国産400㏄ネイキッドの代表的マシン「CB400 Super Four」が2005年3月にマイナーチェンジするタイミングで追加設定された兄弟モデルが、「CB400スーパーボルドール」である。
基本コンポーネントはベースモデルの「Super Four」と同様でダブルクレードルフレームにDOHC4バルブの水冷4ストローク直列4気筒エンジンを搭載。可変バルブ機構の「HYPER VTEC SPECⅢ」を装備してデビューした。
ベースモデルとの違いはフロント周りである。「Super Four」が伝統的なネイキッドスタイルで丸形ヘッドライト仕様であるのに対して「スーパーボルドール」は角型マルチリフレクターヘッドライトにハーフカウルとスモークスクリーンを装着している。さらに、そのカウルの内側には左右で約1L容量の収納スペースも確保している。左側スペースは施錠可能な仕様になっておりセキュリティ面にも配慮したディテール。
カウリングが装着されたことで防風性能が高められ特に高速巡行時の走行安定性が向上している。またスクリーン効果で日中のメーターの視認性も優れている。
「スーパーボルドール」が展開された背景には、2005年4月から高速道路のタンデム走行が解禁されたという経緯がある。タンデムで高速道路走行をする際の快適性と疲労軽減を実現した設計になっている。
足回りは、フロントに無段階調整が可能なプリロードアジャスター機能が新たに搭載され、走行シーンに応じてセッティングを変更できた。
デビューモデルのNC39型は、2007年12月にフューエルインジェクションを採用して新世代VTEC機構「HYPER VTEC Revo」を採用したNC42型へマイナーチェンジを実施。以降はカラーチェンジを繰り返しながら展開され続けて、2014年にモデルチェンジが行われLEDライトの採用やホイールデザインの変更が行われた。
その後も環境規制への対応や仕様変更を加えながら販売されている。

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解説記事更新日：2021年12月31日

ホンダの直四ロングセラーモデルであるCB400 SUPER FOREのハーフカウルモデルとして2005年に発売されたのがこのCB400 SUPER BOL D'ORだ。
CB400 SUPER FOURをベースに新設計のハーフカウルを装備、ヘッドライトの両脇のエアロダクトでカウルに流れる風をコントロールして高速走行時の車体安定性を向上させた。さらにライダーへの風圧を減らすことを考慮して設計されたスクリーンにより、長距離の走行の疲労も軽減する。
フロントサスペンションには、無段階調節が可能なプリロードアジャスターを採用し、その都度路面に合わせて自分好みのセッティングが可能になっているところも見逃せないポイントだ。
カウルの内側には左右合わせて1Lの収納スペースがあり、左側のスペースは施錠が可能、右側のスペースにはチケットホルダーを装備しており、カウルとして走行性の向上だけでなくかなりの実用性を兼ね備えている。もちろんシート下にも小物収納ボックスがあり、U字ロックも収納可能だ。
シートクッションには高密度ウレタン素材を採用、運転者だけでなく後部同乗者の乗り心地も向上させ、2005年4月から解禁された高速道路の二人乗り解禁を意識した設計になっている。
セキュリティー面でも盗難抑止としてホンダ独自のH・I・S・S（ホンダ・イグニション・セキュリティー・システム）を標準装備している。

解説記事更新日：2021年10月04日

2006年モデルの変更点は、点火を安定させ低回転域の安定性を向上させるためのイグニションコイルの大型化、また、ウインカーレンズには新たにスモーククリアレンズを採用した。
カラーチェンジも行っており、新たにパールヘロンブルー、デジタルシルバーメタリックを追加し、既存のキャンディーブレイジングレッドと合わせて3色に設定された。販売価格は73.5万円と先代モデルから据え置きだ。

解説記事更新日：2021年10月04日

2007年のモデルチェンジでは新たにPGM-FIを採用、さらに発売当初から搭載されていたHYPER VTEC SPECIII機構はHYPER VTEC Revoとして新たに搭載、さらに本モデルはABSを搭載している。
水冷らしいシンプルなスタイルのエンジンにエキゾーストパイプにはステンレス材を採用、サイレンサーの容量を増加し、静粛性も向上した。
インジェクション車になったことで型式もこのモデルからNC42に変更となり、ABS搭載モデルである本車の新車販売価格は標準仕様より7万円高い82.5万円となった。

解説記事更新日：2021年10月04日

2007年のモデルチェンジでは新たにPGM-FIを採用、さらに発売当初から搭載されていたHYPER VTEC SPECIII機構はHYPER VTEC Revoとして新たに搭載した。
水冷らしいシンプルなスタイルのエンジンにエキゾーストパイプにはステンレス材を採用、サイレンサーの容量を増加し、静粛性も向上した。
インジェクション車になったことで型式もこのモデルからNC42に変更となり、新車販売価格も約6万円値上がりした。

解説記事更新日：2021年10月04日

2008年モデルでの変更点はカラーチェンジで新たにパールサンビームホワイトとグリントウェーブブルーメタリックを採用。CB400 SUPER FOURと同じくツートーンタイプのキャンディーブレイジングレッドとパールヘロンブルーを合わせ計4色の設定だ。
ABS搭載モデルである本車の新車販売価格は82.5万円で、先代モデルから据え置きだ。

解説記事更新日：2021年10月04日

2008年モデルでの変更点はカラーチェンジで新たにパールサンビームホワイトとグリントウェーブブルーメタリックを採用。CB400 SUPER FOURと同じくツートーンタイプのキャンディーブレイジングレッドとパールヘロンブルーを合わせ計4色の設定だ。
新車販売価格は75.5万円で先代モデルから据え置きだ。

解説記事更新日：2021年10月04日

2010年モデルの変更点は、カラーチェンジでツートーンカラーにに新たなストライプデザインを追加し、スタンダードカラーとして新たにパールサンビームホワイトを追加、既存のグリントウェーブブルーメタリック、グラファイトブラック、キャンディーブレイジングレッドと合わせて計4色となった。
ABSモデルの新車販売価格は82.5万円で先代ABSモデルから値段は据え置きだ。

解説記事更新日：2021年10月04日

2010年モデルの変更点は、カラーチェンジでツートーンカラーにに新たなストライプデザインを追加し、スタンダードカラーとして新たにパールサンビームホワイトを追加、既存のグリントウェーブブルーメタリック、グラファイトブラック、キャンディーブレイジングレッドと合わせて計4色となった。
新車販売価格は先代モデルから据え置きだ。

解説記事更新日：2021年10月04日

2011年モデルの変更点は、カラーチェンジで、単色タイプは、パールサンビームホワイト、グラファイトブラック、イタリアンレッドの3色に設定、新たに各パーツにゴールドカラーなどを採用することで、高級感を高め、ホイール、ブレーキキャリパー、リアサスのリザーバータンクにゴールドを、フロントディスクブレーキのハブにはシルバーを採用、ツートーンタイプは、パールサンビームホワイト、キャンディーブレイジングレッドの2色のバリエーションとし、ブレーキキャリパー、リアサスペンションのリザーバータンクにゴールドカラーを採用
、リアサスペンションスプリングのカラーは、パールサンビームホワイトにはレッドを、キャンディーブレイジングレッドにはブラックをそれぞれ採用している。
ABSモデルの新車販売価格は82.5万円で先代ABSモデルから値段は据え置きだ。

解説記事更新日：2021年10月04日

2011年モデルでの変更点はカラーチェンジで単色タイプは、パールサンビームホワイト、グラファイトブラック、イタリアンレッドの3色バリエーションとし、新たにホイール、ブレーキキャリパー、リザーバータンクにゴールドを配色、フロントディスクブレーキのハブにはシルバーカラーを採用した。ツートーンタイプは、パールサンビームホワイト、キャンディーブレイジングレッドの2色のバリエーションとし、
単色モデル同様ブレーキキャリパー、リザーバータンクをゴールドに、リアサスペンションスプリングのカラーは、パールサンビームホワイトにはレッドを、キャンディーブレイジングレッドにはブラックをそれぞれ配色した。
新車販売価格は75.5万円で先代モデルから据え置きだ。

解説記事更新日：2021年10月04日

2012年モデルでの変更点はカラーチェンジで既存のパールサンビームホワイト、グラファイトブラック、イタリアンレッドの3色はそのままに、ツートーンカラーのパールサンビームホワイトとキャンディーブレイジングレッドは、新たにホイールカラーの組み合わせとフロントディスクハブインナーのカラー変更が行われた。フロントディスクハブインナーのカラーはシルバーに、またホイールカラーはそれぞれパールサンビームホワイトはホワイト、キャンディーブレイジングレッドはゴールドが採用された。
2005年の発売からほぼ毎年行われているマイナーチェンジは、CB400SFを含め本車の人気を表していると言えるだろう。
ABSモデルの新車販売価格は82.5万円で先代ABSモデルから値段は据え置きだ。

解説記事更新日：2021年10月04日

2012年モデルでの変更点はカラーチェンジで既存のパールサンビームホワイト、グラファイトブラック、イタリアンレッドの3色はそのままに、ツートーンカラーのパールサンビームホワイトとキャンディーブレイジングレッドは、新たにホイールカラーの組み合わせとフロントディスクハブインナーのカラー変更が行われた。
フロントディスクハブインナーのカラーはシルバーに、またホイールカラーはそれぞれパールサンビームホワイトはホワイト、キャンディーブレイジングレッドはゴールドが採用された。

解説記事更新日：2021年10月04日

2011年12月20日から2012年3月10日までの完全受注生産として2012年に発売されたこのスペシャルエディションではグラファイトブラックをベースにゴールドツートーンカラーを採用。ゴールドのストライプは高級感と存在感を放っている。ホイールはブラックそしてブレーキキャリパーはゴールドとボディの色と合わせている。
特に燃料タンクのウイングマークが立体仕様なのはスペシャルエディションならではと言えるだろう。
新車販売価格は78.5万円と同時期に発売されたスタンダードモデルよりも約6万円高かった。

解説記事更新日：2021年10月04日

2014年のモデルチェンジでは「CB相伝・継承の外観進化“一人でも二人でももっと遠くへ快適に”」というコンセプトのもと、跨りやすさを考慮したサイドカバー、跳ね上がりの角度を緩やかにしたリアカウル、ハンドル幅の拡大、スポークを左右にクロスさせた10本スポークのアルミダイキャストホイールなど、スタイリッシュな外観に磨きをかけながらも機能性を高めた。
フロントカウルの形状も変更があり、ヘッドライトにはLEDを採用、視認性も向上、新車販売価格は今回のモデルチェンジ後も79.5万円と先代モデルから据え置きだ。

解説記事更新日：2021年10月04日

2014年のモデルチェンジでは「CB相伝・継承の外観進化“一人でも二人でももっと遠くへ快適に”」というコンセプトのもと、跨りやすさを考慮したサイドカバー、跳ね上がりの角度を緩やかにしたリアカウル、ハンドル幅の拡大、スポークを左右にクロスさせた10本スポークのアルミダイキャストホイールなど、スタイリッシュな外観に磨きをかけながらも機能性を高めた。
フロントカウルの形状も変更があり、ヘッドライトにはLEDを採用、視認性も向上させている。
同年から追加されたこのE PackageモデルはABS搭載モデルにETC車載器とグリップヒーターおよび専用インジケーターランプなどを搭載し、高速道路での快適な走行を意識した上位モデルだ。純正ETC搭載モデルであることからインパネにETCインジケーターが付けられている。2014、2016、2018年と標準モデルと共に発売されたが、2018年にはABSが標準装備となり、2019年モデルからはETC車載器とグリップヒーターが標準装備となったため、標準モデルにE Packageが組み込まれる形となった。

E Packageモデルの新車販売価格は90.5万円で標準モデルより11万円高かった。

解説記事更新日：2021年10月04日

2014年のモデルチェンジでは「CB相伝・継承の外観進化“一人でも二人でももっと遠くへ快適に”」というコンセプトのもと、跨りやすさを考慮したサイドカバー、跳ね上がりの角度を緩やかにしたリアカウル、ハンドル幅の拡大、スポークを左右にクロスさせた10本スポークのアルミダイキャストホイールなど、スタイリッシュな外観に磨きをかけながらも機能性を高めた。
フロントカウルの形状も変更があり、ヘッドライトにはLEDを採用、視認性も向上した。
ABSモデルの新車販売価格は今回のモデルチェンジで約2万円上がり、84.2万円となった。

解説記事更新日：2021年10月04日

本2015年モデルはCB400SF、CB400SBのABS搭載モデルのみのスペシャルエディションとなっており、カラーリングはパールコスミックブラックをベースにキャンディーアリザリンレッドの大胆なストライプを施している。さらに、アルミキャストホイールとシリンダーヘッドカバーは、ブラウンメタリックに塗装しスペシャルカラーを印象付けている。他にもスイングアームブラックアルマイトに、リアクッションリザーバータンクをグレイアルマイトに、ブレーキキャリパー、フロントフォークトップボルトはブラックにそれぞれ細部までカラーチェンジを行い、燃料タンクには立体エンブレムを採用して高級感を出している。
ABS搭載モデル スペシャルエディションの新車販売価格は88.7万円だ。

解説記事更新日：2021年10月04日

2016年モデルの変更点はカラーバリエーションの追加で、CB伝統のツートーンカラーとして精悍なイメージのチタニウムブレードメタリックをベースにキャンディープロミネンスレッドと組み合わせた高品位なデザインを追加、これによりカラーバリエーションは計4色となった。新車販売価格は79.5万円で先代モデルから据え置きだ。

解説記事更新日：2021年10月04日

2016年モデルの変更点はカラーバリエーションの追加で、CB伝統のツートーンカラーとして精悍なイメージのチタニウムブレードメタリックをベースにキャンディープロミネンスレッドと組み合わせた高品位なデザインを追加、これによりカラーバリエーションは計4色となった。
2014年に追加されたこのE PackageモデルはABS搭載モデルにETC車載器とグリップヒーターおよび専用インジケーターランプなどを搭載し、高速道路での快適な走行を意識した上位モデルだ。純正ETC搭載モデルであることからインパネにETCインジケーターが付けられている。2014、2016、2018年と標準モデルと共に発売されたが、2018年にはABSが標準装備となり、2019年モデルからはETC車載器とグリップヒーターが標準装備となったため、標準モデルにE Packageが組み込まれる形となった。
E Packageモデルの新車販売価格は90.5万円で先代E Packageモデルからは据え置きで、標準モデルより11万円高かった。

解説記事更新日：2021年10月04日

2016年モデルの変更点はカラーバリエーションの追加で、標準モデルと同じくCB伝統のツートーンカラーとして精悍なイメージのチタニウムブレードメタリックをベースにキャンディープロミネンスレッドと組み合わせた高品位なデザインを追加、これによりカラーバリエーションは計4色となった。ABSモデルの新車販売価格は84.2万円で2014年ABSモデルから据え置きだ。

解説記事更新日：2021年10月04日

2018年モデルでは、2017年の10月のモデルチェンジでエンジンの最高出力が39kwから41kwに向上、そして前後ホイールにはＬ字型エアバルブを採用し、空気圧調節の利便性を高めた。さらに小型2室構造のマフラーで直四らしい伸びのある排気音になった。
外観では燃料タンク上部にPROJECT BIG-1の25周年記念マークを採用、左シートカウル下にはプッシュタイプのヘルメットホルダーが取り付けられた。
そして2018年6月にはカラーバリエーションの追加が行われ、新色としてキャンディークロモスフィアレッドが追加された。上品なレッドをベースにパールサンビームホワイトとブラックのラインを燃料タンクやサイドカバー、リアシートカウルにデザインすることで高級感を出しつつスピーディーな外観になった。2018年モデルからはABSが標準装備されたことにより、標準モデルのみ新車販売価格も90.7万円に上がった。
2014年に追加されたこのE PackageモデルはABS搭載モデルにETC車載器とグリップヒーターおよび専用インジケーターランプなどを搭載し、高速道路での快適な走行を意識した上位モデルで、2014、2016、2018年と標準モデルと共に発売されたが、2018年にはABSが標準装備となり、2019年モデルからはETC車載器とグリップヒーターが標準装備となったため、標準モデルにE Packageが組み込まれる形となった。
E Packageモデルの新車販売価格は94万円で先代E Packageもでるからは3.5万円の値上げがあり、標準モデルより3.3万円高かった。

解説記事更新日：2021年10月04日

2018年モデルでは、2017年の10月のモデルチェンジでエンジンの最高出力が39kwから41kwに向上、そして前後ホイールにはＬ字型エアバルブを採用し、空気圧調節の利便性を高めた。さらに小型2室構造のマフラーで直四らしい伸びのある排気音になった。
外観では燃料タンク上部にPROJECT BIG-1の25周年記念マークを採用、左シートカウル下にはプッシュタイプのヘルメットホルダーが取り付けられた。
そして2018年6月にはカラーバリエーションの追加が行われ、新色としてキャンディークロモスフィアレッドが追加された。上品なレッドをベースにパールサンビームホワイトとブラックのラインを燃料タンクやサイドカバー、リアシートカウルにデザインすることで高級感を出しつつスピーディーな外観になった。
さらに2018年モデルからはABSを標準装備されたことにより、新車販売価格も90.7万円に上がった。

解説記事更新日：2021年10月04日

2019年モデルでは、2018年のABS装備の標準化に続きスポーツグリップヒーターとETC2.0車載器が標準装備され、2014・16・18年に上位グレードとして販売されていたEパッケージが装備が標準化されたことになった。カラーバリエーションの追加も行われ、今回新たに追加されたのはホワイトとブルーをベースににレッドのストライプを採用したアトモスフィアブルーメタリックと、オールブラックで引き締まった外観のダークネスブラックメタリックの2色だ。
新車販売価格は94.6万円と先代モデルより約4万円上がった。

解説記事更新日：2021年10月04日

2005年3月、ホンダは「CB400 SUPER FOUR（以下CB400SF）」のマイナーチェンジにチェンジに併せて、ハーフカウルを装備した「CB400 SUPER BOLD’OR（以下CB400SB）」を発売した。カウル付きモデルとしてはCB400SFバージョンR（1995年）以来となり、登場以降はCB400SFの一対となるモデルとしてマイナーチェンジを繰り返している。
高速道路二人乗り解禁を意識した仕様となっており、CB400SFのベースにハーフカウルを装備し、高速走行時の風圧の軽減と走行安定性の向上が図られている。カウルの内側には左右合計で約1Lの収納スペースがあり、小物入れとして使用できる。
ヘッドライトはCB400SFが丸型なのに対し、CB400SBは角型マルチリフレクターヘッドライトを採用することで夜間の安全性を向上している。さらにスモークスクリーンの採用で昼間時のメーターの視認性も上げている。フロントサスペンションには、CB400Fと共通の無段階調節が可能なプリロードアジャスターが採用され、自分好みの細かい設定が可能だ。
2006年のマイナーチェンジではイグニッションコイルの大型化により低回転域での扱いやすさが向上され、前後ウインカーがスモーククリアレンズ化された。カラーはパールヘロンブルーを入れたツートーンタイプに、キャンディーブレイジングレッド、デジタルシルバーメタリックの合計3色となっている。

2007年にはRevoエンジンに電子制御燃料噴射システム（PGM-FI）が採用されたNC42型が発売されていますが、人気の高い車種のためVTEC スペック3エンジンのキャブ車（2005～06年式NC39型）においてもまだまだ高値で取引きされる可能性があります。
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解説記事更新日：2021年07月16日

2007年12月「CB400 スーパーボルドール」がマイナーチェンジを実施するタイミングで追加されたモデルが、「CB400 スーパーボルドール ABS」である。
フロントとリアが連動するブレーキシステムCBS(コンバインド・ブレーキシステム)に加えてABSを併用するCombined ABSを採用した。このNC42型「CB400 スーパーボルドール ABS」と兄弟モデルの「CB400 SF ABS」が400ccネイキッドスポーツカテゴリで初めてCombined ABSを搭載したモデルとなった。
エンジンも従来モデルから大きく変更されて新設計のNC42E型になっている。最高出力は10,500回転で53馬力というハイパワー仕様だ。先代モデルのNC39型と比較すると最高出力は53馬力で同様だが、発揮するタイミングは500回転低くなった。燃料供給方式はキャブレターからインジェクションへと変更された。またエキゾーストパイプの集合部にはキャタライザーが2か所に配置された。これらは当時の排ガス規制に対応するためのもので高水準の環境性能を実現するだけでなく、始動性の安定化にも貢献した。
VTEC機構も大きくバージョンアップを果たし「HYPER VTEC Revo」と銘打たれた。従来モデルの「HYPER VTEC SpecⅢ」は、ギアポジションとエンジン回転数の状況で2バルブから4バルブへ切り替わる仕組みになっていた。しかしながら、NC42型ではスロットル開度を検知する機構を追加することで、さらなる緻密な制御を可能とし、より最適なタイミングを演算してバルブ数の切換えが行われるようになった。
発売時の「CB400 スーパーボルドール ABS」の価格はソリッドカラーモデルで、825,000円(税抜き)と、ABS非搭載モデルより70,000円高かった。
2014年3月、そして2017年10月には平成28年度排ガス規制に対応するため、マイナーチェンジを実施している。
2018年10月に実施されたABS装備の義務化に伴い2019年モデルからはABSが標準化され車名からABS表記は外れている。
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解説記事更新日：2021年08月12日

発売開始から2度目となるマイナーチェンジが実施され、型式がNC42型へと進化した。高速走行や長距離走行に有利な新設計のハーフカウルを装備し、「CB400 SUPER FOUR」の兄弟モデルとして2005年にデビューして以来、翌年にはイグニッションコイルを大型化することで低回転域での扱いやすさを向上させるマイナーチェンジも行われたが、今回は型式変更を伴うということで、新設計のNC42E型エンジンが搭載された。
大きな変更点は、時を追うごとに厳しくなっている排ガス規制に対応するために燃料供給方式をキャブレターから電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)に変更したことだ。さらに、キャタライザをエキゾーストパイプの集合部2か所に装着した。これらの仕様変更の主な目的は環境性能を向上させることであったが、同時にハイパワー出力を犠牲にすることなくキャブレターの悩みでもあった始動性の安定を図るというメリットも実現した。
また、VTEC機構は従来の「HYPER VTEC SpecⅢ」からスロットル開度も併せて検知する仕組みを追加して、より緻密な制御を可能にした「HYPER VTEC Revo」へアップデート。
カラーチェンジを頻繁に行いながら2014年には3度目のマイナーチェンジを実施。外観やホイールデザインの変更で、よりスタイリッシュな印象へと変化した。2017年10月には平成28年の排ガス規制に対応するためのマイナーチェンジを実施している。しかしながら、EURO5と同等の令和2年排ガス規制の適用を目前と控えている中で生産終了の可能性も取りざたされている。400ccネイキッドのロングセラーモデルが存続の危機にさらされているわけであり、今後の対応が注目される。

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解説記事更新日：2021年08月16日

2014年に追加されたこのE PackageモデルはABS搭載モデルにETC車載器とグリップヒーターを装備、ETCインジケーターも搭載し、高速道路での快適な走行を意識した上位モデルで、2014、2016、2018年と標準モデルと共に発売されたが、2018年にはABSが標準装備となり、2019年モデルからはETC車載器とグリップヒーター、ETCインジケーターが標準装備となったため、標準モデルにE Packageが組み込まれる形となった。
E Packageモデルの新車販売価格は90.5万円で標準モデルより11万円高かった。

解説記事更新日：2021年10月04日