CBRシリーズ 買取査定相場 | 上限買取額の高い順

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CBRシリーズの歴史と進化

初代CBRは1983年12月20日に国内向けにリリースされたCBR400F。Z400FXやXJ400/Dなど1980年前後のバイクブームを牽引した4気筒400ccの流れを汲んでおり、空冷4発のお宝マシンCBX400Fと同じ16バルブの次世代400ccに位置づけられる。
CBX400F由来のDOHC空冷4気筒16バルブにREV(可変バルブ)機構を搭載し最大10馬力の向上を果たし、スタイリングこそネイキッドではあるが鋼管パイプフレームは軽量角型フレームに、刷新された外装のシルエットが 既存のCBシリーズとは一線を画したレーシーな雰囲気を醸していた。

初代「CBR400F」は矢継ぎ早にバリエーションモデルが展開され早々にシリーズ化されていく。
翌84年5月にハーフフェアリングを装着した「CBR400Fエンデュランス」を、8月にはフルフェアリング仕様の「CBR400F エンデュランスF3」を、更に85年8月にはソロシート仕様の「CBR400F フォーミュラ3」である。
80年代半ばのバイクブームは4発400ccからレーサーレプリカへとシフトしていった時代である。 80年のRZ250で胎動が起き、83年にリリースされた国産初のフルカウル機RG250が契機となってブームがシフトしていったのだが、そのブーム変動期にCBRは誕生したことになる。
1959年の市販車ベンリイCB92スーパースポーツを起源とし、量産市販機初の4気筒マシンCB750FOURを礎とするCBシリーズから、その分派としてCBRはシリーズ展開を加速していくことになる。

CBR400Fシリーズでは空冷であったエンジンは、2代目CBRとなる1986年4月発売の「CBR250FOUR」、7月発売の「CBR400R」で水冷化を果たす。
当時のレーサーレプリカブームの中心は空冷2ストロークの250ccレプリカであり、RGガンマに続き85年にはGPレーサーYZR250のレプリとしてTZRが、そして86年10月にGPレーサーNSR250のレプリカであるNSR250Rを投入する。
国内の市販車レースで主役級の活躍をすることでNSR250Rはブームを象徴するマシンとなり90年代前半までのレプリカブームで主役を張り続けたのである。

2ストローク空冷2気筒レーサーレプリカのNSRに対して、CBRの方向性は水冷4ストローク直列4気筒のスーパースポーツ。更に水冷V4のレーサーレプリカVFRシリーズという構図であった。
当時熱狂の渦にあった、アマチュアライダーの決選「鈴鹿4耐」を頂点とする公道向け市販車のレースシーンでNSRとCBRそしてRVFはライバル機の関係であった。 レース規格が4ストは400ccまで、2ストは250ccまでであったことが理由だ。
1世代前のCBX400Fも鈴鹿4耐の1981年大会を制しているが、完成度を高めたCBR400RRも1988年の鈴鹿4耐でデビュー優勝を果たしている。因みに同門のライバル機NSR250Rは鈴鹿90~92年大会で3連覇を、RVF400Rの原型レーサーRVF400(NW0)はTT-F3の84-85年シーズンで連覇を飾っている。
アマチュア向けレースの規制変更を受けてレプリカブームが下火となった1990年代前半。
CBRはミドルクラスに活路を求める。1987年にミドルクラスが人気の欧州を中心に「CBR600F」として展開されたのだが、ミドルクラスの公道市販車レースの最高峰WSS(スーパースポーツ世界選手権)の 前身である欧州選手権において1991年から4連覇を飾り現代のスーパースポーツ機としての礎を築く。

1992年には軽量高出力が売りの初代ファイアブレード「CBR900RR」をリリース。2020年には排気量区分で6代目ファイヤーブレードとなるCBR1000RR-R/SPが現行CBRのフラッグシップとして君臨している。
トップエンドでは5代目ファイヤーブレード「CBR1000RR」が2004年シーズンからSBKに参戦し、WSSにはCBR600Fの後継機CBR600RRが参戦を続けており、スーパースポーツシリーズCBRのアイコンとなっている。
一方でミニマムでは「CBR125R」が存在するなど、多様なバリエーションで約30機種(2024年時点)がリリースされてきたCBRシリーズ。 そのCBRシリーズ各機種について以下簡単に買取相場を交えてご紹介したい。

CBRの機種一覧|車両解説と買取相場
機種 年式 馬力
重量
新車価格 概要
買取相場
CBR400F 1984-85 58ps
191kg
54万円 初代CBR。ヨンフォア・フェックス・XJ・CBXなど大ヒット4気筒400ccネイキッドの進化系
空冷4発4気筒の系譜でHONDAでCBX、ヨンフォアに次いで高く売れる400cc
CBR400F エンデュランス 1984-85 58ps
198kg
60万円 CBR400Fのハーフフェアリング仕様8,000台とフルフェアリング仕様F3の4,000台
コロナ禍の2021年に買取相場が2倍に高騰し、以降高値圏で推移
CBR400F フォーミュラ3 1985 58ps
195kg
62万円 CBR400F エンデュランスのシングルシート仕様。販売計画5,000台
400Fシリーズとしては最も希少性が高く状態が良ければ査定額は跳ねる
CBR250FOUR 1986 45ps
153kg
55万円 水冷化。アルミ製フレームと骨太スイングアーム採用でレーシー感助長。2000台限定のSEも追加発売
SEのほうが査定額は出やすい
CBR400K 58ps CBR400Fをベース機とした教習車仕様
教習車としてはベース機の威光で高額買取対象
CBR400R 1986-現行 59ps
184kg
67万円 スーパースポーツのNC23⇒そしてフルカウルスポーツのNC47⇒NC56⇒NC65型へと進化
高年式=高額査定(NC23型にプレミアムの気配なし)
CBR250R 1987-2018 45ps
184kg
56万円 スーパースポーツのMC17⇒MC19⇒そしてフルカウルスポーツのMC41型へと進化
MC17と19型が未だ安いもののジワリと相場上昇傾向
CBR1000F 1987-99 93ps
273kg
95万円 CBR初のリッター スポーツツアラー。欧米で先行発売し93年型で国内登場
異色のツアラーとして査定額は出にくいが緩やかに上昇基調
CBR750 1987-88 77ps
224kg
79万円 1000Fの弟分。フルカバードカウルをまとったスポーツツアラー
異色のツアラーとして高額査定額は難しい
CBR600F 1987-2013 69ps
205kg
73万円 WSSの前身である欧州選手権において1991年から4連覇を飾ったミドルSS
高年式の方が買取額は出やすい
CBR400RR 1988-94 59ps
179kg
70万円 NC23型を軽量化し熟成させたアップグレード機
当時のスーパースポーツとして堅調な相場を持つ
CBR250RR 1990-現行 45ps
157kg
60万円 MC19型を熟成させMC22型となったアップグレード機。2017年にMC51型に進化
元来相場を持っていたMC22型の再評価進む。MC51は現行の宿命で高年式優位
CBR900RR 1992-99 124ps
205kg
驚異の軽量マシンで初代Fireblade。4気筒750ccまでであったSBKレギュレーションで参戦は叶わず
初期型SC28の買取相場が高い
CBR1100XX 1996-2006 100ps
256kg
110万円 メガスポーツ。海外向けは最高時速300kmを記録した当時の世界最速バイク
馬力は低いが査定額は国内仕様の方が出やすい
CBR929RR 2000-01 152ps
198kg
万円 大幅な出力向上を遂げたFireblade。排気量区分では919に次ぎ3代目
相場は安定
CBR954RR 2002-03 91ps
195kg
105万円 国内で初登場となったファイヤーブレード。海外仕様は150馬力オーバー
国内仕様と海外仕様で相場は拮抗
CBR150R 2002-現行 17ps
135kg
主に東南アジアで展開されているローカルCBRのロングセラー
高年式の方が査定額が出やすい
CBR600RR 2003-現行 69ps
199kg
89万円 600Fの後継機。ロングセラーのWSS向けSS
久々の登場を果たした24年モデルが圧倒的に高い
CBR125R 2004-16 13ps
136kg
38万円 2004年からエントリーモデルとして海外で展開。2013年型が国内発売
国内仕様又は海外の高年式の査定額が出やすい
CBR1000RR 2004-19 94ps
210kg
115万円 SBKのレギュレーション変更で参戦を果たしたスーパースポーツ
SC77型の特に最終モデルの相場が高い
CBR1000RR SP 2014-19 123ps
211kg
188万円 1000RRに豪華な足回りを奢った上位グレードにしてSBK向けSS
SC77型の低走行 極上車が上限査定額に繋がりやすい
CBR650F 2014-17 83ps
211kg
93万円 ミドルクラス フルカウルスポーツ。ネイキッドCB650Fのバリエーションでもある
最終モデルの相場が高い
CBR650R 2019-現行 95ps
207kg
96万円 フルカウルスポーツCBR650Fの後継機
現行機の宿命で高年式が高い
CBR1000RR-R 2020-現行 218ps
201kg
220万円 RRの後継RR-R。現行屈指のパワーウェイトレシオを誇るスーパースポーツ
現行機の宿命で高年式が高い
CBR1000RR-R SP 2020-現行 218ps
201kg
253万円 RR-Rに豪華な足回りを奢った上位グレードにしてSBK向けSS
現行機の宿命で高年式が高い

新車価格は国内登場年モデルのベースグレード・ベースカラーの税抜価格を採用(千円単位は四捨五入)
スペックは国内登場年の数字を採用
海外専用機は登場年の数字

買取実例

実働車
事故車 不動車
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