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FZRシリーズの歴史と進化

レーサー「FZR400」が初代FZR

FZRの名を最初に冠した公道向けモデルは1986年の1WG型「FZR400」である。
公道向けと注釈を付けたのは、ファクトリーマシン「FZR400」が先んじて1984年に登場していたためだ。
1WG型「FZR400(59馬力)」は同名レーサー「FZR400(65馬力)」のレプリカと思われるかもしれないが、実態は後継レーサー「YZF400(75馬力 OW96)」のレプリカである。

1984年に登場した「FZR400」はファクトリーマシンであり、同年に全日本ロードレース選手権に組み込まれたTT-F3クラス 参戦機として84年シーズンのチャンピオン機に輝いている。その後継機に当たるのがYZF400(OW96)で1988年シーズンTT-F3を制している。
尚、レース専用「FZR400」は公道向け市販モデル「FZ400R」 と同時並行で開発され、後継「YZF400(OW96)」は「FZR400(1WG)」と同時開発という経緯がある。 そのため公道モデル「FZR400」は「FZ400R」の後継機に位置づけられる。

1WG型FZR400の先代機であるFZ400RはYAMAHA初の4ストロークのレーサーレプリカだが、YAMAHA初のレーサーレプリカは1980年のRZ250に遡る。
1980年は「鈴鹿4耐」がスタートした年であり、その人気は次第に熱気に包まれていく。 公道向け市販機ベースで2スト250cc/4スト400ccまでのレギュレーションに沿ったレーサーレプリカが各メーカーから次々とリリースされ競争が激化していくことになる。
進化の過程でTZは1985年にTZRへ、FZは86年にFZRへとアップデートを果たした。
ライバルは250NSR・250Γ/400CBR・400VFR・400GSXなどだ。
1980年代の中盤から後半に掛けて絶頂を迎えたレプリカブームであったが、人気低迷を受けてTT-F3が終了した1991年シーズンと前後して下火になり、 時代の要請もあり一大市場を形成していた2スト レプリカも96年モデルを最後に国内マーケットからフェードアウトしていった。
そんなレーサーレプリカ時代に彩を添えたマシンがFZRシリーズの初代に当たるFZR400だ。

最もた高く売れるのはOW01の開発コードを持つFZR750R

400ccに次いで登場したのが1987年のFZR750である。そのルーツは400cc同様にFZに行き着く。1985年のFZ750である。
400同様にTTF1向けファクトリーマシン「FZR750(OW74)」と同時開発で登場したFZ750は目覚ましい進化の源流となる。
87年に公道向け「はFZR750」となり、TTF1向けは「YZF750 (OW89)」に。88年には「YZF750 (OWA0)」となって鈴鹿8耐を連覇。
89年にはOWA0のレプリカとして、公道モデルで初めてOWの開発コードが与えられた「FZR750R(OW01)」が誕生。
そしてSBK向けのホモロゲ機として海外でYZFシリーズに派生し、 今日のYZF-R1に繋がっていくのだが、2006年のR1まで一貫してFZ750由来の5バルブ機構が採用されていた。

なお公道モデルで初めてOWが振られた1989年の「FZR750R(OW01)」は、トップエンドのWGP用レーサーYZR500からフィードバックを受けOWが与えられた 1999年の「YZF-R7(OW02)」と並んでYAMAHA全機種の中で最も高く売れるモデルとなっている。

1000ccや600ccの名機も

初代にあたる400cc、華々しい来歴でプレミアム化している最終750ccの他のFZRシリーズとしては。
国内向けには展開されなかったが当時最高峰の出力を誇ったFZR1000、YAMAHAミドルクラスSSの始祖となったFZR600、そしてTZRの陰に隠れた4スト250ccのFZR250が存在する。
残念ながらスーパースポーツとしての重責はYZFシリーズに引き継がれ1990年代に幕を閉じたFZRシリーズだが、各機種の概要と買取相場について以下年式の古い順にご紹介したい。
FZRの機種一覧|車両解説と買取相場
機種 年式 馬力
装備重量
新車価格 概要
買取相場
FZR400 1986-88 59ps
181kg
69.8万円 84年シーズンTT-F3を制した65馬力 FZR400の後継機に当たる75馬力 YZF400(OW96)のレプリカモデル
最終88年のシルキーホワイト(白/赤/青)の査定額が伸びやすい
FZR400R 1987-88 59ps
182kg
89万円 1WG型を引き継いだ公道向けFZR400のアップグレード機
2,500台限定のシングルシート87年モデルの買取相場が高い
FZR750 1987 77ps
203kg
84.9万円 5バルブエンジンを受け継ぐFZ750後継機
YAMAHA随一のお宝マシンOW01の先代機としては寂しい買取相場
FZR1000 1987-95 135ps
236kg
FZRシリーズの長兄の輸出専用機。89年には当時最高峰の145馬力化を達成
逆輸入車の還流が多く当時のリッターとしては取引が旺盛。コンディションが査定額に物を言う
FZR600 1989-99 91ps
208kg
海外向けFZ600の後継機。ヨーロッパ選手権向けミドルクラスSS
国内への還流が殆ど無く日本では希少車だが、残念ながら高い相場を持っていない
FZR250 1987-88 45ps
154kg
53.9万円 TZR250の2年後に出たFZ250の後継機。TZRより重かったが安かった
当時の2st250ccレプリカに比べると相場は冴えない
FZR250R 1989-94 45ps
157kg
59.9万円 FZR250のフルモデルチェンジ後継機
FZR250と同水準の相場だが上値は若干高い
FZR750R 1989 77ps
210kg
200万円 88年の鈴鹿8耐を制したTTF1用ファクトリーマシンYZF750 (OWA0)のレプリカで公道モデルで初めてOWが付与された機種
海外コレクターの存在もありYAMAHAの全機種の中で最も高く売れる機種に上げられる
FZR400RR 1990 59ps
178kg
73.9万円 3TJ型へとモデルチェンジを果たしたレプリカ FZR400 3代目
4スト400ccレプリカの平均的な相場を維持
FZR400RR SP 1990-94 59ps
178kg
83.9万円 レプリカ FZR400 最終形の上位グレードで生産台数が少ない
RRに比べ希少性が高くいためRRより買取相場が高い

新車価格は国内登場年モデルのベースグレード・ベースカラーの税抜価格を採用(千円単位は四捨五入)
スペックは国内登場年の数字を採用
海外専用機は登場年の数字

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