スズキGTシリーズ 買取査定相場 | 上限買取額の高い順

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スズキGTシリーズの歴史と進化

1955年コレダ250TTから続く2ストの系統

後継「GS」と並びSUZUKIの旧車においてプレミアムが付く代表格に挙げられるGTシリーズ。
先代はSUZUKIが世界的なブランドとして認知される契機となった公道モデルTシリーズですが、ルーツを辿れば1955年のコレダST1に行き着く。
コレダST1からの進化は以下の通り。

・1955年:初の2サイクル完成二輪車「ST1」125cc単気筒
・1956年:初の250cc「コレダ250TT」 2気筒
・1965年:初の250ccクラス最速機「T20」最高時速160km
・1968年:初の500cc「T500」最高時速180km
・1969年:初の350cc「T350

SUZUKIの元祖2スト車コレダST1を始点に実用車コレダシリーズでアップデートを重ね、クオーター最速機 T20 でロードスポーツに進化。
250/350/500ccのTシリーズ旗艦モデルが、1971年にGT250/350/500へと遷移したのがGTシリーズの歩みで、2スト2気筒の構成を継承。
そして、いよいよ1972年にSUZUKI初の空冷トリプル GT380とGT550が、翌73年にはSUZUKI初のナナハンにして水冷トリプルのGT750を追加投入。
更に74年にはツインのGT185とGT125が、75年にはシングルのGT100がエントリーモデルとして加わり、ロードスポーツはGTシリーズに集約された。

トリプル誕生時の市場環境とライバル機

1970年前後は国内メーカーが世界No1の市販バイクを相次いで発売していた時期。そこにSUZUKIが投入したバイクがGTシリーズであった。
時計の針を大きく巻き戻す。
現存の国内二輪メーカーが1号機の販売をしたのは1947年のHONDAが最初。 以降SUZUKI、YAMAHA、KAWASAKIと続いていくのだが、1901~05年にかけて1号機を販売(製作)したインディアン・ハーレー・トライアンフといった海外勢に半世紀遅れてのことであった。
当初は海外モデルのコピーメーカーでしかなかった国内メーカーであるが、1959年にHONDAが世界最高峰のレースWGP 125ccクラスで初タイトルを戴冠したあたりから潮目が変わる。 60年代前半にはYAMAHAやSUZUKIもクラス制覇を成し遂げ、66年にはWGP頂点500ccを含む全5クラスを制覇してレースシーンを席巻したのである。

公道向け市販機ではGPマシンRC142のフォードバックを受けたCB92が1959年に登場。翌60年には販レーサーCR71と同じスペックを誇るCB72が登場。最高時速155kmと250cc最速のマシンとして世界の注目を集めた。
このCB72の記録を破ることになったのがT20である。クオーター最速160kmで尚且つ耐久力もあるマシンとして北米でヒット車種に。
翌年には最高時速169kmの T250(T21)へと進化。 KawasakiはA最高時速170kmのA1を投入し、クオーター世界最速の市販機を日本勢が競っていたのが1960年代半ばである。

国内メーカーの目は世界(特に最大市場の北米)に向けられ、需要の高い高排気量へと開発がシフトしていく。
そして1969年に、トライアンフ・トライデントと世界最速四半期の座を争うことになる CB750FOUR500SSマッハⅢが発売されたのである。
国内メーカーがレースシーンに留まらず、市販機でも世界No1に昇りつめた瞬間である。 最高時速はいずれも約200km。マッハは2スト3気筒、CBは4スト4気筒。公道モデル初の4気筒としてCBは爆発的なヒットを記録。

この流れの中で登場したのがGT750である。市場が待ち望む4気筒ではなく3気筒であったが、マッハとは水冷機構で差別化が図られていた。
翌1972年にはKAWASAKIが最高時速210kmオーバーのDOHC4気筒で市場を席捲。いよいよ4気筒熱が高まっていくのである(後段のGSシリーズに続く)。

GTシリーズの買取相場はトリプル3気筒>2気筒>単気筒

GTシリーズの買取査定相場と聞いて、業界人であれば真っ先に想起される出来事がある。2021年に業者間オークション(年間に約20万台のバイクが取引される、買取業者最大の転売先にして販売業者最大の仕入れ先) において未使用のサンパチが700万円超で落札されたのである。
それまでの100万円の取引額を超えたことのない車種であっただけに、驚きの出来事となった。ただしこの出来事は瞬間風速であったようで、コロナバブルの旧車相場波に揺られながら2024年現在では80万円台平均、上限150万円 の相場となっておりGT550と同水準だ。

最も買取相場が高いのはフラッグシップのGT750であり上限査定額は175万円。KAWASAKIトリプルのマッハシリーズ の中で突出している750SS/H2を除けば、同じトリプルシリーズとして買取相場は似通っている。

Tシリーズ由来の2気筒モデルGT500の上限は100万円、GT250は75万円(※いずれも2024年時点であり、最新相場は上記又は下記の各機種のリンクをクリックして確認して頂きたい)となっている。 71年単年モデルのGT350については直近10年間で業者間オークションの落札履歴が無い希少車となっている。 エントリーモデルは上限20~30万円台となっており、高排気量モデル、特に3気筒のGTシリーズにプレミアムが大きく付いていることが分かる。

GSとRGシリーズへとバトンタッチ

4気筒が待ち望まれる中、SUZUKIが出した答えが初の4ストローク4気筒モデル1976年のGS750であった。
GTシリーズの多くは4ストローク化を果たし順次GSシリーズとなっていくのだが、125と185ccは2ストを維持したRGシリーズそしてレプリカ色を打ち出した採取2ストスポーツの Γシリーズへと繋がっていった
GTシリーズの機種一覧|車両解説と買取相場
機種 年式 馬力
装備重量
新車価格 概要
買取相場
GT250 1971 30.5ps
乾154kg
19.7万円 250cc最速機T20⇒T250の後継機
相場は右肩上がり。コンディションが査定額に直結
GT350 33.5ps
乾154kg
20.5万円 T350の後継機
直近10年遡っても相場データの無い希少車
GT500 47ps
190kg
26.8万円 T500の後継機
希少車。コンディションによっては更なる上積みも
GT750 67ps
235kg
38.5万円 初のナナハン。500SSマッハH1とは異なり水冷3気筒
フルオリジナルであれば更にさ定額アップも
GT380 1972 38ps
装備183kg
24.5-26万円 通称サンパチ。GTシリーズでは最も国内流通数の多い機種
2021年には業者間で700万円超で落札された記録有
GT550 50ps
215kg
33.5万円 トリプルGTシリーズの中間モデル
年式よりもコンディションが物を言う
GT125 1974 16ps
乾115kg
18.5万円 Γシリーズへと受け継がれていく125cc2ストスポーツ
希少車。直帰n10年での取引は6台
GT185 21ps
乾129kg
21万円 GTで新たに追加投入された排気量区分RGへと受け継がれて幕を下ろすことに
直近10年で見れば相場は右肩上がり
GT100 1975 12ps
100kg
13.8万円 GTシリーズのエントリーモデル
希少車で相場は読みづらいが上昇傾向

新車価格は国内登場年モデルのベースグレード・ベースカラーの価格を採用
スペックは国内登場年の数字を採用

買取実例

実働車
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