コンセプトは「大都会のチーター」。
YAMAHAは共通のエンジンと車体を使ってバリエーションモデルを作る「プラットフォーム」展開を進めており、MT-25は250ccフルカウルスポーツであるYZF-R25をベースに、ネイキッド仕様に仕上げたバイクです。
2015年10月、MTシリーズの末弟としてデビューを果たしました。
YZF-R25との主な違いは、カウルの有無とハンドル形状。
カウルをなくすことで1kgの軽量化を実現、やや幅広なバーハンドルを採用し、よりストリートでの走行に適したポジションとなりました。
2020年にはマイナーチェンジを敢行し、デザインが一新されます。
新たに採用された倒立式フロントフォークによりハンドリング性能が向上、アップライトなポジションと相まって、ストリートでの取り扱いやすさに磨きがかかりました。MT-25のご売却をお考えなら買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2021年10月17日

新登場となった2016年モデルのMT-25。
バーハンドルは幅広で、その位置は、YZF-RR25比で39ミリ高く19ミリ手前となっており、アップライトなライディングポジションを実現しました。
カラーリングは、《レッドメタリック7》《マットシルバー1》《ブラックメタリックX》です。
販売価格は48.5万円であった

解説記事更新日：2021年10月17日

2017年、MT-25はカラーリングの変更を受けています。MotoGPのヤマハファクトリーチームマシンをイメージさせる《ディープパープリッシュブルーメタリックC》と、《シルバー8》、《ブラックメタリックX》です。シルバーとブラックは継続ですがディティールが変更されています。
MT-25は、MT-03（320cc）と共に2015年10月に発売されたネイキッドで、コンセプトは【大都会のチーター】です。ネイキッドを基本としつつ、タンク本体、ニーグリップ部分、ラジエターシュラウドの3つの部分が独立しながら一体したモチーフを形成し、MTシリーズの特徴であるエアーインテークアイコンを採用しています。車体中央にボリュームを持たせ、タンクとシートに大きな段差のあるスタイリングはメカニカルかつ未来的なもので、古典的なネイキッドスタイルに躍動感とダイナミズムを加味した雰囲気です。
バーハンドルは幅広で、その位置は、R25比で39ミリ高く19ミリ手前となっており、アップライトなライディングポジションを実現しました。
MTという頭文字は《メガトルク・メガツイン・マッシブツイン》をモチーフとしたもので、MT-25はMT-10、MT-09、MT-07、MT-32等MTシリーズの末弟として位置づけられています。普通二輪入門用として、また女性ライダー用に最適なマシンのひとつです。
エンジンは水冷並列2気筒、180度クランクのDOHC4バルブで、1万2千回転超で36馬力を発生します。街乗りはもちろん、高速道路を使ったツーリングもこなします。パワーの出方も穏やかなので、初心者にも優しいバイクです。ただしMT-03ベースのため、車重は同じです。
MT-25の中古車は流通台数も多く、市場は安定しています。ノーマル大歓迎、カスタムしてあっても結構です。カスタムは、アップライトなマフラー、ビキニカウル等が定番でしょう。ビシッと決まったカスタムは、査定額アップ間違いなしです。
売る際の買取査定はMT-25の価値に精通しているパッションに！

解説記事更新日：2021年01月26日

MT-25の2018年モデルは、排ガス規制対応を実施した他、カラーリングとグラフィックが変更されています。
カラーリングは3色設定で、《ディープパープリッシュブルーメタリックC》《マットグレーメタリック3》《マットブラック2》です。またMTシリーズのハイエンドモデルと一体化したグラフィックとなっています。これは兄弟車のMT-03と全く同じで、両者を区別するのはタンク下部のエアインテーク部の車名です。
また排ガス規制に対応した結果、形式名および燃費、車重が変わっています。
MT-25のコンセプトは【大都会のチーター】です。ネイキッドを基本としつつ、タンク本体、ニーグリップ部分、ラジエターシュラウドの3つの部分が独立しながら一体したモチーフを形成し、MTシリーズの特徴であるエアーインテークアイコンを採用しています。車体中央にボリュームを持たせ、タンクとシートに大きな段差のあるスタイリングはメカニカルかつ未来的なもので、確かに筋肉質なチーターを思わせます。
エンジンは水冷並列2気筒、180度クランクのDOHC4バルブで、1万2千回転超で36馬力を発生します。街乗りはもちろん、高速道路を使ったツーリングもこなします。パワーの出方も穏やかなので、普通二輪初心者や女性向けに最適な一台です。

解説記事更新日：2021年10月17日

2019年モデルではカラーリングとグラフィックが変更されたMT-25。
カラーリングは3色設定で、《マットライトグレーメタリック4》はホイールとグラフィックに鮮やかなバーミリオン（朱色）を採用、他は《ディープパープリッシュブルーメタリックC》、《マットブラック2》です。
MT-25のスタイリングはネイキッドを基本としつつ、タンク本体、ニーグリップ部分、ラジエターシュラウドの3つの部分が独立しながら一体したモチーフを形成し、MTシリーズの特徴であるエアーインテークアイコンを採用しています。車体中央にボリュームを持たせ、タンクとシートに大きな段差のあるスタイリングはメカニカルかつ未来的なもので、今まさに走りだそうとするチーターを思わせます。
なおMTという頭文字は「マスター・オブ・トルク」の略で、《メガトルク・メガツイン・マッシブツイン》も当てはまります。MT-25はMT-10、MT-09、MT-07、MT-32等MTシリーズの末弟として位置づけられています。
エンジンは水冷並列2気筒、180度クランクのDOHC4バルブで、1万2千回転超で36馬力を発生します。街乗りはもちろん、高速道路を使ったツーリングもこなします。パワーの出方も穏やかなので、普通二輪初心者や女性向けに最適な一台です。ただし車重は、ベースであるMT-03（320cc）と同じです。
MT-25の中古車は流通台数も多く、市場は安定しています。なかでもマイナーチェンジを受けた2018年以降のモデルは査定額もアップします。ノーマル大歓迎、カスタムしてあっても結構です。カスタムは、アップライトなマフラー、ビキニカウル等が定番でしょう。統一感のあるカスタムは、査定額アップ間違いなしです。
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解説記事更新日：2021年10月17日

2020年3月にフルモデルチェンジを受けて発売されたMT-25。
前年の‘19年にフルモデルチェンジを行っていた兄弟車、YZF-R25／R3にならって新たにKYB製のフロント倒立フォークを採用。これに合わせてリヤサスのセッティングも見直され、よりスポーティな走行が可能になった。電装系ではフル液晶のメーター、ハザードランプを搭載。しかしながら1番の変化はそのフロントマスクだろう。プロジェクタータイプのヘッドライトにアイブロー状のツインポジションランプのおかげでトランスフォーマーに出てきそうなロボットフェイスになっており、左右幅を51mm拡大した燃料タンクを後ろに構えた面構えを正面から見ると中々迫力のあるフロントビューになっている。
カラーバリエーションにはマットライトグレーメタリック4、ディープパープリッシュブルーメタリックC、ブラックメタリック12の3色を設定。
新車販売価格は56.5万円だった。
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解説記事更新日：2021年06月12日

カラーチェンジを受けて発売された2021年モデルのMT-25。
カラーバリエーションにはディープパープリッシュブルーメタリックC、パステルダークグレー、マットダークグレーメタリック8の3色を設定。
新車販売価格は56.5万円だった。
ライバル車にはホンダのCB250R 最高出力は27PS/9,000rpm、装備重量は144kgで2台のパワーウェイトレシオを比較するとCB250Rは5.33kg/PS、対するMT-25は3.2kg/PS(40PS/128kg)で加速性能はほぼ同格と言っていいだろう。また、パワーバンドは両車共に6,500-8,000rpmで同数値であった。
売却、買い替えをお考えなら買取査定は【Suzuki MT-25 2021年モデル】の中古価値に精通しているバイクパッションへ！

解説記事更新日：2021年11月24日

モデルライフの延長の延長を実施すべく環境性能を高めてマイナーチェンジ受けた2022年式の「MT-25」は、以下の内容でアップデートが行われた。

・排ガス規制適合
・アンダーカウル形状変更
・クイックシフター採用(アクセサリー設定)
・カラーチェンジ

マシンの心臓部に搭載する249ccのDOHC4バルブ水冷並列2気筒エンジンは、従来モデルからスペックダウンすることなく令和2年の排ガス規制に適合。最高出力は12,000回転35馬力、最大トルクは10,000回転23Nmという仕様。トランスミッションは6速リターン式だが、今回のアップデートで新たにシフトアップに対応したクイックシフターがアクセサリー扱いで設定された。この追加装備を装着するスペースを確保するためにアンダーカウル形状のリニューアルも実施されている。各部の仕様変更を受けながらも重量は2kgの軽量化に成功して167kgとなった。
足元は、フロントに高剛性の倒立フォークを装備して前後17インチホイールを装着。
カラーバリエーションは3パターンを用意。ホイールカラーに「シアン」を採用した「パステルダークグレー」、ヤマハのフラッグシップスポーツ「YZF-R1」をイメージさせる「ディープパープリッシュブルーメタリックC」、そして車体の大部分をブラックアウトした「マットダークグレーメタリック8」の3タイプ。価格は63万2,500円(税込)。

買替や売る際の買取査定は、2022年式 MT-25の中古価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2023年04月28日

手軽なサイズと手ごろな維持費でビギナーからベテランまで幅広いライダーに親しまれているヤマハの250㏄ストリートファイター「MT-25」だが、2023年モデルは目立った仕様変更を受けることなく、前年通りの仕様で継続販売となった。
設定されたカラーリングと価格は以下の通り。

・継続「パステルダークグレー」　63万2,500円(税込)
・継続「ディープパープリッシュブルーメタリック」　63万2,500円(税込)
・継続「マットダークグレー」　63万2,500円(税込)

カラーバリエーションと価格も2022年式から変わっていない。
前年のマイナーチェンジで、既にエンジンは令和2年の排ガス規制に適合している。DOHC4バルブ水冷250㏄パラレルツインは、12,500回転で35馬力を発生する。最大トルクは10,000回転23Nmというスペック。オプションで用意されているクイックシフターをセットすればエンジンのポテンシャルを最大限に引き出すライディングが可能となるだろう。

ちなみに本機の上位クラスには「MT-03」が展開されている。こちらは2022年式が生産の都合上、日本仕様の導入は無かったが、2023年式に関しては本機と同じカラーバリエーションで正式導入されていた。価格は68万7,500円(税込)で5.5万円の価格差がある。同じサイズ感でもスペックに物足りなさを感じるなら「MT-03」が良いが、車検が必要なクラスとなるので維持費がアップすることも覚えておく必要があるだろう。

買替や売る際の買取査定は、2023年式 MT-25の中古価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年06月11日

MT-25の2024年モデルは、カラーリングが変更されました。ラインナップは新色の《ダークブルーイッシュグレーメタリック8》と、《ディープパープリッシュブルーメタリックC》、《マットダークグレーメタリック8》の3色です。新色のグレーメタリックは【MT-09】、【MT-07】と共通したカラーで、シリーズ統一感を図っています。

MT-25は2016年に発売されてからイヤーモデルとして主にカラーリングの変更を受け、2022年に排出ガス規制をクリア、2023年にクイックシフターをオプション化、順調に進化しています。
MTとは「Master of Torque」の略で、MT-25は【YZF-R25】をベースとしてストリートファイターのスタイリングを採用。抑えが効くようにハンドルを高く幅広に変更、夜の都会を生き生きと走る“大都会のチーター”をコンセプトイメージとして作られています。
ボディはそのイメージどおり、マットブラックを基調としており、フロントの倒立フォーク、ハンドル、ラジエター、フレーム、エキパイからマフラー等に至るまで、かなり徹底してブラックアウトされています。ホイールカラーがそこに一つのアクセントを与え、グリーンまたはブルーのホイール配色が鮮やかです。

エンジンはYZF-R25と共通。4スト水冷DOHC並列2気筒、180度クランクのDOHC4バルブで、23年モデルの排ガス規制対応で1馬力ダウンしましたが、最大出力35馬力を12,000回転で発生します。これはリッター100馬力をはるかに超える高出力です。　

なお、MT-25と上位機種の【MT-03】はフレームをはじめボディを共用しているため、外観で識別するのは困難です。ホイール、ヘッドライトケース、ステッププレート、リアフェンダーなど細部も同一で、エンジンもシリンダーボアが8mm違うだけ、車重も同じです。
MT-03は250cc超のため車検があり、もちろんパワーとトルクはあります。意外なことにMT-03のカタログ燃費は41.3km/L、MT-25のそれは37.7km/Lと、低回転で走れる03のほうが高燃費です。
価格は、MT-03のほうが約5万円高価です。なお両者とも、価格は2022年モデルから変更されていません。
どちらにするか迷うところですが、ロングツーリング主体ならMT-03、街乗り主体ならMT-25となるでしょう。25のほうが、初心者や女性向けでもあります。
ライバルは、ホンダ【CB250R】、スズキ【ジクサー250】、カワサキ【Z250】などです。
2024年式MT-25の査定やお乗り換えをお考えの方は、是非バイクパッションへ！

解説記事更新日：2025年06月06日

MT-25は、2015年10月に発売された、YZF-R25をベースとした249ccのネイキッドスポーツです。バーハンドルは幅広で、その位置は、R25比で39ミリ高く19ミリ手前となっており、アップライトなライディングポジションを実現しました。
兄弟車はMT-03（320cc）で、共にコンセプトは【大都会のチーター】です。ネイキッドを基本としつつ、タンク本体、ニーグリップ部分、ラジエターシュラウドの3つの部分が独立しながら一体したモチーフを形成し、MTシリーズの特徴であるエアーインテークアイコンを採用しています。車体中央にボリュームを持たせ、タンクとシートに大きな段差のあるスタイリングはメカニカルかつ未来的なもので、古典的なネイキッドスタイルに躍動感とダイナミズムを加味した雰囲気です。

2016年のカラーリングは、《レッドメタリック7》《マットシルバー1》《ブラックメタリックX》です。2017年ではMotoGPのヤマハファクトリーチームマシンをイメージさせる《ディープパープリッシュブルーメタリックC》と、《シルバー8》、《ブラックメタリックX》となっています。
MTという頭文字は《メガトルク・メガツイン・マッシブツイン》をモチーフとしたもので、MT-25はMT-10、MT-09、MT-07、MT-32等MTシリーズの末弟として位置づけられています。
エンジンは水冷並列2気筒、180度クランクのDOHC4バルブで、1万2千回転超で36馬力を発生します。街乗りはもちろん、高速道路を使ったツーリングもこなします。パワーの出方も穏やかなので、普通二輪初心者や女性向けに最適な一台です。ただしMT-03ベースのため、車重は全く同じです。

解説記事更新日：2021年10月17日

【大都会のチーター】をコンセプトとして開発されたMT-25は、2018年にマイナーチェンジを受けています。
排ガス規制に対応したため、RG10J型からRG43J型へ形式が変更されています。また燃費は33.5km→37.7km/リットルへ、車重が165kgから166kgに変わっています。
2018年モデルのカラーリングは3色設定で、《ディープパープリッシュブルーメタリックC》《マットグレーメタリック3》《マットブラック2》、2019年では《マットライトグレーメタリック4》はホイールとグラフィックに鮮やかなバーミリオン（朱色）を採用、他は《ディープパープリッシュブルーメタリックC》、《マットブラック2》です。
また2018年からはMTシリーズのハイエンドモデルと一体化したグラフィックとなっています。MT-25はMT-10、MT-09、MT-07、MT-32等MTシリーズの末弟として位置づけられています。250ccなのでパワーの出方も穏やかで、普通二輪初心者や女性向けに最適な一台です。ただし車重は、ベースであるMT-03（320cc）と同じです。
MT-25のスタイリングは、【21世紀のネイキッド】とも言えるもので、ヘッドライトからタンク、シートを経てリアカウルまで至るラインは一種の「うねり」があり、タンクとシートの段差は大きく、見方によっては「昆虫」のように感じられます。
車体中央にボリュームがあり、タンクとシートに大きな段差のあるスタイリングは、今まさに走りだそうとするチーターを思わせます。

解説記事更新日：2021年10月17日

ヤマハのストリートファイターネイキッド「MT」シリーズのエントリーモデルとなる「MT-25」は、2022年5月に型式変更を伴うマイナーチェンジを実施。RG43J型からRG74J型へと進化した。
今回の仕様変更の主な目的は、時を追うごとに厳しさが増していく環境規制に対応することだった。
パワートレインには、12,000回転で35馬力を発揮するDOHC4バルブ水冷直列2気筒エンジンで継続。従来モデルからパワーを落とすことなく平成32年の排ガス規制に適合している。車両重量は2021年モデルから2kg軽くなり167kgとなったので、実質的にはパワーアップしたと言っても間違いではないだろう。
さらに今回のアップデートでオプションアクセサリーにクイックシフターが設定された。価格は2.2万円(税込)と比較的リーズナブルなので、快適性アップの費用対効果は大きいパーツである。
足回りは、フロントに高剛性の倒立フォークを装備して17インチのアルミ鋳造10本スポークホイールを組合せる。ブレーキは2ポットキャリパー仕様のシングルディスク。
リアはスイングアームにモノショックをセットして中空アスクルにフロントと同デザインの17インチホイールを採用。ABSは標準装備となる。
スタイリング面では従来モデルを踏襲しつつもアンダーカウルの形状に小変更が加えられた。
なお、ライバルモデルとなるホンダの「CB250R」も排ガス規制に対応するためのマイナーチェンジを実施。アシスト&スリッパークラッチが採用された。スペック面では、144kgの車体に27馬力エンジンという仕様。パワー面では本モデルより劣るが、価格は51.3万円(税抜)とリーズナブル。
本モデルは、従来型から1万円の値上がりで57.5万円(税抜)に設定された。

買替や売る際の買取査定は、RG74J型 MT-25の中古価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2022年09月25日

2025年型のMT-25はマイナーチェンジを受けています。
・フレーム型式をRG74JからRG95J型に変更
・エンジン型式をG403EからG404E型に変更
・アシスト＆スリッパークラッチを採用
・USBタイプAの充電ソケットを装備
・Bluetoothでバイクとスマホを接続する「Y-CONNECT」対応の新型LCDメーター
・シートとサイドカバー形状をスリム化
・フロントマスク形状変更
・テールランプ形状変更
・車両重量を1kg減らして166kgへ
・カラーリング変更

EURO5＋対応を果たし20225年モデルでRG95J型となっています。登場2016年モデルはRG10J型でしたが、ユーロ4対応の2018年モデルでRG43型、ユーロ5対応の2022年モデルでRG74J型となり、2025年モデルで早々に4世代目のフレーム型式が与えられることになったのは、多様な排気量でグローバル展開されているMTシリーズが今後も継続展開されていくことの現れでしょう。
今回のアップデートの要点は、スマートフォン連携の強化、外装のデザイン変更、アシスト＆スリッパークラッチとなります。
新型LCDメーターはY-CONNECT」対応で表示項目が拡張された他、レイアウトの変更で視認性が高まり、オプションのクイックシフターのインジケーターも備えています。
上位排気量のMTシリーズで採用されていたアシスト＆スリッパークラッチ（シフトダウン時のリアタイヤのホッピングを防止しクラッチ操作を軽くするメカニズム）が採用され、細身のシートによって足付き性が向上した他、車重も1kg軽量化したことで扱いやすさが向上しています。
シャープになったシートカウルやテールランプは一見して識別できるデザイン変更を受けていますが、よく見るとフロントマスク・クラッチレバーなども微妙に形状変更が入っています。

EURO5+対応を果たしたパワートレインですが、出力に変更は無く水冷4ストDOHC並列2気筒エンジンは引き続き最大出力35馬力/12,000回転、最大トルク23Nm/10,000回転を発生。トルク感覚を重視した「クロスプレーンコンセプト」エンジンはコンパクトな燃焼室内で混合気の縦渦を作り、効率的な燃焼で高出力とトルクを引き出します。

2025年モデルのカラーリングは、《マットライトグレーメタリック4》、《ディープパープリッシュブルーメタリックC》、《マットダークグレーメタリック8》の3色をラインナップ、いずれも夜に映えるカラーとなっています。特に《マットライトグレーメタリック》は前後ホイールを蛍光ブルーの塗色としており、他のシリーズ【MT-10】【MT-09】と共通したアイコンとなっています。

MT-25は、ヤマハがインドネシアに設立した現地法人PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing（YIMM）で製造販売されます。
MTとはMaster of Torqueの略であり、【MT-10】から【MT-125】までラインナップされている車種です。シリーズはMT-10、MT-09、MT-07、MT-03、MT-25、MT-125とあり、これほど多くの排気量で一つのシリーズを構成するのは近年少数派となりました。
カテゴリとしてはストリートファイター系に属し、ショートカットマフラー、シートを低くしてガソリンタンクとステアリングヘッド部にデザインマスを集中したスタイリングは、250ccながら迫力があります。左右に張り出したエアスクープも、いかつい迫力に寄与しています。
フレームは、メインパイプ35mm径の鋼管製ダイヤモンドタイプ、軽量で優れた剛性バランスを保持、リアスイングアームは左右非対称のテーパー形状を採用しています。


現代のネイキッドバイクのスタイルトレンドはネオクラシックとストリートファイター系であり、その点でMT-25はをYAMAHAストリートファイターの代名詞となっています。
ライバルは、ホンダ【CB250R】、スズキ【ジクサー250】、カワサキ【Z250】などです。
最大出力、最大トルクなどスペックを比較すると、
MT-25　水冷DOHC2気筒、35馬力/12,000回転、23Nm/10,000回転
CB250R　水冷DOHC単気筒、27馬力/9,500回転、23Nm/7,750回転
ジクサー250　油冷OHC単気筒、26馬力/9,300回転、22Nm/7,300回転
Z250　水冷DOHC2気筒、35馬力/12,500回転、22Nm/10,500回転
となり、馬力・トルクとも2気筒のMTとZが高回転高出力型で優勢となっていることが分かります。

なお2025年モデルでは【MT-25ツーリング】も発売。スクリーン、ナックルガード、グラフィックシール、クイックシフトキット、シートバッグと総額9.2万円に及ぶオプション5点を装着したツーリング仕様ですが、売価はMT-25比で6.6万円アップの64.1万円に抑えられており魅力的な選択肢となっています。

2025年モデルMT-25のご売却や買替をお考えでしたら、買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションにお任せください。

解説記事更新日：2025年06月11日