。

サンダーストローク111搭載のCCV型へと世代交代を果たし、新グレード制でリニューアルを遂げたチーフビンテージ 2015年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、H-Dのビッグツイン群との違いや独自の魅力に関する正しい理解に加え、1世紀以上に及ぶチーフシリーズに関する正確な知識と適切に車両状態を評価できる目利き力を大前提とした上で、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

インディアン・CCV型チーフ ビンテージ 2015年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外メーカー製バイクの価値にも精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年10月30日

ボンネビルソルトフラッツやウォール・オブ・デスなど、様々な形でインディアン製モーターサイクルの優秀さを知らしめたスカウトが復活したことにより、記録的な第2四半期の売上実績を記録することとなった新生インディアン。翌2016年の本機チーフビンテージはお色直しのみとなったものの、シリーズとしては漆黒のボディを与えられたニューフェイスが加わり、2016年1月に特別限定モデルを追加販売するなどこれまで以上に存在感を高めた一年となりました。

徒に仕様変更することなく販売継続となったチーフビンテージ 2016年モデルでしたが、この2016年モデルでは大排気量クルーザーのトレンドを意識して16インチのポリッシュエイプハンガーハンドルバーキット、大排気量車ならではの力強いエキゾーストサウンドをさらに魅力的なものにするフィッシュテールエキゾーストチップ、デザートタンの本革製ハンドルバーバッグと3つの新作オプションを用意。特にエイプハンガーハンドルは純正ハンドルよりも程よい短縮化といったメリットが大柄なアメリカ人ライダーから好評を博し、よりライディングポジションの自由度が高くなる効果が喧伝され、後々まで続くチーフシリーズ定番カスタムパーツに。カラーリングは前年に2パターンが用意されたインディアンレッドのツートーンが両方とも廃止となり、入れ替わりにスターシルバー&サンダーブラックを追加し以下の全4色設定となりました。

・単色…サンダーブラック/インディアンレッド
・ツートーン…ウィローグリーン&アイボリークリーム/スターシルバー&サンダーブラック

ちなみにメーカー標準カラーとは別に、アメリカでもっとも親しまれていると言っても過言ではないテネシーウイスキーの大家である『Jack Daniels(ジャックダニエル)』との特別コラボモデル『Jack Daniels Chief Vintage(ジャックダニエルズ チーフヴィンテージ)』を発表。醸造に用いられるバレルとジャックダニエルのラベルカラーをオマージュした特別なカラーリングに加え、150年の長きに渡りジャック・ダニエルの蒸留工程を監督した7人のマイスターの名前を刻印したスペシャルフェンダーなどがおごられ、ラスベガスで開催される世界最大の自動車オークション『バレット・ジャクソン・オークション』へも出品され、新生インディアンのブランド力の向上ぶりを全世界に喧伝する大きな役割を果たしました。

2016年モデルのニューカマーとしては、後のチーフシリーズの顔役のひとりとなる『Chief Dark Horse(チーフ ダークホース)』がラインナップに加わり、サンダーストローク111のウリであるビッグパワーと迫力あるエキゾーストサウンドなどと相まって新たなカスタム性を提案する形に。同年はH-D・ソフテイルシリーズが排気量を拡大した『Twin Cam103B(ツインカム103B)』をソフテイルシリーズに導入し、インディアン・チーフシリーズへ対抗する姿勢を露わにした年でもありましたが、チーフシリーズの特色であった煌びやかなクロムアクセサリーや艶やかなペイントの一切を排除したダークスタイルでマッシヴさを強調した無骨さが多くの反響を巻き起こし、デビュー初年ながらも好調なセールスを記録。フリンジ付シートや本革製サドルバッグといったヘリテイジテイスト満載の本機チーフビンテージとは対照的な姿により、チーフシリーズ全体の注目度を高めることに成功した一年だったと言えるでしょう。

現在の中古バイク市場においては、価格改定によって日本円換算で15万円近い値上げとなったことなどにより、前年の2015年モデル以上に慎重な検討を重ねて購入したオーナー層が多く、中古バイクとしての流通はごくわずか。年間で20万台にもおよぶ中古バイクが取引され、名実ともに中古バイク業界最大のマーケットである「業者間オークション」の場においても、2016年から2024年時点までの集計では出品記録そのものがないほどで、バイクライフの終活として大切にしてきた愛車を委託販売で譲渡する…という形で時折出回る程度。このような状況が長らく続いているだけに、高額での売却を希望される現有オーナー様にとっては品薄状況による高額買取に期待できると考えてよく、検討材料のひとつとして買取査定に出してみるだけの価値は十分にあると言えるでしょう。

サンダーストローク111搭載のCCV型へと世代交代を果たし、新グレード制でリニューアルを遂げたチーフビンテージ 2016年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、H-Dのビッグツイン群との違いや独自の魅力に関する正しい理解に加え、1世紀以上に及ぶチーフシリーズに関する正確な知識と適切に車両状態を評価できる目利き力を大前提とした上で、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

インディアン・CCV型チーフ ビンテージ 2016年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外メーカー製バイクの価値にも精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年11月04日

『Jack Daniels(ジャックダニエル)』との特別コラボモデルを世界最大の自動車オークションへ出品したことを始め、派生モデルの追加などで新生インディアンの中核を担うモデルとしての存在感の強さを世界に喧伝した2016年から年が明け、チーフビンテージはカラーリング変更によるお色直しを実施し販売継続に。諸元自体に変更はなかったものの、名機再来として賞賛を集める新生スカウトシリーズ、並びにこの2017年モデルで加わったラグジュアリーバガーを盛り上げるべく、大幅な値下げを実施しての大々的なプロモーションで新生インディアンの訴求力向上の役割を果たしました。

この年は大型フェアリングを装着したツアラースタイルの派生モデルである『Chieftain(チーフテン)』に最上位グレードとして『Chieftain Limited(チーフテン リミテッド』が新たに加わり、上質なクロムパーツの数々とラグジュアリーツアラーならではの100ワットスピーカーなどを備えたオーディオシステム、従来モデルを凌駕するフレンドリーで多機能な新型インフォテイメントシステム『Ride Command(ライド コマンド)』を導入したことにより、H-DのFLTRK ロードグライドリミテッド やホンダ・ゴールドウィングに匹敵する豪華クルーザーとして多くの注目を集めることに。数々の豪華装備を誇りながら、アメリカでの新車販売価格24,499ドル(当時レート換算で約280万円)という手頃な価格設定で目の肥えたビッグクルーザー愛好家たちからの熱い視線を一身に集めました。

期待のニューフェイスであり、新生チーフシリーズの旗艦ともなるモデルの誕生を盛り上げるべく、本機チーフビンテージは前年の新車販売価格から2,000ドルの値下げを実施するという思い切ったプロモーションを実施し、アメリカ国内向けには19,999ドルにプライスタグを変更。ビンテージ色濃厚な上級モデルらしさはそのままに、日本円換算で約233万円というロープライス設定はハイテク装備を導入したニューフェイスとの対照ぶりでも注目を集め、ヴィンテージバガーというジャンルにおける訴求力を不動のものにする大きな成果を得たと言えるでしょう。この2017年モデルでは単色のベーシックモデルがサンダーブラックのみとなり、ツートーンモデルとしては新色のスプリングフィールドブルー&アイボリー クリーム、復刻カラーとなるインディアンモーターサイクルレッド&アイボリークリームと継続色のウィローグリーン&アイボリークリームを加えての全4色設定に変更。ヴィンテージテイストを強調する美しいツートーン仕様を前面に出す形で販売継続に。

現在の中古バイク市場においては、2015年・2016年と続いた日本市場での実売価格の高さによって「おいそれとは手を出しづらい高級クルーザー」としてのイメージが根強かったこともあり、輸入車としての販売台数もそこまで多くはないというのが実情。これは中古バイク業界最大の取引量を誇る「業者間オークション」の場においても同様で、2017年から2024年までの7年間で出品記録ゼロという状況がそれを裏付けていると言えるでしょう。カラーリング変更のみで事実上のキャリーオーバーモデルであったこともその一因と考えられますが、いずれにしても極端な品薄状況であることは間違いありません。この状況は高額での売却を希望するオーナー様にとっては追い風となる要素であるだけに、この機会に買取査定だけでも受けてみた上で検討材料にすることをおすすめいたします。特にこの2017年モデルでの新色・スプリングフィールドブルー&アイボリー クリームはサンダーストローク111時代では唯一のカラーリングであるだけに、状態次第ではかなりの高額買取につながる可能性も十分あり。前述オークションへの出品記録が乏しい状況であればご祝儀価格にも期待できるだけに、極端な品薄状態ならではのチャンスだと言えるでしょう。

サンダーストローク111搭載のCCV型へと世代交代を果たし、新グレード制でリニューアルを遂げたチーフビンテージ 2017年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、H-Dのビッグツイン群との違いや独自の魅力に関する正しい理解に加え、1世紀以上に及ぶチーフシリーズに関する正確な知識と適切に車両状態を評価できる目利き力を大前提とした上で、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

インディアン・CCV型チーフ ビンテージ 2017年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外メーカー製バイクの価値にも精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年11月07日

前年のAFT(アメリカンフラットトラック・全米フラットトラック選手権)に参戦したファクトリーマシン・FTR750が初参戦でタイトル獲得という快挙を成し遂げた翌2018年、新生インディアンの技術力に注目が集まる中で、販売の中核を成す看板シリーズのひとりとして販売継続となった本機チーフビンテージ。この年も諸元変更はなくカラーリング変更のみでの続投となりましたが、排気量を拡大した新エンジンの開発が水面下で行われ、リニューアルに向けての雌伏の一年となりました。

2014年に111キュービックインチのサンダーストローク111を搭載してのリニューアル以降、目立った仕様変更なく販売継続を続けてきた新生チーフシリーズでしたが、スカウト直系の水冷エンジンを搭載したFTR750が大レースでの華々しい記録を樹立したことでメーカーの技術力を結集したハイパフォーマンスクルーザーの誕生にも大きな期待が寄せられるように。また、欧州における排ガス規制「ユーロ5」の施行も間近に迫ったこの頃より、当該規制への適合化を図った新エンジン開発プロジェクトが始動。さらなる飛躍の時に向け、キャリーオーバーモデルとしての販売を続けながらもニューカラー導入による新規ファンへのアピールに務める形で続投となりました。

この年は一大ビッグツイン群を擁するライバルであるH-Dの大勢力であるソフテイルファミリーに半油冷方式の新型Vツインエンジン『Milwaukee-Eight®(ミルウォーキーエイト)』が解禁された年でもあり、ヴィンテージバガーというスタイルで販売面における好敵手であったFLSTCヘリテイジクラシックが次世代へと移行。排気量1,745ccのミルウォーキーエイト107搭載モデルFLHCと本機の1,811ccを上回る排気量1,868ccのミルウォーキーエイト114搭載のFLHCSによる二頭立てで立ち塞がったものの、かつての魅力であったクラシックスタイルのレザー製サイドバッグが現代的なデザインに変わったこと、クロムパーツの減少化でヴィンテージ感が弱まったことで逆に本機チーフビンテージの魅力をクルーザーファンに再認識させるという皮肉な結果に。また、排気量と冷却方式で有利な形であるのにも関わらず、本機の最大トルク161.6 Nmを上回るまでには至らなかったことやユーザーから寄せられた意見などにより、ミルウォーキーエイト107搭載のFLHCは2020年モデルで旧型モデルと同様のクロムパーツ装着車へと仕様変更を実施した事実と合わせて考えると、「ユーザーから愛されているチャームポイントを変えないこと」の重要性を大いに考えさせられる出来事だと言えるでしょう。

チーフビンテージ 2020年モデルでは、鈍い輝きでマッシヴ感を強調したスターシルバー&オーバーサンダーブラックと抜けるような空の青さをイメージしたスカイブルー&パールホワイトが新規色として加わり、全4色設定に。バリエーションとしては以下の通りとなりました。

・単色…サンダーブラック
・ツートーン…ウィローグリーン&アイボリークリーム/スターシルバー&オーバーサンダーブラック/スカイブルー&パールホワイト

お色直しのみでの販売継続となったのは少々残念なところですが、直接的なライバル関係であったH-D・FLHCがヴィンテージ色を弱めたのに対し、往年のインディアン・チーフの伝統を忠実に守った2018年モデルのカラーリングがビンテージクルーザー愛好家からの支持を高める結果になったのがこのイヤーモデルの面白いところで、嗜好性の強い大排気量車では「変わらないこともまた重要」ということを如実に示す形となりました。

現在の中古バイク市場においては、2018年当時での新車販売価格が340万円と高額すぎたこともあり、前3年のイヤーモデル同様に輸入車としての販売台数が少なく、中古バイクとしての流通量は非常に少なめ。年間で20万台にもおよぶ中古バイクが取引され、名実ともに中古バイク業界最大のマーケットである「業者間オークション」の場においてもこの傾向は変わらず、2018年から2024年までの間に出品された車両なしというデータからも日本市場での玉数の少なさが伺い知れる状況。諸元上の変更がなく、地味な印象を受けるイヤーモデルではあるものの、野生的な荒々しさを秘めながらも上質なレザー製サドルバッグといった玄人好みなテイストを持つ本機であるだけに、極端な品薄状態が続いているこの状況は高額での売却を希望されるオーナー様にとってはまたとない好機でもあります。手放すかどうかはさておき、初物に対する「ご祝儀価格」が期待できるこの機に買取査定だけでも受けておいて損はないと言えるでしょう。

サンダーストローク111搭載のCCV型へと世代交代を果たし、新グレード制でリニューアルを遂げたチーフビンテージ 2018年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、H-Dのビッグツイン群との違いや独自の魅力に関する正しい理解に加え、1世紀以上に及ぶチーフシリーズに関する正確な知識と適切に車両状態を評価できる目利き力を大前提とした上で、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

インディアン・CCV型チーフ ビンテージ 2018年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外メーカー製バイクの価値にも精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年11月07日

2014年にサンダーストローク111を搭載したフルモデルチェンジを実施して以降、諸元上の変更なく販売継続となっていたチーフビンテージでしたが、2019年モデルではクルージング性向上のためのマイナーチェンジとカラーリング変更を実施。AFT(アメリカンフラットトラック・全米フラットトラック選手権)でファクトリーマシン・FTR750が破竹の快進撃を続ける中、新生インディアン製モーターサイクルの快適な走りの魅力を知らしめる玄人好みなバージョンアップが図られました。

実に5年ぶりのアップデートとなったチーフビンテージ 2020年モデルは、チーフシリーズから独立したスプリングフィールド・ロードマスターと共にライドモードを実装化。ツアー、スタンダード、スポーツの3パターンから選択するタイプのライドモードにより、走行シーンや乗り手の気分に合わせてスロットルマップを瞬時に切り替えることが可能。ツアーモードではゆったりと流せる気楽な出力特性となり、スタンダードでは持ち前のビッグパワーと極太トルクを活かした豪快なスロットルレスポンス、スポーツモードではハイスペックエンジンの性能をフルに発揮できるシャープなレスポンスと怒涛の加速力へと変化し、本当に3つの異なるマシンを操っているかのような変化に驚かされます。また、2019年モデルではFTRに導入されていた停車時にシリンダーを休止させることでエンジンへの負荷と排出ガス低減化を図るためのシリンダー休止機構(リアシリンダー/ディアクティベーションシステム)が導入され、渋滞時などにエンジン放熱を抑え乗り手の体力消耗を軽減化する恩恵も付与され快適性を高めるアップデートに。その一方で新車販売価格は前年からの完全据え置きとなる19,999ドル(当時レートで約222万円)とリーズナブルに抑えられ、ヴィンテージテイスト濃厚な本機をさらに魅力的に見せる営業戦略で新規ユーザーへのアピールを強化したと言えるでしょう。

カラーリングに関しては前年からの削減となってしまい、単色・ツートーンを含め全3色設定。鈍い輝きでマッシヴ感を強調したスターシルバー&オーバーサンダーブラックが廃版となり、サンダーブラック(標準モデル)・ウィローグリーン&アイボリークリーム/スカイブルー&パールホワイトのみに絞っての継投となりました。

現在の中古バイク市場においては、年間で20万台にもおよぶ中古バイクが取引され、名実ともに中古バイク業界最大のマーケットである「業者間オークション」でも出品記録そのものがなかった前3年までのイヤーモデルに対し、走行疑義判定と純正パーツ欠品多数という大きなマイナス要素を抱えた状態ながらも実動車1台が2024年に入って出品された記録があり、88万円台にて落札に。ノーマル状態で大事に乗り続けてきたオーナーが多いチーフビンテージにしては異例とも言えるほどのボバーカスタム車で、大型ウインドシールドや本革製サドルバッグといったチーフビンテージを象徴するパーツが欠品状態であったこと、実走行距離が不明でエンジンからのオイル漏れがあったことを考慮するとまずまず高いと言える水準での成約に至りました。さすがにこの極端なデータを以って相場を論じることは憚られますが、ヴィンテージテイストの濃厚さがウリの本機にとっては致命的と言えるほどのネガティブ要素を抱えて90万円に迫る価格での落札となったことは一見の価値があり、売却を考えておられるオーナー様にとってはひとつの指針となるデータだと言えるでしょう。同オークションへの初出品車両がこの状態であったことを踏まえると、程度良好なノーマル車は確実のこれ以上の価格に期待できるだけに、初物に対するご祝儀価格も期待できるこの機に買取査定だけでも受けてみることをおすすめいたします。

サンダーストローク111搭載でリニューアルを遂げて以降、5年ぶりのアップデートとなったチーフビンテージ 2019年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、H-Dのビッグツイン群との違いや独自の魅力に関する正しい理解に加え、1世紀以上に及ぶチーフシリーズに関する正確な知識と適切に車両状態を評価できる目利き力を大前提とした上で、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

インディアン・CCV型チーフ ビンテージ 2019年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外メーカー製バイクの価値にも精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年11月07日

ビッグツインの王者であるハーレーダビッドソンが半油冷式の新型エンジン『Milwaukee-Eight(ミルウォーキーエイト)』を導入したことに対し、新生インディアンが水面下で開発を続けてきた水冷Vツイン搭載の次世代ツアラーとリリースした2020年、CCV型チーフビンテージはついにこの年を以って現役生活に幕を下ろすことに。事実上のファイナルエディションとなったこのイヤーモデルでは、フォークのマウント角とリアサスペンション変更での運動性能強化とカラーリング変更でバージョンアップが実施されました。

この2020年はエンジン冷却を従来の空冷から水冷方式へと変更し、総排気量1,768ccとサンダーストロークより小排気量でありながら、178Nm/3,800rpmというピークトルクで現行Vツイン最強スペックを実現した新型エンジン『Power Plus(パワープラス)』搭載モデルとしてChallenger(チャレンジャー)シリーズがラインナップ入り。本機チーフビンテージらが築き上げてきたVツインバガーとしての設計を継承しつつ、大型フェアリングとその中央部に配されたモノアイヘッドランプ、ボッシュ製6軸IMUなどを採用した3タイプのライドモードとドラッグコントロールといった電子制御の数々により、現代的なスタイリングのバガーマシンとして鳴り物入りで登場。空冷Vツイン搭載のチーフビンテージに関する人気は依然として高かったものの、この次世代モデルが登場したことにより世代交代となりました。

一般的にはロールアウトが決まったモデルは諸元・カラーリング等の変更なくキャリーオーバーで販売継続し、生産ロットがなくなった時点で販売打ち切りを迎えるのが常なのですが、キングスマウンテン期からチーフシリーズの中核を担った本機チーフビンテージはその慣習を破り、リアショックをエアアジャスタブルタイプへ変更するアップデートを実施。従来モデルのトラベル量3.7インチであったリアショックに対し、2020年モデルで導入された新型ショックは4.5インチと約20%のトラベル量増加が図られた衝撃吸収性の高いもので、走行シーンや気温などによって変化する負荷条件への調整が簡単に行えるようになり、ラグジュアリークルーザー並みの快適な座り心地へと進化を遂げました。また、この2020年モデルでは従来モデルでは29度であったレイク角を25度へと変更し、よりシャープなハンドリングと操縦性に。これらの変更により、車体サイズは一回りほど小さめの全長2,583×全幅1,000×全高1,444mmと変わったものの、低速域での操縦性が400ccネイキッド並みに扱いやすいものへと変化しているのがポイントで、長年愛し続けてきてくれたファンたちに対する見事な内容で現役生活に幕を下ろしました。カラーリングも長年に渡りチーフシリーズの中心にいた本機チーフビンテージへの餞といった形で刷新され、以下の全5色設定に。

・単色…サンダーブラック
・ツートーン…ウィローグリーン&アイボリークリーム/コースタルグリーン&パールホワイト/バーニッシュドメタリック&サンドストーンメタリック/パトリオットレッド&パールホワイト

2024年の現時点では、チーフビンテージ同様のレザー製サドルバッグを装着するヴィンテージバガーはラインナップになく、サンダーストローク116以降の新エンジンを搭載しての復活がマニア達から熱望されております。

現在の中古バイク市場においては、この年から日本法人であるポラリスジャパンが正規販売を開始したことにより、前年までの総代理店であったホワイトハウスオートモービルよりも安価な309万8000円(税込み)で販売されたものの、名門チーフシリーズの中核を担った由緒正しいモデルとして半ばコレクターズマシン化している状況。この状況は年間で20万台にもおよぶ中古バイクが取引され、名実ともに中古バイク業界最大のマーケットとなっている「業者間オークション」でも同様で、2020年から2024年までの間に出品記録そのものがないというほど極端な品薄状態が続いております。バイクに関する知識がなくとも、一目見てしまえば誰もが視線を奪われてしまうほどヴィンテージテイスト満載のモデルであるだけに、事実上のファイナルエディションとなったチーフビンテージ 2020年モデルは全年式を通じてもっとも評価額が高くなると考えて間違いはなく、高額買取を狙うならば初物に対するご祝儀価格も期待できる今こそが千載一遇の大チャンス。この機に乗じて、買取査定だけでも受けてみるというのも愛機の真価を知る一環として大いにありだと言えるでしょう。

事実上の最終型となりながらも、ファンからの愛顧に応えるためにアップデートが計られたチーフビンテージ 2020年モデルで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、H-Dのビッグツイン群との違いや独自の魅力に関する正しい理解に加え、1世紀以上に及ぶチーフシリーズに関する正確な知識と適切に車両状態を評価できる目利き力を大前提とした上で、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。

インディアン・CCV型チーフ ビンテージ 2020年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外メーカー製バイクの価値にも精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年11月07日