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【2003年式】Ducati 749S

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Ducati 749S 【2002~06年式】毎週更新の買取査定相場

Ducati 749S 【2002~06年式】 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】Ducati 749S 【2002~06年式】
Ducati 749S 【2002~06年式】

Ducati 749Sは、WSS(ワールドスーパースポーツ)向けのレースレプリカとして開発されたLツインスーパースポーツで、同時代の600ccクラス4気筒勢と真正面から競り合うための「セミRグレード」です。ミドルクラスとしては群を抜いたハンドリング性能と、SBK(スーパーバイク選手権)向けの兄貴分999譲りのフレームワークによる優れた旋回性を備えており、現在でも純粋なスポーツバイクとして高く評価されています。市場では年々良質な個体が減少しており、ノーマル度の高い車両ほど査定で有利になる状況が続いています。欧州でも需要が底堅く、国内での流通量が限られることから、高値安定型のモデルといえます。

2002年にデビューした999/749シリーズは、3代目スーパーバイク916系の延長線ではなく、WSS規定に合わせてゼロから見直された新世代スーパースポーツとして登場しました。WSSのレギュレーションでは、並列4気筒が600ccクラス、Lツインは排気量上限で優遇される代わりに、車重やエンジンレイアウトの制約を抱えるという構図がありました。

4気筒勢の主力:CBR600RR、YZF-R6、ZX-6Rなど最高出力120馬力超・車重160kg前後の高回転型エンジン
Ducati側のコンセプト:排気量とトルク特性を活かし、低中速の立ち上がりとコーナリングで勝負するLツイン・スーパースポーツ
この「レギュレーションの綾」の中で、749SはWSS参戦を前提にした上級グレードとして設定され、レースシーンで通用するシャシーと、エンジンポテンシャルを引き出しやすい仕様が与えられました。

年式ごとの差異としては、2003〜2004年式を前期、2005〜2006年式を後期に分類でき、後期型ではECU調整と細部の外装見直しによって扱いやすさと耐久性が向上しています。特に2005年以降は前後サスペンションの再セッティングが行われ、街乗りとワインディングのバランスが改善されています。カラーリングは赤とイエローが主軸ですが、欧州向けではブラック系の限定色も存在し、海外仕様は国内よりも選択肢が多いのが特徴です。いずれの年式においても、カウルの状態と外装のオリジナル度は査定に直結します。再塗装車は減点が大きく、特に前期型は純正パネルの入手が難しいため注意が必要です。
また兄弟車である749無印と749Sは外観上は近いものの、中身は明確に差別化されています。Sグレードは「レースベースに近いセミR」と考えるとイメージしやすい仕様です。

749Sと749(無印)の違い(装備・仕様)
・エンジン仕様:749Sはハイカム仕様で高回転域のパンチが強く、最高出力も無印より高めにセットされています。
・サスペンション:749Sはフロント・リアともフルアジャスタブルサスペンションを採用し、プリロード・圧側・伸び側の調整幅が広く、サーキットやワインディングでのセッティングの自由度が高いです。
・ブレーキ:749Sは上級グレードのブレンボキャリパーと高剛性マスターを組み合わせ、強い制動力とコントロール性を両立しています。
・ホイール・足まわり:749Sは軽量ホイールの採用とサスセッティングの違いにより、切り返しや旋回開始の軽さが無印よりも明確に上です。
・外装・素材:一部パネルやステップ周りにより軽量な素材が用いられ、質感とスポーティな印象が強調されています。

749Sと749(無印)の新車価格差(2003年・イギリス実勢価格)
・749(無印):8,740ポンド(約160万円程度)
・749S   :9,500ポンド(約174万円程度)
実勢で約14万円の差がありました。この差額が、上記のサスペンション、ブレーキ、エンジン特性、外装品質にそのまま投じられていると考えると、サーキット走行やワインディングを重視するオーナーにとっては妥当以上の内容と言えます。

WSSを舞台にした当時のライバルは、600ccクラスの並列4気筒勢です。数値で見ると、749Sは明らかに不利な部分を抱えていました。
・Honda CBR600RR = 最高出力:約120馬力(13,000rpm付近)、車重:169kg前後
・Yamaha YZF-R6 = 最高出力:約123馬力(13,000rpm超)、車重:165kg前後
・Kawasaki ZX-6R = 最高出力:約117馬力、車重:164kg前後
・Ducati 749S = 最高出力:約116馬力(10,500rpm付近)、乾燥重量:188kg前後

カタログスペックだけ見れば、最高出力も車重も4気筒勢が有利に見えます。特に最高速域やストレートエンドでは、回転を上まで使い切る4気筒の伸びが勝る場面が目立ちました。
それでも749SがWSSで存在感を示せたのは、以下のような要素があったからです。
・Lツイン特有の太い中低速トルク:同じ速度からの立ち上がりで回転をそれほど上げなくても加速でき、コーナー出口のトラクションで優位に立ちやすい特性があります。
・スチールトレリスフレームによるしなやかな旋回性能:ブレーキングからターンイン、 apex までの間でフロントに荷重をかけやすく、オーバースピード気味の進入でもラインをまとめやすい構造です。
・749S固有の足回り剛性:フルアジャスタブルサスと高性能ブレーキにより、「止める・曲げる・立ち上がる」の三拍子を高次元でバランスさせていました。

結果として、ストレートの速さで優位な4気筒勢に対し、ツインの749Sはブレーキングポイントを奥に取ってコーナー出口の加速で差を詰める、あるいはテクニカルセクションでタイムを稼ぐという戦い方が主流となりました。その「レギュレーションの綾と、車体構成を最大限に活かして4気筒を追い回すスタイル」こそが、今も749Sの価値を支えていると言えます。

現在の中古市場では、車両数が少ないものの一定数の流通はあり、特に実動・外装良好な個体に関しては常に需要がある状態です。欧州・北米では旧749/999シリーズの再評価が進んでおり、輸出向けに高値で売却される例も増えています。外装部品の供給が限られていることから、状態の良い個体が特に高値で動きやすいという特徴があります。
749Sは無印に比べて新車販売台数が少なく、サーキットユーザーが好んで選んだ背景もあるため、現在の中古市場では「走り込まれた個体」と「コレクション寄りで大事に保管されてきた個体」との差が極端に出やすいモデルです。

749Sで買取査定額アップが期待できるポイントは次のような要素です。

当時物のDucati Performanceカーボンパーツ(フェンダー、ヒートガード、エアボックスカバーなど)
テルミニョーニ製スリップオンまたはフルエキゾースト(純正パーツ保管が前提)
オーリンズ製サスペンションや高品質ステアリングダンパーなど、当時の定番アップグレードパーツ
オリジナル外装の残存率が高く、再塗装歴がないもの
タイミングベルト交換歴やバルブクリアランス調整が記録として残っている整備履歴
サーキット仕様に振り切った改造ではなく、「純正+当時物の高品質パーツ」という組み合わせが、749Sの買取価値を最も高めやすい傾向にあります。

減点ポイント
749Sは熱量の大きいLツインのため、ヘッドライト裏やカウル内側の熱ダメージ、配線の硬化、樹脂パーツの変色がしばしば見られます。これらが進行していると、見た目だけでなく電装トラブルの懸念から査定は下がりやすくなります。
サーキット走行自体は必ずしもマイナスではありませんが、転倒歴やフレーム修正歴がある場合は評価が大きく下がります。ホイールやステム周りに曲がりが無いか、フレーム番号の打刻部に不自然な加工痕が無いかなども、査定時の重要なチェックポイントになります。

解説記事更新日:2025年11月28日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 Ducati 749S/H500A型/2002年
発売年月 2002年
車両サイズ(mm)・重量(kg) 長さ:2,095mm 幅:730mm 高さ:1,105mm 乾燥重量:188kg(欧州仕様)
シート高・最低地上高(mm) シート高:780mm 最低地上高:—(資料値なし)
エンジン機構・最高出力・燃費 水冷4ストロークL型2気筒(デスモドロミック、DOHC4バルブ) ・最高出力:116ps(10,500rpm)
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 始動方式:セル ・燃料供給:インジェクション(Marelli) ・タンク容量:15.5L
新車販売価格 国内新車価格:約160〜170万円(年式により変動、税込)
ジャンル スーパースポーツ
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 【2003年式】Ducati 749S

最高額
平均落札額
最低額
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No Data

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移

2026年1月時点から 10 間遡った数字

【平均買取相場の変動】

対前年比
-
%

【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-
%

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
%

【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
3

過去10年間の取引台数÷10

※データ更新:2026年01月23日

【状態別の買取相場】 【2003年式】Ducati 749S

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
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【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年1月時点から 3 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
7
超極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
6
極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
5
良好
最高
平均
最低
取引
54.4万円
48.1万円
41.4万円
3台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
43.0万円
38.9万円
35.8万円
5台
3
難有
最高
平均
最低
取引
37.2万円
37.2万円
37.2万円
1台
2
劣悪
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
17.5万円
17.5万円
17.5万円
1台
【2003年式】Ducati 749Sにおいて。直近36カ月間で、最も平均買取相場が高いのは5点(良好)のコンディションとなっています。 これはルーティンの軽整備で再販できるコンディションの良い車両が高額査定に繋がりやすいことを示唆しています。

※データ更新:2026年01月23日

【走行距離別の買取相場】 【2003年式】Ducati 749S

最高額
平均落札額
最低額
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No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年1月時点から 3 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

0.5〜1万km 最高 54.4万円 2台
平均 47.2万円
最低 40.0万円
1〜2万km 最高 48.4万円 2台
平均 42.1万円
最低 35.8万円
2〜3万km 最高 39.6万円 3台
平均 37.6万円
最低 36.0万円
不明
メーター改
最高 43.0万円 2台
平均 42.2万円
最低 41.4万円
【2003年式】Ducati 749Sにおいて。直近36カ月間で最も平均買取相場が高いのは0.5〜1万kmの走行距離区分となっています。

※データ更新:2026年01月23日

【カラー別の買取相場】 【2003年式】Ducati 749S

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【万円】

業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)

2026年1月時点から 3 間遡った数字

【カラー別 平均買取額の目安】

42.4 万円 6台
42.2 万円 2台
/ 37.2 万円 1台
【2003年式】Ducati 749Sにおいて。直近36カ月間で、中古市場で最も多く取引されているカラーは赤系です。最も平均買取相場が高いのは赤系です。

※データ更新:2026年01月23日

実働車の取引価格帯】 【2003年式】Ducati 749S

単位【万円】
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カウンター 
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業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)

2026年1月時点から 3 間遡った数字

【取引価格帯と構成比】

最高
50 ~ 55
万円
%
11
構成比
最多
35 ~ 40
万円
%
44
構成比
最低
35 ~ 40
万円
%
44
構成比
【2003年式】Ducati 749Sにおいて。業者間取引額(買取業者の転売額)のボリュームゾーンは35 ~ 40万円で44%の構成比となっています。最高価格帯は50 ~ 55万円でその構成比は11%です。

※データ更新:2026年01月23日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

Ducati 749S 【2002~06年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月23日)

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カウンター 
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落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
1 Ducati 749S 【2002~06年式】 54.6万円 5.0点 H500AA3B 9,454km
2 Ducati 749S 【2002~06年式】 50.4万円 4.5点 H500AD4B 24,322km
3 Ducati 749S 【2002~06年式】 48.6万円 4.7点 H500AD3B 10,019km
4 Ducati 749S 【2002~06年式】 43.2万円 4.0点 H500AD3B 11,645km
5 Ducati 749S 【2002~06年式】 42.2万円 4.0点 H500AD6B 3,889km
6 Ducati 749S 【2002~06年式】 41.5万円 4.0点 H500AD3B 24,009km
7 Ducati 749S 【2002~06年式】 40.1万円 4.0点 H500AA3B 5,207km
8 Ducati 749S 【2002~06年式】 39.7万円 4.3点 H500AA3B 23,810km
9 Ducati 749S 【2002~06年式】 37.9万円 4.3点 H500AD4B 23,645km
10 Ducati 749S 【2002~06年式】 37.3万円 3.5点 H500AD3B 27,620km
11 Ducati 749S 【2002~06年式】 35.9万円 4.0点 H500AD3B 21,839km
12 Ducati 749S 【2002~06年式】 35.7万円 4.3点 H500AA3B 18,377km
13 Ducati 749S 【2002~06年式】 26.9万円 4.0点 H500AA2B 16,441km
No Data
【2003年式】Ducati 749Sにおいて。業者間取引(買取業者の転売額)で、直近36カ月間に最高値を付けたのは54.6万円で赤系・走行距離9,454km・評価5.0点の車両です。

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

買取実例

実働車
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